『本気のしるし』ネタバレ第1話~最終回までのあらすじ結末

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職場の先輩後輩に二股をかけ、虚無感を抱えながら過ごしている辻は、ひょんなことから浮世という女性の命を救う。嘘つきで金にだらしないないが、守ってあげたくなるような儚さをまとった浮世が、気になってしょうがない辻は、次第にズブズブとはまっていき、すべてを失っていく…。ここでは、ドラマで大反響を呼び、劇場公開まで果たした『本気のしるし』の第1話から最終回までのあらすじネタバレをご紹介いたします。

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『本気のしるし』第1話から最終回までのあらすじ

第1話

どこか虚無感をかかえながら成り行きまかせの日常をこなしている会社員辻一路 (森崎ウィン)は、人当りはいいものの実は何事にも冷めており、職場の先輩と後輩の二股を進行させているという “クズ男” 。そんな辻がコンビニで出会った葉山浮世 (土村芳)は、無意識のうちに男を破滅へ導く危険な女だった!踏切で立ち往生する浮世を救った辻は、運命に絡めとられるように浮世との関係を深めていく…

事故を起こして帰れないという浮世に、辻はタクシー代の1万円と名刺を渡した。その後「かならずお返しします。」と言っていた浮世からの連絡はなく、代わりにレンタカー屋から電話があり、浮世に料金を払うように伝えてくれと頼まれてしまう。辻は免許証にあった住所を訪ねるが、そこには知らない外国人が住んでいた。浮世は、転居届も出さず、貸したお金も返さない だらしない女だった。そんななか、駅前で寝ている浮世を見つけた辻だったが…。

第2話

辻(森崎ウィン)に命を救われたのに、嘘をつきお金にだらしなく免許証の住所はでたらめという甚だ迷惑な女性“浮世”。駅前で彼女に再会してしまったことは、辻にとって破滅の入口だったのか。逃げる浮世を掴まえると、子供のために赤い風船を取り戻すのを手伝ってほしいと言われ……ずるずると浮世のペースに巻き込まれていく辻。その後も何かに怯える浮世を目にした辻は、理性とは裏腹に何故か救いの手を差し伸べてしまう。

辻は、金を返してもらうために、浮世と一緒に家に向かうが、浮世は借金取りに気づかれないように裏口から部屋に入った。その部屋には、怪しげな栄養ドリンクの箱があり、家具もなく生活感がまったくなかった。辻が「レンタカー代とか延滞料払ってないよね。俺に連絡がきて迷惑なんだけど。」 「すみません…お金なくて…」と話す浮世に、辻はまた3万円を渡した。その時、水道屋が工具を返してほしいと訪問してきた。工具を返すときに水道屋に手を触れられる浮世を横に身ながら、辻は彼女のアパートを後にした。しばらくすると辻の携帯に浮世から「助けて。水道屋に強引に誘われて困っている。」と連絡がきた。辻は、浮世の元に駆けつけるが、水道屋は「彼女から誘ってきたんです。」といい、それを見ていた喫茶店の定員も「さっき二人は楽しそうに話してました。 こんな女クラスにもいたんですよ。ハッキリしないから、男子がみーんなその気になって。最低な女。」と吐き捨てるように言った。辻は、もう浮世とは関わりたくないと思いつつ、「すみません…財布を忘れた」という浮世に、またお金を貸してしまう。
しばらくたったある日、またレンタカー屋から辻の元に連絡があり、浮世の忘れ物を取りに来て欲しいと言われる。浮世のアパートに忘れ物を届けにいくと、ヤクザに連れ去られる浮世を目撃してしまう。すぐに通報するが、警察は動いてくれない。そんななか、ヤクザの脇田という男から電話があり「彼女には120万の借金があるが返済能力はないので、店に売り飛ばします。あなたが肩代わりしてくれませんか。」と言ってきた。辻は金を持って、ヤクザの事務所に向かうが…。

