『京都人の密かな愉しみBlue修業中』相関図・キャストあらすじネタバレ
『京都人の密かな愉しみBlue修業中 』は、庭師、陶芸家、料理人、パン職人、農業青年という4人の見習いの、恋と仕事を描いた群像劇で、京都の「随」ともいえる美しい映像も見どころの一つ。そこで今回は、『京都人の密かな愉しみBlue修業中』シリーズのキャスト・相関図・あらすじをご紹介いたします。
『京都人の密かな愉しみBlue修業中』相関図
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『京都人の密かな愉しみ』キャスト一覧
若林ケント幸太郎 演・林遣都 |
イギリス生まれの庭師見習い。幼い頃から植物が好き。苔マニア。甚とは同級生。 |
宮坂釉子 演・※相楽樹 |
陶芸家見習い。気が強い。父親との複雑な関係に苦悩する。葉菜とは親友。 ※「送る夏」「祝う春」に出演した相楽樹が出産のため降板、「祇園さんの来はる夏」から吉岡里帆が演じた。 |
宮坂釉子 演・※吉岡里帆 |
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松原甚 演・矢本悠馬 |
板前見習い。天才的な舌を持ち、京都を代表する料亭の3番手の料理人となる。周囲を和ます明るいキャラ。熟女好きで唯子に憧れる。老舗「京漬物 松長」の次男坊でぼんぼん。 |
上町葉菜 演・趣里 |
パン職人見習い。パン作りに青春のすべてを掛けるオタク。鋭二に好意を寄せる。「門出の春」で鋭二と結婚。 |
松陰鋭二 演・毎熊克哉 |
農家見習い。クールな性格。タエとは赤の他人。実家は滋賀で、東京の大学の山岳部で友人となった。タエの養子・シンジが、山で自分の身代わりとなり亡くなるときに「大原のおばぁちゃんに堪忍やと伝えてくれ」と言われ、タエへのところに弟子入りする。 |
十五代目 美山清兵衛 演・石橋蓮司 |
作庭家。幸太郎の師匠。 |
宮坂羊山 演・本田博太郎 |
右京区嵯峨野に「御室焼窯元 羊山窯」を構える陶芸家。京焼の第一人者。釉子の父で師匠。 |
宮坂典子 演・宮田圭子 |
釉子の母。 |
萩坂唯子 演・高岡早紀 |
東山区高台寺門前の料亭「萩坂」の女将。元芸妓の梅清。甚の憧れのマドンナ。夫が失踪したあとも献身的に「萩坂」を切り盛りする。 |
萩坂富実夫 演・波岡一喜 |
「萩坂」の四代目。店の金を持ち出し失踪中だったが、突然戻ってくる。 |
伊原兆治 演・岡田浩暉 |
「萩坂」の板長。甚の師匠。 |
玉井利夫 演・甲本雅裕 |
西陣の「玉井パン」店主。葉菜の師匠。葉菜に怒られることもしばしば。 |
松陰タエ 演・江波杏子 |
左京区大原で京野菜を育てる農家。伝統的な農法で、京都のプロたちが絶賛する京野菜を栽培。鋭二の祖母で師匠。 |
上町光治 演・上杉祥三 |
西陣の「染上染工所」社長。葉菜の父。跡を継がない葉菜がパン屋になることを反対していたが、現在は応援。 |
上町民恵 演・楠見薫 |
葉菜の母。 |
松原信 演・松澤一之 |
下京区綾小路室町の「京漬物 松長」店主。甚の父。 |
若林志保 演・秋山菜津子 |
幸太郎の母。孝太郎が幼い頃に離婚し、京都に戻り、中京区御所南の「Bar Forest Down」を開いた。料理がおいしいと評判。 |
沢藤鶴子 演・銀粉蝶 |
室町の和菓子屋「久楽屋春信」の女将。「Bar Forest Down」の客。 |
『京都人の密かな愉しみBlue修業中』あらすじ
◆送る夏
京都人の生活の中の密かな喜びや苦悩を描いた人気シリーズの第2弾。主役はガラッと変わり、今度は若者たちの物語となる。作庭、陶芸、京料理など、京都の伝統的な文化を継承し、自分なりの生き方を見いだそうとする若者たちの姿を五山の送り火に向かう情景の中で描く。厳しい親や師匠との葛藤あり、涙あり、笑いあり。ドキュメンタリーとドラマを行ったりきたりしながら、イチゲンさんでは知りえない京都の奥深い世界へ。
