『ゆりあ先生の赤い糸』ネタバレ!最終回までのあらすじ結末を相関図付きで

要介護の夫に、美青年のゲイの愛人や「パパ」と呼ぶ子どもがいたことで、平凡な主婦の人生が一変する様を描いた『ゆりあ先生の赤い糸』。今回は菅野美穂さん主演でドラマ化もされる『ゆりあ先生の赤い糸』のあらすじ~結末をご紹介いたします。
『ゆりあ先生の赤い糸』登場人物
◆登場人物
◆伊沢ゆりあ・・・50歳。旧姓 長田。自宅でフランス刺繍の小さな教室を開く。
◆伊沢吾良・・・52歳。ゆりあの夫。もの書き。
◆箭内稟久(やない りく)・・・28歳。イケメンのゲイ。吾良の恋人。
◆節子・・・吾良の母でゆりあの姑。同居。
◆志生里・・・吾良の妹。48歳バツイチ独身。自称グッズデザイナー。
◆蘭・・・ゆりあの姉。53歳。有名会社員の夫と娘、息子の4人暮らし。現在18歳年下の彼氏と恋愛中。
◆小山田まに・みのん・・・吾良を「パパ」と呼ぶ幼い姉妹。
◆小山田みちる・・・DV夫から逃げ、娘と居酒屋で住み込みで働いていた。吾良が倒れるまえに面倒を見ていた女性。
◆伴ゆうや・・・ゆりあの家を担当してくれた便利屋さん。妻に出ていかれ、ひとりで息子を育てる。
◆相関図
※無断転載ご遠慮ください。
『ゆりあ先生の赤い糸』あらすじ
見た目は男っぽいが、子どもの頃からカワイイものが大好きな伊沢ゆりあは、自宅で刺繍教室を開いている。
50歳になったいま、薄らいでいく女のとしての自分を実感しながらも、夫・吾良との穏やかな幸せを味わっていた。
そんなある日、夫の吾良が渋谷のホテルで倒れ、救急搬送される。
ゆりあが病院に駆けつけると、箭内稟久(やないりく)というイケメンの青年が夫に付き添ってくれていた。
箭内はゆりあに吾良の「友人」だと答えたが、後に「付き合っていた」とゆりあに打ち明けるー。
『ゆりあ先生の赤い糸』最終回までの結末ネタバレ
◆クソままごと
平静を装うゆりあでしたが、内心は夫の不貞行為に怒り心頭。
一方、吾良は意識が戻らずに全介護が必要な「要介護5」と認定されてしまいます。
ゆりあは寝た切り状態の吾良を自宅で介護することになりますが、姑の世話も重なり、いっぱいいっぱいに。
そこでゆりあは箭内に勢いで連絡し、「愛していたんならオムツでも替えてみろ」と発言。
吾良との付き合いを「クソままごと」と言われた箭内は、ゆりあへの対抗心から介護に参加することに。
そして、売り言葉に買い言葉でゆりあも、そのことを了承したのです。
◆隠し子?
ある日バッチバチの二人のもとに、吾良を「パパ」と呼ぶ幼い姉妹が現れます。
しかも、 まに&みのん姉妹の母・小山田みちるが入院中と聞き、病院に向かったゆりあ。
ゆりあは、申し訳ないと涙するみちるに嫉妬心を抱きますが、行く場所もなく不安そうな顔をする まにとみのん姉妹を放っておけずに家で面倒をみることにしました。
そんななか、姉妹のDV父がゆりあの家に乗り込み、寝た切りの吾良を見て逆上。
模擬刀で襲いかかってきました。
ゆりあとDV父は格闘しますが、危機一髪のところを便利屋・伴ちゃんに助けられます。
◆50歳にして潤う心
結局ゆりあは、まに&みのと共に、姉妹の母・小山田みちるも一緒に住まわせてあげることを決めました。
激動と波乱の共同生活のなか、ゆりあは若い便利屋・伴ゆうやに手芸を教える名目で会うことに。
徐々に、潤いはじめる ゆりあの心。
一方、寝た切りの吾良が意識を取り戻し、ようやく目覚めます。
声を発し、回復の兆しを見せ始める夫の傍で、ゆりあのなかに仄かな恋心が生まれ始めていました。
◆50歳からの恋
ある日、 姉の蘭はすべてを背負うゆりあを見て、生前の父が若い女性と5~6年の間、浮気していたことを告げました。
父が大好きだったためショックをうける ゆりあでしたが、秘密のデートで急接近した 便利屋・伴ゆうやへの気持ちを抑えきれずに告白してしまいます。
年齢差に打ちのめされながらも、ゆうやへの想いを募らせるゆりあ。
ゆりあの変化に気づいた箭内は、幼少期にトラウマがあり、不信感を持つようになっていきます。
そんななか、ゆりあ はゆうやとついに夜を共にすることになりました。
しかし、結局二人は最後まですることができませんでした。
実はゆうやは、3、4年前にバイクで軽トラと事故を起こしてから、その後遺症のせいで身体が反応しなくなっていたのです。