第3話

「わたし、彼ともう寝ましたから」辻(森崎ウィン)との関係を疑う脇田(北村有起哉)に浮世(土村芳)はそう言い放つ。その後、解放された安堵感から距離が縮まるふたりだったが、帰宅すると細川が待ち構えていた…浮世のことが忘れられない辻はアパートを訪ねると部屋はもぬけの殻に。さらに自動車セールスマン風の男まで絡んできて、善意からか下心からか辻の心はズブズブと浮世に捕らえられていく。。

友人や恋人でもなく、肉体関係もないのに借金を肩代わりする辻に興味を持った脇田は、二人の出会いの話を聞いた。脇田は「彼女を助けるのは下心があるからでは?」と聞くと、辻は「違います。ただ自分がスッキリしたいだけなんです。」と答えた。それを聞いた辻は、「仕事柄、色んな女をみてきた。 彼女は男好きする。手を指し伸ばせずにはいられない、危うさとほっとけなさがある。あなたは、本心を話してない」として、金は受け取らず浮世を店に売り飛ばす指示を出した。そのとき、浮世が「彼とは助けてくれたお礼に、私から誘って3度寝ました。わたし、色んな男の人から“いい”って言われんです」と嘘をつき、脇田も納得じ解放した。帰り道、浮世は「わたし、“いい”って言われますよ。」と辻をホテルに誘うが、「そんなこと、やめろよ。」と浮世を拒否した。そしてお腹が空いた浮世を食事に連れていき、寝具がないと話す浮世に布団を貸すため自分のアパートに向かうが、細川先輩と鉢合わせしてしまう。布団を借りることに遠慮する浮世に、辻はタクシー代を渡し、そのまま家に帰した。数日後、辻の元に浮世から封筒が送られてきて、中には数十万円の金が入っていた。心配になった辻は浮世のアパートを訪ねるが、空室になっていた。そして、同じく浮世を探しに来た怪しい自動車セールスマンと出会うが、その男は浮世の連絡先を知っている辻につきまとう。

第4話

「それなりの責任を覚悟して下さい」脇田(北村有起哉)の制止を無視して浮世(土村芳)が働く店に駆けつける辻(森崎ウィン)、浮世は酔いつぶれていてママ(鶴田真由)にクビを告げられる。行くあてのない彼女を再び家に連れて帰り、ふたりの関係は深まったかに見えたが、何かと辻につきまとう迷惑な男(宇野祥平)がここにもやってきて衝撃の事実を口にする…。更に細川先輩(石橋けい)と浮世が鉢合わせてしまい、辻は翻弄され続ける!

居なくなた浮世を探すため、辻はヤクザの脇田の事務所を訪れる。浮世は脇田に「仕事を紹介してくれ」と頼み、クラブのホステスとして働いているという。脇田は、「 彼女ともう関わらないほうがいい。彼女は借金を返済してくれたあなたの恩を受けたのに、またフラフラと戻ってくる愚かさがある。紹介した店から彼女を連れ出すことは考えないように。私が紹介したという顔を潰せば、あなたもタダでは済まされませんよ。」と言った。その忠告を無視して、辻はクラブにいる浮世に会いに行った。浮世は酔いつぶれ、店の奥で眠っていた。ママは浮世は使いものにならないから連れて帰って欲しいと言い、辻は再び浮世を家に連れ帰った。「辻さんには感謝してもし足りないです。それ以上の感情を持ったら迷惑ですよね…」「きみは簡単に、そんなことを言うんだね。僕は、ただ だらしない人を放っておけないだけだ。」
仕事と家が見つかるまで、同居することになった二人だったが、そこに自動車セールスの男がやってきた。男は 浮世の夫で葉山正(宇野正平)で「こいつといると、癒しや安らぎを感じたでしょう。でも、そんなの“まやかし”ですよ。あなたも気をつけた方がいい。 男をとんでもない目にあわせるんですよ。私みたいに。」と言った。浮世が戻ってきてもいいように両親を説得するからと言った正は、娘のための英語教材費といって10万を受け取り帰っていった。「結婚していたんですね…ガッカリしたよ。」という辻に、浮世は「私は本当にどうしようもない女なんです。明日必ず出ていきますから、今日だけ泊めて下さい。」とお願いした。
翌朝、辻が目を覚ますと、アパートから浮世はいなくなっていた。

