『ミワさんなりすます』ネタバレ!あらすじ~結末と登場人物
『ミワさんなりすます』は、映画オタクの女性がなりすまし家政婦となり、世界的なイケオジ俳優の豪邸で働く姿を描いた漫画です。そこで今回はドラマ化も決定したジェットコースターギャグロマンス『ミワさんなりすます』のあらすじ~結末をご紹介いたします。
『ミワさんなりすます』登場人物
◆登場人物
◆久保田ミワ・・・映画マニアのフリーター。29歳。俳優の八海崇の熱狂的ファン。“なりすまし、”家政婦として“推し”の家に潜入する。
◆八海崇・・・日本を代表する世界的な映画俳優。54歳。本名は横山崇。趣味はボトルシップ作り。
◆藤浦・・・八海のマネージャー。巻髪の厳しい系の女性。
◆池月・・・八海の家の家政婦でミワの同僚。ソルボンヌ大卒で噂好き。
◆一駒・・・八海の家の家政婦でミワの同僚。噂好きな池月を諫める。
◆紀土健太郎・・・ミワの元カレ。正論をふりかざす合理主義者。ミワとの復縁を密かに狙う。
◆美羽さくら・・・ミワがなり済ました人物。八海崇の大ファン。大卒、TOEIC800点以上の才女。八海の家で働く筈だったが、車にひき逃げされ入院することになる。
◆五十嵐 凜・・・ハリウッドで頭角をあらわした逆輸入女優。日本の年功序列をナンセンスと切り捨てる。オープンで裏表のない性格。
◆越乃彩梅・・・大御所女優。黒髪で姉御肌の美女。
◆ゆき・・・業界人御用達の店、BAR「らすべがす」のオーナー。
◆ニコラス・シラー・・・ハリウッドの映画監督。八海崇の友人。大ヒットを次々と飛ばすが気難しいことで知られる。
『ミワさんなりすます』あらすじ
映画マニアの久保田ミワは、国民的俳優・八海崇の熱狂的なファン。
ある日ミワは、レンタルDVD店のアルバイトをクビになり、パソコンで求人情報を閲覧していたところ八海崇(やつみ たかし:本名、横山崇)が家政婦を募集していることを知る。
「“推し”と同じ空気が吸える夢のような仕事!」と舞い上がるミワだったが、採用条件が大卒以上、TOEIC800点以上、ファンはNGということだった。
高卒で英検4級と普通自動車免許(ペーパー)条件外のミワは、せめてどんな人物が憧れの家で働くのか偵察に向かうが、なんと八海の家に向かう家政婦であろう女性が、自分の目の前でひき逃げにあってしまう。
女性はミワが読んだ救急車で運ばれていったが、そこに八海のマネージャー・藤浦が現れ、ミワを本物の家政婦と勘違いしてしまう。
ミワは、偽りはすぐにバレて人生が終わるリスクを感じながらも、八海のセリフ「でもやるんだよ」に後押しされ、家政婦・美羽さくらとして八海崇の家に採用される。
『ミワさんなりすます』最終回の結末ネタバレ
◆偽りの家政婦
敬愛する八海崇の家の家政婦として働き始めたミワでしたが、八海をダマしていることに心が痛み、本当のことを打ち明けようとします。
そして「自分は家政婦として雇われるはずだった美羽さくらでは無い」という手紙を書いて渡そうとしますが、風のせいでその手紙が飛んでいってしまいました。
そんななか家政婦紹介所から、八海家に電話がかかってきます。
「もう破滅だ…」そう覚悟を決めたミワでしたが、電話の内容は勤務体制を本人に確認してもらいたいというものでした。
ホッするミワは「自分は色欲に負けたさもしい女だ」と落ち込みますが、八海は「次は映画の話しましょうね」と優しく微笑むのでした。
◆ご本人登場
自分を卑下しながらも家政婦を続けるミワの元に、本物の美羽さくらが現れます。
ミワの謝罪を「そんなの、いらない」とバッサリ切り捨てる美羽は、「どうして、私になりすまそうと思ったんですか?」と単刀直入に聞いてきました。
ミワは迷いながらも「推しが好きすぎて家政婦になりました。どうしても……あの人の傍に、いたかった…………。ただ……、それだけです……。」本心で答えました。
