ドラマ『ペペロンチーノ』再放送は？相関図・キャスト草彅剛がシェフ役に

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宮城県地域ドラマ『ペペロンチーノ』は、震災10年となる石巻を舞台に、店が津波で流され自暴自棄の生活に陥るも、なんとかレストランを再建したオーナーシェフが2021年3月11日に仲間を店に招き特別な思いを込めた宴を開く群像劇です。そんな草彅剛さん主演の『ペペロンチーノ』の再放送とキャスト・相関図とあらすじや見どころをご紹介いたします。

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ドラマ『ペペロンチーノ』相関図

ドラマ『ペペロンチーノ』キャスト一覧

小野寺潔演・草彅剛	宮城県牡⿅半島の海を望むイタリアン・レストラン「paradiso （パラディーゾ）」のオーナーシェフ。店が津波で流され自暴自棄の生活に陥るも、「お腹より心を満腹にしたい」と、なんとか店を立て直した。
小野寺灯里演・吉田羊	潔を支える妻。

阿部より子演・矢田亜希子	潔の高校の同級生で地元で美容師をしている。震災で家族を亡くし、女手一つで娘を育てる。
佐々木春文演・國村準	東京から支援で被災地にきた整形外科医。
高橋なたね演・富田望生	友作（漁師）の妻で、幼なじみ。
高橋友作演・一色洋平	銀鮭の養殖をする漁師。
庄司結衣香演・齊藤夢愛	仙台発のウェブマガジン編集者。
阿部蒼演・蒼波純	より子の娘。
阿部蒼（幼少期）演・古川凛	より子の娘。

脚本は『私をスキーに連れてって（1987年）』で知られる一色伸幸さん。演出は仙台放送局の丸山拓也ディレクターが務めます。

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ドラマ『ペペロンチーノ』あらすじ

「10年前の震災のとき、みんな何してた？今日は震災の打ち上げパーティーをしないか？」

2021年3⽉11⽇、宮城県牡⿅半島の海を望むイタリアンレストランで、オーナーシェフの⼩野寺潔きよしは友⼈を招き宴を開く。被災地が厳粛な空気に包まれるこの⽇に、あえて酒を飲んで騒ごうという。どういうことなの？と、いぶかしがる友⼈たち。すると潔はこの会に秘められた深い理由を話し始めた―。潔がまず語ったのは、東⽇本⼤震災でレストランを流された被災体験、その後アルコール依存となり⾃暴⾃棄となった過去だった。では、そんな絶望の淵から、どうやって潔はレストランを再建し、最⾼の味を追求するシェフになれたのか―？

タイトル『ペペロンチーノ』の意味は？

タイトルにもなっている『ペペロンチーノ』は、ニンニク、オリーブオイル、とうがらし、スパゲッティだけで作られるシンプルな料理。

料理人にとっては、簡単ゆえに、ごまかしがきかず、腕が試される料理です。

それは生きることも同じ。ただ普通に生活したいだけなのに、時に人生は、思ってもいないような困難や試練が待ち受けている。タイトル『ペペロンチーノ』には、“人生はシンプルだけど、難しい”という思いが込められています。

宮城県にゆかりのある俳優さんたち

◆宮城県にゆかりのある俳優さんたち

ドラマ『ペペロンチーノ』は、仙台放送局が手掛けているということで、宮城県にゆかりのある俳優さんが多く出演しています。

まずは、石巻市出身の若手女優の、齊藤夢愛さん、蒼波純さん。

仙台発のウェブマガジン編集者を演じる齊藤夢愛さんは、震災当時アイドルグループに所属していた齊藤夢愛さんは、大阪から名古屋に移動中に地震を体験しました。実家が心配になった齊藤さんはすぐに電話をかけるも、幸い、家族、親戚、友人みな無事だったそうです。しかし、生まれ育ち、慣れ親しんだふるさとが津波に襲われていた映像は、今でも忘れられず昨日の事のように思い出すと明かしています。

石巻で美容師をするより子の娘役の蒼波純さんは、震災のときには9歳で、NHKの災害に備える番組ではナビゲーターを務めたこともあります。母親役の矢田亜希子さんとの親子のかけあいにも注目したいですね。

そして、銀ザケ漁師である友作を演じるのは、これまで舞台で活躍してきた一色洋平さん。一色さんは親戚が石巻にいます。そのため方言も自然で、東京にいるときも宮城県の動画を流し役作りに励んできたそうです。

さらに銀ザケ漁師である友作の妻を演じている富田望生は、宮城県の隣の福島県出身で、東日本大震災の際に被災した経験があり、気仙沼の中学生に密着したドキュメンタリー番組ではナレーションを務めたこともあります。

被災地にそれぞれの思いをかかえた俳優さんが、『ペペロンチーノ』でどのようなお芝居を見せてくれるのか楽しみですね。

同じく東日本大震災１０年の特集ドラマとして制作された『あなたのそばで明日が笑う』のキャスト・相関図は⇒こちら