『カルテット』キャスト脇役一覧&第1話~最終回のあらすじと結末

ドラマ

2017年に放送されたサスペンスラブコメディー『カルテット』。松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平らが主要キャラを演じ、坂元裕二による小ネタ伏線が満載のオリジナル脚本は「今までみたことない新しい作品!」「実験的でおもしろかった」と話題になりました。そこで今回はドラマ『カルテット』のキャスト、最終回までのあらすじ、伏線の考察についてご紹介いたします。

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『カルテット』キャスト脇役一覧

カルテットドーナツホール


巻 真紀
演・松たか子
元プロ演奏家で現在は専業主婦。第1ヴァイオリン奏者。3年前に結婚していたが、夫は失踪。

世吹すずめ

演・満島ひかり
路上演奏をするチェリスト。寝て過ごすことが多い。
家森諭高
演・高橋一生
ヴィオラ奏者。かつてVシネマ俳優だったり職を転々とするフリーター。

別府 司

演・松田龍平
第2ヴァイオリン奏者。高名な音楽家を祖父に持ち、親族もプロの音楽家として活躍する「別府ファミリー」の一員。現在はサラリーマンとしてドーナツ販売チェーン「ふくろうドーナツ」広報部社員を務める。

ライブレストラン・ノクターン


来杉有朱
演・吉岡里帆
ライブレストラン「ノクターン」のアルバイト店員。異性を誘惑し、人の心を弄ぶことが好き。

谷村大二郎

演・富澤たけし
「ノクターン」のオーナーシェフ。両親が経営していたノクターンを引き継いだ。

谷村多可美

演・八木亜希子
大二郎の妻で、「ノクターン」ではライブに関する責任者とホール担当。

その他


巻 鏡子

演・もたいまさこ
真紀の義母(幹生の母)。幹生が真紀に殺されたと考え、真紀の素性を探る。

巻 幹生

演・宮藤官九郎
3年前に真紀と結婚したが、1年前に失踪。

半田温志

演・Mummy-D
諭高を追っている男。茶馬子の交際相手である西園寺誠人の父親の部下。

墨田 新太郎

演・藤原季節
半田に付き従う青年。

大橋絵茉
演・松本まりか
真紀がいない間のゲストとして呼ばれた第一ヴァイオリン奏者。
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『カルテット』第1話から最終回までのあらすじ結末

第1話「偶然の出会いに隠された4つの嘘…大人のラブサスペンス!!」

ある日、“偶然”出会った男女4人。夢が叶わないまま、人生のピークにたどり着くことなく緩やかな下り坂の前で立ち止まっている者たちだ。そんな4人がカルテットを組み、軽井沢で共同生活を送ることになる。しかし、その“偶然”には、大きな秘密が隠されていた……。巻真紀(松たか子)は別府司(松田龍平)の運転で軽井沢の別荘へとやって来た。待っていたのは世吹すずめ(満島ひかり)と家森諭高(高橋一生)。東京のカラオケボックスで出会った4人は皆演奏者で、弦楽四重奏をやることになったのだ。ライブレストランで演奏しようという話になるが、その店では“余命9ヶ月”のピアニスト・ベンジャミン瀧田(イッセー尾形)がレギュラー演奏していた。そこで真紀は、突拍子もないことを言い出す。あるとき真紀は、近隣で谷村大二郎・多可美夫妻が経営するライブレストラン「ノクターン」からレギュラー出演者を半ば追い出すような形で自分たちの発表の場をつかむ。真紀の行動に戸惑う司たちに、彼女は夫が失踪していることと、その傷心もあり音楽にのめりこもうとする気持ちを告白する。しかしその陰ですずめは、真紀の姑・巻鏡子に依頼され、彼女の「本性」を探る。真紀は夫を殺したと鏡子に疑われていたのである。

