ドラマ『青い鳥』最終回ネタバレ!あらすじから結末とキャスト

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ドラマ「愛していると言ってくれ」で人気絶頂だった豊川悦司さんと超絶美しい夏川結衣さんが出演し、不倫の末に逃避行する悲劇のカップルを演じたドラマ『青い鳥』。北海道から鹿児島までのロケや半年間の撮影期間など莫大な予算が投じられたことでも話題となりました。そこで今回は、哀愁漂う懐かしのドラマ『青い鳥』の第1話から最終回までのあらすじと結末ネタバレ、キャストをご紹介いたします。

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ドラマ『青い鳥』あらすじ

柴田理森(豊川悦司)は、小さな田舎町の駅員として働いていた。

9歳の頃に兄を水難事故で亡くし、その直後母親は失踪した。それ以来、国鉄職員をしている父親の憲史(前田吟)との二人暮らしだったが、駅前の食堂の一人娘で理森の幼なじみの 秋本美紀子(永作博美)が柴田家の台所に立ち食事を作り、生活を助けてくれている。

理森は、30歳まで駅員として平穏に過ごしていた。 詩織という少女(鈴木杏)と知り合い、そして美しいその母・ かほり(夏川結衣)に出会うまではー。

ある日、清澄駅に、町村かほり(夏川結衣)という美しい女性と、9歳の娘の誌織(鈴木杏)がやって来た。かほりは前夫の暴力と借金をが原因で離婚し、借金返済のため銀座のクラブで働いていたが、クラブの客で綿貫建設の御曹司・ 綿貫広務(佐野史郎)に見初められ再婚することが決まっていた。

越してきたばかりで友達がいない詩織の遊び相手になってやる理森。新しい生活に馴染めない かほりも、そんな理森の優しさにふれ、次第に心惹かれていく。

夏祭りの夜。理森とかほりの秘めやかな逢瀬がはじまっだ。ふたりの手と手が触れ合う。許されないことだと分かっていても、溢れる気持ちは抑えきれない。

かほりは理森と逢うための別荘を借りるが、 夫の広務(佐野史郎)に知られてしまう。

かほりは不貞の罰として、娘の詩織と引き離されそうになる。それを知った理森は、怒り、事情を知らない詩織を連れて、かほりと同じ列車に乗り込む。逃避行の3人が乗った列車は、罪の意識と静かな幸福に包まれながら北へと走る。

そして、理森は二十年前に家を出ていった母親を訪ねる。八戸に辿り着いた3人。理森とかほりは仕事を見つけアパートを借り、新生活の一歩を踏み出す。

だが、この幸せも長くは続かなかった。函館に降り立った3人は、かほりが子どもの頃に訪ねたことがるという湖に向かう。旅の終わりを誓う理森。

だが、旅の終わりに待っていたのは、辛く哀しい別れだった。

3人は、広務とその手下に居場所を突き止められ、北海道の岬に追い詰められる。そして、かほりは理森に「 ありがとう」と告げて投身自殺をした。

理森は、広務への殺人未遂と、自殺したかほりの殺人の濡れ衣を広務から着せられ、懲役刑となった。

悲劇から六年後ー。仮出所した理森は故郷に戻り寂しさに耐えかねて、生きてきた詩織に再会する。真実を知らない詩織は「あんたに早く会いたかった。あんたしか聞ける人いないから。ママがどうしてあんなことになったのか」と、理森を問い詰めるが、理森は何も答えられずにいた…。

理森が下関に旅立つ日、詩織は、理森に同行するように同じ列車に乗る。そして六年前の「 母親の遺骨を埋めてあげよう」という約束を果たすため鹿児島へ行くことを決心する。

走る列車のなか、互いに孤独を抱えて南へ向かうふたりだったが…。

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ドラマ『青い鳥』最終回ネタバレ

詩織は、入り江を見下ろす丘の上で「出会った頃からずっと好きなの。私はママになれない?」と理森に告白する。

理森は詩織を抱きしめ、かほりと誌織を幸せにしたい一心で逃げ出したことを謝り、「南十字星の下にかほりの遺骨を埋めてあげよう」と、引き潮で現れた道でしか行けない島を目指して歩き始めた。