すると美羽は、「私と同じことを考える人がいるなんて!」と興奮し始めました。
実は美羽さくらも、八海崇の熱狂的なファンだったのでした。
そして二人は意気投合。八海にクッキーを手作りし、渡すことにしました。
◆推しとデート
美羽がクッキーの袋に忍ばせたミワの連絡先がキッカケで、ミワは八海とお忍びで会う事になりました。
ファンと推しがプライベートな時間を過ごすという夢のような展開に呆然とするミワでしたが、「せっかくの休みなのに、普通の人間と食事なんて…」とまたもやマイナス発言をします。
すると八海は、指でテーブルをたたき始めます。
それがモールス信号で「こちらを見て」という合図だと気づいたミワは、八海に視線を向けます。
すると八海は「やっぱり。ミワさんならわかると思いました」とほほ笑むのでした。
◆マウントを取る元カレ
次の日、マネージャーの藤浦から昨日の行動を尋ねられた八海は、気づかれないようにそっと人差し指を口の前で立てミワに向かって合図をしました。
憧れの八海と秘密を共有し、舞い上がるミワ。
そんななかミワの前に元カレ・紀土健太郎とバイト仲間が現れます。
断り切れず飲み会に参加したミワでしたが、元バイト仲間たちは、言いたいことも言えず気を遣いすぎるミワをバカにします。
紀土も、自分の言いなりとなるミワのことを、心地よくマウントが取れる相手として復縁を目論んでいました。
しかし、八海の家で家政婦として働くミワは、何も言えなかった頃とは明らかに変わっていました。
紀土に反論し、自分のなかに「譲れないもの」が出来始めたのです。
◆再び美羽さくら現る
ある日ミワの前に、エリート家政婦・美羽さくらが再び現れます。
「彼女の一存で、私の運命はどうとでも、なる。彼女の出方一つで崩壊する。」
ミワは、彼女に対する美羽に対する後ろめたさで身体が硬直してしまいますが、美羽は自分に振り込まれた給料をミワに手渡しました。
ミワが受け取りを断ると、美羽は「カマトトぶってんじゃねーよ。信頼とかキレイごといってるだけで、八海崇と離れたくないだけでしょ。」と確信を突いた発言をします。
そして美羽は、真実を暴かれたくなければ偽家政婦を演じ続けるしかないと告げ、去っていきました。
◆八海に接近する新たな女性
そんななか、ハリウッドで頭角をあらわした逆輸入女優・五十嵐 凛が帰国します。
オープンで裏表のない性格の五十嵐は、役になり切ることができる天才肌の女優です。
嘘を嫌い、リアルを生きる五十嵐を前に、偽りの家政婦を演じるミワは…
新キャラ・五十嵐 凜が現れたことで、ジェットコースター・ロマンスは新たな局面に突入します。
なお、最新のネタバレ情報はここまでとなりますので、最終回の結末はぜひ、ご自身の目で確かめて下さいね!
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まとめと感想
映画を1年で1520本も視聴し、ブラピ登場シーンが何分何秒まで分かるという恐ろしいシネフィル・久保田ミワ。
ちょっと痛いサブカル女子が主人公の作品だけあって、細かい語彙の言い回しや、パワーワードがたくさん出てきて面白い。
ボトルシップが趣味のイケオジ俳優、マMr.ド正論の元カレなど、美しい絵とミスマッチのヘンテコキャラも興味をそそられました。
カーテンでボトルが落ちたり、真実を告白した手紙が飛ばされたり、要所で出てくる「運命の風」も吹きすぎて笑えます。
一方で、偽りがいつバレてしまうのか?というサスペンス要素もあって、毎回ドキドキ、ハラハラ。
審美眼のあるハリウッド女優も登場して、ミワはどのように切り抜けていくのかも楽しみです。
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