ドラマ『カバチタレ!』キャストとあらすじと最終回の結末

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セクハラが原因で職を失った希美と行政書士の千春のアラサーコンビが、法律を武器に社会と戦っていくドラマ『カバチタレ!』。2001年にフジテレビで放送され、平均視聴率19.1%を誇った今でも根強い人気の作品です。そこで今回は、懐かしのリーガルドラマ『カバチタレ!』のキャストと最終回までのあらすじを振り返ってみましょう。

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ドラマ『カバチタレ』キャスト一覧

田村希美(28)常盤貴子

両親を早くに亡くし苦労して育った。親戚に預けていた弟・優太を広島から東京に呼び寄せる。社長のセクハラをに抵抗したことで解雇。途方に暮れていたところに千春と出会い、喫茶店のウェイトレスをしながら、千春の補助者として行政書士事務所でアルバイトをしている。明るく、正義感が強い。

栄田千春(28)深津絵里

大野行政書士事務所に勤める行政書士。父とあることがキッカケで不仲。仕事ができ、性格は理屈っぽく強気で冷静沈着。希美とは正反対の性格のためぶつかることも多い。いい男に目がなく、結婚願望が強い。

大野 勇(42)陣内孝則

大野行政書士事務所の所長である行政書士。離婚して娘と二人暮らし。陽気な性格。

田村優太(16)山下智久

希美の高校生の弟。危なっかしい姉を心配している。女子にモテる。

宮城京子(25)篠原涼子


女性警察官。自分が正義だと思いこんでいるため千春とよく衝突。

長谷川幸男(30)岡田浩暉


大野事務所の所員で有資格者。キャバクラ好き。

金田銀四郎(23)岡田 義徳

大野事務所の所員。千春に都合よくつかわれている。

生田加寿子(35)小林聡美


弁護士。大野とは犬猿の仲。

福田サキ(21)猪俣ユキ


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ドラマ『カバチタレ』第1話~最終回のあらすじ結末ネタバレ

第1話「恋する女、温泉に売られる」

東京・病院のおしゃれな診察室──。「悔しくて、悔しくて、コタツで寝ていたら風邪をひいてしまって・・」と、ハンサム医師に訴える田村希美(28)。 自動車整備工場に勤める希美は、婦人警官の宮城京子(25)に一方的に駐禁キップを切られた。その上、いわれのない無断欠勤を理由にセクハラ社長からクビを言い渡されてしまったのだ。会社の就業規則には、「無断欠勤は即クビ、罰金は給料一ヶ月分」と書かれており、社長は文句があるなら裁判でもなんでも起こせと言うのだ。隣りで診察を受けていた栄田千春(28)が希美に声をかける。「戦わなきゃダメ」。千春は、何か書き上げた原稿を希美に渡し、内容証明で送るように言う。 希美と千春の出会いだった。数日後、希美の家に自動車整備工場の社長から書留が届く。中から大金が──。二ヶ月分の給料が出てくる。電話が鳴った。  「内容証明まで打ちやがって! おっそろしい女だな」。セクハラ社長だった。希美が訳も分からず出した内容証明には、『12月分給与金16万及び解雇予告金16万、計32万を請求する・・賃金受け取りの権利は神聖なものである』と書かれてあったのだ。「・・何者? あの女」。とあるファミリーレストラン──。「お願い、私が貸したお金を返して!」と、茸本健司(30)にすがりつく女・良子を、茸本は殴りつける。その様子を見かねたレストランの客・大野勇(42)が止めに入る。逃げ出す茸本と入れ違いに入ってくる栄田千春。泣き崩れる良子に大野は、「あいつから金を取り返してやる」と申し出る。「あなたは弁護士さんか何か?」「代書屋(行政書士)じゃ!」、大野は部下の代書屋に担当につけと命令する。それは、千春だった。千春から良子の借金返済と慰謝料を迫られた茸本に、金融業者は、あるアイディアを持ちかける。  追いつめられた茸本は、「旅行しよう」と自分の女を地方の怪しげな温泉宿に連れ出し、騙して借用書の判を押させる。何も知らず温泉につかる彼女に温泉宿の女将が言い放った。「あんた、今、売られたから」。広島から上京したばかりの希美の弟・田村雄太(16)は、姉・希美が残した名刺を頼りに行政書士事務所を訪ね、千春に「姉が・・行方不明なんです」と訴える。 温泉宿に売り飛ばされたのは、希美だった。希美は必死に抵抗するが、「この宿はヤバイ借金をした男が担保がわりに女を置いていくところなんだよ」と、酔ったエロオヤジが希美に襲いかかろうとする。そのとき──、ガラリと襖が開き、清掃員姿の千春が現れる。二人は走り出す──。  「優しさ」と「強さ」をそれぞれ持った二人の女の新たな人生の「冒険」が、今、始まった。