第2話「片思いのはじまり…明かされる秘密、新たな嘘」

真紀(松たか子)を監視するために、カルテットに加わったことが判明したすずめ(満島ひかり)。 依頼主である鏡子(もたいまさこ)に経過を報告に行くと、そもそもカラオケボックスほか二人がいたことにも、何か理由があったのではないかと疑問を持ちはじめる。いつものように同僚の結衣(菊池亜希子)とカラオケに行った司(松田龍平)。 そこで結衣から、「私、多分結婚する」と聞かされる。突然の結婚報告に、戸惑いを感じる司。さらに結衣は、結婚式の際には司らカルテットに演奏をしてほしいと依頼する。煮え切らないまま家に帰った司は、3人に結衣から依頼された話をする。仕事の依頼でもあるのに、後ろむきな態度をとる司に疑問を持った諭高(高橋一生)は、「これは行間案件だ」と言って司を追及し始める。司が実は真紀を昔から知っており恋心を抱いていたことを本人に告白するが、夫への思いを抱える彼女は拒絶する。共同生活が続くにつれ、すずめは真紀の調査をやめたいと考えるが、鏡子はすずめが父・綿来欧太郎によって超能力少女を演じる詐欺に加担させられた過去と、それを隠していることを元に脅し、継続させる。父の死が迫っていると知ったすずめは、彼との確執から病院に足が向かず、とうとう最期を看取らずに終わる。しかし成り行きで事情を知った真紀は病院近くをさまようすずめを迎えにゆき、自分を責める彼女の選択を肯定して励まし、別荘へ連れ帰る。皆に迎えられたすずめは、司の唇を奪い、かねてからの恋心をぶつける。

第3話「あなたの過去バラしますよ…?秘密と恋の四角関係」

すずめ(満島ひかり)が、いつものように別荘で気ままに過ごしていると、有朱(吉岡里帆)がやってくる。「休みなのにデートしないのか。なぜ彼氏を作らないのか」とたずねる有朱にすずめは「告白が苦手だ」と答える。すると有朱は「大人は誘惑するものだ」と語り、その方法をレクチャーする。その後、ノクターンに向かう準備をしていた4人。いざ出発のタイミングで、真紀(松たか子)と司(松田龍平)が同じボーダー柄の服を着ていることに気づいた諭高(高橋一生)は、「特別な関係に見えてもいいのか」と指摘、司は急いで着替えにいく。真紀がボーダーを着るときの条件を聞くと、「昨日ボーダーを着てた人と会うとき」と諭高はお決まりの持論を展開する。そんなやり取りを経てようやくノクターンに到着すると、そこにはボーダーを着た見知らぬ少年(前田旺志郎)が。その少年から「あなたのお父さん、もうすぐ亡くなります」と突然告げられ、動揺するすずめだったが…。

第4話「妻はピラニア、婚姻届けは呪いを叶えるデスノート」

諭高(高橋一生)が好きだと言っていたにもかかわらず、突然司(松田龍平)にキスをしたすずめ(満島ひかり)。それぞれの秘密が明らかになるとともに、少しずつ恋模様も進行していた。そんなある日、別荘では“ゴミ出し問題”が勃発!司は、真紀(松たか子)、すずめ、諭高に順番で出そうと提案するが、聞く耳を持たない。するとそこへ諭高を追っていた半田(Mummy-D)と墨田(藤原季節)が訪ねてくる。半田はある写真を見せ、「この女の行方を話せ」と問い詰めるが、諭高は「知らない」の一点張り。諦めた半田は、人質とばかりに諭高のヴィオラを持ち去ってしまう。その後、写真に写っていた女性(高橋メアリージュン)との関係を聞かれた諭高は、ある秘密を告白し……。諭高は彼らに追われる原因の元妻・大橋茶馬子と再会する。離れて暮らす息子・光大が恋しい諭高は復縁を考えるが、茶馬子から夫婦関係が完全に破綻していることを突き付けられ、息子のヴァイオリンとの共演を思い出にして彼らと別れる。後日、東京のマンションでゴミの片付けをする真紀に付き添った司は、彼女の夫の気配が残る部屋でにわかに真紀への思いを語って強く迫る。だがそこへ突然鏡子が訪れ、真紀とは親しげに会話するものの、司との関係を疑う。同じ頃すずめは諭高から、真紀への夫殺害疑惑をネタにした恐喝目的で彼女に近づいたと告白され、QDH全員の出会いが偶然でないことが判明する。

