『岸辺露伴は動かない(ドラマ)』ネタバレ第4~6話あらすじ結末

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昨年12月末に3夜連続で放送され、大反響を呼んだNHKドラマ『岸辺露伴は動かない』の新作3本(第4~6話)が2021年も放送されることが決定しました。そこで今回は『岸辺露伴は動かない』のキャスト・あらすじ・原作ネタバレをご紹介いたします。

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ドラマ『岸辺露伴は動かない』キャスト一覧

2022ドラマ化「ホットサマー・マーサ」「じゃんけん小僧」のあらすじ~結末は⇒こちら

岸辺露伴高橋一生

人気漫画家。相手を「本」にし、相手の過去や素性を知り、さらに書き込みを行い指示を与える“ヘブンズドア”という特殊能力を持つ。
漫画に対する情熱はすさまじく、作品にリアリティを持たすためなら手段を選ばず、ネタ探しは決して手を抜かない。

泉京香飯豊まりえ

大手出版社“集明社”に勤務する編集者で、露伴の担当。
イマドキの女子で、富豪村の別荘の一画が売りに出されていると知り興味を持つ。

橋本陽馬笠松将

かけ出しのモデルで、事務所の社長から「体を作れ」と指示されてジムに通っているところ露伴と出会う。
無気力でつかみどころのない青年。4話に登場。

乙雅三(きのと・まさぞう)市川猿之助

露伴の家にリゾート開発を請け負う会社の営業部に勤める男。
なぜか決して背中を見せようとしない。5話に登場。

大郷楠宝子(おおさと・なおこ)内田理央

300年続く味噌作りで成功した村一番の名家の跡取り娘。
露伴が村を訪ねてきた理由を探ってくるが、何か秘密を抱えている様子。6話に登場。

修一中島歩

 

楠宝子の許嫁。

庭師:郡平渡辺大知


大郷家で働く庭師で宝子のボーイフレンド。

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ドラマ『岸辺露伴は動かない』第4話~6話あらすじ・ネタバレ

第4話「ザ・ラン」

「ザ・ラン」あらすじ

右手を骨折した岸辺露伴は、ジムで異常なまでに筋トレにのめり込む 橋本陽馬という青年に出会う。

陽馬は、原宿でカットモデルのスカウトを受け仕事を始めるが、そこで体を鍛えるようにアドバイスされ、トレーニングに没頭しているという。

そんななか、露伴はささいな会話から陽馬と、時速25kmまで加速したランニングマシンで、どちらが早くリモコンの緊急停止ボタンを奪って押せるか勝負することになった。

対戦内容は、徐々に加速するマシーンの走行スピードが時速25kmに達した時点で、両者の間に置かれたリモコンを取り合い、リモコンを奪取して緊急停止ボタンを押した者が勝ちというもの。

しかし陽馬は、唯我独尊で歩んできた露伴でも辟易するほど危険な男だった…。

「ザ・ラン」ネタバレ

勝負に関する分析や公正に異常なほどこだわる陽馬に、露伴は嫌なものを感じはじめていた。

露伴が服を脱いだ陽馬の体に目をやると、そのムキムキの背中と両方のくるぶしに 翼の様な形の筋肉の隆起があることに気づく。

そして陽馬は「競争には“公平”さが必要である」突然体を後ろ向きに走り始め、近くにあったバーベルを窓に投げつけて破壊。壁に大きな穴を開けた。

この行為は、勝負に負けた方はマシーンから放り出されて外へと転落して 命を落としてしまうことを意味していた。

露伴は恐怖を感じてリモコンに手を伸ばした。

しかし、陽馬はマシーンを止めて負けるのは“公正”さに反するとして、露伴の右手を掴んで、指を握りつぶして制止した。

露伴は指を折られた苦痛に顔を歪めたが、彼に対してヘブンズ・ドアーを発動。

すると、さらに 恐ろしい事実が発覚した!

以前より陽馬は、自分のトレーニングを邪魔するものを殺害していたのだ。

これにより露伴は、自分も勝負に負けると消されてしまうと悟る。

そして、マシーンの時速は25kmに達した。

二人はリモコンに手を伸ばすが、勝ったのは陽馬だった。

露伴は、彼が勝利したことを喜ぶ瞬間にヘブンズ・ドアーの能力で彼の手の甲に“ 停止ボタンは露伴のマシンへ向けて押す”と書き込みを行った。

そして、その書き込みは実行され、露伴のマシーンは停止。

一方、走ることをやめスピードを落とした陽馬は、マシーン動きで窓の外に放り出され、ビルから転落していった。

どうにか命を落とさずに済んだ露伴だったが、窓の下の陽馬を確認することなく、ここからすぐに 逃げ出そうとした。

もし、勝者の露伴が、陽馬を見下ろすような姿勢になれば、彼は必ずビルにしがみつくなどして、自分を殺しにくると察知したのだった。

露伴は、うかつに陽馬に近づいたことを後悔しながら、どのルートでここから立ち去るか考えた。

笠松将さんといえば、筋トレ好きで細マッチョな体型。ということで「ザ・ラン」の橋本陽馬役にピッタリですね。ぜひ笠松さんには、日頃から鍛えているバッキバキの肉体をぜひ披露してもらいたいですし、露伴がめちゃくちゃ動くところにも興味をそそられます。