第2話「暴走!包丁もったオバさん」

ある朝、千春(深津絵里)が希美(常盤貴子)のアパートへやってきた。親友が抜け駆けで医者と結婚する、それが悔しい、親友なんて信じられない、と言うのだ。と、隣家・大沢家のいつもの夫婦喧嘩(もたいまさこ・津村鷹志)が始まった。「いつになったら一戸建てが買えるのよ」「いつか買えるさ」「結婚する時約束したじゃない」・・・・。娘の一子(山田優)はため息をついて、うんざりの様子である。プロのダンサーになれたらと一途に夢を追う一子を希美だけは理解し応援していた。ともかく、千春の用件は、友人の結婚話なんかではなく、先日、温泉まくら芸者から希美を救ってやった報酬を請求に来たのだった。その日、千春の勤める大野コンサルティングに沢木という大工(川端竜太)が会社設立の相談にやって来た。千春が担当になった。いい男である。ほくそえむ千春だった。ところが、その時、事務所に希美も訪れた。朝、請求された報酬の一部を持参したのだったが、希美も沢木に秋波を送り、二人の女は火花を散らす。一方、東京の高校に編入した希美の弟・優太(山下智久)は学校でいじめられているようである。心配する希美だったが、優太は「心配なんかすることない」と言うのだった。さて、大沢家では、一子のダンススクール入学の話はそっちのけで、裁判所の住宅競売物件で盛り上がっていた。大変安く入札できるのだ。それを希美の部屋で聞いた千春は「競売物件には思いもよらないトラブルがくっついてる可能性があるのよね」と心配する。そんな最中、一子に30万円の損害賠償請求が持ち上がった。交渉の担当は何と千春。一子のお尻に触ったセクハラ男が、一子に押し返されて怪我をした、ついては30万円とってくれ、と大野コンサルティングに依頼。嫌々ながらも千春が承諾したのだ。一子はダンススクールの入学金を渡すはめになる。だが、家に戻った一子は、住宅を買うために両親が貯めた約1000万円の中から30万円だけを抜きとってしまった。運良く競売物件を入札した大沢夫婦がたんす貯金を確かめてみると、30万円足りない。警察まで呼んで調べたら、犯人は一子。事情を聞いたら、セクハラ男への慰謝料と分かり、大沢夫婦は、大野コンサルテイングへ包丁を持って押しかける。その場は千春がどうにか取り成したが、一体、千春は正しいことをやっているのだろうか・・・。  あきらめ気分で物件を見に行った大沢夫婦は、そこでとんでもないものを目撃する。千春の心配が当たった・・・・。

