ドラマ『協奏曲』キャスト一覧とあらすじ・感想

ドラマ

田村正和さん主演のドラマ『協奏曲』は、天才建築家とその建築に憧れ弟子入りする青年、2人の男の間で揺れ動く女性との大人の恋愛模様を描いた作品です。そこで今回は懐かしのドラマ『協奏曲』の動画配信情報とキャスト・あらずじをご紹介いたします。

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ドラマ『協奏曲』キャスト一覧

海老沢耕介田村正和

翔が尊敬する天才建築家だが、今は落ち目。

貴倉 翔(かける)木村拓哉

建築家の卵。花と交際中。

榊 花宮沢りえ

翔の恋人。天真爛漫な性格。喫茶店に勤めている。

六角英子余貴美子

耕介の別れた妻。

辰巳響子木村佳乃

花と別れた後、翔が婚約する女性。耕介の昔からの知り合いの建売住宅会社の社長の娘。

ドラマ『協奏曲』あらすじ

建築家志望の翔は、海で倒れた男を介抱。その男は翔が尊敬する天才建築家・海老沢だった。

海老沢は著名な建築家であるが、すでにピークは過ぎている。そんな耕介の下で翔は、建築家になる夢を見て働くようになるが、次第に才能を開花させ頭角を現していく。

耕介は自分を助けてくれた翔と花にお礼がしたいと、知り合いに頼み、花に高価な着物のプレゼントをする。

花は、華やかな生活を送る耕介に憧れ、翔と同棲しながらも、大人な耕介に惹かれていく。

そんななか、花と耕介がキスをしているところを見た翔は、耕介に「花が好きか?」と尋ねる。

ためらいなく、「好きだ」と答える耕介を見て、翔は花と別れる決心をし、耕介と花は二人だけで、ひっそりと結婚式を挙げた。

しかし、自分よりも前妻の英子を頼るようにみえる耕介に不信感を抱いた花は、耕介の前から姿を消す。

その後、翔は建売住宅会社の社長の娘の響子と婚約するが、花が耕介の元を離れ、居酒屋で酔っ払いをあしらっている姿を見て心を痛める。

花を諦めきれない翔は、響子と婚約を解消して花の元に向かうが、そこに耕介がやってきて…考え方、生き方が全く違う翔と耕介。

花は最後にどちらを選ぶのか…。

ドラマ『協奏曲』感想

タキシードを着た田村正和さん演じる耕介が海から登場するシーンは、なかなか斬新な演出で冒頭からグッと掴まれました。

ゆったり、しっとりと進行する大人の恋愛。

しかし、耕介はただ物分かりの良い大人の男性ではなく、脆さや狡さを持っているところは人間臭い。

一方、耕介に憧れる翔は、若く素直で、仕事や恋愛にも真っ直ぐで勢いがある。

この二人の男性のキャラクター対比も面白く、そこに天真爛漫で可愛らしい花が入りこみ複雑な3人の感情が丁寧に描かれています。

田村正和さん、木村拓哉さん、宮沢りえさんが演じる三角関係は、ドロドロとしたものは一切なく、ただただ美しく切ない。

まるでスタイリッシュな童話をみているような、じわじわと心に響く作品ですので、しっとりした夜に見るのがオススメです。

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