ドラマ【同級生】最終回までのあらすじ・キャスト・主題歌まとめ
1989年に放映された柴門ふみ原作の「同・級・生」は、社会に出て働き出した若者達の青春&恋愛ドラマです。
ブレイク前の石田純一や山口智子が脇役を務めた、現在ではありえない豪華キャストでした。
そんなトレンディドラマの先がけ「同・級・生」の最終回までの全話あらすじ・キャスト・主題歌をまとめてみました。
ドラマ【同級生】の最終回までの全話あらすじ
「同級生」第1話
ちなみ(安田成美)と透(緒形直人)は大学の同級生。ちなみが透のマンションに泊まり、次の日、肩を並べて学校へ行くというような仲。ちなみはバイト先にそのまま就職することが決まったが、透は目下、就職活動中。
ちなみはバイト先の上司、海江田(宅麻伸)に、透の就職をたのんでいた。ある日、ちなみは透を海江田に会わせた。ところが透は、「就職は自分でさがす」といって席を立つ。ちなみは「おとなげない」と怒る。そのとき透は同級生の堤(戸田研一郎)の名前を出した。ちなみと堤は元恋人。ちなみはこの言葉を聞き、さらに怒りが増して・・・。
今回は、同級生で恋人同士のちなみ、透の別れを。
「同級生」第2話
ちなみ(安田成美)と透(緒形直人)が別れて1年3ヶ月。透は第一電報堂の営業部で働いている。杏子(菊池桃子)も同じ営業部。ちなみは東京リサーチの調査部。会社から帰った透はやりきれない寂しさ。ちなみに電話した。なんとなく他人行儀な会話。それでも「今度、みんなで会おう」と約束する。
そして、大学時代の仲間が集まった。だが、ちなみは上司の海江田(宅麻伸)から用事を頼まれ、銀座で彼と会っていて、出席できない。がっかりする透。
翌日、ちなみは透を電話で呼び出した。やはり、ぎこちない会話。気持ちが伝わらない。
今回は、1年3ヶ月ぶりに会うちなみと透を。
「同級生」第3話
透(緒形直人)と杏子(菊池桃子)は湾岸に食事に行き、帰りにキス。杏子はとてもしあわせだ。翌日、二人はホテルで行われた新車発表パーティに出かける。
会場で透と杏子は、ちなみ(安田成美)と海江田(宅麻伸)と出会った。ちなみと杏子は初対面。4人はなんとなく気まずい思い。
次の日、ちなみと透は昔よくデートしたカフェレストランで会った。ちなみは杏子のこと、透は海江田のことが気になって話はかみ合わない。本当の気持ちが伝わらないのだ。
ちなみは海江田と飲んだ。酔ったちなみは海江田に「わたしを抱いてください」と迫った。
今回はギクシャクしたちなみと透の関係を。
「同級生」第4話
ちなみ(安田成美)は透(緒形直人)に会いたい。透も同じ思い。しかし、透には杏子(菊池桃子)がいる。
海江田(宅麻伸)のはからいで、ちなみと透は、ビアホールで会った。「本当は2人が結ばれるべきだったかもしれない。でも今は杏子さんがいるし・・・。わたしは自分で誰か探さなくては」というちなみ。
船上パーティがあった。拓也(勝俣州和)、堤(戸田研一郎)、優子(山口智子)ら、同級生が集まった。ちなみも透もやってきた。その帰り、ちなみは透のマンションに寄った。そして留守番電話のボタンを押すと・・・。
今回は、相変わらずしっくりいかないちなみと透を。
「同級生」第5話
茜(中井美穂)のかわりに見合いに出かけたちなみ(安田成美)は、向こうも代理で来た飛鳥(石田純一)が、ちょっと気になった。翌日、飛鳥に電話し、夜、バーで会った。茜、優子(山口智子)も一緒だ。
さて、茜は先日、酔っ払ったとき、拓也(勝俣州和)と一緒に寝ていたことが気になった。茜はちなみを引きつれ、拓也と会う。拓也の方も透(緒形直人)らとやってきた。茜と拓也にあの夜何があったか-。
本人たちもよくわからない。
その夜、ちなみと透はカゼをひいた杏子(菊池桃子)のことが気になって・・・。
今回は新たに出現の飛鳥を。
「同級生」第6話