第5話

「彼女を選ぶなら、とんでもない代償を払うことになる」
浮世(土村芳)に巻き込まれ関係性を侵食されていく辻(森崎ウィン)、細川先輩(石橋けい)は左遷されることになり、みっちゃんはカラオケで熱唱する。。。それでも浮世と離れない辻を浮世の夫(宇野祥平)は責め続け、そして浮世に戻ってきてほしいと懇願する。それを受け入れる浮世の想いを辻は全く理解できないまま、細川に結婚を迫られ頷いてしまうのだった。

ある日、帰宅すると細川先輩と一緒にビールを飲む浮世がいた。お金を返しにきたら、細川と鉢合わせし部屋に招かれたという。その夜も浮世は酔いつぶれ、細川は「自己管理が出来ない人は嫌い。」と呟いた。辻のアパートに泊めてもらった浮世の元にヤクザの脇田が尋ねてきて、また浮世は車で連れ去られようとするが、辻は脇田の足をつかみ「彼女とは、まだ寝ていないんです。彼女と出会ってからいいことなんて一つもない。」と言うと、脇田は「一度も抱いてないなんて、全くおもしろくない。でも、 一度でも抱いたら地獄みますよ。今日は帰ります。」と去っていった。その夜、浮世が既婚者だったと知った細川先輩は「どうしちゃったの辻くん!この女は弱いふりして男の同情を買ってるだけ。」とアパートを飛び出した。細川先輩は「辻くん。私のこと好き?私から誘ったけど、長い付き合いの中であなたは心を開いてくれたことない。しかも、出会ったばかりのあの女を名前で呼んで!彼女は男をダメにするタイプよ私には分かるの。」と言うと、辻は「なんで、みんな彼女のことを悪く言うんだ!やめてください!」と怒鳴った。細川先輩は 「彼女を選んだら、きっととんでもない代償を払うことになるわよ。」と言い残し帰っていった。
次の日、会社宛てに辻と細川先輩が抱き合う写真が送られてきた。辻のことが好きな後輩のみっちゃんの仕業だった。社内恋愛禁止ということで細川先輩は異動させられることになった。辻は、細川先輩だけに罰をあたえる会社に納得がいかない。
そんななか、また正が二人につきまとってきたので、辻が忠告しにいくと浮世はいなくなっていた。正は「浮世は不倫した男と心中しようとしたんです。あなたは聞いていませんか。自分が都合の悪いことは話したがらない。卑怯な女です。浮世は笑顔を作っておいて、次の瞬間平気で人をあざむくんです。こんな今でも、あなたが心配して迎えにきてくれるのを待っているでしょう。そして帰りたくないと泣いて見せるでしょう。」と言った。
辻と正が公園で浮世を見つけると、正は土下座をしながら「戻ってきてくれ。両親は説得する。愛しているんだ。」と言い、浮世は「いいの?すみません…」と涙を流し帰っていった。
アパートに帰ると細川先輩が部屋にいた。 「辻くん。結婚しない?」という細川に、辻は「いいですよ。」と笑顔で答えた。それから、辻は、浮世からの電話を無視することにした。

第6話

「私にはあなたが地獄を求めていたように見えましたが」細川先輩(石橋けい)との将来を考えだしたかに見えた辻(森崎ウィン)だったが、心ここにあらずの日々が続く。敵か味方かわからないが謎のお節介をやいてくる脇田(北村有起哉)が紹介してきた女性(阿部純子)は、浮世(土村芳)の結婚の裏話を語る。また逡巡し、裏切りの言葉を口にする辻。とうとう沸点に達した細川の感情は狂気となって手元の包丁へむかう!

