『耳をすませば』実写版のキャストとあらすじ10年後は閲覧注意?!
夢を追う若者のピュアな恋愛を描いたジブリアニメ『耳をすませば』が実写化されることになりました。そこで今回は実写版『耳をすませば』のキャスト相関図、あらすじ、その後の展開などをご紹介いたします。
『耳をすませば』実写キャスト一覧
月島雫◆清野菜名/安原琉那
【あの頃】読書が大好きで豊かな感受性を持つ中学3年生。学校では活発で友達も多いが、家では頑固で物静か。しっかりも者の姉に口出しをされては反発をしている。図書館の貸出カードに「天沢聖司」の名前を見つけて…。
【現在】出版社で児童小説の編集者になったもの、恋も夢も中途半端な状態。
天沢聖司◆松坂桃李/中川翼
【あの頃】雫と同じ学校に通う中学3年生。西司朗の孫。卒業後は高校に進学せずにイタリアへ渡り、ヴァイオリン職人になるため修業しようと考えている。雫に嫌味な言葉を浴びせるが、実は彼女のことが気になっている。
【現在】夢を追い続け海外で暮らしている。
西 司朗◆近藤正臣
聖司の母方の祖父。アトリエを構え、アンティーク・ショップ「地球屋」の経営している。アンティーク家具の修理・販売をするかたわら、ヴァイオリン教室を開き音楽仲間とモダンジャズを楽しむ趣味人。
ムーン◆未発表
雫を「地球屋」に案内した謎のデブ猫。名づけ親は聖治。
バロン◆未発表
地球屋に飾られている猫の人形。本名はフンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵。青年時代の西がドイツ留学中に町のカフェから譲り受けた。戦争が勃発し西は帰国することになったため、バロンはは恋人である貴婦人の猫の人形と離れ離れになった。
杉村◆⼭⽥裕貴/荒⽊⾶⽻
雫の同級生。野球部。夕子から好意を抱かれているが全く気付いていない。幼なじみの雫のことが好き。
原田夕子◆内⽥理央/住友沙来
雫の親友で良き相談相手。杉村に恋心を抱いているが、気弱な性格のため告白できないでいる。
出版社部長◆音尾琢真
雫が働く出版社の部長。
先輩◆松本まりか
雫が働く出版社の先輩。
後輩◆中田圭祐
雫が働く出版社の後輩。
園村◆田中圭
雫が担当を受け持つことになる作家。
月島靖也◆小林隆
雫の父親。市立図書館で司書として勤務しているが本職は、郷土史研究家。子どもたちがやることに口は出さないが、雫がやりかたいことに理解を示す。
月島朝子◆森口瑤子
雫の母親。子育てが一段落し、社会人学生として大学院に通っている。夫と同様に子どもたちには口は出さないが、気にかけてはいる。
月島汐(しほ)◆未発表
雫の姉。優等生でしっかり者の美人。母に代わり月島家の家事をこなしている。読書ばかりする雫に何かと指図して煙たがられる。
アニメ『耳をすませば』あらすじから結末までをおさらい
読書が大好きな 月島雫(清野菜名)は、夏休みのある日、父が働く図書館の貸し出しカードに” 天沢聖司”という名前があることに気づく。
「どんな人だろう?ステキな方かしら?」雫は、まだ会ったこともない彼のことが気になっていく。
翌日、雫は親友の 原田夕子に自分が考えた「カントリーロード」の翻訳した歌詞を見せるが、雫はその出来に納得できずにいた。
一方、夕子はクラスの男子からラブレターを貰ったことを明かすが、実は夕子は、同級生で野球部の杉村のことが好きだった。
その帰り道、図書室で借りた本を忘れてきたことに気づいた雫は、先ほどのベンチに戻った。
すると、そこには見知らぬ少年が座り、雫が借りた本を読んでいた。
彼は雫に本を返し、「お前さあ、コンクリート・ロードはやめた方がいいと思うよ」と嫌味を言って去っていった。
自分の書いた訳詞を勝手に読まれた雫は、「やな奴」と怒りながら家に帰った。
◆
翌日、雫は父にお弁当を届けるため図書館に向かう電車のなかで、太った猫に出会う。
猫に好奇心を抱いた雫は、必死に後を追うが、そのうちに丘の上のロータリーで偶然にも「地球屋」というお店を見つける。
その店には、クラシック家具や古楽器が並んでいたが、雫はそのなかで一体の猫の人形に心魅かれる。
雫が「猫の人形」フンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵(通称:バロン)を見ていると、店主の 西司朗がやってきて、修理が完成したばかりのからくり時計を見せてくれた。
店を気に入った雫だったが、図書館に向かう用事を思い出し急いで向かった。
すると、自転車に乗った“ベンチの少年”に声をかけられ、雫が地球屋に忘れてきた弁当箱を渡された。
そして、またもや嫌味を言われてしまい、楽しい気分を台無しにされてしまう。
新学期が始まっても、図書カードの「天沢聖司」という人物が気になった雫は、先生に本の寄贈者について話を聞いた。
先生は、天沢さんは元PTAの会長をしており、天沢さんの末っ子が雫と同級生であると言った。
驚いた雫が職員室を出ると、また例の少年とすれ違うが雫は完全に無視されてしまう。
その夜、雫は泣きじゃくる夕子に呼び出された。
夕子に告白した男子生徒の友人だった杉村は、「あの手紙の返事くれぇ」と彼女の気持ちも知らずに言ってきたのだ。
翌日、ショックで休んだ夕子のことを聞いてきた杉村に、雫は「夕子はね、あんたのことが好きなのよ!」とはっきり伝えた。
すると、杉村に「だって俺…俺、お前が好きなんだ!」と雫は逆に告白され、動揺してしまう。
