【1歳で全身麻酔】後遺症やリスクはある?麻酔をもっと知ろう

子育て

私の子供が副耳という耳の病気で、1歳で全身麻酔の手術を受けることになりました。

初めて病院の先生から「全身麻酔」と聞いた時は、「1歳で全身麻酔なんてかわいそう・・・」「後遺症が出たら?」と麻酔の知識もないのに、ただ漠然と不安になっていました。

しかし、麻酔科の先生のお話や、自分で調べて麻酔について理解をすることで、安心して手術に臨むことが出来ました。

手術を無事に終えた今、麻酔のことについてまとめてみました。

子供の手術を控えている、親御様の少しでもお役に立てればと思います。

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麻酔の方法

手術を上手に行うためには、適切な麻酔方法が必要です。

麻酔には大きく分けて「全身麻酔法」「局所麻酔法」があります。

私の子供の場合は、耳の軟骨を取るだけの手術なので、小学校高学年位であれば、局所麻酔でも大丈夫なのですが、 1歳なので言い聞かせて大人しく出来る年齢ではなく、必然的に「全身麻酔」となりました。

通常は手術の内容により麻酔の方法は決まりますが、最終的には患者さんの個々の状態や、持病によって主治医と麻酔科の先生で検討し最良の麻酔方法を決定するようです。

全身麻酔について

全身麻酔は、全身麻酔薬を使用して薬が脳に作用して、意識がなくなり、痛みも無く、ストレスから守られた状態となります。

全身麻酔の流れ

今回、1歳の子供が全身麻酔をした流れをまとめてみました。

手術室への入室

通常は、付き添い人は手術室には入れないのですが、1歳ということもあり、母親の私が抱っこして手術室まで一緒に向かいました。

子供の緊張を和らげるため、お気に入りの人形も一緒に持っていけました。

手術室に入ると、ドラマのセットのような空間でびっくりしました。

またBGMは「アンパンマン♪」スタッフの方のお心遣いが、行きとどいています。

血圧・心電図・酸素飽和度計をつける

麻酔開始の前に、血圧・心電図・酸素飽和度計をつけました。

ただ、子供は手術室の雰囲気とスタッフの服装やマスク姿に圧倒され、とうとう泣きだしてしまいました・・・。

しばらく、私やスタッフがなだめていましたが泣きやまず、かわいそうですが、押さえつけて麻酔をすることになりました。

麻酔の開始

スタッフと私で、子供の体を押さえ付け、麻酔科の先生が子供のサイズのマスクを付け、酸素と一緒に吸入麻酔薬を吸わせました。

すると1分位で、さっきまで暴れていた体から力が抜け眠ってしまいました。

それから、体温計や呼吸ガス測定装置などを体に付けられ、点滴のための太めの針も刺していました。

ここで、私は退室となりました。

覚醒と手術室からの退室

手術が終わると、麻酔薬の投与を中止するので、だいたい10~20分くらいで目が覚めます。

やはり、1歳ということもあり意識が戻ると大泣きしていました。

先生は「これだけ大きな声で泣けるから安心」とおっしゃっていましたが笑

子供なので、ストレッチャーに乗せずに私が抱っこして看護師さんと部屋に帰りました。

部屋に帰ってから

部屋の戻っても、まだ寝ぼけているのか機嫌も悪く泣いていましたが

20分ほど、抱っこしていると1時間ほど眠ってしまいました。

点滴を触って外れないように、腕がグルグル巻きです。


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全身麻酔の合併症

全身麻酔には、合併症が稀にあります。しかし麻酔の専門も先生が細心の注意を払って

麻酔を行なってくれるので、安心して任せられました。

稀にある合併症には以下のことが起こる可能性がありますと説明を受けました。

アレルギー

麻酔薬や手術中に使用する抗生物質などに対するアレルギーがおこることがあります。

事前に、詳しい聞き取りをされました。

歯の損傷

気管チューブなどのよって、弱くなっている歯や刺し歯があれば抜けたり、折れたりすることがあります。

手術した病院では、歯科受診をすれば歯の保護具を作ってもらえるそうです。

唇や口の中の損傷

