『スタンドバイミー』キャストの現在と年齢!クリスやゴーディーは?

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少年期の喪失の切なさを描き1986年に大ヒットした映画『スタンド・バイ・ミー』。4人の少年たちが“死体探し”の旅に出るというロードムービーですが、大人になって見ると、さらに胸にグッとくる魅力あふれた作品です。そこで今回は、『スタンドバイミー』に登場したキャストの現在までの悲喜こもごもをご紹介いたします。

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『スタンドバイミー』キャストの現在と年齢

青春映画の傑作と名高い『スタンド・バイ・ミー』に出演した多くのキャストが、本作をきっかけに注目されました。しかし、その後の活躍は、様々。では、早速 主人公のゴーディーから見ていきましょう。(今の年齢は2021年5月現在のものです)

ゴーディーウィル・ウィートン

13歳 48歳

優秀な兄と比較され両親から冷たくされ、内向的で繊細なゴーディーを演じたのは、アメリカ出身の俳優・ウィル・ウィートン。

ウィル自身も幼少期に父親から虐待を受けた経験があったり、作家として自叙伝ともいえる作品を発表したりと共通点があります。

そんなウィルも現在48歳。

ウィルが、映画『ネメシス/S.T.X』に出演していると聞いたので、視聴するも…見つからない。

それもそのはず、あんな華奢な男の子が、ヒゲ面の貫禄ある男性となっているではありませんか。

さらにウィルは、自他共に認める“オタク”。

最近では、ゲームのブログやウェブ番組の司会ではしゃいだ姿を見せており、子役の全盛期とは言えないまでも、知名度を生かし地道に活動しています。

私生活では、女優のアン・プリンス・ウィトンと1999年に結婚し、二人の継子と共にカリフォルニアで幸せに暮らしています。

クリスリヴァー・フェニックス

16歳 23歳 没

聡明で正義感が強いが、どこか脆そうなクリスを演じたのは、「ジェームス・ディーンの再来」とも言われた俳優・リヴァー・フェニックス。

弟は、『ジョーカー』で、アカデミー主演男優賞を受賞したホアキン・フェニックスであることは、あまりにも有名ですよね。

10代でアイドル的な人気を誇り、一躍ハリウッドスターの仲間入りを果たしたリヴァーでしたが、1993年、ジョニーデップが経営するナイトクラブの入り口で薬物過剰摂取により倒れ、23年の短い生涯を閉じました。

その後の調べで、リヴァーの体内からは、致死量の8倍のコカインと4倍のヘロインが検出されました。

完全菜食主義者ヴィーガンであり、酒、たばこはもちろん、常用薬さえ口にしなかったリヴァーがなぜ薬物に手を出したかというと、それは幼少期の虐待にありました。

リヴァーの両親は、ヒッピーでドラッグの常習者を経た後、宗教団体の「神の子供たち」に家族全員で入信。そこで、リヴァーは古い道徳観からの解放として、4歳の頃から性的虐待を受け、初等教育も受けずに肉体労働をさせられました。

その後、母親らの売り込みで俳優として成功し、忙しくなったリヴァーは、マネージャーなどから薬物を教えられ溺れていき、悲劇的な結末を迎えてしまうのでした。

リヴァーの生前の彼女は、『モスキート・コースト』『旅立ちの時』で共演したマーサ・プリンプトンで、リヴァーが亡くなったときも一緒にいました。『グーニーズ』でメガネをかけていたショートカットの女の子・ステフを演じていた女優さんと言えばお分かりになる方もいるのではないでしょうか。

彼が亡くなった後、遺作である『ダークブラッド』は公開されていませんでしたが、監督の地元オランダでプレミア上映され、話題となりました。

リヴァーが生きていれば現在41歳。生前出演していた作品はどれも名作なので、今生きていれば、さらに素晴らしい役者になっていたことでしょう。この世を去ったことが惜しくてたまらないですね。

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テディコリー・フェルドマン

14歳 49歳

黒縁のメガネがトレードマークで軍人だった父親を尊敬するテディを演じたのは、1980年代に『グーニーズ』、『グレムリン』 などにも出演し、子役として大成功したコリー・フェルドマン。

コリーも、80年代に活躍した子役ドリュー・バリモアやマコーレ・カルキン同様に、自分を金儲けの道具としか考えない両親と決別。それと引き換えに、ハリウッドで働く大人らに性的虐待を受けたと明かしています。

最近ではナレーションの仕事に専念。またバンドを組み組み、1992年から4枚のアルバムをリリースしています。

バーンジェリー・オコンネル

12歳 47歳

ふくよかな体型と、ちょっぴり鈍くさいバーンを演じたのは、アートで有名なチェルシー地区で誕生し、生粋のニューヨーカーとして育ったジェリー・オコンネル。

『スタンドバイミー』出演後は、俳優業を休み、ニューヨーク大学で学んだ堅実派で、現在47歳になったジェリーは、筋力トレーニングのおかげで、とってもスタイリッシュなイケメンに成長しています。