第3話「あっ!と驚くいい男とカレーうどん」

希美(常盤貴子)の働く喫茶店「イン・ザ・レイン」に若い男がやって来た。手にはナイフ。「俺と付き合ってくれ」・・・・・。その場は、大野(陣内孝則)の説得で事無きを得たが、どうも希美は、その正直者ぶりから災難を招いているようであり、一部始終を聞いた弟の優太(山下智久)からもたしなめられる始末。しかし、希美は、その場で高校時代の恋人・上里康太郎(加勢大周)との劇的な再会を果たす。そんなころ、千春(深津絵里)は、鎌田松雄(近江谷太朗ら)から仕事の依頼を受けていた。高齢の父親・菊男(伊藤幸純)が、引っ越し屋の仕事中にころんで、脳内出血で寝たきりになったのに、運送会社は、治療代も給料も払わない。ついては、会社にかけ合ってくれ、というものだった。千春は、「あなたは、私が持っていない何かパワーを持っている」と、希美に手伝いを乞う。希美は、意味が良く分からないながらも、千春が、温泉芸者救出作戦の報酬残額をチャラにしてくれるというので引き受ける。千春と希美が、運送会社に行くと、社長の横山(國村隼)は、けんもほろろの対応で、二人は、あっさり追い返される。千春は、従業員が仕事中に怪我をした場合、会社側には治療費を支払う義務がある、これは勝てると踏む。  事務所の外に出れば、横山の息子・光司(内田朝陽)が悪ぶった素振りでドスをきかせている。荒れた家庭のようである。しかも、光司は優太と同じ高校の制服を着ているので、希美は嫌な予感がする。希美と千春は、松雄やその姉たち鎌田一族と会合を持った。なんと、皆、父親の安否を気遣うわけでなく、金が要る、ちゃんと金を取ってきてくれ、と口々に勝手なことを言い出す始末。父親への愛情などひと欠片もない。それでも、希美と千春は仕事としてやらなければいけないのか。千春は、希美を連れて、病院で看病をする菊男の妻・昌代(草村礼子)の元を訪ねた。「子供ができた時、この人は、自分は何も食べずに、私におむすびと卵を食べさせてくれた。その時一生添い遂げると誓ったんです。私からも依頼します」と母親。千春は昌代の夫への愛情の深さに打たれてその仕事を引き受けることにした。一方、優太(山下智久)は、最近クラスメートの春奈(香里奈)がどうも気になる。彼女を何とか誘おうと思うのだが、なかなかその機会がない。今日も声を掛けようとしたところで、「大ゲンカが始まった」との騒ぎが邪魔に入る。  優太たちが駆けつけると、ゲームセンターで光司が取っ組み合いをしている。「お前の親父は従業員殺しだ」と囃されたのを怒ったのだ。なんと、それを優太が止めに入った。光司が言う。「親もいねぇやつが口挟むな」。優太の表情が変り、即座に光司を殴り飛ばす。「何も知らんもんが、カバチタレんな!」。殴り合う二人。やっと、千春や希美、横山夫婦、さらには警官の京子(篠原涼子)、サキ(猪俣ユキ)も到着し事無きを得る。だが、その時の様子では、横山家も、相当何かに困っている様子であることを希美たちは感じるのだった。実際、千春が、横山の会社に行くと、相変わらず強気で追い返しにかかる横山だったが、妻には「好き好んで払わないわけじゃない。金がないんだ。わしだって家族のために働いているんだ・・・・・」と弱気なところを見せるのだった。  そんな中でも、希美は、10年ぶりに再会した元恋人・上原とデートをしようと目論んでいる。千春のマンションで恋愛話に花を咲かせていると、希美の足に、何と、大蛇が巻き付く。怒り心頭で、管理人にねじ込む千春だったが、蛇の飼い主・風間(中沢昭泰)がいい男とあって、つい蛇を拝んでしまう二人だった。さて、希美と千春は、必要な書類を揃えて、再度横山の会社に向かった。さすがに横山は折れ、運転資金の半分以上の147万円を千春に渡した。会社は間違いなく倒産である。光司に「あんた、最低だな」と吐き捨てられても、希美は、横山一家に「元気出してください」と言うしかなかった。その金を、松雄たちに持っていくと、「こんだけか?」「はした金!」と身勝手な言い分をぶちまける。さらに、あろうことか、父親の遺言を開け、母親に相続放棄させろと、千春に依頼する。さすがに、ウンザリする千春だったが、同僚の長谷川(岡田浩暉)に「我々の仕事は依頼人が最優先だ」と戒められ、続行することにした。嫌々ながら相続放棄のサインをを求めて昌代に持っていくと、「子供たちの仕業と分かっているわ。でも、親はいくつになっても子供の幸せを願うもの。サインすることで子供たちが助かるなら、それでいい」と快く応じるのだった。その時だった。なんと、医者も見離した鎌田が息を吹き返したのだった。すがり付く妻。千春と希美は泣き出してしまうのだった。

第4話「恋人は子持ちで痴漢なの!」

希美(常盤貴子)との仲が復活しそうな兆しがある元恋人の康太郎(加勢大周)が、電車で女子高生・菜々子(遠藤ゆう)に痴漢したとして警察に捕まった。身に覚えのないのに、康太郎は成り行きで痴漢を認めてしまい、菜々子は慰藉料を寄越せと言い出した。根っからの技術者で人のいい康太郎は罠にはまったのである。希美が相談すると、千春(深津絵里)は、「裁判にならないようにするには、告訴を取り下げてもらうしかない。お金で解決することね」と言う。だが、真面目な康太郎は「なにもやってないのに罰を受けたりするのはおかしい」と考え込む。康太郎は勤め先でボストン留学が決まったばかりだったのだ。見かねた希美は、一人で「被害者」菜々子宅へ出向き、康太郎の将来を考え、告訴を取り下げてくれ、慰藉料はいくらでも払う、と勢いで言ってしまう。この子にしてこの親あり。なんとその母親・勝子(黒田福美)は1000万円を要求してきた。成りゆきで、希美も1000万円の支払いを約束してしまう・・。同じ頃、大野(陣内孝則)もピンチに立たされていた。半年前に酒の勢いで「銀座に店を持たせてやる」と口約束をした飲み屋の女・赤西園子(篠原麻希子)が、大野コンサルティングに押し掛け、約束の金を払えと請求してきたのだ。  希美と大野、果たしてこのピンチを切り抜けれるか・・?