新居探しなど結婚準備を楽しそうに勧める細川先輩だったが、辻は結婚に実感が湧かず、やる気のない日々を送っていた。そんななか、タクシー運転手から「あなたのところに向かっている女性が、社内で寝て困っているので迎えに来て欲しい。」と電話がかかってきた。辻が駆けつけると、そこには酔いつぶれて眠る浮世の姿があった。
アパートに浮世を連れ帰った辻だったが、細川先輩は「そんなことをしたら、また彼女の思うツボよ。私、嫌だから。」と言った。辻は「今後、携帯の番号も変えて、住所も変えるから。」と細川を説得した。次の日、細川先輩が見守るなか、お礼を言い涙をみせる浮世に、辻は「さっさと帰れよ!ウソ泣きはもういいよ。俺の携帯番号も消して。」と突き放した。「わたし、帰りたくない…わたし、監禁されてるんです。」という浮世に、細川先輩は「私が、彼女を家まで送るわ。」と車を運転した。浮世の自宅に到着すると、正が浮世の腕を引っ張り家に引きずりこんだ。
ある日、辻は取引先との接待の帰りに脇田に会った。脇田は、 「浮世さんは、あなたをドキドキさせる。あなたが彼女を求めているんですよ。」と言い、浮世の昔を良く知る女性を紹介した。気になった辻は、その女性に会いにいき話を聞くことにした。
女性は浮世と教習所時代に仲良くなったが、浮世は教習場に車を手配していた自動車セールスマンの葉山正に目をつけられたという。そして正から高額な車を買わされ、支払いできなくなり、正に立て替えてもらっていた。それに付け込んだ正は、強引に浮世に関係を迫り、妊娠させ結婚したのだった。それを聞いた辻が「自業自得ですよね。彼女はだらしないんです。隙があるからいけないんです。」というと、女性は辻を引っぱたき「ひどいこと言わないで。私も男ウケするタイプだから隙があるって言われてきた。その隙をついてくる奴がいるの。 押し切られて負けるのは、自分を守ることが下手なだけ。それって、そんなに悪いことですか?」と話した。
アパートに戻った辻は、細川先輩に「頭の中で警報が鳴り続けているんです。彼女を助けないと。先輩とは結婚できません。」と言った。細川先輩は「夢見させといて酷いじゃない!私だって病気がちな母と、祖母の介護、父の借金で窒息しそうなの。その上、辻くんを失ったら…助けて。」と包丁を持ち出した。二人は揉み合いになったが、倒れた拍子に、辻は腕を負傷してしまう。

第7話

「俺、地獄に堕ちますかね?」と脇田(北村有起哉)に問う辻。あいまいな関係の二人に別れを告げた辻(森崎ウィン)は、浮世(土村芳)の実家に出向いて直談判する。ようやく正(宇野祥平)とその家の呪縛から自由になれた浮世だったが、監禁されていた部屋から姿を消していた…。必死で探す辻は過去に彼女が心中未遂を起こした波止場に向い、浮世にふたりで生きることを提案する。苦難はまだまだ続くが、ようやく同じ時間を過せるようになったふたりの新しい生活が始まる。。。

辻と細川先輩との関係は終了した。辻の会社では、辻が人妻と同棲している噂が広まっていた。そして辻は、後輩社員・みっちゃん(福永朱梨)にも、別れを告げた。しかし、みっちゃんは、次の日から髪を明るく染め、パソコンで発注数を書き換えたりと、辻に嫌がらせをしてきた。そんななか、社長からIT企業の社長・峰内(忍成修吾)を紹介される。

第8話

「彼女は……とんでもない女です。俺は何度も裏切られた」辻(森崎ウィン)は若手有望社長の峰内(忍成修吾)から転職を打診される。帰宅してからは浮世(土村芳)とふたり、ようやくおとずれた凪のような幸せな時間をすごし順風満帆にいくかにみえたが…峰内から過去に浮世と心中未遂したと告げられる辻!
彼の会社が危機を迎え、峰内は会見の場から姿を消す。そして、浮世も連絡がとれない…。嵐の予感を胸に、辻はふたりを探して海へ…