大学卒業後は、俳優業に復帰し『ピラニア3D』『スクリーム2』『ザ・シークレット: デア・トゥー・ドリーム』などに出演しています。

プライベートでは、女優のレベッカ・ローミンと結婚しており、双子の女の子が誕生しています。

エースキーファー・サザーランド

19歳 54歳

不良グループのリーダー格エースを演じたのは、『24 -TWENTY FOUR-』のジャックバウアー役でお馴染みのキーファー・サザーランド。

知名度のあるキーファーは、さぞ順風満帆な俳優人生かと思いきや『スタンドバイミー』で注目された後、役に恵まれずくすぶっていた時期があったとか。

最近は、演じるだけでなく製作総指揮を務めたドラマ『TOUCH/タッチ』や『サバイバー: 宿命の大統領』などで活躍。

プライベートでは、1990年に映画で共演したジュリア・ロバーツと婚約していましたが、挙式の3日前にジュリアから「自分に正直でありたい」と別れを切り出され破局。ジュリアはそのままキーファーの友人でもあるジェイソン・パトリックと逃避行し、当時は、大スキャンダルに発展しました。

その後、キーファーは2度の結婚と離婚を経験しています。

ビリーケイシー・シーマツコ

25歳 60歳

不良グループの一員でバーンの兄ビリーを演じたのは、ケイシー・シーマツコ。

ケイシーは、1983年に『恋のスクランブル』でキャリアを開始して以来、『ヤングガン』、『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART1&2』など70以上の映画やテレビシリーズに出演し1980年代にはギャングの若者を多く演じました。

現在は、ドラマ『LAW & ORDER』、『ダメージ』などに出演し地道に俳優活動をしています。

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デニージョン・キューザック

19歳 54歳

自動車事故で亡くなる優しいゴーディの兄を演じていたのは、『コンエアー』『マルコヴィッチの穴』『セル』など個性的な演技で知られるジョン・キューザック。

俳優一家に生まれ、姉のジョーン・キューザックをはじめ、兄弟も俳優業に就いているジョンは、派手さはないもの、オタクの青年からやり手の詐欺師まで演じ分ける実力の持ち主。

俳優だけでなく『ポイント・ブランク』『ハイ・フィデリティ』などでの作品で、制作・脚本まで携わるマルチな才能を発揮。

ハリウッドスターには珍しく、プライベートは一切話さず、ゴシップとは無縁でミステリアスなところも魅力です。

チャーリーゲイリー・ライリー

23歳 58歳

不良グループのメンバーの1人で、ビリーと一緒に死体を発見するチャーリーを演じたのは、ゲイリー・ライリー。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『サマースクール』『悪魔の恋人』『ザ・ブラザーフッド』など1980年代に活躍しましたが、現在は俳優業を引退し、彼はオレゴン州ポートランドに住んでいます。

アイボールブラッドリー・グレッグ

20歳 55歳 

不良グループの一員でクリスの兄・アイボールを演じたブラッドリー・グレッグは、『インディジョーンズ最後の聖戦』『エルム街の悪夢3 惨劇の館』などの出演でも知られています。

その後、目立った作品に出演はしていませんが、2006年に妻と一緒にカザフスタンで子どもを養子にする旅の記録を映画にしました。現在は5人の子どもの父親です。

ゴーディの父マーシャル・ベル

43歳 78歳

兄を溺愛するあまり、ゴーディーに冷たくしてしまう父親を演じたのは、『ツインズ』『スターシップ・トゥルーパーズ』『ブレイブ』などの出演で知られるマーシャル・ベル。

マーシャルも現在は78歳。2015年に公開された映画『きみが還る場所』の医師役が最後の出演作品となっています。

奥様は、オスカーを4度受賞した映画衣装デザイナーのミレーナ・カノネロさんです。

ゴーディーの母フランシス・リー・マッケイン

41歳 76歳

ゴーディーの兄の死により無気力になってしまう母親を演じたのは、『グレムリン』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『トゥルー・クライム』などの出演で知られる女優・フランシス・リー・マッケイン。

心理学の学位を取得するなどの才女で、現在は、主に舞台で女優としての活動も続けています。

ゴーディ(大人)ナレーションリチャード・ドレイファス

38歳 73歳

大人になったゴーディーであり、物語の語りをしているのは、リチャード・ドレイファス。

1977年に『グッバイガール』でアカデミー賞主演男優賞を受賞するも、ドラッグ問題などで低迷。1980年頃から復活し、スティーヴン・スピルバーグの作品では『ジョーズ』『未知との遭遇』など3作品や『陽のあたる教室』『張り込み』シリーズに出演。

プライベートでは、息子のハリーが、幼少期にケビー・スペイシーからセクハラを受けたことを告白。その場には自身もいましたが、脚本に没頭していたためにケビンの行為に気がつかなかったそうです。

リチャードは、息子さんの告白を聞いてショックだったことでしょうが、実はリチャード本人も女性に不適切な言葉や執拗に誘うなどのセクハラ行為で告発されました。本人は女性との問題をおおかた認め、謝罪をしています。

アドベンチャー映画の金字塔『グーニーズ』のキャストの現在は⇒こちら


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最後に

少年たちのひと夏の冒険と成長と友情を描いた青春映画の金字塔『スタンド・バイ・ミー』は、大人になって改めてみると、さらに胸に迫る感動があります。

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