小さな島の灯台に辿り着いた二人は、光る1等星のガルクルックスを見つけ、骨灰のガラス瓶の栓を開けて散骨し、かおりに「さよなら」を告げた。

次の日、理森は誌織と別れ、「警察に本当のことを話して」と、迎えにきた美紀子と電車に乗り、未成年者略取及び誘拐容疑 警察に連行された。

清澄に戻った誌織は、広務が選挙に落選した事を知った。誌織は自分のせいで落選してしまったことを謝り、「これからは、一人で生きてみる。長い間、ありがとう。ごめんねいい娘じゃなくて。」と告げ、家を出る。そんな詩織に広務も謝り、ハーモニカを渡した。

広務は面会に行き、詩織が行き先も告げずに出て行ったことを教えた。さらに警察にも、あれは詩織の家出で、理森は付き添っていただけだと事情を話したが、理森は、 刑務所で4年間を過ごすことを決めた。

そして4年後ー。理森は出所し、詩織が書いた南十字星の絵ハガキを握りしめ、故郷の清澄を訪れた。美紀子は、地元の精密機械工場勤務の男と結婚し子を身ごもっていた。

理森が、父親の墓参りに行くと、そこに偶然、母親がやって来た。理森が詩織の行き先を尋ねたが、母親には一度も連絡がなかったという。

墓参りのあと、理森は清澄駅の下りホームのベンチに座っていたが、上りホームに成長した 19歳の詩織が立っていた。詩織は「私は見えるよ理森の目印!」と言って理森の胸に飛び込んだ。

~エピローグ~

南の島。理森はサトウキビ農家で生計を建て、詩織と結婚し、二人の間には、 “みちる”という名の娘(鈴木杏)が産まれていた。みちるは、「ママの宝箱に入っていた」と言いながら、理森にハーモニカを渡した。詩織は二人目を妊娠し、大きなお腹を抱えている。

理森と詩織とみちるの3人は、あの頃と同じように3人で仲良く海岸を歩いた。-END-

不倫して愛した女性の娘と結ばれる展開は、リアルだったら、かなり引きますがwww豊川悦司さんと夏川結衣さんカップルは、本当に雰囲気のある美男美女で、悲劇のカップルにはピッタリ。

健気に理森を想う永作博美さんや、執拗に追いかけてくる佐野史郎さんなど脇を固める俳優さんの演技にも引きこまれました。

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主題歌globe「Wanderin’ Destiny」も、「本当の愛、そして幸せとは何か」をテーマにした本作にピッタリで印象的でしたね。

ドラマ『青い鳥』キャスト一覧

柴田理森
演・豊川悦司
JR東日本長野支社社員となり、実家の最寄り駅で父親が駅長を務める清澄駅に配属され、かほりと出会う。

町村かほり
演・夏川結衣
広務の内妻。18歳で六本木のクラブでNo.1ホステスとなり、実業家・澤田利伸に見初められ結婚するが、夫の暴力と借金が原因で離婚。銀座でホステスをしていたときに広務が惚れ込み再婚する。

町村誌織
演・山田麻衣子
澤田とかほりの娘。芯が強く成績優秀。童話の「青い鳥」を清澄駅でかほりを待つ時間に朗読していた時に理森と知り合う。

幼少期の詩織
演・鈴木杏

秋本美紀子
演・永作博美
清澄駅前の食堂の一人娘で理森の幼なじみ。理森のことが好きだが言い出せずにいる。かほりの良き相談相手。
綿貫広務
演・佐野史郎
父が経営する綿貫建設の専務に就き、清澄市長選への立候補を控えている。澤田が手切れ金3000万円の代わりに、かほりを渡すと取引を持ちけ、父に土下座して金を借り、救い出し結婚した。

主題歌:globe「Wanderin’ Destiny」

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最後に

『青い鳥』は、地元名士の奥さんと、駅長さんが不倫し、娘を連れて3人で愛の逃避行を行うが、奥さんは亡くなり、駅長さんは刑務所に。出所後、娘と再会した駅長さんは再び、娘と逃避行し、逮捕されてしまう。そして服役後、駅長さんは娘と結婚するというタブーだらけの作品でした。

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