第5話「第2章開幕!?女の戦い、涙、告白…夫失踪の真相!!」

東京のマンションで再会した真紀(松たか子)と鏡子(もたいまさこ)。「息子は死んだ気がする」という鏡子に、真紀は予想外の言葉を……。そんな中、真紀らカルテットのもとに音楽プロデューサーの朝木(浅野和之)が現れ、クラシック音楽のフェスティバルに参加しないかと誘う。真紀は、そんな舞台には立てないと拒否するが、すずめ(満島ひかり)と諭高(高橋一生)に諭され、恐々としながらも承諾。司(松田龍平)はこのチャンスをものにするため、しばらくはひとりひとりの夢は捨てて、カルテットドーナツホールとしての夢を見ようと提案する。だが、紹介された仕事は朝木が「三流」と言い、演奏よりもパフォーマンスを重視したアニメ風コスプレキャラを演じるもので、あげく真剣に練習したにも関わらず、主役ピアニストの一方的都合で演奏の当て振りをするよう命じられる。我慢の限界に達したすずめや諭高は仕事を放棄しようとするが、真紀はこれが自分たちの置かれた現実だと説得し、一同は仕事を果たす。彼らは帰りに駅前で路上演奏をして喝采を浴びる。結局後日、司は圭に対し以後の仕事を断る。

第6話「第二章開幕!!夫の告白、妻の涙…迎える衝撃の結末」

ひょんなことから、すずめ(満島ひかり)は幹生(宮藤官九郎)という男性と知り合う。実は幹生は真紀(松たか子)の失踪した夫なのだが、幹生はなぜか諭高(高橋一生)の先輩だと身分を偽る。ある思いから幹生を別荘に招いたすずめは、幹生の靴に防犯用のカラーボールの痕がついていることに気付き…。一方、真紀は、軽井沢で鏡子(もたいまさこ)と再会する。「幹生を殺したのか」と問い詰められた真紀は、ゆっくりと夫婦の過去を告白して──。幹生が真紀の夫と見抜いたすずめは、同居人たちが不在の別荘に幹生を連れてゆくが、彼が強盗を犯し逃亡中と知ったすずめは失踪の真相を語らせる。幹生は仕事で出会った真紀のミステリアスな魅力にひかれ、恋に落ち結婚するが、彼女は結婚後音楽を辞め専業主婦として幹生の世話に没頭し、狭い世界の中に閉じこもる。また互いの食や文化に対する価値観のずれから次第に幹生は真紀に幻滅し、仕事面でも悩みを深め自殺未遂を図る。ついにはある日、居酒屋で語った「愛してるけど好きじゃない」という真紀への思いを偶然本人に聞かれたと気付いた幹生は、話し合う勇気を持てないまま、妻に無断で会社を辞め失踪する。

第7話「人を殺しました…夫婦決死の逃亡劇、涙の結末は!!」

なぜ、すずめ(満島ひかり)は縛られていたのか?なぜ、有朱(吉岡里帆)が別荘へ来たのか?その真相が語られていく……。そして、真紀(松たか子)・幹生(宮藤官九郎)夫婦の選んだ結末とは…!?真紀は、鏡子と相対して同様に夫婦の真相と離婚の決意を語り、鏡子は真紀への誤解を解く。その間別荘が留守と知った有朱は邸内に侵入し、金目当てで真紀のヴァイオリンを盗み出そうとする。その邸内ですずめは口を塞がれ拘束されており、有朱は幹生と鉢合わせし、真紀の愛器を取り返そうとする彼ともみ合った弾みで、ベランダから地面に転落する。

第8話「最後で最大の嘘つきは誰だ!?激動の最終章、開幕!!」

わかさぎ釣りに行った真紀(松たか子)、すずめ(満島ひかり)、諭高(高橋一生)、司(松田龍平)の4人。初めは好調に釣れており気をよくしていたが、次第にまったく釣れなくなってため息をつきだす。嫌な雰囲気を変えるため、真紀は昨夜見た夢の話をするが、またもや諭高が持論を展開する。真紀が離婚したことで、より一層4人での生活は和気藹々としたものに。そんなある日、すずめの司への想いを知る諭高は「真紀さんが離婚してピンチじゃない?」とふっかける。しかしすずめは「真紀と司をくっつけるために協力して欲しい」と諭高に頼み、真紀と司をデートさせようと試行錯誤して……。

