『いちげき』相関図とキャスト!原作から結末をネタバレ

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永井義男による小説『幕末一撃必殺隊』を原作にした漫画『いちげき』が、NHK2023年正月時代劇としてドラマ化されます。そこで今回はドラマをもっと楽しむためキャスト相関図と原作ネタバレをご紹介いたします。

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『いちげき』あらすじ

『いちげき』あらすじ

大政奉還後の江戸で、西郷隆盛率いる薩摩藩は、江戸幕府を揺るがすためにテロ集団のごとく商家をを襲い略奪、殺人をおかしていました。

そんな薩摩を阻止する為に、勝海舟発案のもとで結成されたのが農民兵士(特殊戦闘部隊)たち。

高額な報酬を目当てに集まってきた身体能力に抜きん出た農民たちでしたが、ひと月だけ刀の扱いを習っただけで実戦投入を命じられます。

思いがけず「武士」となった彼らを待つ運命は―。

『いちげき』タイトルの意味

選ばれた農民は、力が強く、体力に自信のある者ばかりですが、急場しのぎの訓練しか受けておらず反撃の仕方も知りません。

そこで、「一撃で必殺」という苦肉の策と言うべき「いちげき」を部隊名にして戦うことになったのです。

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『いちげき』登場人物&キャスト一覧

農民(百姓)

丑五郎染谷将太

身体は小柄だが、頭が働く。短気な性格。貧乏暮らしから抜け出し、妹に楽をさせたいと、一撃必殺隊に志願。侍に強いコンプレックスを抱いているが、身分の差に従うしかない自分を変えようと、もがいている。

梅吉(ウメ)細田善彦

後先考えず、思ったことを口にしては、すぐに謝る素直なお調子者。女好き。女郎屋・井村屋の遊女のお高と駆け落ちをしようとするが捕まってしまい…。

米吉(ヨネ)高岸宏行

ウシと同郷で、ウシのことを兄のように慕っている弟分。武士には興味がなく、お腹いっぱいご飯が食べられるという理由で入隊。心優しき力持ちの大男で、いつでも笑顔を絶やさない。

仙太(セン)岡山天音

普段はつかみどころがなくひょうひょうとした男だが、実は小心者。お祭り好きで陽気な性格。トレードマークは狐面。一撃必殺隊の最初の襲撃で…。

市造町田啓太

百姓。丑五郎とは犬猿の仲。御用盗を倒せば士分に取り立てるという島田の言葉に、真っ先に飛びつく。虐げられている身分の差からくる抑圧された思いが強い分、侍への憧れも人一倍強い。

千代松(マツ)上川周作

おっとりしており、あまり自分の意見を主張しない仲間思いの男。一撃必殺隊で報酬をもらったら、商売を始めたいと思っている。隊では一番の俊足。薩摩藩に捕まり拷問を受け市中を引き回されて…。

和三郎(ワサ)塚地武雅

一撃必殺隊の最年長メンバー。癒し系で隊のマスコット的な存在。神や仏、精霊などが使うとされる、人智を超えた特殊能力を持っているとされ、天候を当てたり、危険を察知したりできるが、その力を生かしきれないでいる。

幕府関係者

島田幸之介松田龍平

新選組隊士。表向きは脱隊したことになっている。農民兵を下に見たり、彼らへの関心は薄いが、丑五郎の才能に気づき、手ほどきを行う。防御の術を教える前に実戦投入することになったことに責任を感じる。

和田六郎工藤阿須加

元新選組隊士。島田と同じく、表向きは脱隊したことになっている。選抜試験や農民兵の訓練を行う。任務に対して忠実であるがゆえに融通の利かないところがある。訓練を重ねるうちに、百姓たちと情を通わせる。「相楽暗殺」計画で銃弾に倒れる。

勝海舟尾美としのり

薩摩藩による御用盗に対処しようと農民兵による特殊部隊の設立を考案した人物。一撃必殺隊は使い捨てと考えている。常に日本の未来を考え、大胆不敵な策を講じる。

薩摩藩

伊牟田杉本哲太

御用盗の指揮を執るために、西郷隆盛から江戸に呼ばれた薩摩藩士。剣の達人。衆道の相手を一撃必殺隊に殺されたことで、独断で丑五郎らを追う。流罪先の島の住人や薩摩藩士の若者たちには慕われている。正直で不器用な男。

相楽総三じろう

御用盗の首謀者格。西洋文献の知識もあり、一撃必殺隊の行動が少人数によるゲリラ戦法であると見破る。作戦に情を介さず、討幕という目的のために、効率と結果を求めるインテリ眼鏡。御用盗の大義よりも、同朋の復讐を望む伊牟田を疎ましく思う。「いちげき隊」最後の標的。

益満休之助奥野瑛太

西郷隆盛の密命で、御用盗を指揮する薩摩藩士。目的のためなら手段を選ばない。仲間の犠牲もいとわない相楽のやり方に疑問を抱きつつも、行動を共にする。

海江田信義未発表

薩摩藩士。独断で丑五郎の村を襲い薩摩藩の評判を落とした伊牟田を斬るべく相楽に呼ばれたが、藩士を使い捨てにする相楽の考えに賛成できず…。

その他

お菊(キク)伊藤沙莉

一撃必殺隊の世話をする飯炊き娘。素性は謎めいているが、ウシたち百姓集団と対等に話をする度胸の持ち主。秘めた思いを遂げるために、一撃必殺隊を揺るがす大胆な行動に出る。

