朝ドラオーディション一般募集はある?時期や応募方法まとめ
出演すると全国区の知名度を、手に入れることができる朝ドラ。
特にヒロインともなれば、芸能界での活躍することが約束される“シンデレラ・ガール”です。
しかし、朝ドラのヒロインがどんな方法で募集され、選ばれるのかあまり知られてはいません。
そこで、今回は朝ドラのヒロインの一般応募の時期や合格する方法をまとめてみました。
朝ドラのオーディションの時期は?一般からの応募は可能?
最近では、朝ドラヒロインを目指す女優さんが増え、そのオーディションには全国から2000人以上の応募があります。
ここでは、まずオーディションが行われる時期について、ご紹介します。
朝ドラのオーディションの時期
朝ドラが前期(4月~9月放送)ならば、前年の5月くらいまでにオーディションが行われます。
大体、1年弱前からですね。
例えば、2020年前期に決定している主役の窪田正孝さんの相手役となるヒロインのオーディションは、2019年5月に行われました。
以前は、前期だと前年の夏ごろにオーディションを行い、撮影が始まるクランクインは秋ごろが定番でした。
しかし、“働き方改革”の影響もあり、それよりも早い前年の春にオーディション→夏にはクランクインという流れになっています。
朝ドラのヒロイン応募方法は?一般からは?
「私もヒロインになりたい!」と思ったときの応募方法は、 制作サイドから事務所や劇団などにお知らせを出します。
ですので、事務所や劇団などの会社や組織に所属していないと原則的に応募は出来ません。
残念ながら、一般人(フリー)の人に応募資格はないようです。
(エキストラなど、セリフが無い場合は一般応募可能です。)
ヒロインや相手役を目指す人は、まず劇団や所属事務所を探すことに専念しましょう。
朝ドラヒロインの選考方法は?
朝ドラのヒロインに選ばれるためには、2000名以上の応募者の中から勝ち抜かなければなりません。
その選考方法は、
■書類審査
↓
■一次試験
↓
■二次試験
↓
■三次試験(その時次第)
試験は、面接と演技力を見ることが多く、アドリブ的な課題も出され、
実際の台本にあるワンシーンを演じてみたり、表現力や柔軟性など様々な角度から審査します。
また、作品の時代設定によって髪の色や、服装、などが指定される場合もあるので事前に準備も必要です。
過去の朝ドラ・ヒロインが選ばれた理由は?オーディションなしの場合も
朝ドラのヒロインは、 新人ヒロインを発掘するためにオーディションで選ばれる場合と、一定の知名度と演技力ですでに活躍されている女優さんがオーディションなしで選ばれる場合があります。
オーディションで選ばれた女優さん
オーディションで選ばれたヒロインで1994年『ぴあの』の純名里沙さんは、宝塚歌劇団の生徒だったときにヒロインのオーディションを受け、応募した852人の女優の卵から選ばれました。
純名さんは、役柄にピッタリなミュージカルナンバーをアカペラで披露し、その歌唱力も評価されたのです。
また、2015年『あさが来た』の波留さんは、物語の中で相撲のシーンがあるため、実際に面接の場で相撲をとったりしたそうです。
そして一番の発掘は2013年『あまちゃん』の能年玲奈(現・のん)さんではないでしょうか。
最初に出演した頃は、未熟な印象でしたが、回を追うごとに輝きを増していき『あまちゃん』自体も大ヒットでしたね。
こうして、女優の原石として勝ち抜いたヒロインは、大々的にマスコミにむけて制作発表会でお披露目されることになります。
ヒロインオーディションなしの場合
少し前までは、新人ヒロインと自分を重ねて、成長を応援するという視聴者が多かったようですが、
最近は、女優の演技力に一定の水準を求める人が多くなったため、すでに認知度のある女優さんがオーディションなしで選ばれるスタイルが多くなっています。
■2017年『ひよっこ』有村架純さん
■2018年『まんぷく』安藤サクラさん
■2019年『なつぞら』広瀬すずさん
■2019年後期『スカーレット』戸田恵梨香さん
など、連続でオーディション無しのヒロインが登場しています。
個人的には、活躍している女優さんより新しい才能を見てみたい気がしますが、やはり演技力に定評のある女優さんは、良い作品を残していることも事実です。
ヒロインの相手役はオーディション!
朝ドラに出演したい女優の卵さん!ヒロインのオーディションが無くて、諦めるのはまだ早いですよ。
実は、 ヒロインが決定している場合の相手役はオーディションで決める場合が多いようです。
例えば2019年の『なつぞら』では広瀬すずさん以外の若手キャストは、各2500人もの応募の中から選考しています。
最近では、ヒロインの相手役からブレイクする俳優さんも多いので狙い目です。
まとめ
朝ドラのヒロインは、一般の人が応募して選ばれるというのは、現実的に難しいようですね。
また事務所に所属したとしても、何千人の演技経験や知名度が高い女優さんの中から、勝ち抜く実力も必要です。
かなり厳しい世界ですが、今はまだ未熟でも磨けば光る!と思われた場合は、ヒロインに選ばれる可能性も残されています。
もしあなたが、ヒロインになったならば、抜群の知名度によって、仕事のオファーも増加するでしょう。
そのためにも、日ごろから演技力を磨き、作品のキャラクターをよく分析して試験に臨むことが大切です。
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