第9話「なりすました女、衝撃の告白!!カルテット涙の別れ」

大菅(大倉孝二)から真紀(松たか子)が全くの別人だったと告げられた鏡子(もたいまさこ)。警察が真紀を捜査していると知り、激しく動揺する。一方、真紀らの元に、別荘の査定見積書を持った不動産鑑定士が現れる。売却話が出ていたにも関わらず、真紀、すずめ(満島ひかり)、諭高(高橋一生)に黙っていたことを謝罪する司(松田龍平)。不安に思う3人に対し、司は自分がなんとかするので少し時間をくれと申し出る別荘問題はあるものの、ドーナツホールの夢を語らい、古くからの友人のような家族のような生活を送る4人。そんなある日、真紀の元へある人物がたずねてきて……。「私、早乙女真紀じゃないんです……」真紀は一体何者なのか?大菅によれば、富山市出身の真紀こと山本彰子は母の山本みずえを事故で亡くし、その前夫だった義父に引き取られるが日常的な虐待を受ける。平成15年に本物の早乙女真紀が売りに出した戸籍を業者から買い取って富山を後にし、以後真紀として生きてきた。だが本物の真紀が窃盗で拘留された際に戸籍売買の件が明らかになり、戸籍購入直後に彰子の義父が心不全で急死したことから、警察は彰子による殺害の疑念を抱いていた。このことは鏡子や拘留中の幹生にも明らかになり、大菅の取り調べを受けた幹生は真紀(彰子)を必死に庇ううち、彼女が多額の賠償金に苦しみ一家離散に追い込まれたみずえの事故の加害者を気遣い、支払いを停止させるため別人になって失踪したと推測、過酷な人生に苦悩し「普通の人」になるために自分と結婚した心境を思いやり頭を抱える。一方、別荘売却問題は司以外のメンバーも知るところとなるが、司はQDHが定職を持つことよりも音楽に打ち込む環境を維持したいと強く訴え、家族の説得に向かうがうまくいかない。そんな中で有朱は金目当てで大二郎を誘惑しようとして失敗し、多可美に解雇され同店を去る。入れ替わりに諭高は同店ホールスタッフに採用され仲間たちに祝福されるが、その夜別荘に大菅らが真紀を訪ね、翌日の任意同行を求める。真紀は仲間たちに嘘をついていたことを打ち明けるが、真相を語ろうとして泣き始めた彼女をすずめは制止し、過去よりも現在仲間たちを好きでいる真紀を信じると告げ、司や諭高も黙ってそれを受け入れる。皆で夜中まで遊び、翌日ノクターンの舞台を済ませた真紀は、愛器をすずめに預けて任意同行の車に乗る。

第10話「最終回に最後のまさか…さよならドーナツホール」

罪を償うため、出頭した真紀。バラバラになってしまった、カルテットドーナツホール。それから一年後、彼らはそれぞれ別の道を歩んでいた。1年ののち、戸籍買いに伴う違法行為について執行猶予となった真紀は、義父殺害の疑惑によりメディア・リンチを受ける有名人となり、軽井沢に戻らず人目を避けながら独り暮らす。彼女を待つ3人もそれに伴って過去や出自を暴かれ、すずめや諭高は仕事に没頭し、逆に司は職を失うなどの変化に巻き込まれる。司は戻らない真紀に痺れを切らしQDH解散を提案するが、すずめはあくまで真紀を信じ、行方を捜しに行こうと持ちかける。3人は真紀の住所に当たりを付け、近くで演奏をして注目を集め、真紀と再会し別荘に連れ帰る。久しぶりの対話で、1年の間に起きた彼らの変化を知った真紀は、自分が受けている悪評を逆手に取り、かねてよりのQDHの夢であるホールコンサートを実現しようと提案する。野次馬的注目もあってチケットは完売となった。準備にいそしむ彼らの元に1通の手紙が届く。それは自分の才能を見限り奏者を諦めたという人物が、彼らの演奏を酷評すると同時に、なぜ才能も無いのに音楽を続けるのかと問いかけるものである。コンサート当日、QDHは1曲目にシューベルトの『死と乙女』を演奏する。すずめはこのタイトルが真紀に対する世間の誤解を助長すると懸念し真紀に問いかけるが、真紀は「こぼれたのかな。内緒ね」と答えるだけで、すずめはそれに対しうなずく。4人のさまざまな思いと、出会った日に音楽について語った思い出が去来する演奏後、拍手が響く中、幾割かの人々は退席するが、残りの観客はその後もQDHの演奏を楽しむ。後日、QDHの元には熱海での演奏依頼が舞い込み、買主募集の看板を出す別荘を後にした彼らは、道に迷いながらも目的地に向け駆けてゆく。