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第5話「背中の正面」

「背中の正面」あらすじ

露伴の自宅をリゾート開発を請け負う会社の営業部に勤める男、 乙雅三(きのと・まさぞう)が訪れた。

家の中に招き入れられた雅三は、背中を壁につけたまま這うように入ってきて、靴を脱ぐときも、椅子に座るときも、紅茶を飲むときも、愛想笑いをしても、なぜか 決して背中を見せようとしなかった。

その不可思議な行動に興味を駆り立てられた露伴は、雅三を落とし穴に落とし、無理やり背中を見た。

その途端、背中を見られた雅三に異変が襲い、その異変はやがて露伴にも及んでいった。

「背中の正面」ネタバレ

背中を見られた雅三は、背中がベリベリと音を立てて剥がれ、やがて亡くなってしまう。

直後、露伴の背中から声がして、雅三に取り憑いていたスタンドが自らの背中に乗り移ったことに気がつく。

そのスタンドはチープ・トリックと名乗り、何やら耳元で囁き続けたきた。

逃げても、払ってもついてくるスタンドに困り果てた岸辺露伴は、広瀬康一に相談するが、日ごろの行いが災いして「ふざけている」として取られてしまい相手にされなかった。

なんとかするため、通行人に背中を見せないようにホテルに向かった露伴は、チープ・トリックに呼ばれた犬猫に囲まれ、窮地に陥る。

そこに異変を察知した広瀬康一が駆けつけ、エコーズのスタンドで動物を追い払った。

続けて広瀬は、露伴の背中のチープ・トリックを振り落とそうとするが、露伴よ背中が裂けそうになったので中断。

追い詰められた岸辺露伴は笑いながら、ヤケクソのように広瀬に背中を見せた。

すると、それは「振り返ってはいけない小道」だったため、チープトリックは地獄に落ちていった。

まさかの「ジョジョ」本編エピソードの実写化!背中を見せないようにする市川猿之助さんの奇妙な動きや、背中から囁く不気味な生き物が楽しみです。

第6話「六壁坂村」

「六壁坂村」あらすじ

ある日、露伴は打ち合わせにきた漫画編集者・貝森稔に原稿料の前借りを申し出た。

実は露伴は、妖怪伝説の漫画を描くために取材を行っていたのだが、そこでリゾート道路計画から妖怪を救うために山を6つ購入したが、地価が暴落して破産してしまったのだ。

しかし、金は無くなったものの、編集者である貝森稔のに ネタの収獲があったことを告げる。

六壁村には、味噌作りで栄えた大郷家があり、そこの娘の 大郷楠宝子は結婚のために大郷家で働く庭師でボーイフレンドの釜房郡平と別れる為に手切れ金を渡そうとした。

しかし、抵抗した郡平ともみあいになった楠宝子は、彼を突き飛ばしてしまい、運悪くゴルフクラブに頭を強打し郡平はあっけなく即死してしまう。

すると、父と話していた修一がこちらの部屋に向かってこようとしたが、楠宝子は修一たちを中に入れないようにして、郡平がいる証拠を隠してた。

そして、亡くなったあともなぜか流れ続けている出血を止めようとした。

しかし、どんなことをしても郡平の出血は止まらず、その間に修一は合い鍵で部屋に入ってこようとした。

そこで楠宝子は、絨毯で郡平の体を、冷蔵庫で流れる血を隠した。

それでも隠し切れない血。

その溢れる血は楠宝子が飲んで、その場をしのいだ。

それからというもの彼の血は流れ続け、密かに捨てることが楠宝子の日課となっていった。

そして、部屋の屋根裏に軍平を隠し、楠宝子は旅行にいくこともできなくなった。

亡くなったはずの軍平だったが、霧吹きで水をかけると一時的に生きているときのような肌に戻った。

「六壁坂村」ネタバレ

取材のために度々六壁坂村を訪れた露伴は、楠宝子の記憶をヘブンズ・ドアーで読み、事件のことと軍平の存在を知った。

郡平の亡くなっても流れ続ける血に興味を持った露伴は、楠宝子に会いに行こうとするが、宝子の娘に変質者と間違われてしまう。

娘は露伴から逃げるように走り出すが、石につまずいて頭を強打して亡くなってしまう。

この娘が宝子と郡平の子供だと確信した露伴は、ヘブンズ・ドアで娘の中の 岸辺露伴の記憶を消し、自分に憑りつくことを阻止。

娘を生き返り、何事もなかったかのように楠宝子の元に戻った。

そして、露伴は山を売ることを止めた。

郡平は、自分の世話を人間にさせて子孫を残す事を目的とした妖怪だった。

そして露伴は、生きる物の幸福の絶頂は、誰かの前で死ぬ時であるということを悟った。

大郷楠宝子を演じる、内田理央さんが滴る血を飲むシーンは、どのように放送するのでしょうか?!必見です。

前作『岸辺露伴は動かない』実写版のあらすじから結末までは⇒こちら

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