第5話「免停と交通違反キップで警察と対決!」

希美(常盤貴子)は、千春(深津絵里)から正式に大野コンサルティングで働かないかとの誘いを受ける。しかし、希美はコーヒーをお客さんに届けるように、言葉や気持ちを他人に伝えることはできても、文句を言ったり、カバチをたれることは、自分には向かないから・・と、それを辞退する。一方、千春は、何と、後輩の金田(岡田義徳)から愛の告白を受けてしまい、ひどく動揺する。その話しを聞いた希美と優太(山下智久)は「結婚生活って、日常生活の延長だから、二人はお似合いだよ」と言うのだが・・。大野コンサルティングに、弁護士・生田(小林聡美)と、クリーニング店員・中丸(小林すすむ)がやってきた。中丸は、右折禁止の標識を無視したかどで、婦人警官・京子(篠原涼子)にキップを切られてしまい、いよいよ免許停止処分になってしまうという。勤めているクリーニング店長・上田(六平直政)は、免停なら中丸を解雇すると宣告。  そもそも右折禁止の標識が、確認しづらい場所に設置されていることに問題ありと見た千春が、警察署に出向くと、先方も全く強気で一歩も譲らない。バレンタインデーのさなか、希美や大野コンサルティングと警察の因縁の対決が始まった・・。

第6話「浮気妻慰謝料サギと家賃値上げを撃退」

希美(常盤貴子)と千春(深津絵里)が、希美のアパートでいつものトークを楽しんでいると電話が鳴った。希美の旧友・いずみ(菅原禄弥)が結婚するという。後日、希美の勤める喫茶店「イン・ザ・レイン」に、いずみと婚約者の商社マン・卓巳(豊原功補)がやって来た。が、卓巳は、隙を見て、希美に「携帯の番号教えて」と言い寄る軽薄な男であった。あきれる希美と千春。同じ頃、希美は、アパートの大家(松美里杷)から、一万円の家賃の値上げを迫られていた。困り果てる希美に、弟の優太(山下智久)は「社会に出たら、バンバン稼いでやるよ」と励ますのだった。大野(陣内孝則)は希美に、「例の温泉芸者騒ぎの報酬は全て回収した。君は、事務所にもう借金はないから」と彼女を自由にする。希美がいなくなることに寂しそうな千春に、大野は「希美にいつまで甘えるつもりだ? 彼女を縛り付けるのではなく、寂しいなら自分から彼女に歩み寄れ」と諭す。「イン・ザ・レイン」に卓巳がやって来た。なんと、テレクラで知り合った人妻・アユミ(広沢味希)と待ち合わせである。卓巳とアユミは、ホテルへ。だが、気を許した卓巳は彼女に携帯番号を教え、会社の名刺を渡してしまう。  すぐに卓巳は、アユミと、その夫を名乗る田口という男(伊藤正之)に呼び出される。卓巳は、言われるままに「詫び状」を書く。そこへ、コワモテの石田(金田明夫)という男が割り込んできた。「慰藉料300万円を払え」と石田。石田は「お前は詫び状を書いた。夫の、妻の貞操を要求する権利の侵害についての慰謝料を田口の代理人として請求する」と強気に押してくる。そばで一部始終を見ていた千春は「あんたははめられたんだよ」と呆れたが、なんと希美と千春に卓巳が「助けてくれ」と「仕事」を依頼して来たのだ・・!