杏子(菊池桃子)が透(緒形直人)の母校を見たいという。その日、2人のほか優子(山口智子)、拓也(勝俣州和)、茜(中井美穂)も一緒に出かけ、校内を歩き回る。透は図書室に入る。ちなみ(安田成美)とキスしたことなどを思い出す。そんな透に杏子は「あなたの本当の気持ちを知りたい」と迫る。
その夜、透の部屋で杏子の誕生祝い。あらためて杏子は透の気持ちを確かめる。透はまだちなみのことが忘れられないでいる。
翌日、ちなみから透に電話。2人は公園で会った。透はちなみにはっきりと言った。「もう会うのはよそう」。
今回はちなみに別れ話を切り出した透を。
「同級生」第7話
透(緒形直人)から「もう会うのをやめよう」といわれたちなみ(安田成美)はショック。飛鳥(石田純一)になぐさめられたが、翌日は会社を休んだ。
飛鳥は優子(山口智子)、茜(中井美穂)に、ちなみと透が別れた理由を聞く。優子と茜はちなみのアパートへ行く。ちなみは飛鳥からプロポーズされたことを話す。そしていままでも透が一番好きだということも。
飛鳥が透と会った。「ちなみさんに結婚を申し込んだ」と告げた。透の心は揺れ動く。一方、杏子(菊池桃子)はいまだにちなみの存在が気がかり。みんなモヤモヤした気持ち。
今回は、透と別れ、飛鳥にプロポーズされ揺れ動くちなみを。
「同級生」第8話
ちなみ(安田成美)の心の中には、透(緒形直人)との楽しい思い出がいき続けている。それを大切にしたいと思っている。
ちなみは飛鳥(石田純一)に誘われて会いに行く。2人は土手っぷちのグラウンドで子どもたちの野球を見る。そのうち2人は野球の仲間入り。野球をやっていて飛鳥は足首を捻挫してしまった。ちなみは飛鳥を彼のマンションに送っていく。するとそこへ女性が入ってきた。2人はとても親しい感じ。ちなみは部屋を出る。
ちなみのところに透から電話。さりげない日常会話だった。そして、また飛鳥から会いたいと言ってきた。
今回は飛鳥との関係を深めていくちなみを。
「同級生」第9話
ちなみ(安田成美)にプロポーズした飛鳥(石田純一)は、返事に関係なく結婚の準備を進める。返事がノーでも平気だという。ちなみは困る。
堤(戸田研一郎)は福岡に転勤することになった。あわただしい転勤で、日曜日に羽田空港から飛び立っていった。同級生たちが見送りに来た。堤と恋人の優子(山口智子)とのさわやかな別れ。
堤を見送ったあと、ちなみと透は公園で話した。2人ともたっぷりと未練はあるものの、もう元のサヤには戻りそうもない。ちなみは決意した。飛鳥を呼び出してプロポーズの返事を。
今回は飛鳥との結婚を決意したちなみを。
「同級生」第10話
ちなみ(安田成美)は飛鳥(石田純一)のプロポーズを受け入れたものの、何か不安がある。飛鳥の方も同じ思い。どうしても透(緒形直人)のことが気になる。
透は杏子(菊池桃子)と結婚しようと考える。だけど、うれしいはずの杏子がなぜかさみしそう。
杏子もちなみのことが気がかりなのだ。
ちなみは飛鳥のマンションへ行く。二人で食事。一方、透の部屋では透と杏子が食事している。そして、ちなみは一人でマンションを出る。透は杏子を車で送っていく。杏子を送り届けた透はあてどもなく街を走る。ちなみも深夜の街をうなだれて歩く。
今回は、何か満ちたりぬちなみと透を。
「同級生」第11話
あてもなく深夜の街をさまよっていたちなみ(安田成美)と透(緒形直人)が公園で出会った。透は2年前の二人に戻ろうという。ちなみは「とてもムリだ」と言って透を振り切って帰ろうとする。透は泣いていた。ちなみは思わず透を抱きしめてキス。二人はホテルに入った。ベッドに倒れ込み激しく求め合う二人。
そして翌朝。二人はどうしたらいいか-。
ちなみのアパートに優子(山口智子)と茜(中井美穂)がやってきた。ちなみはいない。透の部屋では杏子(菊池桃子)が一人でしょんぼり。飛鳥(石田純一)が必死でちなみを探す。
今回は再び結ばれるちなみと透。そして飛鳥と杏子は・・・。
「同級生」第12話
