小学校「算数」学年別に習う内容一覧!1年生から6年生までの進行まとめ
小学校で習う教科のなかで、いちばん “つまずき”やすいのが「算数」です。そういえば、私も小学校のときに分数の割り算で混乱し、塾に通わされた経験が…。
「うちの子が、授業についていけてない!」という心配がないように、今回は小学校の算数で習う内容を、学年別に一覧にしてみました。現在のお子さんの状況とも照らし合わせてみて下さいね♪
小学校「算数」学年別に習う内容一覧
小学校の算数では、大きく分けて
■計算
■数の概念
■量と測定
■図形
の4つに分けられます。
小学生が特に つまずきやすいのが、応用よりは反復が求められる「計算」と「数の概念」です。
小学校の学年別「計算」で習うこと一覧
学年 | 整数 | 分数/小数など他 |
1年 | ・1桁のたし算、ひき算 ・くり上がり、くり下がり |
・時計 ・ながさくらべ ・かさくらべ |
2年 | ・2桁のたし算、ひき算 ・簡単な3桁のたし算、ひき算 ・かけ算の意味 ・九九 ・簡単な2桁のかけ算 |
・簡単な分数 ・>、<を使った数量や式の大小の関係 ・簡単なグラフ ・時計 |
3年 | ・3桁以上のたし算、ひき算 ・3桁以上のかけ算 ・2桁以上のわり算 |
・分数の意味や表し方 ・同分母分数のたし算、ひき算(和が1桁以下) ・棒グラフ ・表 |
4年 | ・3桁以上のかけ算 ・2桁以上のわり算 |
・真分数、仮分数、帯分数 ・同分母分数たし算、ひき算 ・小数のたし算・ひき算(~1/100の位) ・小数×÷整数 ・伴って変わる二つの数量の関係 ・二次元の表 ・折れ線グラフ |
5年 | ー | ・異分母分数のたし算、ひき算 ・分数×÷整数 ・小数×÷小数 ・分数と小数、整数の関係 ・整数と小数の位取りのまとめ ・比例 ・百分率 ・円グラフ ・帯グラフ |
6年 | ー | ・分数÷分数 ・整数、分数、小数の混合計算 ・比例と反比例 ・資料の平均 ・文字を使った式 |
まず 小学校2年生で習う九九でつまずくと、3年生以降の計算に支障が出てくるので、徹底的にマスターしたいところですね。お風呂などに九九表を張って、遊びながら慣らしていくと良いでしょう。
小学校4年生では 、わり算が出現し、分数、小数で混乱してしまう子も多いとき。扱う数も大きくなり、具体的に指で数えたりできなくなるので、理解力に ハッキリと差がついてくる時期です。
小学校6年生では、 整数、分数、小数の混合計算など、いままでの計算を応用したものが出てきて急に難しくなります。また 比例や反比例など、中学校の数学につながる内容もあるので、しっかり習得したいところです。
小学校の学年別「数の概念」で習うこと一覧
学年 | 「数の概念」の内容 |
1年 | ・10までの数 ・20までの数 ・100までの数 |
2年 | ・1000までの数 ・10000までの数 |
3年 | ・1億までの数 ・10倍、100倍 |
4年 | ・1億を超える数(億、兆) ・概数 ・四捨五入 |
5年 | ・偶数、奇数 ・素数 ・倍数、約数 |
「数の概念」では、1年生では100までの数、2年生で10000までの数、4年生で1億を超える数を習得します。
4年生以降は、概数や素数、倍数、約数など「数の新しい概念」も出てきますので、低学年のときにしっかり土台を作っておきたいですね。
我が家は、圧倒的に多い問題が解けることで有名な「ハイレベ」シリーズをコツコツやることで予習、復習をしたので、スムーズに理解できたように思います。
応用もありますのでお受験対策にもおすすめです。
文章問題が多いので、「くもん」と併用して、学習するとテスト対策もバッチリです。
基本からきっちりやりたい方は、基礎学力の向上を目指す「影山ドリル」もおすすめです。
まとめ
小学校の「算数」は、まず低学年で、数の概念や計算を反復してしっかり土台を作ることが大切です。
「算数が苦手・・・」ということにならないためにも、学校だけでなく家庭でもフォローしてあげたいですね。
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