デキる男に見えた峰内だが、実は父親から会社のイメージキャラクターとして担ぎ出されているだけだった。「辻くん。浮世さんと別れてくれないか。 弱い僕にはやっぱり浮世さんが必要なんだ。」峰内は浮世との自殺未遂後、親から浮世と別れさせられ連絡を取ることも禁止されていた。1日でも忘れたことのない浮世を必死で探した峰内は、辻と同棲していることを知り、どうにか接点を持つため辻に転職を打診したのだった。それを知ったた辻は、転職の話を断り、今の会社に辞表を提出した。そんななか、浮世は、テレビで峰内の会社が不正譲渡疑惑に問われ、記者会見で追い詰められる峰内の姿を目にする。そして浮世と峰内は姿を消してしまうが。二人を探して港に向かった辻は、海を見ながら佇む浮世と峰内を発見した。辻は、浮世を連れ帰ろうとするが「わたし帰れません。すみません…。わたし峰内さんを放っておけない。傍にいてあげたいんです。」と浮世は帰ることを拒んだ。

第9話

「あなたは弱くない。私がいなくても生きていける」辻(森崎ウィン)は、記者会見から逃げ出した峰内(忍成修吾)のところに行くという浮世(土村芳)の言葉に耳を疑う。あのふたりの日々は何だったのか…峰内は浮世が傍に居てくれることで落着きを取り戻す。そして数日後、浮世が辻のマンションを訪ねると空室になっていた。辻の同僚のみっちゃん(福永朱梨)や細川先輩(石橋けい)に訊いても辻の行方はわからないという。浮世はようやく自分の気持ちに気づき…

「頭のなかで、彼を助けなきゃって警報が鳴っているんです…。」「君がそうしたければ、峰内さんのところに行けばいいよ。」と浮世に別れを告げた辻。一方、峰内と浮世の元に、峰内の父親がやってきた。父親は、「この女は疫病神だ。あんたの家には散々金を払った。旦那の借金も肩代わりしてきただろ!この女のせいで辻くんも会社を辞めるハメになった。」と言った。自分のせいで会社を辞めてしまったと知った浮世は、辻のアパートに帰るが辻は引っ越していた。辻の行方を捜すため、浮世は同僚のみっちゃん(福永朱梨)に会いにいったが、みっちゃんは新しい彼氏をつくり居場所も知らなかったが、細川先輩(石橋けい)の連絡先を教えてくれた。細川先輩は、街の小さなおもちゃ屋さんで働き、充実した生活を送っていた。しかし、細川先輩も辻とは連絡を取っていないと言う。「あなたは、なぜ、そんなに辻さんを必死で探すの?」そう聞かれた浮世は、自分が辻のことを本当に好きだったと気づく。そして、浮世は峰内に「あなたは、もう大丈夫です。私は今まで、自分を受け入れてくれる人が愛する人だと勘違いしていました。辻さんを迎えにいきます。 辻さんが好きなんです。」と別れを告げた。

第10話

「運命なんてないよ」失踪した辻(森崎ウィン)をひたすらに探し続ける浮世(土村芳)、いつしか四年の月日が流れていた。成長した娘と定期的に会っている時ですら、辻の面影を求めてしまう。突然現れた脇田(北村有起哉)から法外な値段で買った辻の居場所には、焼け跡が残るのみ。その夜、歓楽街の酔客から逃げた先で、浮世は辻と邂逅する。年月を越えて想いを越えて、ふたりが交わす言葉は…その視線の先に映るのは…

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『本気のしるし』結末ネタバレ

4年後ー。浮世は健康食品の販売の仕事を兼ねて辻を探していたが、セールス先のアパートで辻の元同僚と偶然会った。その元同僚も、辻の行き先は知らなかったが、浮世は「この仕事をしながら、5年でも10年でも探し続けます。」と言った。