第7話「甘い罠商社マンが出張ホストで転落!」

コンビニでバイトをしている希美(常盤貴子)のもとへ、「ここで買った競馬雑誌が1週遅れで大損した。弁償しろ」という客がやって来た。困り果てる希美だったが、居合わせた大野(陣内孝則)が、損害賠償を請求することは出来ない、と助けてくれる。希美は、いつも自分を見ていてくれる大野への好意が膨らむ。そのころ、希美の親友・いずみ(菅原禄弥)の元恋人で、救い様のない女好きの卓巳(豊原功補)が、出張ホストクラブに入会していた。登録料40万円を払い、一人の女性客から月15万円を貰えると聞いて、「天職」と歓喜する卓巳だった。実際、最初の客は若くて美人の客(国本真子)。卓巳は、大いに期待し、大野コンサルティングに以前の案件の報酬を払いに行った。千春(深津絵里)が「また、変なことやっているのか」と問うと、「ビジネスだ」と自信たっぷりに答える卓巳。希美は千春に「あなたのところへいつか来そうね」と不吉な予言をする。店か卓巳にあてがわれた太った次の客(町野あかり)は、前の客とは大違い。うんざりしてサービスもままならないまま、別れたが、なんと、店から「大事な顧客だったのに、お前が粗相をするから、脱会した上に慰藉料まで請求された。損害賠償しろ」と電話が入ったのだ。警察に駆け込んだ卓巳だったが、刑事は「たちが悪いクラブで捜査中だが、しっぽを出さない。民事不介入なので、今は弁護士にでも相談しろ」とつれない。卓巳は、希美の想像どおり、大野コンサルティングに駆け込んだ。  千春は「あんたのようなバカ、相手にしたくないけれど、仕事だからやるのよ」と言い放つが、どうも風邪気味で調子が悪い。そこへ、大野が代わりを買って出てくれた。希美同様、千春も大野の心配りに好意を広げるのだった。  大野は、店へ電話を架けた。「賠償金は払えん。これ以上脅せば、告訴するで」。凄む大野に、店は気おされてしまった。  そんなころ、風邪を引いてしまった希美は、千春とともにアパートで休んでいた。話題は大野へのあこがれ。だが、優太(山下智久)が作る玉子酒に酔いが回り、そのうちキスを始めるのだった。あきれ果てる優太。  さて、卓巳の一件はそれで落着したわけではなかった。京子(篠原涼子)の手には、青少年育成条例違反の案件が握られていた。容疑者は卓巳。卓巳が相手した少女が、家出中の中学生だったことが発覚したのだ。会社から警察に連れ出された卓巳は、あっさりと逮捕されてしまった。希美は、いずみにこのことを話すが、いずみに復縁の意思はなかった。また、大野のもとへ弁護士の生田(小林聡美)から手紙が届いた。行政書士の仕事を逸脱している、という。大野は、深くためいきをつき、大好きな「鉄人28号」のおもちゃで遊び始めるのだった。

第8話「暴力夫に気づかれないで離婚する方法」

希美(常盤貴子)と千春(深津絵里)が、カッコいいサラリーマン二人組に「ナンパ」された。4人で行った店は、大野(陣内孝則)がかつて面倒をみたことのある陽平(鶴見辰吾)・冴子(中島ひろ子)夫婦が切り盛りする小料理屋で、千春は二人と顔見知りであった。2人の子供を持ち、仲良さ気に見える夫婦だったが、幼い頃から両親を失って苦労した希美は、冴子の首筋にある痣ー家庭内暴力(ドメスティック・バイオレンス)の痕跡ーを見逃さなかった。果たして、店がうまくいかず荒れる陽平は、ことあるごとに、冴子を殴り付け、冴子は生傷が絶えなかったのだ。  それを知った千春は、冴子のために離婚手続きを行おうとしたが、大野(陣内孝則)は「夫婦のことに首を突っ込むな。行動すればクビ」と千春を制止しようとする。それを聞いた希美は「『助けて』も言えないような弱い人間を助けられないなら、法律家なんて無駄な職業」と言い放ち、千春も「クビにするならしてみなさいよ」と、陽平をだまして、離婚届を書かせるなど、離婚手続きを強引に進めようとする・・。

