『ロング・ラブレター漂流教室』最終回までのあらすじを相関図付きでネタバレ
ドラマ『ロング・ラブレター漂流教室』は、高校ごと未来にタイムスリップしたことで、極限状態になった教師と生徒たちの生き残りをかけたサバイバルと残された者たちの想いを描いた作品です。今回は2002年に豪華キャストで放送された『ロング・ラブレター漂流教室』の結末までのあらすじを相関図付きで振り返ります。
『ロング・ラブレター漂流教室』あらすじ
父が経営する花屋を手伝う三崎結花は、本屋で浅海暁生と出会い電話番号を交換するが、暁生がスリにあって携帯電話を盗まれてしまい連絡がとれなくなってしまう。
1年後 花屋の集金で本倉高校を訪れた結花は、数学教師になった浅海と再会し、些細なことで口論していたところ大地震に巻き込まれる。
揺れが収まり二人が周囲を見渡すと、そこには砂漠のような荒涼とした見知らぬ土地に変貌し、本倉高校だけが未来の世界にタイムスリップしていた。
食料や水の不足、虫の襲撃、病気やケガ、外部からの襲撃…極限のサバイバル状態のなかで、生徒たちは「大和小学校国」を建国。
リーダーの高松翔を中心に過酷な環境で、協力し時にはぶつかりながら元の世界に戻る方法を模索する。
そんななか結花は、学校のなかを探索してたところ土の中に埋まった慰霊碑を発見する。
そこにはタイムスリップした生徒と教師の名前が記されていた。
『ロング・ラブレター漂流教室』登場人物&相関図
◆登場人物
◆三崎結花(常盤貴子)・・・父が経営する花屋を手伝う28歳。2年前教師だったが、生徒の藤沢が起こした暴行事件をかばって退職した。教師時代マッシュルームヘアだったことから生徒たちから「マッシュ」と呼ばれる。
◆浅海暁生(窪塚洋介)・・・本倉高校の23歳の数学教師。マイペースだが生徒思い。タイムスリップ直前に結花に声をかけたせいで、彼女を巻き込んだ責任を感じている。結花に想いを寄せる。
【1年生の生徒】
◆大久保晃弘(市原隼人)・・・陸上部員で自転車の発電に協力する。(交通事故により途中から降板)
◆我猛 翠(鈴木えみ)・・・IQ230の秀才。過去へ帰る方法を探っている。冷静沈着な性格と分析力で浅海を支援する。
◆深沢サエ(長屋光紗)・・・テニス部。寒川と仲が良い。
◆寒川則香(田口寛子)・・・テニス部員。高松翔に想いを寄せる。教師の関屋則子のせいで腕に火傷を負う。
【2年生の生徒】
◆大友 唯(山下智久)・・・落ちこぼれ軍団の1人として補習に参加。教師の関谷から好意を寄せられるほどのイケメン。足が不自由なあゆみをサポートする優しい一面を持っている。
◆高松 翔(山田孝之)・・・友だち想いのしっかり者。B組の一ノ瀬かおると交際するがタイムスリップ直前に喧嘩したまま会えなくなる。
◆辰巳寛人(福士誠治)・・・陸上部。坊主頭。天国を探すため二宮と学校を飛び出したまま行方不明となる。
◆田代 仁(内野謙太)・・・異変に敏感。サバイバル能力に長けている。地味で目立たない生徒だったが、漂流中に能力を発揮し生き生きと生活する。
◆西 あゆみ(赤咲伶奈)・・・幼少期の脊髄損傷で足が不自由な生徒。侵入者に誘拐されてしまう。
◆高木美雪(小泉絵美子)・・・女番長。不良だが仲間想い。
◆安堂千里(今江千佳)・・・暁生に恋をしている。タイムスリップ前に下着姿で暁生にアプローチしているところを結花に目撃される。
◆舞岡あずさ(香理奈)・・・クラスのマドンナ的な存在。恵太や正志と共に独立国を作り、別行動をする。
【3年生の生徒】
◆柳瀬俊介(鳥居紀彦)・・・医学部を志望し、東大を目指す。進路希望で学校を訪れタイムスリップに巻き込まれる。怪我や体調不良の者たちの診察を行う。
【教師】
◆若原述之(中丸新将)・・・同僚の平沼の命を奪い、結花も車で轢こうとする。その後変わり果てた姿で見つかり、そのまま息を引き取る。
◆岡津三蔵(モロ師岡)・・・用務員。暁生と結花と共に生徒の面倒を見る。
◆関谷則子(中島宏海)・・・国語教師。傲慢な性格で非常食を独り占めし、それをエサに生徒たちを服従させようとする。
【現代の人々】
◆三崎重雄(大杉漣)・・・結花の父。妻をと死別し花屋を切り盛りする。
◆一ノ瀬かおる(水川あさみ)・・・高松の彼女。
◆一ノ瀬真智子(高畑淳子)・・・かおるの母。
◆藤沢隆太(妻夫木聡)・・・すし職人見習い。三崎の元生徒。
◆山田信一(内田朝陽)・・・高松の友人。かおるに想いを寄せる。
◆相関図
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『ロング・ラブレター漂流教室』結末ネタバレ