お園西野七瀬

遊女。丑五郎の妹に瓜二つ。丑五郎が常連客。かつて伊牟田の馴染みでもあった。もとは農家の娘で、ウシに親近感を抱き、その正体にも興味を持つ。ウシの妹・チヨと瓜二つ。

チヨ未発表

丑五郎の妹。むかし侍に乱暴されたことがある。

『いちげき』相関図


※無断転載ご遠慮ください。

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『いちげき』原作の結末ネタバレ

千代松の侍魂

まず一撃必殺隊は、市民を襲い夜盗を終えた薩摩のテロ集団を襲撃し、ある程度の成功を納めました。

一方、薩摩藩は犯人捜しをはじめ、大金を手にして宴会をしていた農民たちのところへ乗り込みます。

丑五郎たちは伊牟田のただならぬ殺気に戦慄しますが、持ち前の怪力と俊敏さで上手くかわして逃げることができました。

しかし、心優しい千代松だけが薩摩に捕まってしまい、一撃隊をおびき寄せるために市中を引き回されることに。

もし千代松が拷問に耐え切れなかった場合は、一撃隊の家族にも被害が及ぶ可能性があります。

そこで丑五郎たちは、千代松を殺すことに。

千代松は、仲間が助けに来てくれたと勘違いし、自ら壁に頭を打ち付け自害しました。

伊牟田が丑五郎の村へ

この一件以来、江戸を騒がした罰として一撃退は外出禁止を食らいます。

そんななか、衆道の相手を一撃必殺隊に斬り殺された伊牟田は、独断で丑五郎の出身村を突き止めて襲撃します。

噂を聞いた丑五郎が村に向かうと、頭を切られた妹・チヨの亡骸があったのです。

丑五郎は「なぜ助けてくれなかった」と村人たちに問いますが、彼らは「村が襲われたのも丑五郎らのせい」と袋叩きにしようとしました。

そんな丑五郎を助けたのは、彼と犬猿の仲の市造でした。

なんとか無断外泊にならずに戻れた丑五郎と市造でしたが、今度は女郎のタマと駆け落ちをした梅吉が処刑されることに。

相楽暗殺計画

和田に「武士の情けで切腹させてやる」と言われた梅吉でしたが、「自分の腹を切って喜ぶのは頭のおかしい奴だけ」と逆上。

介錯を命じらていた丑五郎は、すぐさま梅吉を斬り殺しました。

そんななか、薩摩藩の相楽総三は、勝手に村を襲った伊牟田のせいで薩摩の評判が落ちることを危惧し、海江田信義に伊牟田暗殺を命じます。

海江田と仲間たちは4人がかりで伊牟田に斬りかかりますが、伊牟田を慕う若者が邪魔をされ失敗します。

一方 丑五郎は、このままでは島田に利用されるだけされて捨てられてしまうと、仲間たちを説得して脱走しようと説得します。

そして、妹・チヨの仇を討つべく、市造らと相楽総三の暗殺を計画。

しかし、この暗殺計画は町民含む多くの死傷者を出し、島田の部下である和田も相楽の銃弾に倒れてしまいました。

生き残った丑五郎と市造(腹に重傷を負う)でしたが、襲撃失敗したことで勝海舟たち上層部から消されることを察します。

そこで、丑五郎と市造は島田を待ち伏せして、斬りつけようとしますが、この騒動に便乗して島田を殺そうと「乱破」という忍も参戦。

島田は、丑五郎を守りながら乱破と相討ちとなり「刀の時代は終わる、侍も百姓も関係のない時代が来る」と言い残して亡くなりました。

そして、その傍らで市造は切腹。

結末

一撃必殺隊の最後の生き残りとなった丑五郎は、お園がいる女郎屋に立てこもっている伊牟田の元に向かいました。

女郎屋の周りには薩摩の侍たちも集まっていました。

そして、伊牟田と丑五郎は壮絶な斬り合いの末、最後は丑五郎が伊牟田の首をはねました。

満足そうな顔をして亡くなる伊牟田。

伊牟田の首を持った丑五郎が外に出ると、薩摩の侍たちは驚き、その手柄を自分たちのものしました。ーEND-

『いちげき』感想

幕末の薩摩VS農民ゲリラの死闘を、泥臭く描いた『いちげき』。

女子受けはイマイチな画風ですが、私は魂が宿っている無骨で素晴らしい絵だと思います。

人を斬った後の刀は曲がって鞘に入らないとかとか、細かいエピソードもリアルで臨場感がありました。

桃太郎侍なんかバッサバッサと切り倒して、刀を納めてたのに。あれは時代劇の話だったんですね。

また登場人物も魅力的で、島田の無表情ながら静かな狂気を孕んだ佇まいにゾッとしましたし、何よりも農民たちが武士になっていく姿が興味深かったです。

侍が見下していた農民ですが、鍛えられた肉体で勇敢に戦う姿は、侍よりも「侍魂」を感じ、人斬りとして葛藤していく姿にはグッとこみ上げるものがありました。

妹のチヨを殺した犯人や丑五郎のその後の謎は残りますが、そのへんはドラマで解消して頂けたらなと期待しています。

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ドラマ『いちげき』放送日と時間

農民たちで結成された「一撃必殺隊」の活躍を描いたNHK正月時代劇『いちげき』は、2023年1月〈単発〉に総合・BS4Kで放送予定です。

脚本は宮藤官九郎さん。

魅力的なキャラクター、臨場感ある殺陣、痛快で爽快な物語をぜひお正月は楽しみましょう。

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