東京ラブストーリーの第1話から最終回(ネタバレ)までのあらすじ

ドラマ

最近リメイクされ話題となっている、90年代の恋愛ドラマの金字塔『東京ラブストーリー』。アラフォー世代なら、このドラマに胸を躍らせ、切ない思いで見ていた方も多いのではないでしょうか。当時は「月曜日の9時に街からOLが消える」と言われ、女性を中心にどれほどの人気を誇ったか想像はつきますね。

そこで今回は、1991年版の『東京ラブストーリー』の第1話から最終回までのあらすじを振り返ってみたいと思います。恋の結末の触れるネタバレもありますので、知りたくない方は注意してくださいね。

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『東京ラブストーリー』第1話から最終回までのあらすじ

※無断転載禁止

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第1話「出会いと再会」

リカ(鈴木保奈美)は、ハートスポーツの事業部で働くOL。四国から上京した永尾完治(織田裕二)がハートスポーツの営業部に就職した。二人は何となく気が合った。
完治の高校の同窓会が開かれた。10人ほど集まって鍋をつついている。さとみ(有森也実)がやってきた。完治には思い出のある人だ。会の終わりごろ三上(江口洋介)が現れた。完治と親友だった。その三上が、なんとリカを連れてきた。その途中、ひっかけたと言う。
この同窓会をきっかけに完治とさとみは急接近した。完治はさとみとデートすることになった。ところが、三上がついてきて・・・。
出展元:FOD公式サイト

第2話「愛ってやつは」

リカ(鈴木保奈美)が永尾(織田裕二)に、アイスホッケーの試合のチケットを2枚プレゼントした。永尾とさとみ(有森也実)が試合を見に行くとリカもやってきた。
試合が終わってから3人はバーへ行く。永尾はリカに、和賀部長(西岡徳馬)との不倫の噂を聞く。「ほんとよ」と言うリカ。「好きだったら誰とでも寝るのか」という永尾に、リカはビールをひっかけ、店を出て行く。
2人きりになった永尾はさとみに「オレと付き合ってくれないか」と切り出した。「宿題にする」と答えるさとみ。そして、さとみは三上(江口洋介)に、永尾から交際の申し込みがあったことを話した。
出展元:FOD公式サイト

第3話「二人の始まり」

デパートのティールームで永尾(織田裕二)とさとみ(有森也実)が会った。三上健一(江口洋介)を好きだろうと言われたさとみは返事に困った。立ち去るさとみ、つらい永尾。
そんな永尾をリカ(鈴木保奈美)が慰める。「ガンバレ、わたしもガンバル」という。これを聞いた永尾は「これからは三上とさとみを応援する」という。永尾は三上に会った。三上は「オレがさとみの気持ちを受け止めてもいいのかよ」と永尾に言った。「オレが口出しするようなことじゃない」という永尾。
三上の部屋。ベッドの中に三上とさとみ。
出展元:FOD公式サイト

第4話「君の翼になる」

永尾(織田裕二)とリカ(鈴木保奈美)はベッドをともにした。その日、会社へ出た永尾は、部長の和賀(西岡徳馬)から、新製品のテニスシューズをデパートへ売り込むよう命じられた。翌日、永尾は三上(江口洋介)から電話で呼び出された。喫茶店で会った。三上はさとみ(有森也実)とオレのことを祝福してくれと言った。
永尾はデパートへ行った。前日は渋っていた主任が、「話を聞く」と言った。リカが手を回してくれたのだ。会社に帰った永尾はリカに「余計なことをするな」と怒った。結局、永尾とリカはケンカを・・・。
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第5話「いつも思い出して」

リカ(鈴木保奈美)、永尾(織田裕二)、そしてさとみ(有森也実)、三上(江口洋介)は、そろって温泉に行く。三上の女性関係のことで怒っていたさとみは彼と仲直り、リカと永尾は散歩に出た。永尾がリカを抱きしめ、リカは幸せな気分に・・・。
温泉旅行から帰ったさとみは、三上のマフラーを編む。そんなさとみのアパートへ、「三上はいないか」と若い女性が現れた。さとみは三上を訪ねて大学の研究室へ行く。すると、三上と尚子(千堂あきほ)が妙な雰囲気。さとみは部屋を飛び出した。
永尾の誕生日。リカの待つマンションへ帰ろうとした永尾のところにさとみから電話が・・・。
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第6話「赤い糸に結ばれて」

さとみ(有森也実)が盲腸で、三上(江口洋介)の大学の付属病院に入院したという電話。永尾(織田裕二)はリカ(鈴木保奈美)を連れて見舞いにいく。三上はつきっきりで看病していた。尚子(千堂あきほ)も、花束を持って見舞いにやってきた。尚子はみんなの前で、この四月、親の決めた人と結婚すると言った。これで、三上と尚子の仲を疑っていたさとみのモヤモヤした気分が消えた。
だが、尚子は悩んでいた。その悩みを三上にぶつけた。二人はバー「ゼルダ」で飲んだ。「親のために結婚したくない」と涙を流す尚子。そっと抱きしめる三上。その様子をさとみが・・・。
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第7話「愛は待たない」

三上(江口洋介)が尚子(千堂あきほ)と抱き合っているのを目撃したさとみ(有森也実)。永尾(織田裕二)に会ってそのことを話す。でも永尾はどう言ったらいいか分からない。永尾がマンションに帰ってくるとリカ(鈴木保奈美)がいた。永尾はさとみのことを話した。リカは突然、永尾の故郷の愛媛へ行こうと言い出した。
バーで永尾と三上が飲む。女性のことで曖昧なことばかり言う三上を永尾が殴りつける。二人が大ゲンカ。さとみがリカと公園で会った。「三上くんと別れる」とさとみはリカに告げた。そして、土曜日。さとみは三上に「笑って別れよう」と言って走り去った。
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第8話「この恋を信じたい」

