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『沈黙の艦隊』ネタバレ!あらすじ~結末を相関図付きで簡単に解説

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日米が極秘に建造した日本初の原子力潜水艦を巡る男たちの数奇な運命と、世界平和への信念を描いた『沈黙の艦隊』のあらすじから結末を相関図付きでご紹介いたします。

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『沈黙の戦艦』登場人物&相関図

原子力潜水艦「やまと」関係者

海江田四郎

秘密裏に日本初の原子力潜水艦「シーバット」艦長に任命されるが、試験航海中突然、アメリカ海軍に音響魚雷を放ち逃亡する。その後独立宣言し、潜水艦国家「やまと」の国家元首となる。

山中栄治

「やまと」副長。真面目で海江田からの信頼は非常に厚い。

深町 洋

海上自衛隊のディーゼル潜水艦「たつなみ」艦長。能力は十分にあるが、粗暴な言動により昇進できずにいる。海江田とは防衛大学校の同期で良きライバル。性格は正反対だがカリスマ性がある。海江田四郎とやまとの行動に反発する。

速水健次

「たつなみ」副長。物事を論理的に考え、判断する能力が高い。

海上自衛隊

沼田徳治

第2護衛隊群司令。5年前に海江田が指揮していた「やまなみ」に完敗させられた経験を持つ。板ばさみの中で苦しみながらい任務を遂行する。

政府関係者

竹上登志雄

日本国内閣総理大臣。「やまと」の事件が深刻さを増すなか次々と重要な決断を下し、日米開戦の回避に奔走する。

海原大吾

元日本国防衛庁長官。「影の総理」と呼ばれる日本政界の黒幕。莫大な資産と人脈を持つ。やまとの独立国承認は認めず、日本政府の支配下におこうとする。

海原 渉

内閣官房長官。大吾の息子。計画がバレたときの影響を父が考慮し、「シーバット」計画には不参加だった。天津とは昔なじみ。「やまと」問題では強硬な姿勢でアメリカと交渉し、後に外務大臣となる。

天津航一郎

外務次官。「やまと」事件では浮きドックの発注や、海原渉と共にアメリカとの交渉を行う。アメリカに頭を下げてばかりの日本を自立させたいと思っている。

浜本啓介

日本国運輸大臣。親善大使として「やまと」に乗り込む。海江田を信じ友好条約締結の準備にとりかかる。

アメリカ海軍&政府関係者

ニコラス・J・ベネット

アメリカ合衆国大統領。「強いアメリカ」を体現する象徴的な人物。「やまと」の核保有宣言を口実に、日本再占領を企む。次第に海江田の行動分析に興味をもつように…。

ハロルド・D・ベイカー

アメリカ合衆国国務長官。ベネットの側近。

デビット・ライアン

「シーバット(やまと)」のオブザーバー。「やまと」の独立や海江田の行動に反感を覚えるが、次第に彼らの思想に正当性を感じ、米海軍人ながら「やまと」の理解者となる。

スタイガー

アメリカ太平洋軍司令官。「シーバット」を発案した首謀者。「やまと」の脱走により、撃沈を図る。

アラン・B・ランシング

空母「ミッドウェイ」で指揮を執る。沖縄沖海戦では、「やまと」を掩護する日本の海上自衛隊第2護衛隊群を攻撃し、タイコンデロガ級イージス艦「ヴァリ・フォージ」のハープーンでしらね型護衛艦「くらま」を撃沈する。

リチャード・ボイス

ニミッツ級原子力空母「カール・ヴィンソン 」の艦長。感情的でヒステリックな性格だが、叩き上げの優秀な軍人。「シーバット」撃沈を謀るが、「やまと」の独立宣言などに翻弄される。