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『カルテット』考察と伏線

『カルテット』の最終回を見終わったあと、手紙の主は誰なのか?、真紀が「こぼれたのかな。内緒ね」と言いシューベルトの『死と乙女』を選曲した理由は何なのか、その“みぞみぞ”した謎に迫ってみます。

手紙を書いた人物は?

QDHのメンバーに、才能がないことを理由に奏者を諦めた人物から、「みなさんの音楽は煙突から出た煙のようなもの。煙の分際で、なぜ才能も無いのに音楽を続けるのか?」という辛辣な内容の手紙が届きます。しかし、ラストまでその人物が誰なのかというのは明かされることがありませんでした。

そこで、視聴者たちが注目したのが、コンサートで脇に楽器のケースを抱え“G”とかかれたキャップを目深にかぶり、QDHに拍手を送る女性です。

女性の顔はハッキリ見えないので、ドラマの主題歌「おとなの掟」を手掛けた 椎名林檎さんではないかなど噂されました。

しかし、その帽子の女性は、クレジットに名前もある 岸茉莉さんという女優さんであることが判明しました。(岸さんの所属事務所も認めている。)

奇しくも、椎名林檎さんは5年前に「東京事変」を解散されていたので、こんな憶測をよんだのでしょう。

アリスの「人生チョロかった~」

最終回のQDHのコンサートに、リムジンから富豪と思われる外国人男性と腕を組んで颯爽と現れる有朱(ありす)。

ありすという役は「鏡の国のアリス」からインスピレーションを受けて生まれたキャラクター。

薬指にはめた指輪をこれみよがしに掲げ 「人生、チョロかった!アハハハハ!」と大笑いするありす。(鏡の国だから右手に指輪?)

すずめに異性を誘惑するテクニックを伝授し、レストランのオーナー大二郎を誘惑、真紀のヴァイオリンを盗もうとするなど、何かと悪女めいだ言動で、メンバーを翻弄してきたありすちゃんですが、最後の最後まで、そのすさまじい生命力には度肝を抜かれました。

しかし、ありすちゃんの目の奥が笑っていないところを見ると、本当の幸せは掴めていないような。

真紀はなぜ『死と乙女』を選んだ?

なぜ真紀は、義理父を殺害したのでは?と世間から疑惑の目を向けられているのに、それを煽るようにコンサートの1曲目に『死と乙女』を選んだのでしょうか。

シューベルト作曲の『死と乙女』は、病の床に伏す乙女と、死神の対話を表現したものです。そして、その「死」は、恐ろしいものではなく、永遠の安息として描かれています。

すずめは、真紀の選曲に質問します。

すずめ「なんでこの曲にしたの?」
真紀「ん?好きな曲だからだよ」
すずめ「でも、真紀さんのこと疑ってきた人は別の意味に取りそう」
真紀「そうかな・・・」
すずめ「なんでこの曲にしたの?」
真紀  「こぼれたのかな・・・内緒ね。」

すずめのストレートな問いかけに、真紀は笑うこともなく、バイオリン当たって出来たアザのようなものをなでながら、真顔で答えます。

真紀は、差し出し人不明の手紙にも書かれていたように、自分のような“煙突から出た煙のような”グレーな存在は、いつか音楽ができなくなるかもしれないと感じています。

だから、音を奏でられるこの幸せな瞬間に没頭できるように、過去の自分と決別ひ、自由になろうとしているのです。

『死と乙女』を選んだのは、真紀の決意の現れのように感じました。

この様に、『カルテット』には細かな伏線や小ネタが散りばめられています。そのため、もう一度、じっくり見返すのも楽しいですね。

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