美しい五山の送り火を背景に、飲み仲間である庭師の幸太郎(林遣都)、陶芸家の釉子(相楽樹)、料理人の甚(矢本悠馬)、パン屋の葉菜(趣里)、農家の鋭二(毎熊克哉)の奮闘する日々を描く。甚は苦手のハモと格闘し、釉子は父に50個作った茶碗を47個も「だめだ」と言われ割られてしまう。パン職人を目指す葉菜は、実家を継がないことで親と喧嘩に。無口な鋭二は京野菜の栽培のプロである祖母の元で修行してるが、二人はどこか他人行儀。
◆祝う春
庭師の幸太郎(林遣都)、陶芸家の釉子(相楽樹)、料理人の甚(矢本悠馬)、パン屋の葉菜(趣里)、農家の鋭二(毎熊克哉)。今日も一人前の職人になることを目指して悪戦苦闘中だ。京都の冬は難儀な寒さだが、節分になると、春の兆しが感じられるようになる。節分からひな祭りへ、梅の花がほころび、春を祝う京都の町で繰り広げられる群像劇を、ドラマとドキュメンタリーを行ったり来たりしながら、細やかに描く。
厳しく一癖も二癖もある師匠の元で、修行をする5人。そんななか、甚の憧れである「萩坂」の女将・唯子の失踪中の夫が、突然戻ってきて波乱が巻き起こる。さらに、農家の鋭二(毎熊克哉)と祖母・タエが妙によそよそしい関係にあるのには、ある秘密(トラウマ)が隠されていた。
◆祇園さんの来はる夏
幸太郎(林遣都)は今日も庭師修業中だが、祇園祭で笛を吹くことになり、祇園囃子に心浮かれて身が入らない。鋭二(毎熊克哉)は祭りのシンボル厄よけチマキを作ることにいそしんでいたが、そこには祖母への悲しい記憶が秘められていた。そんな彼をやさしく見守る葉菜(趣里)。甚(矢本悠馬)は憧れの人への思いを込めて伝統の太鼓をたたくことに。釉子(吉岡里帆)はある人に恋をし、なんとか祇園祭の宵山(よいやま)にデートしようとするが、その運命は?
祇園祭りは京男たちの晴れ舞台。「コンチキチン」の音を聞いて心ここにあらずの幸太郎(林遣都)は、笛を吹く。甚(矢本悠馬)は、マドンナの女将さんが応援するなか、花形の太鼓と踊りを任される。
そんななか、鋭二(毎熊克哉)の祖母と思われていた京野菜農家のタエが亡くなった。その通夜の席で、タエの古くからの友人で孝太郎の師匠でもある十五代目 美山清兵衛がタエの過去を話し始める。
そして鋭二は、自分はタエの養子のシンジと大学時代の山岳部の友人だった。そして、山でシンジが自分の身代わりになって亡くなるときに「大原のおばぁちゃんに堪忍やと伝えてくれ」と言われタエの弟子入りしたことを明かした。
鋭二(毎熊克哉)は、シンジやタエへの気持ちの区切りをつけるため、祭りの厄除けチマキを編み、それを葉菜(趣里)は手伝いながら優しく見守る。また、惚れっぽい釉子(吉岡里帆)は、父親の窯元で働く男性と祇園祭の宵々山デートに漕ぎつけたが、その男性には妻と子供がいた。
男性が家族と楽しそうにする姿を見た釉子はショックを受け、その場を後にした。そうして釉子の恋はまた終わった。
◆燃える秋
色鮮やかに燃え上がる錦秋の都で、5人の男女の恋も燃え上がる!失恋を繰り返していた陶芸家修業中の釉子(吉岡里帆)と奥手な庭師修業中・幸太郎(林遣都)に意外な事実が明らかに。京野菜を作る鋭二(毎熊克哉)とパン屋修業中の葉菜(趣里)は密やかな恋を実らせようとするが、昔堅気の職人肌で厳格な父(上杉祥三)という巨大な壁が立ちはだかる。そして、かなわぬ恋心を抱いていた甚(矢本悠馬)にもついに運命の女神から誘いが・・・?やがて幸太郎を厳しく指導してきた庭師の棟梁(石橋蓮司)に異変が。京都人の誇り高き伝統の稼業、その世代交代の時期が近づいていた・・・。ドキュメンタリー部分では、紅葉の秘境、水尾の柚子の収穫の様子とおもてなし柚子料理、大阪・箕面まで足を延ばし「食べられる紅葉」などをご紹介。京都ならではの名刹(めいさつ)のフレームで切り取られた美を堪能する「額縁紅葉」もたっぷりご紹介!