第9話「嫌がる夫と緊急離婚!届出は24時間OK」

その日は、希美(常盤貴子)の28歳の誕生日。なのに、またまたやっかいごとが起こった。暴力夫の陽平(鶴見辰吾)から冴子(中島ひろ子)母子が希美のアパートに逃げてきたのだ。希美は、すぐに千春(深津絵里)のアパートに相談に行った。千春は、この離婚事案で大野(陣内孝則)と意見が対立し、大野コンサルタントに辞表を書いている最中だった。千春から「誕生日おめでとう」の言葉ももらわずに、希美は千春を引っ張り出し、事務所へ急いだ。  大野に向かって希美は言った。「奥さんは、あの人と別れて幸せになりたい、って言ってました」。大野は千春の名前を呼んだ。「今度は偽造ではなく、ちゃんと離婚させるんだ!ワシらは、彼女から『別れたい』という未来への希望が言われるのを待つしかなかったんだ」  大野たちは、冴子を陽平のもとへ連れて行き、離婚協議書、離婚届を作ることにした。もちろん、陽平は拒む。しかし、裁判になると不利であり、親権を取れるというので、渋々判を押した。どのみち、大野たちが使った「離婚届不受理申し立て」をすれば、なんとかなると踏んでいたのだ。千春は希美を連れ、その足で役所に向かった。午前3時。離婚届は24時間受け付ける。一刻も早い方がいいと千春は考えたのだ。その朝。希美のアパートでは、冴子母子が朝食を食べている。希美が、それを見ていると、優太(山下智久)が、「誕生日おめでとう」と缶切りをプレゼントしてくれた。胸に抱きしめ幸せな希美であった。  一方、陽平は、不受理申し立てを提出するため役所に向かったが、離婚届はすでに受理されており、後の祭り。怒りに狂った陽平は、冴子たちのいる希美のアパートへ乗り込んだ。冴子を殴り付けたうえカッターナイフを突きつけ、子供を返せと迫る陽平。とうとう押し入れに隠れた美帆(佐久間李奈)を見つけ、連れ去ってしまった。そのころ、希美のバイトする喫茶店「イン・ザ・レイン」で、大野コンサルティングのスタッフは、やっと朝食にありついていた。そこへ希美宛てに冴子からの電話が入る。「美帆ちゃんが連れて行かれたって!?」千春と希美は早速、アパートへ戻る。そこでは冴子が、「なぜ助けないの、いつからそんな自分勝手な子になったの」と大輔(松崎駿司)を殴り付けていた。千春はつとめて冷静に「至急告訴状を作って警察に行こうと思います」と冴子を促した。親権は陽平に渡ったが、監護権は冴子が握っていた。大野が策を弄したのだ。親権は、子供の代わりに何かの判断をする権利で、子供を手元で育てる権利は監護権なのであった。たとえ親といえども、監護権者の許可なく子供を連れ去れば罪を問われるのだ。警察は、親子夫婦のことだろうと、乗り気ではなかったが、千春の強硬な押しと冴子の「あの子を取り戻して」という懇願に負け、重い腰を上げた。陽平はあっさりと刑事たちに連行され、美帆は冴子の手に戻った。  だが、冴子は、変らず大輔を「今度はなぜ、あんたが私を困らせるの」と折檻する。希美が、見かねて言う。「冴子さん、大輔君も美帆ちゃんも、ちゃんとあなたのこと信じている。3人で幸せになってよ」。  希美は、「イン・ザ・レイン」で、優太から貰った缶切りで缶を開けながら、千春に言った。「私分かったの。人を信じれば幸せになれる、というのは嘘じゃないんだけど、それだけじゃ駄目。自分で道を切り開かなきゃいけないのよね」。千春は混乱しつつも「あんたは、開拓者。私は騎士よ。開拓者は愛され、村長になれるのよ……」  さて、優太は優太で女難から解放されつつあるようだった。お気に入りの春菜(香里奈)が合コンの席にやってきて「私の男なの」と宣言したのだ。そのころ、千春は大野から行政書士としての越権行為を説経されていた。「依頼のないまま仕事して、意地の悪い女弁護士から突っ込まれたらどうする気だ」。と、そこへ、生田弁護士(小林聡美)からプレゼントが届いた。それは「湖のマリモ」だった。