気管チューブなどのよって、唇や口の中(舌や頬の内側)に、傷が付いたり腫れたりすることがあります。

のどの痛み・声のかすれ

これは、私の子供にも見られた症状です。

手術前は、水分の摂取も制限されていたため、のどが渇いて痛んだり、のどの奥がはれて声がかすれることがあります。

手足のしびれ

長時間の手術の場合は、同じ体勢でいるために手足がしびれたり、麻痺したりすることがあります。多くは、一過性のものです。

肝・腎機能障害

まれに麻酔薬や手術中に使用する薬や低血圧により、肝臓や腎臓の機能障害が起こることがあります。

肺炎

胃の中に残っている食べ物や胃液が、嘔吐によって逆流し、肺に流れこむために起こることがあります。

このため手術の7時間前から絶食していました。

吐き気・嘔吐

麻酔後の吐き気やおう吐が起こることがあります。

吐き気止めの薬を処方してもらえるそうです。

心停止

心配停止が一番怖かったのですが、確率的にはかなり低いと説明があり、麻酔のみの心停止は1万人に1人、死亡は10万件に1件です。

心停止症例の80%は後遺症なく回復したと日本麻酔学会の報告があります。

これは、手術前に体調が悪かったり、心臓や肺に病気を持っている人だと頻度が高くなりますが、どんな場合でも、万全の体制で対応するので安心して下さいねと念をおされました。

手術の1週間前には、上で述べた合併症の説明をうけ同意書にサインをしました。

最後に

麻酔の説明を受ける前は、心配だらけの全身麻酔でしたが

心肺停止の確率や麻酔の流れなどを具体的に説明して頂けたおかげで

私は、安心して手術に臨むことが出来ました。

麻酔のことを何もしらないことが、一番の不安につながることだと思います。

これから、お子様が手術を受けるかたも心配はあるかもしれませんが

主治医や麻酔の先生に分からないことは、どんどん質問して

不安を取り除いていけばよいですね。

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  1. ひかり

    ブログ読ませていただきました。

    1歳4ヶ月の娘が全身麻酔での手術を勧められました。

    ただただ不安でまだ決意できず、
    紹介状も貰えていない状況です。

    ですかま、ちゃんと向き合って医師の方に納得いくまで話をしてもらおうと思います!

    • pikarine

      はじめまして。
      不安なお気持ちよく分かります。
      1歳でしたらまだ体も小さく、決断するにも時間がかるのも無理はないですね。
      まずは、お医者様に見て頂いて相談されてからでもよいと思います。
      私も、専門のお医者様にお話しを聞いて安心できた部分もありましたので。
      手術の説明もしっかりしていただけたので、お任せすることができました。
      親御さんにも、子供さんにも良い選択ができると良いですね(^▽^)

  2. ことママ

    はじめまして、うちの子も副耳で現在生後2ヶ月です。
    全身麻酔と聞いていたので大きくなってから局部麻酔で取るか悩んでます。
    手術の傷はどれくらいで塞がったのでしょうか?
    まだ小さいので少し先になるかと思うのですが不安でいっぱいだったのでブログの情報が有り難いです。

    • pikarine

      はじめまして。
      ブログへのご訪問ありがとうございます。
      傷痕ですが、術後はテープを貼っていたのでハッキリいつ塞がったかは分かりませんが
      1カ月たたないうちに抜糸しましたので、割りと早かった気がします。
      手術の次の日には保育園にも行ってもいいと言われましたので、傷自体は大きいものではありませんでした。(副耳の形にもよりますが)
      私的には早く取って良かったと思っています。あまり理解してないので子供の恐怖感もそんなに、なかったように思います。
      しかし、小さい子供の全身麻酔が心配なお気持ち分かります…。
      命にはかかわらない病気ですので、納得する時期に手術でも良いと思います。