出産と出生の違いは?似ている言葉だけれど意味が違う

子育て

ニュースなどで「出産数」や「出生数」などという言葉を、よく耳にしますが、

違いは、どこにあるのでしょうか?

似ている言葉ですが、どうやら少し意味が違うようなので調べてみました。

Sponsored Link

出産数と出生数の違い

「出産数」と「出生数」違いを簡単に説明すると、以下の通りです。

出産数とは、生きて産まれてきた子供と死産の子供を足した数です。

出生数とは、生きて産まれてきた子供の数のことを言います。

もう少し「出産」と「出生」を詳しく説明してみます。

出産とは

出産とは、分娩とも言われ母が子を生む行為のことを指します。

つまり「出産数」と表現される場合は、「分娩数」であり、赤ちゃんが生きて産まれても、亡くなって産まれてきても関係なく、分娩された赤ちゃんの数のことを言います。

出生とは

「しゅっしょう」とも言われます。胎児が母体から離れて、人間となることを指します。

胎児が亡くなって産まれてくる死産と区別されるため、死産の数は含まず生きて産まれてきた赤ちゃんに使う言葉です。

人口の動向からみてみる出生数と出産数

厚生労働省から発表されているデータから、出生数と出産数を見てみます。

平成30年の出生数と出産数
出生数 75,636
死産 1,621
出産数 77,257

表から分かるように

出生数(75,636)+死産(1,621)=出産数(77,257)

出生数に死産を足したものが、出産数で

反対に、出産数から死産を引いたものが出生数となっていることが分かります。

また、生きて産まれてきた赤ちゃんは出生届を出しますが

残念ながら亡くなって産まれてきた赤ちゃんは死産届を出すことになります。

また生きて出生した後に、死亡した場合は、死産の扱いではないので

出生届死亡届の両方が必要になります。

届けの点から言うと、出産は死産届と出生届が出された数、

出生は出生届のみ出された数ということになります。

また、内閣府から発表される「出生率」というのは、生きて産まれた赤ちゃんを

指すもので、死産の赤ちゃんは含まれていないことになります。

まとめ

「出産数」と「出生数」の違いは、いかがだったでしょうか?

どちらも似ている言葉ですので、同じ意味として捉えている方が多いと思いますが

出産は、子供を産む、または分娩する行為を指すもので、

必ずしも生きて産まれた赤ちゃんを指すものではないことが分かりました。

似ている言葉ですが、生死の意味合いが違ってくるので

ニュースなど「出産」と「出生」の言葉を聞くときに違いを思い出して頂ければと思います。

-Sponsored Link-

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。