第10話「ブリーフの白い色は恋人の色」

希美(常盤貴子)は、大家さんに勧められたお見合い相手の写真を見ながら、大野コンサルティングで千春(深津絵里)と会談中。「面食い」か否かでもめるのだが、千春は生理的嫌悪感が、希美は音楽が流れるか否かが「恋愛対象基準」である、などと他愛なく言い合っている。そこへ、大野(陣内孝則)が入社希望の若い女性を伴って入ってきた。希美と千春の話は盛り上がり、セックス話に移行、オフィス中が侃侃諤諤の論争中。若い女性はそそくさと引き上げてしまった。希美の広島時代の友達・祐子(高木りな)は、梨本クリニックの看護婦。院長・吾郎(鹿内孝)の息子で副院長の誠一(金子賢)にいやらしくつきまとわれ、体を奪われそうになった。祐子の夫・悠二(林泰文)も希美の幼友達。二人に相談を受けた希美は、千春を紹介する。以前、コンビニで「縁」のあった年下のバイト学生・和哉(妻夫木聡)に「音楽」を感じていい気分の希美に比べて、千春は、散々な状態だった。ナンパで知り合った年上のサラリーマン・尚人(石橋保)の家に誘われ、白いブリーフと靴下姿で現れた尚人に驚愕し、逃げ出してきたところだったのだ。優太(山下智久)に「自分勝手だ」となじられながらも、千春は誠一宛てに「30万円の慰藉料請求」の内容証明を送り付ける。誠一は、病院の顧問弁護士に相談する。なんとその弁護士は、大野の天敵・生田(小林聡美)だった。だが、生田は「勝ち目はない。さっさと払っちまいなさい」と誠一を諭す。誠一はごねたが、「逮捕されますよ」という強い言葉に渋々従うことに。しかし、誠一は懲りない男だった。病院を退職するためにやって来た祐子にまた襲い掛かったのだ。気づいた希美が、胸ぐらをつかんで謝らせようとするが、聞く耳を持たない。とうとう告訴することになった。ころが、今度は院長の吾郎が動きだした。吾郎は都議会議員でもある有力者。悠二の会社に手を回し、外堀を埋め始めた。さらに生田弁護士も本格的に活動を開始した。ターゲットは大野コンサルティングとなんと希美だった。

最終回 第11話「セクハラ男に置き去られ結婚式で恥をかく」

希美(常盤貴子)は、暴行罪で刑事告訴されようとしていた。友人の看護婦・祐子(高木りな)を副院長・誠一(金子賢)のセクハラから守ろうとしただけだ、危害を加えるつもりはなかったと主張しても、病院側の弁護士・生田(小林聡美)は取り合わない。  また、生田は、同時に大野(陣内孝則)や千春(深津絵里)に対しても、事務所が行政書士の職務を逸脱している、すなわち弁護士法違反だと刑事告発の意向をちらつかせる。  同じ頃、希美の弟・優太(山下智久)は、イギリスへ行ってしまおうとする春奈(香里奈)との関係で、ある重大な決意を固めようとしていた・・。

ドラマ『カバチタレ』ここら最終回の結末ネタバレ

希美の弟・優太(山下智久)は、春奈(香里奈)にプロポーズし、優太が18歳になったら結婚することを約束した。

副院長・誠一(金子賢)は、の父親のコネで建設業界から圧力をかけ、セクハラ被害者の増田祐子に告訴を取り下げさそうとしたが失敗。

窮地に立った誠一は、「慰謝料を払うから」と嘘をつき、千春(深津絵里)を車でさらって、人里離れた山奥に放置した。

千春が行方不明なことを知った希美(常盤貴子)は、金田(岡田義徳)と共に山に向かい、気を失っている千春を発見して救出した。

千春は一回しか言わないと前置きしたうえで、希美に「あなたが助けに来てくれるって信じてた。」と言った。

翌日、千春たちは誠一の元を訪れ、監禁罪での告訴状を突き付けた。

その後、希美と千春は、行政書士事務所の所員・長谷川(岡田浩暉)と加藤マキ(伊藤さおり/北陽)との結婚式に出席。

独身の男性出席者たちに目を付けた二人は、張り切って披露宴のスピーチを行うが、失言&失態をおかしてしまうwww。

またもや、いい男との出会いを逃してしまった希美と千春。

二人は、披露宴の帰り道で、いつものように結婚ができないことに文句をいっていると、そこに、かつて二人が出会った知的な浮浪者(大杉蓮)が通りかかかった。

浮浪者は、二人の背中を見つめながら「人生は思い通りにいかない。だから、毎日 誤解されたり、ケンカしたり。でも、それを信じる人が進む先には心のなかになるんですよ。」と呟いた。ーEND-

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ドラマ『カバチタレ』感想

『カバチタレ!』の魅力は、やはり常盤貴子さん演じる希美と深津絵里さん演じる千春のキャラクター!

二人のテンポの良い掛け合いが面白く、女バディものとしても楽しめます。

最初は、キャラクターのイメージが深津さんと常盤さんは逆だなと思っていましたが、物語が進むにつれ、そのギャップが新鮮に感じます。

正反対の性格の二人が、「結婚」という幸せを掴みそうで掴めない演出も、難しい法律ドラマの清涼剤になって楽しめました。

さらに、ドラマのチョイ役として、山下智久さん、香里奈さん、妻夫木聡さん、山田優さんなど今をときめく俳優さんも登場。演技も初々しく、お宝映像満載です。

事あるごとに、千春の車に駐禁を取り締まる、ミニスカポリスの篠原涼子さんも、素敵!

