『聲の形(映画)』キャラクター&声優一覧!嫌われ者ばかりの登場人物?!

聴覚障害と健常者のリアルな交流や、いじめ、自殺などセンセーショナルな問題を織り交ぜた映画『聲の形』。綺麗ごとでは済まされない物語を彩るのは、不快感さえも感じる人間味あふれるキャラクター達。そこで今回は映画『聲の形』のキャラクターと声優を一覧にしてご紹介します。
映画『聲の形』キャラクター・声優一覧
主要キャラクター
キャラクター | 声優 |
石田将也 小学生の頃はガキ大将だったが、硝子へのいじめをキッカケにクラスで孤立。高校3年生になってもトラウマから人の顔を見るのが苦手。 |
![]() 『千と千尋の神隠し』のハク役、『キングダム ハーツ』のソラ役で知られる。 ![]() 松岡茉優(幼少期) 『万引き家族』『勝手にふるえてろ』などで知られる女優。ピクサーアニメ『カーズ』でも声優を務めた。 |
西宮梢子 先天性聴覚障害を持つヒロイン。クラスに溶け込もうと努力するが空回りし、いじめの対象に。他人とぶつかり合うのが苦手で、愛想笑いをしてしまう。 |
![]() 『プリキュア』花海ことは / キュアフェリーチェ、『幼女戦記』ヴィーシャで知られる。 |
水門小学校の人々
植野直花 黒髪ロングの少女。気が強くサバサバした性格。梢子のノートに悪口を書いていじめていた。将也に好意を持つ。 |
![]() 『アイドルマスター』高森藍子、『ゴッドイーター』プレイヤーボイスで知られる。 |
佐原みよこ そばかすのある少女。小学校の頃から手話を覚えるなど梢子に優しかった。不登校だったため、梢子や将也へのいじめを知らない。 |
![]() 『進撃の巨人』ミカサ、『ガンダムビルドファイターズ』コウサカチナを担当している声優 |
川井みき メガネをかけている少女。直接的に梢子をいじめてはいないが、陰で植野と悪口を言っていた。八方美人な性格。 |
![]() 『ちはやふる』花野菫、『デジモンアドベンチャー』高石タケルの声で知られる。 |
島田一旗 将也の仲間。梢子のいじめに加担していたが、将也の度をこしたいじめを諫めたりはしていた。中学になって将也のいじめを言いふらし孤立させていた。 |
![]() 『デュエル・マスターズ』のシャチョー役などを担当。 ![]() 『ハートキャッチプリキュア!』多田かなえ役などを担当。 |
広瀬啓祐 将也の仲間。ふくよかな体型。将也のことを島田と共に吹聴していたが、高校になって、一切干渉してこなくなる。 |
![]() 『アイドルマスター』信玄誠司などを担当。 ![]() 『団地ともお』吉田由伸、吹き替えはエマ・ストーンを担当。 |
竹内先生 梢子への支援をクラスメイトに押し付けている放任主義な担任。いじめもも「自己責任」としたり責任感のない教師。 |
![]() 『ジョジョの奇妙な冒険シリーズ』ジャン・ピエール・ポルナレフなどで知られる声優。洋画吹き替えも多く担当。 |
東地高校の将也の友人
永束友宏 おもしろい髪型の小柄でぽっちゃりした将也の友達。将也に助けられ仲良くなった。お調子者で涙もろい一面も。将也を「やーしょー」と呼ぶ。 |
![]() 『黒子のバスケ』の黒子テツヤ役、『ハリー・ポッターシリーズ』のハリーの日本語吹き替え声優として知られる。 |
真柴智 みきを通じ将也と友達になるイケメン。人によっては冷淡に接することもある。過去にいじめられていたこともあり、いじめを行う者を嫌っている。 |
![]() 『東京喰種』永近英良役などで知られる。 |
主要キャラクターの家族
西宮結絃 梢子の3歳したの妹。少年のような恰好をして、自分のことを“オレ”という。姉をいじめていた奴を恨んでいる。写真撮影が趣味。 |
![]() 『君の名は。』ヒロイン友人・名取早耶香、『妖怪ウォッチ』未空イナホ役などで知られる。 |
西宮八重子 硝子と結絃の母親。手話を覚えようとはしない厳しく冷淡な母。梢子をいじめてtいた将也に平手打ちをする。結弦との関係も悪い。 |
![]() 『逮捕しちゃうぞ』小早川美幸、『藍より青し』神楽崎雅、『ケロロ軍曹』日向秋の声で知られる。 |
石田美也子 美容院を営む将也の母。元ヤンのような髪型をしているが、子供思いで優しい。梢子の補聴器をすぐに弁償するなど責任感もある。 |
![]() 『犬夜叉』日暮かごめ、『名探偵コナン』大岡紅葉、『銀魂』志村妙で知られる。 |
アニメ『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』のキャラ&声優は⇒こちら

『聲の形』のキャラはクズだらけ?!
