ドラマ『だから殺せなかった』キャスト相関図と原作(少し)ネタバレ!

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「おれの犯行を言葉で止めてみろ」新聞記者の元に届いた連続殺人犯からの挑戦状。今回は、記者VS犯人の新聞紙上での緊迫した公開討論を軸に、ジャーナリズムや社会問題を盛り込みスリリングに展開していくWOWOWドラマ『だから殺せなかった』のキャスト・相関図と原作からの見どころをご紹介いたします。

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『だから殺せなかった』キャスト一覧

一本木透玉木宏


主人公。報道に対しては彩介正義を貫く太陽新聞の敏腕記者。無差別連続殺人から名指しされ、新聞紙上での公開討論の相手となる。

江原陽一郎松田元太

大学生。両親と血の繋がりがないことを知り…。

江原茂萩原聖人

陽一郎の父親。母親を亡くした陽一郎を心配する優しい人物。

石橋光男古田新太

江原茂とは旧知の仲で謎めいた医師。

小川万里子高岡早紀

一本木の大学時代の先輩の心理カウンセラー。ドラマだけのオリジナルの登場人物。

吉村隆一渡部篤郎

太陽新聞社の編集担当取締役で一本木の過去を知る人物。

ドラマ『だから殺せなかった』相関図


※無断転載禁止

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ドラマ『だから殺せなかった』あらすじ

「俺の殺人を言葉で止めてみろ」。太陽新聞社会部遊軍記者・一本木透(玉木宏)に宛てて届いた一通の手紙。そこには首都圏を震撼させる無差別連続殺人の犯行が詳述されていた。犯人は一本木を指名し、新聞紙上での公開討論を要求。新たな殺人を予告する犯人に対し、一本木は報道記者として言葉の力で立ち向かう。やがて、連続殺人犯と新聞記者の前代未聞の対話は、劇場型犯罪として世間を揺るがしていく。

ドラマ『だから殺せなかった』の原作

ドラマ『だから殺せなかった』は、 一本木透さんによる鮎川哲也賞の栄冠を競った同名小説が原作となります。

ちなみに 著者は、主人公と同じ名前ですね。

物語は、新聞記者である一本木透と連続殺人犯との紙面上の討論を軸に、何の関係もなさそうな大学生・江原陽一郎の生い立ちが深く関わっていきます。

そこに、衰退していく新聞社や報道の正義と葛藤、親子の絆など、いくつもの要素が重なり、重厚感のある作品となっています。

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ドラマ『だから殺せなかった』見どころ

タイトルの意味

「だから殺せなかった」というタイトルは、インパクトがあるフレーズですよね。

実は、物語の終盤で「だから殺せなかった」の意味が明らかになるのですが、そこから「あっ」と驚くような結末を迎えることになります。

詳しく書くとネタバレになるので避けますが、ヒントは2人の人物の「だから殺せなかった」理由がキーとなります。

もう一人の主人公

本作の主人公は、紙上で犯人と緊迫した公開討論を行う記者の一本木透ですが、大学生の江原陽一郎も、 もう一人の主人公と言ってもいいほど重要な人物です。

陽一郎は、両親と血の繋がりがないことを知り悩む大学生。血縁関係はないものの父は陽一郎を心から愛し、母親を亡くした息子を心配する優しい人物です。

温かい家庭で育った陽一郎は、血生臭い事件とは全く関係ない生活を送っていますが、やがて一本木と接点を持ち、事件に巻き込まれていきます。

物語の鍵を握る陽一郎の生い立ちにも注目です。

凶悪犯の真の目的とは?

犯人は 「誰でも良かった」と無作為に犠牲者を選んだように見えますが、本当にそうでしょうか?

次々と事件が発生するなか、一本木は被害者は、成人男性、既婚で子どもがいる、家族仲が良くないという共通点があることに気づきます。

しかし、この共通点にあてはまる人間は首都圏だけでも数え切れないることも事実。

では犯人は、大勢の人間からどのようにターゲットを絞ったのでしょうか?

被害者たちに隠された秘密が判明したとき、犯人の真の目的が浮き上がります。

原作『だから殺せなかった』あらすじ~結末ネタバレを相関図と共に解説は⇒こちら


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