お仕事ドラマ、ヒューマンドラマ、ラブコメディ、すべてがバランスよく詰め込まれた、スカッと爽快で元気が出る作品ですので、まだ見ていない方はぜひ!

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「カバチタレ!」は動画配信サイトで配信がなく、宅配レンタルサービスのTSUTAYA DISCASでのみ無料レンタル可能でした。

『カバチタレ!』の動画をTSUTAYA DISCASで無料で見る方法

「カバチタレ!」の動画配信サイトを調べてみると、TSUTAYA DISCASのレンタルのみで視聴することが可能でした。

TSUTAYA DISCAS定額レンタル8プランってどんなサービス?

TSUTAYA DISCASの基本情報

TSUTAYA DISCAS定額レンタル8プランは、本やレンタルでお馴染みのTSUTAYAが運営する動画配信&宅配サービスです。

月額料金:2,052円(無料期間終了後に課金開始)
無料期間:30日間
解約料金:0円
DVD宅配レンタルのTSUTAYAディスカス
【ネットで簡単DVDレンタルTSUTAYA DISCASの6つの特⻑】
月額料金30日間無料
宅配レンタルで動画配信にない作品も見れる
本登録後は新作DVD8本までOK
旧作DVD・CD全品は借り放題
自宅で受け取り、ポストに返却
翌日配達率98%(北海道・九州地域除く)

無料お試し期間中に解約すればお金は一切かかりませんのでご安心ください。

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ネットで簡単DVDレンタル【TSUTAYA DISCAS(定額レンタル8)(ツタヤディスカス)】*SEO
30日間無料お試し(0円)

TSUTAYA DISCASの「定額レンタル8プラン」

TSUTAYA DISCASとは、ツタヤの店舗に行かなくても自宅にいながら DVDがレンタルできるサービスのことです。

レンタル作品をリストに登録すれば、自宅まで届けてくれて、返却時はポストに投函するだけなので、店舗にいく時間と手間が大幅に削減できます。送料も無料!

TSUTAYA DISCASは、新作を含めてTSUTAYAのすべての商品を 1ヶ月8本までレンタルできます。

もし8枚すべてレンタルできなくても、 余った分は翌月に繰り越せるので安心。

なぜかどこも配信していない懐かしのドラマや映画、ジブリ作品なども豊富にあるので、どうしても観たい作品がある方はTSUTAYA DISCASで探してみて下さいね。

TSUTAYA DISCASの5つのメリットまとめ

初回入会より30日間無料でお試し!
新作DVD8本までOK
旧作DVD・CD全品は借り放題
上限枚数までレンタルできない場合は翌月まで自動繰り越し
ジブリ作品が見れる

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違法アップロードサイトで視聴すれば・・・

『カバチタレ!』が違法にアップロードされているかもしれない動画共有サイトは、

Dailymotion(デイリーモーション) ウイルス感染の危険
PandoraTV(パンドラTV) 不正アクセス・ウイルス感染の危険
Youku(优酷) 不正アクセス・ウイルス感染の危険
YouTube 公式は有料・違法な動画は即削除

上記の危険性の他に、最近では違法動画アップロードサイトの取り締まりも強化されています。

違法なコンテンツと知りながらダウンロードする行為も犯罪です。もし罪に問われた場合は、 年以下の懲役または、200万円以下の罰金が課せられることもあります。

それでも視聴したい方は、自己責任ですのでチェックしてみて下さい。無料で安心・安全に見たい方は公式サービスを利用してくださいね。

TSUTAYA DISCAS公式サイト

まとめ

『カバチタレ!』が見れる公式サービスは、TSUTAYA DISCASいうことが分かりました。

違法にアップロードされた動画で観るのも、公式動画配信サービスTSUTAYA DISCASで観るのも、どちらも同じ無料で観る方法です。

TSUTAYADISCASは大手が運営しているだけあって、その安全性とサービス、内容の充実はさすがの一言です。

今なら、お得な無料キャンペーンもありますので是非お試しください。作品の配信情報は2021年11月時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については各動画配信サイトのホームページもしくはアプリをご確認ください。

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