浮世は、成長した娘と たまに会っていたが、そんな時でさえ辻に似た人を見つけると、我を忘れ追いかけてしまうほど、辻を追い求めていた。

そんななか、浮世が一人暮らしをするアパートに脇田(北村有起哉)が尋ねてきて 「辻さんの居場所を200万で買いませんか?」と打診してきた。迷った浮世だったが金を渡した。

しかし、脇田から教えられたアパートは、先週、家事で焼け崩れており、住民はすべていなくなっていた。

その夜、辻と会えなかったことに呆然としながら繁華街を歩いていた浮世は、酔っ払いに絡まれ公園に逃げ込んだ。すると、昔の浮世のようにベンチで眠る辻を見つけた。

「お久しぶりです。辻さん。わたし辻さんに会いたかった。」という浮世に、辻は「そう。じゃ行くわ。」と言って立ち去ろうとした。

浮世は「私のところに来ませんか?新しいところが見つかるまで居てくれていいですから。」と言って、辻をアパートに連れ帰った。

辻はその部屋で、浮世が必死に自分のことを探していたことを知った。「なんで、ここまでするの?」「辻さんが運命の人だからです。」「運命なんてないよ。」

そして、辻は「これじゃ。昔と同じじゃないか。ここにはいられない。昔には戻れないんだ。」と荷物を持って出ていってしまう。

「私から逃げないで。」「逃げたのは僕じゃない。君だ。僕なんか忘れて君は好きに生きればいい。」 「私は、もう辻さんなしじゃ生きていけない。一緒に死ぬのも辻さんだけで、一緒に生きるのも辻さんだけなんです。」

そして、浮世は電車が迫る踏切の真ん中に立った。辻は「浮世さん!」と叫びながら出会った頃のように浮世を助けた。

「君は、人に迷惑をかけるとことか変わってないな。」「はい。わたし、死にかけるのは4度目です。 二人でまた一からやり直せませんか?愛してる。」そう言葉を交わした二人は、抱き合った。-END-

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『本気のしるし』キャスト一覧

辻一路
演・森崎ウィン 
玩具・花火メーカーに勤める社員。社内の先輩・後輩に二股をかけるクズ男。ひょんなことで出会った浮世を放っておけなくなる。
葉山浮世
演・土村芳
男受けする儚さをまとった女性。結婚し子もいるが、不倫し男と心中した過去がある。嘘つきでお金にだらしない。

細川先輩
演・石橋けい
辻の会社の先輩。仕事ができ、自分から辻を誘い割り切った関係となる。しかし、辻と結婚したいと夢みている。

みっちゃん

演・福永朱梨
辻の会社の後輩。辻に迫り関係を持つが、相手にされていない。
葉山 正
演・宇野祥平
自動車販売の営業。浮世と無理やり関係を持ち、身ごもった浮世と結婚した。遊びで作った借金を浮世に肩代わりさせている。

峰内大介

演・忍成修吾
若手IT企業のお飾り社長。辻を自分の会社に引き抜こうとする。浮世と心中しようとした過去がある。
脇田真一
演・北村有起哉
浮世の借金取りのヤクザ。何かと浮世や辻の前に現われ、二人の関係に興味を示す。

スナックのママ
演・鶴田真由
スナックのママ。

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最後に

最初は、男に媚びる浮世の表情や「すみません…」にイライラさせられましたが、その先にとんでもない面白さが待っており、後半は浮世と辻の立場が逆転するという展開に唸らされました。まさにメビウスの輪。

最後まで見れば分かるのですが、辻と浮世は似た者どうしで、困っている人を放っておけず、ハッキリ断れない弱い人間。そして二人は、周囲を巻き込みながら混沌へと突き進む。

劇場版では、ドラマを繋ぎ合わせたため4時間の長編になっていますが、退屈さを感じさせず、あっという間に過ぎてしまう面白さがあります。

グダグダなラブストーリーなのに、本当に不思議な作品です。今年の日本映画、ドラマを代表する傑作でありました!

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