ちなみ(安田成美)と透(緒形直人)はヨリを戻したが、二人とも何か心にひっかかるものがあった。ちなみは飛鳥(石田純一)にどなられ、透は杏子(菊池桃子)から「ウソつき」と言われた。
ちなみと透の同級生・優子(山口智子)、茜(中井美穂)、堤(戸田研一郎)、拓也(勝俣州和)らは二人のこれからのことを心配する。ちなみと透が一緒になるのが一番いいという意見、いや、ちなみは飛鳥、透は杏子と結婚すべきだとう意見にわかれた。当然二人の心は揺れる。
ちなみと透は話し合った。思い出深い母校へ出かけた。そして二人は結論を出した。
今回はヨリを戻したものの揺れ動くちなみと透を。
「同級生」第13話
優子(山口智子)と茜(中井美穂)がちなみ(安田成美)と話し込む。優子らはちなみに、明日、飛鳥(石田純一)のところへ行けと言った。そのころ杏子(菊池桃子)は透(緒形直人)のマンションへ行き、キーを返した。
翌朝、ちなみは飛鳥のマンションへ行く。飛鳥はもうニューヨークへ旅立っていた。ちなみは飛鳥にあやまるためにニューヨークへ向かう。
そして一年後、拓也(勝俣州和)と茜の結婚式に、同級生が集まった。ニューヨークで飛鳥と暮らしているちなみだけは出席できない。出張で日本へ来た飛鳥が、ちなみの手紙を透に-。
今回は飛鳥と結ばれたちなみ、そして同級生たちの動静を。
ドラマ【同級生】キャスト
名取ちなみ 演・安田成美 |
市場調査会社「東京リサーチ」の社員。鴨居の元彼女。 |
鴨居透 演・緒形直人 |
広告代理店「第一電報堂」の営業部所属 |
佐倉杏子 演・菊池桃子 |
鴨居の同僚で現在の彼女。 |
飛鳥浩史 石田純一 |
ちなみの年上の婚約者。「小林建設」の社員。 |
沢口優子 演・山口智子 |
ちなみの大学時代の友人。 |
秋山茜 演・中井美穂 |
ちなみの大学時代の友人。 |
江藤拓也 演・勝俣州和 |
鴨居の大学時代の友人。 |
堤礼二 演・戸田研一郎 |
鴨居くんの大学時代の友人。 |
海江田一樹 演・宅麻伸 |
ちなみの上司。 |
演・浅野ゆう子 |
友情出演 |
演・陣内孝則 |
最終話に友情出演 |
ドラマ「同級生」主題歌
主題歌は、ZIGGYの「GLORIA」ですが、
久保田利伸の代表曲とも言える「Missing」のも主題歌となっています。
「Missing」は、第2話と第10話にしか使われていませんが、キャッチーなメロディと歌詞で今でもファンの多い名曲です。
もちろんZIGGYの「GLORIA」も素敵ですよ♪
ドラマ「同級生」感想
別れたはずの元恋人同士の鴨居と、ちなみですが、社会人になってもお互いが気になる存在。
しかし、面と向かうと意地の張り合うくせに、相手のことを想っています。
つい軽い気持ちで他の相手と付き合うと、運が悪いことに
絶妙のタイミングで相手に見られてしまうとうことの繰り返し。
このヤキモキする感じがアラフォー世代にはたまりません(笑)。
携帯もない時代は、すれ違いが多く、じれったくてキュンキュンしちゃいます。
また、脇を固める俳優陣は現在では絶対に有り得ない豪華さ。
トレンディドラマで一世を風靡した石田純一や、社会現象にもなった「ロンバケ」主人公の山口智子が脇役であることも、去ることながら当時フジテレビアナウンサーだった中井美穂や友情出演で浅野ゆう子や陣内孝則が出演するなど、その話題性もすごすぎです。
別の人と付き合ったものの、昔の恋人が忘れられなくて…という恋愛ドラマの王道!これぞトレンディ。これぞ昭和です。
あまりの懐かしさに、全話を一気に見てしまうおもしろでした。
この時代のフジテレビトレンディドラマの吸引力は、私を寝不足にさせてくれました(笑)
安田成美&中森明菜W主演『素顔のままで』最終回までのあらすじをネタバレは⇒こちら
今日たまたまケーブルTVで見た同級生第1話で久保田利伸さんの生歌のような感じで挿入歌としてではなく、missingが歌われてました。久保田利伸さんの出演はなく歌声だけで。