ゆうやの父親からはオバサン扱いをされ、恋人としての行為ができなかったことに、ゆりあは落ち込みますが、「また会いたい」という彼からの言葉に嬉し涙を流すのでした。
◆プロポーズ
吾良の妹・志生里が突然「箭内稟久と自分が結婚することが皆の幸せ」と言い出し、みちる家族を邪魔もの扱いするように。
志生里の都合の良い話に苛立ちを隠せないゆりあでしたが、恋人・ゆうやとの再婚を許しても良いと言われ、思わず心がぐらついてしまいます。
そんななか、吾良がじゃべり出して一同は仰天。
少しまえから意識が戻っていたと答える吾良に、「ただそばにいて介護し、ふたりで時を重ねていくことさえできれば。」と考えていた稟久は裏切られた気分になり家を出ていってしまいました。
一方、吾良はゆりあに「オレはもうお大丈夫だから、好きにしていい」と話します。
思いつめるゆりあ でしたが、思いもよらずゆうやからプロポーズを受けます。
女としての喜びを噛みしめるゆりあ。
しかし、吾良や義母、みちる家族を置いて家を出ることに迷いがありました。
一方、ゆうやは別居中の嫁・里菜と話し合いをしてけじめを付けようとしますが、彼女は、ゆりあと直接会うことを要求してきたのです。
◆病気
無事に里菜とけじめをつけることが出来たゆうやとゆりあ。
いよいよ結婚かと思っていた矢先、乳ガンが発覚。
ゆりあはゆうやに乳がんのことを打ち明け、彼の将来を想って別れを決断します。
手術を受けることにしたゆりあですが、再発の可能性が0ではないため、ゆうやに「元気になるまで待っていてほしい」とは言わず、「会えたら会おう」と軽いノリで話しました。
ゆりあが手術を終えて家に戻ると、そこには稟久の姿がありました。
新型の疫病の影響で、経営が傾く実家を助けるため地元に戻っていた稟久でしたが、わざわざ戻ってきて家族の食事を世話してくれていたのです。
そんな稟久を励まそうと吾良は彼の実家の老舗旅館へ向かい、経営難の旅館を立て直す手伝いをすることにしました。
◆結末
まにとみのんはスクスクと成長していました。
姉妹そろって参加したバレエの発表会には、ゆりあも見にいき平穏な日々を過ごしていました。
ゆりあは心の片隅でゆうやを思い続けていましたが、彼に連絡を取り元に戻ろうとは考えていませんでした。
そんななか、ゆりあは自宅をカフェとして改築することに。
そのために庭の手入れをすることになったのですが、ゆうやのいる「VH本舗」ではなく、他の便利屋に仕事を依頼しました。
しかし、ゆりあの家にやってきたのは、なんと独立して新しく便利屋を営んでいたゆうやでした。
再会したゆりあとゆうやですが、彼は妻・里菜とヨリを戻していました。
別れたとはいえ未練がないわけではない ゆりあはショックを隠し切れません。
しかし、この物語にはまだ続きがあります。感動の結末は、ぜひご自身の目で確かめて下さいね!
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『ゆりあ先生の赤い糸』感想とまとめ
ほんわかした幼少期のエピソードから始まるゆりあ先生の人生ですが、夫が倒れてからはゲイとの不倫、隠し子騒動、介護など怒涛の展開が待ち受けていました。
ゆりあは、「逃げ出すのはカッコ悪い」とドーンと構えているように見えながらも、内心は嫉妬心などでぐちゃぐちゃ。
本質は、乙女でかわいいところが人間臭くて好きです。
そして ゆりあ自身も、要介護の夫がいながら新しい恋に走るという、なかなかぶっ飛んだ展開になっていきます。
ゲイの恋人と、浮気相手?の女性家族と同居するというファンタジーな設定ですが、登場人物の描写の繊細さと、独特の画風でストーリーにジワジワはまっていきます。
クズな義理妹と色狂いの姉も良い味出していましたね。
毎日、ただひたすら過ごしてたらあっというまに50歳。
ゆりあさんは、色々経験したはずだったけど、忘れていた女の部分が蘇り、家族のあり方についても悩み、考えていきます。
『ゆりあ先生の赤い糸』は、自分では気づかなかったこと、見て見ぬふりしていたことを振り返る“きっかけ”を与えてくれるような作品でした。
「投げ出したいけど、逃げられない」日々…介護や育児に追われている人々にも共感できる物語となっているので、ぜひドラマで気になった方は読んでみて下さいね。
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