アレックス・P・ナガブチ

空母「ジョン・F・ケネディ」艦長。日系アメリカ人で父は軍人。日本の侍精神を持ち、理知的。

テレンス・B・カーバー

イージス艦「ヴェラ・ガルフ」艦長。被害を受けるなか粘り強く「やまと」の捜索を続け発見し戦う。

ソビエト連邦海軍関係者

アンドレイ・ロブコフ

ソビエト連邦海軍アルファ級原潜「レッド・スコルピオン」艦長。貧しい農村出身の叩き上げ。極めて高い技量の持ち主。党に絶対忠誠を誓っている。

『沈黙の艦隊』相関図

※無断転載ご遠慮下さい。

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『沈黙の艦隊』あらすじ

1988年 海江田四郎艦長が指揮する潜水艦「やまなみ」がソ連原子力潜水艦と衝突して、海江田と乗員全員と共に沈没した。

しかし、この事故は日本初・日米共謀により極秘に建造された原子力潜水艦「シーバット」への乗員移行のための偽装工作であり、海江田や乗員は生存していた。

数か月後、「シーバット」は海江田指揮のもと処女航海に出るが、米原潜との合流ポイントで海江田は突如艦内で全乗員と反乱を起こす。

ロサンゼルス級原潜に突然音響魚雷を発射した「シーバット」は、その身を深い海に隠して逃亡。

日米に衝撃と混乱を与えるなか海江田は、「シーバット」を戦闘独立国家「やまと」とすることを宣言する。

さらに「やまと」は、核弾頭を積載している可能性が高いことが分かる。

危険性を感じたアメリカとソ連は、すぐにに艦隊を派遣して「やまと」を撃沈させ、海江田を危険な核テロリストとして抹殺しようと試みる。

そんな計画をよそに、海江田は天才的な操艦術と原子力潜水艦の優れた性能、核兵器の脅威を武器に「やまと」の戦闘能力の高さを全世界に証明した。

しかし海江田の真の目的は、「やまと」独立ではなく全世界を一つにした「世界国家樹立」にあった。

この理想を実現するため、日本へ友好条約を求め、竹上登志雄 内閣総理大臣は内部からの反発を押し切る形で条約を締結した。

続いて海江田は、アメリカのベネット大統領や全世界に向けて「政軍分離」を訴え、国連総会への出席を約束。

理想を実現させるために王手をかけた海江田の結末はー?

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『沈黙の艦隊』最終回の結末ネタバレ

タイトル『沈黙の艦隊』の意味とは?

「沈黙の艦隊」というのは、海江田が全世界に向けて提唱した概念です。

世界中にある核弾頭を積載している原子力潜水艦が、指揮権を離れて独立したものを指します。

「沈黙の戦艦」の役割は、核兵器が使用された場合にその使用した国家や主体に対して報復を行うことにより、全ての国家が核兵器を持つ意味がなくなるというものです。

報復を受けた国は再び攻撃を試みることが予想されますが、沈黙の艦隊は世界中の海に存在しているので、反撃が不可能となります。

海江田は、こういった心理的抑止力を利用して、人類が核を持つ必要がなくなるようにしたかったのです。

暗殺者

舞台はニューヨーク。海江田は国連総会へ出席し、首脳国の国家元首と対峙しました。

そして「核も武器もない世界にできる」と宣言。

そんななか、「やまと」はひそかにミサイルを撃たれて撃沈したという一報が入ります。

しかし、海江田は盟友・深町洋が部下と共に脱出したことを知り、冷静さを保ちました。

それから海江田はアメリカ大統領の ベネットと静かな戦いを繰り広げます。

海江田「アメリカは負けたのか?沈黙の艦隊を承認するか?私を信じますか?」

ベネット「ノー。逆に私を信じているか?」

海江田「イエス。」

ベネット「人間に完全なイエスもノーも無い。」

海江田「人間は悪意より善意が上回っているか?」

ベネット「イエス。」

海江田「不完全なイエスで充分なのだ。」

二人がやりとりをするなか、突然 発砲音がして海江田はベネットを庇い、頭部を撃たれてしまいます。

海江田は、頭から血を流しながらも「議事を止めるな、世界は動いている」と言い、その場に倒れてしまいました。

ベネットは海江田を介抱しようとしますが、彼は「地球のことは、海から解決するといい」と言い残し、植物状態になってしまいました。

結末

海江田の望み通り議会は再開され、世界中の人々がその様子を見守っていました。

ベネットはついに海江田の遺志を継ぎ「核廃絶」を宣言し、各国もアメリカにならい軍縮に動き始めました。

そして、沈黙の艦隊はストリンガーをリーダーに、深町をオブザーバーとします。

そんななか深町のもとに手紙が届き、そこには「独立せよ!」の言葉がありました。

場面は変わって、日本の小さな島ー。

海江田の妻は、彼の実家で届いた手紙を読み、息子と共に海江田の帰りを待っているのでした。-END-

世界の秩序が壊れつつある現代に『沈黙の艦隊』の世界が再び注目されています。

私はベネット大統領が発言した「21世紀とは隣国と戦争をしない世紀なのだ」という言葉が印象に残りました。

奇しくも今 ロシアがウクライナに侵攻して世界が核の脅威にさらされ、日本も中国やロシアとの関係が悪化しています。

『沈黙の艦隊』は男たちの海洋ロマンを堪能できるとと共に、日本の、世界の安全保障を考える機会を与えてくれる作品ですので、今こそ多くの方に読んで頂きたいです。

なお『沈黙の艦隊』は、大沢たかおさん主演で2023年9月にPrime Video制作により全国の東宝系にて劇場公開されます。

『沈黙の艦隊』が全巻読める電子書籍サイト

『沈黙の艦隊』の最終回の結末を読むまえに、『沈黙の艦隊』を配信している電子書籍サイトを表にまとめました。


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