『Wの悲劇』武井咲 版ネタバレ!最終回までのあらすじを相関図付きで振り返る

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2012年放送のドラマ『Wの悲劇』は、境遇が違う女性二人の交錯した人生と身の回りで起こる事件が複雑に絡むミステリーの金字塔です。今回は、武井咲が資産家の令嬢と親の愛を知らない女性という正反対なヒロインを1人2役で演じきった『Wの悲劇』の最終回の結末を振り返ります。

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『Wの悲劇』あらすじ

孤児院育ちの倉沢さつきは、生活のため身体を売ってお金を稼いでいたが、ある夜 料金を払わない日高という男を追いかけると、日高は何者かに刺され亡くなっていた。

日高殺しの捜査にあたっていた刑事・弓坂圭一郎は、容疑者としてさつきをマークする。

一方、さつきと瓜二つの資産家の令嬢・和辻摩子は自分らしく生きられない窮屈な生活から自由になりたいと願っていた。

そんななか摩子は、雑誌で偶然自分にそっくりなさつきを見つけ、アリバイを証明する代わりに、入れ替わって欲しいと提案する。

弓坂は逮捕状を取り、さつきを警察に連行するが、さつきには浜名湖の花火大会に行った鉄壁のアリバイがあったため釈放する。

こうしてさつきは摩子として和辻家に入り、摩子はさつきが勤めていたShow Pub マスカレードで働くことになった。

あるとき、摩子を寵愛する当主・和辻与兵衛から、摩子に双子の妹がいたことを聞かされたさつき(摩子になりすましている)は、自分の足首にあった「W」の入れ墨の意味を知る。

(和辻家では130年間、双子が生まれたら片方は捨てるという悪しき習わしがあった)

さつきはDNA鑑定を行い、摩子と自分が一卵性双生児であることが証明される。

ある日与兵衛は、摩子の母である和辻淑枝全財産を相続させることを決め、明日発表することにしていた。

ゆくゆくは溺愛する摩子に2000憶円もの財産が渡ることを見越しての決断だった。

しかし母の淑枝は、ずっといいなりだった与兵衛の束縛から逃れるために遺産相続を放棄して和辻家を出ようと摩子(になりすました さつき)に話す。

それを聞いた摩子(さつき)は、みじめで貧しかった20年の仕打ちの割に合わないと思うのだった。

そんななか摩子は、淑枝から遺言のことで与兵衛と揉み合いになった末に、たまたまあった果物ナイフで与兵衛の胸を刺してしまったと打ち明けられる。

摩子はこのままでは遺産が母・淑枝の元に渡らないと思い、和辻家の皆の前で「私、おじい様を殺してしまった」と泣き崩れ罪を被ったのだった。

摩子が与兵衛に乱暴されそうになり、抵抗した際に刺してしまったと嘘の理由を話すと、皆は和辻家に傷が付くことを恐れ、事件を隠蔽することにした。

そして摩子を守るため、一致団結して与兵衛が強盗に襲われたように見せかけた。

しかし警察の捜査によって、徐々に偽装工作が暴かれていき、真犯人の存在も明らかになっていく…。

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『Wの悲劇』登場人物&相関図

登場人物

倉沢さつき(武井咲)・・・親の愛を知らず児童養護施設で育つが脱走。日本中を放浪し、体を売ったりしながらなんとか生きてきた。鋭く人を刺すような険しい眼差しを持つ。
【和辻家】
和辻摩子(武井咲)・・・和辻家の令嬢。淑枝の娘。自由のない生活から抜け出したいと思っていたところ週刊誌に自分と瓜二つの女性を見つけ…。
和辻淑枝(若村麻由美)・・・過保護で摩子を溺愛している。与兵衛の機嫌を常に伺っている。
和辻道彦(中村俊介)・・・淑枝の三番目の夫で婿養子。摩子の義父。大学の准教授で遺伝子の研究をしている。和辻家の男性のなかでは一番の常識人。
和辻 繁(金田明夫)・・・与兵衛の弟。和辻製薬取締役。莫大な株の配当だけで悠々自適に生活する。息子に和辻製薬を継がせたいと思っている。
和辻卓夫(武田航平)・・・繁の息子。和辻製薬会社秘書課勤務。金にものをいわせる遊び人。摩子を大事な妹のように思う。
間崎鐘平(高橋一生)・・・与兵衛の出資で設立した病院の院長で与兵衛の主治医。実は与兵衛との間にある秘密を抱えている。
木村志乃(広岡由里子)・・・家政婦。
和辻みね(野際陽子)・・・与兵衛の妻。和辻家の女性は代々当主に従い尽くすため、与兵衛の言いなりとなっている。
和辻与兵衛(寺田農)・・・和辻家当主。和辻製薬会社会長。2000億円の資産を持ち、亡くなった妹の孫娘である摩子を寵愛し、婿養子を取らせ継がせたいと思っている。
【Show Pub マスカレード】
一条春生(松下由樹)・・・元ダンサー。孤独なさつきを気にかけ、才能を認め、夢を託す。摩子、さつきの人生にリンクするような小説を執筆している。
立花綺羅々(福田沙紀)・・・ダンサー。優しく仲間思いだが、さつき(入れ替わった摩子)の天性の才能に嫉妬し嫌がらせをする。野心家。
御堂沙耶香(剛力彩芽)・・・トップダンサー。大手プロダクションからスカウトされ、さつきを代わりのダンサーにと考えている。
【警察】
弓坂圭一郎(桐谷健太)・・・警視庁刑事部捜査一課警部。日高賢一殺害事件の容疑者としてさつきを執拗に追っている。
西田喜直(岸博之)・・・弓坂の相棒。新宿東警察署強行犯係刑事。
中里右京(津川雅彦)・・・静岡県警察富士野警察署刑事課警部。和辻家当主殺害事件の捜査に当たる。