永尾(織田裕二)の高校時代の同級生が結婚した。永尾が2次会の幹事を引き受けた。三上(江口洋介)ときっぱり別れたさとみ(有森也実)も出席した。さとみはすっかり元気を取り戻した。
さとみのマンションから出た三上は、永尾の近くのアパートに引っ越してきた。三上はさとみのところへ自分の荷物を取りに行く。さとみは意外に明るい応対。部屋を出ていく三上に自分が編んだマフラーを渡した。リカ(鈴木保奈美)に新しくできるロサンゼルス支社行きの話が持ち上がった。リカは「さようならを言わなくてはならないかと・・・」と永尾に話して・・・。
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第9話「行かないで」

リカ(鈴木保奈美)は、ロサンゼルス転勤で迷っている。和賀部長(西岡徳馬)に相談する。和賀は永尾(織田裕二)に、「リカをロスへやってしまえ」と言う。夜、リカと永尾がバーで会った。リカは永尾に「ロス行きを止めると思ったのに」と言った。「リカにとってロス行きが一番いいと思ったら行きなさい」という永尾。リカは三上(江口洋介)と水割りを飲む。やはり迷っているリカ。
永尾はさとみ(有森也実)に呼ばれてマンションを訪ねる。高校時代の話をする。ついにリカは、ロス行きを決意し、それを和賀に・・・。
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第10話「約束」

リカ(鈴木保奈美)に会って話をするはずだった永尾(織田裕二)。だが、さとみ(有森也実)に引き止められて、リカをすっぽかした。翌日、リカと永尾は会社で会った。リカは悲しい表情で永尾を見つめるだけだった。
永尾はリカに会って、けじめをつけなくてはならない。日曜日に会社に行くと、リカが仕事をしていた。永尾は何か言わなくてはならないと思ったが何も言えない。リカは部屋を飛び出した。その夜、永尾はリカと会った。そして、リカとやっていく自信がない、と告げた。「別れない」というリカ。そして、リカがいなくなった。
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第11話(最終話)「さよなら」

姿を消したリカ(鈴木保奈美)は、永尾(織田裕二)の故郷・愛媛にいた。追いかけてきた永尾と小学校で出会った。永尾はリカにロサンゼルス支社行きを勧めた。リカはロス行きを決めた。そして二人は別れた。
永尾が会社に出社すると、リカがロスへ出発したと知らされた。屋上に出た永尾は遠くを見つめた。
一方、結婚してハネムーンに出かけた尚子(千堂あきほ)は、一人で帰ってきてしまった。何もかも捨てたといって三上(江口洋介)のマンションにやってきた。そして、三年後・・・。
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最終回ネタバレ

愛媛から戻ったカンチの元に、リカから手紙が届いていました。

これからカンチにお別れを言おうと思います。
ちょっと悲しいけどでも悲しいだけでもありません。
いずれにしてもカンチと同じ季節に同じ道を歩けたことを愛してやみません。
カンチ、今が愛しいよ。カンチとお別れする今この時をやっぱり愛しく思えるから私のこれからはきっと大丈夫って思います。
カンチと出会えてちょっと人生得したかなって。
さよならは言いません。約束もしません。
でも、また会えるよね。
赤名リカ
追伸
元気ですか。

この手紙を書いていた時点で、リカはカンチと別れれるということを決めていたのでした。

そして3年後、リカは全くカンチと連絡をとっていませんでしたが、和賀からリカがロス支社を半年で辞めて、音信不通であることは知らされていました。

完治とさとみは結婚し、ハートスポーツ社で以前と同様に働いています。

2人は、三上と大学時代の同級生である長崎尚子の結婚式に出席し、そこには結婚をずっと反対していた尚子の両親の姿も。

その結婚式の帰り道に、偶然リカを見かけたカンチは声をかけます。

リカは、さとみとカンチが結婚したことを知り祝福をし、気をきかせた さとみは一人で買い物に行くことに。

昔は「カンチ」と呼んでいたのに、今は「永尾くん」と呼ぶリカは、

「そんなさあ、一生のうちに人を好きになるなんてそうそうあるもんじゃないんだから。好きになったらあっという間なんだけどさ。
でも、だから永尾くんを好きになれたことを大切に思ってる、思えるよ。
好きになったこと、好きになってくれたこと。いっつもここ(胸の中)で元気してる。」

と明るく話すのでした。

「今、なにしてんだ?」とカンチが聞くと「おしえな~い」と答えるリカ。

これからご飯を食べよう。と誘うもリカはキッパリ断ります。

「また今日みたいに、何年後、街角で偶然なんてさ。そのほうが良いじゃん!」。

そういって、リカは昔のように、「せーのっで後ろへ向こう」と言って別れようと提案。

リカは別れ際に「カンチ!」と呼んで、笑顔で手を振り去っていくのでした。

カンチがふいに後ろをむくと、あのときとは違って、リカは後ろを振り向かず歩いて行きます。

その後ろ姿を、カンチはジッと見続けたのでした。

こうして3年ぶりに再会した、2人きりの同窓会は終わりました。

あらすじを最終回までまとめてみると、懐かしくなって「東京ラブストーリー」がまた見たくなっちゃいますね。

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