『聲の形』は、障碍者やいじめ、自殺などナイーブでセンセーショナルな問題も扱っているだけあって、キレイなだけの作品ではありません。
善悪の分かりやすいキャラ分けもされておらず、みんな何かが欠落していたり、弱い部分をかかえています。
そのため、観る人によっては「不快」「全員好きになれない」などの声が聞かれます。
そこで、ここでは主要キャラクターが嫌われる理由を探ってみたいと思います。
主人公の将也
聲の形、将也と硝子
いろんな感情が湧いてきて苦しくて、繰り返し何度も観られない…から、こうやって改めて見る機会があって本当によかった#聲の形 pic.twitter.com/WWk7mJ8lxf— ケロ (@hapikerro_303) August 25, 2018
まずは、障碍者の梢子をいじめるも、後に反省し更生する主人公の将也です。
後悔し、梢子に献身的に尽くし、償おうという気持ちは分かるのですが、小学校のときの“いじめ”がエゲつない。
水をかけるなんてカワイイもんで、補聴器を何度も盗って、捨てるなんてありえません。(被害総額170万!)
いくら、謝られても到底許されるレベルのものではないですね。
保身ばかりの川井
川井さん、メガネ外して綺麗になったけど…
俺は相変わらずお前が嫌いだ
#聲の形 pic.twitter.com/x3OqInctDe— 九@趣味垢 (@jingai2828_moe) August 25, 2018
眼鏡をかけた優等生の川井さんは、一見 親切で面倒見がよさそうにみえますが、一番タチが悪いタイプ。
小学校の時は、梢子の悪口を陰で言っていたにもかかわらず、お涙ちょうだいの演技で将也にすべての罪を擦り付けた女です。
それは高校生になっても変わらず、好きな男子・真柴の前で、自分がいじめに加担していたことを隠すために、「石田君はね…昔ある女の子をいじめていたの!」大声で話すなど、保身に走ります。
また、自分のことをカワイイと思っている節があり、それが“あざとい”などとも揶揄されています。
竹内先生
竹内先生、このタイミングでキレだすってどういうことだよ #聲の形 #koenokatachi pic.twitter.com/TRBfm0oI9V
— ゆくブラっ! (@YukuBuraaaaaaaa) August 25, 2018
大人の中で、クズさが際立つのが担任の竹内先生。
聴覚障害のある梢子をクラスメイトに丸投げし、いじめを黙認。
いざ、学校で梢子のいじめが表面化すると、何も聞かずに将也を犯人扱いし、自分の監督責任から逃れているように見えます。
『聲の形』には他にも、
・植野・・・梢子へのいじめの反省もなく、補聴器を取りあげる。
・島田・・・自分も梢子をいじめていたのに、将也にすべて罪をなすりつけ、中学でも将也を苦しめる。
・梢子の母・・・子供に強くなって欲しいというが、冷淡にしかみえない。将也の母のピアスを引きちぎる。
・将也の母・・・基本は子ども思いの良い母だが、自分の息子がいじめをしたのに、叱りもしない。放任主義が過ぎる。
など、梢子の妹・結弦やモコモコ頭の永束 以外の主要キャラクターは、クズ度が高めです。
逆を言えば、みな人間味あふれる人達です。
原作では、この後 みんなで映画を制作したり、竹内先生に会いにいくというシーンもあり、もう少し登場人物の背景も丁寧に描かれいるので、読んでみるのもオススメです。
最後に
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なお、この配信情報は2020年7月時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については、各動画配信サイトのホームページもしくはアプリをご確認ください。
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