ドラマ『白い濁流』相関図キャストと原作(少し)ネタバレ

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日本の食品業界、研究機関、薬学大学の闇に迫った社会派ドラマ『白い濁流』は、伊藤淳史演じる研究者の不正を“幼馴染役”佐々木希が暴くサスペンスフルな物語です。そこで今回はドラマ『白い濁流』のキャスト・相関図と原作の少しネタバレをご紹介いたします。

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ドラマ『白い濁流』相関図

ドラマ『白い濁流』相関図・キャスト一覧

好並一樹伊藤淳史

優秀な薬学の研究者。画期的な発見をして特許を巡る企業間競争の渦に巻き込まれ、やがて不正に手を染めてしまう。

河原智子佐々木希

一樹の幼なじみで新聞記者。一樹の発見で特許を巡る企業のデータ捏造などの不正を取材する。

柏木航桐山漣

薬学の研究者。一樹の親友で研究者仲間で、大学の数少ないポストを競い合うライバル。指導教授に目をかけられ、大手製薬会社と共同研究を続けていたが、一樹の発見によって立場が逆転してしまう。

山本英明矢島健一

一樹の研究室の指導教授。政治家とのコネを持ち製薬会社から多くの寄付金を獲得する一方で、黒い噂が絶えない。

北野隆二西村まさ彦

中堅製薬会社・北野堂製薬の二代目社長。営業畑を歩んでいたので、研究者だった創業者にコンプレックスを抱いている。一樹の画期的な発見を利用しようとする。

北野芳子とよた真帆

隆二の妻で葉子の母。娘が一樹に好意を寄せていることを知り、あれこれおせっかいを焼く。

北野隆彦泉澤祐希

北野堂製薬の社長の長男。バイク事故で亡くなる。

 

北野葉子藤野涼子

一樹が家庭教師をする大学受験生。 心臓病の治療のため高校を留年した。父親は北野堂製薬の社長。一樹に想いを寄せる。

好並君枝キムラ緑子

一樹の母。岡山で夫と喫茶店を営む。 自分たちとは全く違う研究の道へ進んだ一樹は自慢。

羽佐間直美萩原みのり

シングルマザー。 仕事で留守中に一人娘の雪乃が、ある食べ物を口にし、アナフィラキシーショックで重篤な障がいを負う。

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ドラマ『白い濁流』あらすじ

人の助けになるという志を持ち薬学の研究者となった好浪一樹は、あるとき画期的な発見をする。

それをきっかけに、一樹と同じ大学の数少ないポストを奪い合うライバルで親友の柏木航は、特許を巡る企業間競争に巻き込まれ、論文盗用、データねつ造、許認可をめぐる贈収賄に手を染めていく。

そんななか、一樹の幼なじみで新聞記者の河原智子は、そんな一樹たちの不正に気づき…。

現代の日本の科学なかで起こっている問題により、一樹、柏木、智子の三人の人間関係はどう変わっていくのか。

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『白い濁流』原作のあらすじは?


ドラマ『白い濁流』は、小藪浩二郎さんによる同名小説が原作です。

小藪さんも一樹と同じく、薬学部研究生から医薬品、食品添加物の研究開発に携わった方で、現在は食品関係のコンサルタントをしています。

原作のお話は、岡山の田舎から京都総合大学薬学部に入学した一樹が、製薬会社の息子の家庭教師を引き受けたことから始まります。

一樹は、試薬会社の社長の息子に、熱心に勉強を教え、希望の大学に入学させることに成功します。

すると、製薬会社の社長は一樹の抜群の頭脳と誠実な人柄を気に入り、さらに、自身の息子を事故で亡くしてからは、一樹を自分の跡取りのように扱うようになっていきます。

一樹も、社長や社長家族の人柄に惚れ、学費や研究費の援助などをしてもらいったこともあり、社長家族や製薬会社に恩返ししたいと思うようになっていきました。

そんななか、製薬会社では食品添加物の不良による問題が起こり、社長は研究者としての一樹の能力を頼り、原因究明を依頼。

一樹は、原因を突き止めますが、それを世間に明らかにすると、社長が経営する製薬会社に莫大な損失を被ることになるため、社長に商品の不良を隠蔽するようにアドバイスします。

一樹が、研究者だけでなく経営者としての手腕を発揮したことをキッカケに、一樹は社長から絶対的な信頼を得て、社長の娘と婚約。やがて、一樹は良心をかなぐり捨てて、社長一族に尽くしていいきます。

そんな一樹を、恋人だった新聞記者の智子は「隠蔽体質が染み込んだ製薬会社との付き合いは考えた方がいい。好並くんが 濁流にのみ込まれないか心配なの。」と忠告します。

世の中では、この製薬会社の添加物を使用した食品を食べて、健康被害を訴える人もいましたが、医者はまさか添加物が原因だとは疑いもしないので、製薬会社の不正は気づかれないままでした。

やがて一樹は、学生ながら食品添加物の画期的な発見をします。製薬会社の社長は、厚生労働省に添加物の認可審査を急がせるため、政治家などに多額のワイロをおくり裏工作を始めます。

一樹も、親友の柏木などの協力を得て、不正に手を染めていきますが、智子は、そんな製薬会社と政治家、大学との癒着に気づき、新聞で記事にしようとします。

純粋に、人のためになりたいと薬学を志した一樹は、製薬会社の社長一族の出会いを機に、不正に加担し、やがて自分自身も率先して会社の利益にために犯罪まがいの行為に手を染めていきます。

原作では、企業、政治家、大学、研究機関との癒着など、一筋縄ではいかない業界の深い闇や、食品添加物の危険性なども詳しく切り込まれていますので、ドラマで気になったかたは、読んでみてはいかがでしょうか。

『白い濁流』の原作についての詳しいあらすじ・ネタバレは⇒こちら

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