「荻坂」の女将に恋をしている甚は、ある日のこと、女将から「店が終わったら、時間作ってくれはる?」と言われる。ついにマドンナの女将から誘いを受けた甚は、女将の人生を背負う気マンマンでいたが、女将から言われたのは「東京に“荻坂”の支店を出すから、そこの板長をしてほしい」という頼みだった。
陶芸家修業中の釉子は、一緒に働く男性に恋心を抱いていたが、祇園祭で妻子がいることを知り失恋してしまっていた。そんな、釉子は高校時代に付き合っていた庭師修業中の幸太郎に「もういっぺん付き合ってみない?」と告白するが、幸太郎の煮え切らない返事に呆れ、「冗談や。」と誤魔化し二人がヨリを戻すことはなかった。
京野菜を作る鋭二とパン屋修業中の葉菜は、密かに仲を深め、大原で同棲しようと計画していたが、昔堅気の職人肌で厳格な葉菜の父は猛反対。さらに葉菜の父は、鋭二の元に向かい殴りかかろうとするが、葉菜の父とは知らない鋭二は反射的に殴り返してしまう。
そんななか、幸太郎の庭師の棟梁が、仕事中に倒れてしまう。
◆門出の春(完結編)
桜の花が京都の街を彩るころ、京野菜を作る鋭二(毎熊克哉)は、パン職人の葉菜(趣里)と結ばれ、うるさ型の葉菜の父(上杉祥三)を説得して、無事、結婚式を挙げる。大原の田舎の家で一緒に暮らし始める2人。パン職人の師匠・玉井(甲本雅裕)から独立した葉菜は石窯で天然酵母のパンを焼き始める。庭師の幸太郎(林遣都)は、師匠の清兵衛(石橋蓮司)から、清兵衛自身の庭の手入れを任される。それは、幸太郎に対する卒業試験でもあった。病に倒れた清兵衛は、幸太郎の仕事を病床から見守る。そして幸太郎にある提言をする。釉子(吉岡里帆)は、かつて志向していた華やかな器ではなく、生活の中で長年使えるような飾り気のない器を作りたいと、父・羊山(本田博太郎)に、火を操ることが難しい登り窯を使わせてほしい、と勇気を出して頼みこむ。それこそ自ら課した容易ならぬ卒業試験。それをクリアした先にある、釉子の思い描く陶芸家への道とは? そして幸太郎との恋の行方は?料亭の東京支店の板長を任されるという話が舞い込んだ甚(矢本悠馬)は、有名な美食家(木場勝己)の宴を取り仕切ることになる。責任重大なこの仕事を甚に任せたのは、板長の伊原(岡田浩暉)だった。女将の唯子(高岡早紀)も優しく甚を見守ることに。未完の天才、甚の才能は開花するのか? 当の甚は、この難題をやり遂げた暁には、長年のマドンナ・唯子に結婚を申し込もうという野望を胸に秘めていた。唯子も、失踪していた夫(波岡一喜)との関係に決着をつけ、新たな未来へと歩き出そうとする。春の嵐の予感・・・・果たして5人は無事、卒業試験をクリアして、新しい人生の一歩を踏みだすことができるだろうか?
幸太郎は、父親はいるイギリスにわたって庭師の勉強をしようと決意する。
唯子のもとに、失踪していた夫がやってきたが、夫は別の女性との間に子どもを設けていた。
しかし、以前と変わらない夫の様子を見て、夫の父親が用意した1千万円もの預金を相手の女性に渡し、「あの人にお金のことは黙っといてください。子どものために使って下さい。」と通帳を渡した。
タケノコ料理は評価され、卒業試験に合格した甚は、ついに東京「萩坂」の正式な板長に決定した。
そして女将さんに「正式にお付き合いして下さい」と告白した甚だったが、「遠距離恋愛は堪忍。東京の店が成功して男になって京都に戻ってきなさい」と軽くかわされてしまう。
葉菜は鋭二の子を身ごもった。
釉子は幸太郎に「一緒にイギリスに行こう」と誘われ、実家を出てイギリスに陶芸修行に行くことを決めた。
4人は、京都での修行を終え新たな一歩を踏み出した。
『京都人の密かな愉しみBlue修業中』の挿入歌は?
『京都人の密かな愉しみBlue修業中』のエンディングで流れているのは、日本のフォーク・グループであるうめまつりの「北山杉」という曲です。
歌っているのは、歌手のJUNONさんです。京都の髄を描がいた作品にぴったりな、風情あふれる曲となっています。
『京都人の密かな愉しみ』2022年放送日・再放送日
◆「京都人の密かな愉しみBlue修行中 」再放送日時
■未定
もし、放送を見逃した方、これまでのシリーズを最初から見たい方は、【京都人の密かな愉しみ2022】見逃し動画を視聴する方法をご覧ください。
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