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相関図

※無断転載禁止

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『Wの悲劇』最終回の結末をネタバレ

偽装工作が暴かれ、摩子(中身はさつき)は警察で祖父に乱暴されそうになり、思わず刺してしまったと自供した。

一方、和辻家の人々は摩子をかばったことで財産の相続権を失い、それぞれが疑惑の目を向け合っていた。

「Show Pub マスカレード」ではダンサーの立花綺羅々が、日高に体を求められたため、あの日自分が刺したことを告白した。

綺羅々は自首するため弓坂に連れられ警察に向かおうとするが、さつき(中身は摩子)は夜の舞台が終わるまで待ってほしいと頼む。

摩子の双子の妹(さつき)が生きていると知らされた淑枝は動揺するが、夫の道彦は妻をなだめた。

そんななか

民法第891条2項「被相続人の殺害されたことを知って、これを告発せず、又は告訴しなかった者。ただし、その者に是非の弁別がないとき、
又は殺害者が自己の配偶者若しくは直系血族であったときは、この限りでない」

という法律により和辻家の血縁者は相続権を失ったが、

但し書き「殺害者が自己の配偶者若しくは直系血族であったときは、この限りでない

の適用で母・和辻淑枝だけが全財産を相続できることが判明した。

「Show Pub マスカレード」雇われオーナー一条春生は、淑枝に与兵衛を殺したのは摩子ではなくあなたではないかと問うた。

淑枝は与兵衛を殺したことを認めたが、娘を犠牲にしてまで守りたいものについては答えることがなかった。

淑枝は足に「W」の入れ墨が入ったさつきの存在を知り、夫の道彦に「さつきを引き取りたい」と相談。

道彦は「Show Pub マスカレード」に向かい自己紹介を済まし「さつきを和辻家に迎えいれたい」と話すと、さつき(中身は摩子)を車に乗せた。

一条は、淑枝が守りたかったのは夫の道彦だと気づき、さつきを追いかけるが、ちょうどさつきは道彦の車の乗り込んだ後だった。

道彦は寄り道をすると言って さつき(中身は摩子)を断崖に連れていき「この先、つまらない要求や権利を主張されては困る」とナイフを向ける。

しかし、そこに弓坂が現れ、弓彦はさつき(中身は摩子)の代わりに刺されてしまう。

狙う相手を間違い、すべてがバレてしまった道彦はその場から立ち去るが、パトカーに囲まれる。

道彦は自分の首にナイフを突きつけ、さつきに向かって「災いの芽は摘んでいくべきだった」と叫んだ。

道彦は以前から与兵衛に研究費の出資を頼んでいたが断られ、あの日も部屋を訪れたが相手にされずにナイフで刺したのだった。

そして淑枝が全財産を相続することも知っていたため、偽装工作をわざと警察にバラして遺産を独り占めしようと、1年前から今回の事件を計画していたのだった。

道彦の告白を聞いた淑枝は「すべてを終わりにしましょう」と道彦の胸にナイフを突き立てた。

1週間後、和辻家の事件はスキャンダラスに報道され、和辻製薬の株価は大暴落した。

同じ頃、さつきと摩子は断崖に行き、入れ替わりを解消して携帯電話も交換した。

一条はこれまでしたためていた小説をすべて削除。そして、さつきが現れ、一条は彼女を抱きしめた。

一方、摩子は弓坂に「本当に戻るのか」と聞かれ「ここが私の家だから。ありがとう」と和辻家の門をくぐった。

『Wの悲劇』感想

夏木静子の不朽の名作であり、これまで何度も映像化されてきた『Wの悲劇』ですが、今回ご紹介した2012年度版では主人公が入れ替わるという設定を加え大胆にアレンジしたものでした。

新人だった武井咲さんが一人二役の難役を演じたことでも話題となり、バーターとして同じ事務所の剛力彩芽さん、福田沙紀さんも出演しています。

松下由樹さん演じる一条が、偶然にも境遇が似た双子の小説を執筆するというのも原作とは違うのですが、ここの語りがどうにも古臭くて中途半端な昭和を感じさせます。

最後には断崖も登場して、昼ドラ2時間コースの展開。

和辻家のキャストに関しては寺田農さん、若村麻由美さんなどが揃いドロドロを期待したのですが、大財閥の異常さの演出が物足りなかったように思います。

また、隠し子だった高橋一生さんについは、もっと物語に絡んでくると思いきや、最終回ではほとんど触れずに無駄遣い。

高橋一生さんをラスボスにするか、道彦役をやらせた方がもっと盛り上がったのに~と思います。

反対に刑事役の桐谷健太さんは、コミカルな三枚目の役が多いですが、今回の弓坂は危険な色気があってかっこよかったです。

平井堅さんの主題歌「告白」と挿入歌「Woman “W悲劇“より」も哀しく、破滅的な雰囲気が出てました。

『Wの悲劇』は、完成された作品で古い時代のものということもあり、ドラマ化は難しかったと思いますが、期待した以上にうまくまとまっていました。

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