『プリティ・ウーマン』キャストの現在や年齢設定&知られざるトリビアも

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ロマンティック・コメディの金字塔として30年以上経った今でも愛される映画『プリティ・ウーマン』。そこで今回は『プリティ・ウーマン』をもっと楽しむためにキャストの現在と知られざるトリビアをご紹介いたします。

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『プリティ・ウーマン』主要キャストの現在

エドワードリチャード・ギア

41歳→73歳

1990年公開当時からロマンスグレーの紳士だったリチャード・ギアは、この頃41歳

現在は73歳になっていますが、歳を重ねてもカッコイイです。

70歳の頃には33歳年下妻のアレハンドラ・シルヴァ(37)さんが「自宅」で第2子を出産したことが話題になりました。お元気ですね~。

過去 2度の離婚をしたリチャードは、俳優のキャリー・ローウェルとの間に現在20歳になる息子のホーマーくんもいます。

ビビアンジュリア・ロバーツ

23歳→55歳

23歳のときに豊かなカーリーヘアとチャーミングな笑顔でビビアンを演じ、世界中の人々を魅了したジュリア・ロバーツは現在55歳

本作の他にも『ノッティング・ヒルの恋人』『エリン・ブロコビッチ』などヒット作が多く、ハリウッドを代表する女優としてのキャリアを築いてきました。

プライベートでは、カントリー歌手のライル・ラヴェットと離婚し、映画監督のダニエル・モダーと再婚後は3人の子どもを(男女の双子と次男)を授かりました。

フィリップジェイソン・アレクサンダー

31歳→63歳

エドの弁護士で相棒であるフィリップを演じたジェイソン・アレクサンダーは現在63歳

好色そうな目でビビアンを見る嫌な男を見事に演じきりましたね。

ミュージカル俳優としてキャリアをスタートしたジェイソンは、『コーンヘッズ』『HACHI 約束の犬』などに出演。

現在は、監督業やプロデュース業、そしてポーカー選手としても活躍しています。

キットローラ・サン・ジャコモ

28歳→60歳

ビビアンの親友・キットを演じた ローラ・サン・ジャコモは現在60歳

ジュリアより5歳年上のお姉さんのローラは、157cmとながらグラマラスな体型と高飛車な演技がキット役にピッタリでしたね。

役柄のせいか自由奔放に見えるローラですが、実は保守的で敬虔なカトリック信者。

プライベートでは、俳優のキャメロン・ダイと結婚し息子を授かりましたが、子どもが重度の小児麻痺だっため女優業を一時お休みしていた時期もありました。

現在は、女優に復帰し映画『ハニーボーイ』などに出演しています。

ホテルの支配人ヘクター・エリゾンド

54歳→86歳

ビビアンを手助けするホテルの支配人役を演じたヘクター・エリゾンドは86歳になっています。

プエルトリコ系のエキゾチックな顔立と、ビビアンの正体を知りながらも親切に接する支配人は、出番は少ないけれども印象に残るキャラですよね。

ヘクターは、1980年代に本作の監督であるゲイリー・マーシャルと出会って以来、彼の常連俳優となった名脇役です。

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『プリティー・ウーマン』知られざるトリビア

有名なポスターの秘密

ジュリア・ロバーツとリチャードギアが背中合わせで立つ『プリティーウーマン』のポスターですが、実は加工が施されています。

ジュリアの身長とリチャードの身長は共に175cmですが、ジュリアはヒールを履いたためリチャードよりも背が高くなってしまいました。

二人の身長差のバランスが悪いため、ポスター撮影のときは別の女性が撮影し、後でジュリアの顔を合成しています。

当初のキャストはジュリア・ロバーツとリチャード・ギアではなかった

最初のキャスト候補の段階では、ジュリア・ロバーツとリチャード・ギアの名前はあがっていませんでした。

プロデューサーの案では、ロバートがアル・パチーノやデンゼル・ワシントン、ビビアンはグ・ライアンやミシェル・ファイファーだったそうです。

ちなみに、ビビアンの親友キット役には、デミ・ムーアにオファーがいきましたが断られています。

また、オーディションにはジョン・トラボルタとウィノナ・ライダーが参加しましたが決定には至りませんでした。

『プリティ・ウーマン』が大ヒットしたおかげで、あのキャラを演じるのはジュリア・ロバーツとリチャード・ギアしか考えられませんが、意外にも有名な俳優たちが候補に挙がっていたんですね!

ジュリアの影武者がいた

作品のなかで見事な肉体を披露しているジュリアですが、実はきわどいシーンは彼女よりグラマラスな体形のモデルであるシェリー・ミッシェルが演じました。

いわゆるボディダブルですね。

当時のジュリアは、かなり痩せており代役を立てたそうです。

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タイトルは「プリティ・ウーマン」ではなかった

『プリティー・ウーマン』の元々のタイトルは『3,000』でした。

これは、劇中でエドワードとビビアン)が1週間3,000ドルで契約したことに由来されています。

ロケ地のホテルは現在も泊まれる

エドは、ホテルの一番良い部屋で、高所恐怖症にもかかわらず、最上階のペントハウスに泊まっていましたね。

二人が大きなバスタブにつかったり、ルームサービスでシャンパンとイチゴを頼んだり、エドがピアノを演奏したりと、夢のようなひと時を過ごしたホテルは実在します。

その名もビバリー ウィルシャー ホテル(Beverly Wilshire Hotel)。

ビバリー ウィルシャー ホテルは、ビバリーヒルズのロデオドライブの近くに位置する歴史ある超高級ホテルで、1928年にオープンしたときからセレブ御用達。

現在の宿泊料金はプレジデンシャル・スイートで1泊1万ドル。(日本円で132万円!)

本作の他の作品では『ビバリーヒルズコップ』にも登場します。

外観以外の撮影は全てスタジオだっため、館内や部屋は同じではありませんが、未だに映画ファン憧れのホテルとなっています。

別の結末が用意されていた

映画では、エドワードがビビアンを迎えに行くというハッピーエンドでしたが、J.Fロートンが書いたオリジナルストーリーの結末は違いました。

バッドエンドということだけが一人歩きして、ビビアンが薬物の過剰摂取で亡くなってしまうなどの噂がありましたが、本当の結末は以下の通りです。

エドワードとビビアンが、出会った場所に車で戻ってきます。しかし、車内で二人は喧嘩し、エドワードは怒って泣き出したビビアンを車から引きずり下ろします。そして封筒に入った3000ドルを渡そうとしますが、ビビアンは頑なに受け取らず、仕方なく歩道に置いて走り去ります。
ビビアンが、お金を車に向かって放り投げたため、札束が周囲に散らばることに。ホームレスなどがいる物騒な地域だったため、仕方なくお札をかき集めます。
落ち込んだビビアンが、このお金を手に、キットと一緒にディズニーランドに向かうバスに乗るところで終わります。

しかし、あまりにもダークな結末のためマーシャル監督は、大幅に脚色を加えて素敵なシンデレラストーリーに変更しました。

もし原作通りの結末だったら、ここまでのヒットにはならなかったかもしれませんね。

最後に

映画が公開されてから30年以上たちますが、キャストの多くは当時の面影を残しつつ、素敵に歳を重ねていました。

また『プリティー・ウーマン』は、1990年代のエネルギッシュな雰囲気やゴージャスなファッションも知ることができますので、この機会にもう一度視聴してみるのもオススメです。

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