幼なじみの杉村を異性として見れない雫は彼の告白を断ったが、鈍いのは自分だったことに落ち込んでしまう。
雫は、気分を変えるため、「地球儀」に向かい、店の前であのときの太った猫に話かけていた。
するとそこに、またもや例の少年が現れ、店に案内された。
実は、少年は店主・西司朗の孫であり、天沢聖司だった。
聖司がヴァイオリン職人を目指し、高校に進学せずにイタリアへ行きたい聞いた雫は、将来を見据えている彼を見直した。
次の日 聖司は、雫を呼び出しイタリアへの留学が決まったことを報告するが、目標が決まってない雫は焦ってしまう。
そこで、雫は物語を書くことに決め、地球屋の猫の人形「バロン」を題材にすることにした。
図書館で物語の資料を集めていた雫のもとに聖司がやってきて、明日 日本を発ってイタリアに行くことを報告した。
その帰り道、二人はお互いに夢に向かって頑張ろうを言って別れた。
◆
聖司はイタリアに行ってから、雫は物語を書くことに夢中になりすぎて、授業にも集中できず、家でも部屋に閉じこもりがちになっていた。
そんななか、雫の母親が担任の呼び出され、テストでかなり順位を落としていることを知らされる。
その事実を知らされた姉は雫と口論になるが、家族との進路相談の末に、雫は今打ち込んでいることを最後までやることを認めてもらう。
◆
秋になり、物語を完成させた雫は「地球儀」に向かい西に読んでもらった。
読み終えた西は、「荒々しくて率直で、未完成で、聖司のバイオリンのようだ。あなたはステキです。時間をかけてしっかり磨いて下さい。」と褒めた。
それを聞いた雫は、今までため込んでいた感情が爆発して号泣してしまう。
その後、二人でうどんを食べながら、西はバロンがここにやって来たいきさつを話した。
バロンは、西がドイツ留学中にカフェから譲り受けた人形だった。
しかし、戦争が迫り西と共にドイツを去り日本に来たのだっま。
そのとき、西はバロンの相棒である貴婦人の猫の人形を恋人に託して別れたという。
つまり、西もバロンも恋人と離れ離れになったのだ。
そして、その話は雫の物語と酷似していた。
帰宅した雫は、母親に受験生に戻ると話して、お風呂も入らず眠ってしまった。
翌朝、目を覚ました雫が何気なく窓の外を見ると、そこに自転車に乗った聖司がいた。
彼は1日帰国を早めて、帰ってそうそう雫のマンションまで、やって来たのだった。
聖司はそのまま雫を自転車の後ろに乗せ、「秘密の場所」である美しい街並みを見下ろせる高台に連れて行った。
朝日に照らされる二人。
そして聖司は、「俺と結婚してくれないか」とプロポーズをした。
雫が「嬉しい。そんな風になれたらいいなと思ってた」とOKの返事をすると、聖司は「雫、大好きだ!」と彼女を強く抱きしめた。-END-
実写版『耳をすませば』の結末は閲覧注意?!
◆10年後の雫と聖司は?
将来の夢にむかう若者のピュアな恋愛を描いた『耳をすませば』ですが、実写版ではどんな物語になるのか気になりますよね。
実写版では、アニメ版の物語である「あの頃(過去)」とオリジナルで追加される「10年後(現在)」が二重構成で描かれます。
これを聞いて、松坂桃李さんや清野菜名さんが中学3年生を演じるのは無理があるんじゃないかと心配しましたが、二人は10年後の20代半ばを演じるそうです。
大人になった雫は、出版社で児童小説の編集者の仕事をしていますが、小説家になることは諦め、本を売ることに必死な日々を送っています。
一方、聖司は夢を追い続け海外で暮らしており、いつしか雫との関係にも距離が生まれています。
このまま二人は、結婚することもなく分かれてしまうのでしょうか…それとも?
◆『耳をすませば』のその後は破局?!
かねてより聖司と雫は、その後、破局してしまったという噂があります。
聖司が雫にプロポーズしたのは中学3年生で、いくら真剣に結婚を願ったとしても、幼い年齢。
進学して就職するとなると環境も変わり、中学生の頃に付き合っていた人と結婚するというのは、現実世界でも確率は低いですよね。
まして、聖司はイケメンで海外に暮らしており、雫は、中学生の頃から杉村にも聖司にも告白されたモテ女子。
この時代には、ネットも繋がっていないですし、時差も8時間あるので、頻繁に連絡をとることも難しいでしょう。
そのため、雫と聖司は、超遠距離恋愛をキープできずに自然消滅してしまうと考える人も多く、閲覧注意の噂が広がったようです。
◆『猫の恩返し』で二人の恋は上手くいっている描写がある
スタジオジブリの『猫の恩返し』では、雫と聖司のその後が触れられています。
まず『猫の恩返し』の作者は雫です。
そして、本作には幻のエンドロールというものが存在し、それは映画館で上映された『猫の恩返し』を雫と聖司カップルが一緒に見ているというものでした。
二人は、遠距離恋愛を乗り越えて一緒になったんですね。
ファンとしては嬉しい情報です。
ちなみに、『耳をすませば』のエンドロールでは、聖司が雫にプロポーズした日の朝から夕方までが描かれており、そこでは夕子と杉村が上手くいっている様子も見られます。
実写版『耳をすませば』の公開日
清野菜名さん、松坂桃李さんが出演する実写版『耳をすませば』は、2022年秋公開予定です。
詳しい情報が入り次第、追記していきます。
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