現代ではまだ開発されていない新幹線やサイクル的に起こるはずのない日食があったことから、暁生はここが滅びる寸前の未来の日本だと考えた。
そんななか謎の男三人(未来の世界で数少ない人間の生き残り)が学校に侵入し、生徒たちに取り押さえられる。
そして「我々は過去から来た」「お前らのせいだ」と告げ去っていくが、その際に足の不自由な西 あゆみは、自ら彼らについていった。
一方、侵入者に斬りつけられ傷を負った暁生の容態が急変し、医学部を目指す柳瀬俊介は破傷風だと診断し、薬がなければ助からないと話した。
結花は絶対に暁生を助けると病院の跡地を探して薬を発見する。
その頃学校では、教師の関谷則子が見つけた拳銃で生徒たちを脅して食料を独り占めしていた。
しかしちょうどそこに竜巻が起こり、農園を守ろうと外にでた池垣文也の頭に、風で飛ばされた板が直撃。そのまま文也は亡くなってしまう。
ついに食料は底をつき、育てていた植物も枯れ、絶望した生徒らは二宮恵太が話していた天国を探しに学校を離れ、彼らを心配した暁生も付いていくことになった。
結花が強い気持ちで学校を守ろうと決意して暁生を見送ったその夜、突如 巨大な化物(人類が滅びた後に生まれた「第二人類」)が現れる。
高木美雪はひとりで第二人類に立ち向かうが、勝てるはずもなく命を落としてしまう。
一方、暁生たちは天国にたどり着いたが、そこは廃墟になった遊園地であったため、学校に戻ることになった。
結花は怪我をしながらも暁生を探しにいき、見つけたところで毒雲が発生し、洞窟へ逃げ込む。
その洞窟に描かれた壁画には、環境破壊や核戦争で世界が荒廃して人類は滅び、第二人類が産まれた様子が描かれていた。
そんななか火山の噴火によって地震が発生し、美雪の友人川和ハツ子はまた暴走を始めた関谷則子の首を絞めて命を奪うが、そのときハツ子がなぜか未来とつながった。
ハツ子はマスコミのカメラに向かって、「未来でみんな生きています」と必死に訴えた。
その頃 結花は怪我の痛みで動けなくなり、暁生の腕の中にいたが、そこに第二人類が現れ「弱い者は滅びるしかない世界だ」と言い残して去っていった。
直後 暁生は火山噴火の影響で地下水が湧き出し川が戻ってきたことに気づき、自分たちは未来のために撒かれた人類の種だと考える。
そして生徒たちに、雷の衝撃を利用して過去へ手紙を送ろうと提案する。
カプセルに入れたみんなの手紙は時空の途中で砕けてしまったが、その破片の一部は過去の暁生の手に渡った。
一年前ーーースリにあう前の暁生は手紙の破片を見て、本屋で初めて会った結花に電話をかけた。
「もうちょっと話したいことがあるから会いたい」
暁生がそう話した直後、スリは目の前を何もせずに通過していった。
こうして未来は少しだけ変わったのだった。
『ロング・ラブレター漂流教室』感想
楳図かずお先生原作の『漂流教室』からインスパイアされ制作された『ロング・ラブレター漂流教室』は、2002年に放送され高視聴率を獲得した人気作です。
学校ごとタイムスリップし、食料、水、薬、携帯電話もないという極限状態の人間ドラマと、それぞれの恋愛模様が丁寧に描かれ、少し矛盾はあるもののうまくまとめられています。
また「ロングラブレター」というタイトルの通り、現在と未来の時空を超えた想いと、「今」の行動が未来を変えるというメッセージが込められ、殺伐としたなかにも温かさを感じる作品になっています。
ドラマの設定は2002年から20年後なので、今と同じくらいの未来ということになりますね。
2025年は核戦争、人類滅亡まではいっていなくても、パンデミックや食糧危機、戦争などは起こり、2002年より深刻さが増しているのは確かで、今見返すと感慨深いものがありました。
終わり方も現代に戻ってハッピーエンドではなくて、絶望した過去からの手紙によって少しだけ未来が変わるというのが良かったです。
そして内容と共に注目されるのが豪華なキャスト陣で、主演の常盤貴子さん&窪塚洋介さん、生徒役で山下智久さん、山田孝之さん、水川あさみさん、市原隼人さんなど第一線で活躍する俳優が名を連ねます。
この配役は、もう大河ドラマや映画でしか実現しないような贅沢さで、それだけでも見る価値が十分にあります。
CGはちょっとチープではありますが、内容としては合格点だと思いますので、今度はぜひNetflixなどでリメイクを希望したいです。
タイムスリップミステリー『テセウスの船』最終回までのあらすじ相関図は⇒こちら


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