『二十四の瞳(ドラマ)』ネタバレ2022キャストとあらすじ~結末まで

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戦争がもたらす一般庶民への苦難、悲惨さを描いた壺井栄の名作『二十四の瞳』が2022年8月にNHKでドラマ化されます。そこで今回は、土村芳さん主演のドラマ『二十四の瞳』のキャスト、あらすじから結末までをご紹介いたします。

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『二十四の瞳』キャスト一覧

大石久子土村芳

小豆島の岬の分校で1年生を担任することになった新米の女先生。家が遠いので、洋服を着て自転車で通勤するため島の人間から驚かれる。子供たちからは「小石先生」と呼ばれ親しまれる。遊覧船の機関士の男性との結婚を控えている。

大石三郎中島歩

久子の夫。遊覧船の機関士をしている。

大石先生の母麻生祐未

久子の母。

校長先生國村隼

岬の分校の校長先生。子どもたちに忠君愛国を教えるように久子に指導する。

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『二十四の瞳』あらすじ

昭和3年、瀬戸内海の島。岬にある分校に、女学校を出たばかりの大石久子が教師として赴任してきた。キラキラ輝く瞳の12人の1年生は皆、明るく朗らかな久子にすぐに懐いた。自転車に洋服姿でさっそうと登校する久子は、保守的な村人たちからは敬遠されるが、子どもたちはいつも久子の味方であり心の支えであった。ある日、久子は落とし穴で骨折してしまい、本校に転任となる。久子に会いたい子どもたちは、8キロの道のりを歩いて会いに行き、その時に皆で記念撮影をする。
出展元:NHK

『二十四の瞳』結末ネタバレ

岬の子どもたちと出会い、別れてから4年後ー

子どもたちは5年生になり、近くの分教場通いを終え、片道5kmかけて久子が勤める本校へ通うようになった。

その頃、世の中は大きく動き、思想や発言の自由は治安維持法により大きく脅かされ、何人もの人が逮捕・投獄された。

そんななか、満州事変、上海事変がおこり、小豆島からも兵隊が送り出されていた。

貧しいながらも穏やかな小さな島にも、戦争の足音がひたひたと忍びよっていた。

久子の同僚の教師もアカのレッテルを貼られ、連行された。

また、女子は生活苦のため、お国のために働かされ、男子は兵隊になるために教育された。

そんななか、まっちゃん(松枝)は、母親が亡くなったため口減らしのため大阪の親戚の家に預けられた。

数か月後、修学旅行で金毘羅山へ行った久子は、参道のうどん店で働いているまっちゃんを見つけた。

大阪の親戚ではなく、高松で奉公をしているまっちゃんを見て、久子は心を痛めた。

「主君愛国」が叫ばれ、学校に窮屈さをおぼえていた久子は、船乗りの夫の子を身ごもったこともあって、教え子たちの卒業とともに教師を辞めた。

日中戦争により大陸で日本と中国の武力衝突が激化していくなか、国家総動員法が制定され、日本は本格的に戦争に突入していった。

三児の母となった久子のもとにも、夫の出征を知らせる赤紙が届いた。

そんななか、実家の庄屋の経営が傾き、大阪に売られていった琴江は、肺病のため島に戻ってきた。

久子は、すぐに琴江を見舞った。

そして、大阪で一生懸命働き家に仕送りをし、病気で帰ってきたら伝染るからと別の家に隔離されている琴江を励ました。

その2日後、琴江は誰からも看取られることなく亡くなった。

ある日、久子の元に、明日出征する男子の教え子たちが訪ねてきたが、別れ際に久子は、「名誉の戦死など、しなさんな。生きて戻ってくるのよ。」と、声を潜めて伝えた。

太平洋戦争が始まり、国民には日本優勢が伝えられていたが、人々の知らないところで戦況は悪化していき久子の夫・三郎もサイパンの海戦で命を落とした。

続いて、久子の母は病気で、末娘も栄養失調で亡くなった。

そして、1945年8月16日終戦。

久子はふたたび代用教員として教職に復帰したが、そこで初めて受け持った12人の児童を思い出し涙ぐんだ。

そんななか、久子が母校に勤務していることを知った かつての教え子たちが歓迎会を開いてくれることになった。

島に残っているのは、12人中5人だった。

松江は、戦争中に少しの間 島に戻って来ていたが、すぐに外に働きにいっていた。

マスノは、音楽学校の進学をあきらめ実家の小料理屋を経営し、ふじこは、男性相手の商売をしていたが行方不明。

早苗は、師範学校を卒業して、本校の教師に。

小ツルは、大阪の産婆学校へ入って、産婆になっていた。

仁太、正、竹一は戦死、磯吉は島に戻ってきたものの失明し、吉次だけが無事だった。

久子と教え子たちは、酒を酌み交わしながら、小学1年生のときに皆で一緒に撮った写真を眺めながら「荒城の月」を歌った。

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『二十四の瞳』感想

前半の女先生と教え子たちの絆が深まっていく、ほのぼのストーリーが嘘のように、後半は、大石先生や生徒たちは悲惨な運命に抗えず、巻き込まれていきます。

こんな瀬戸内海の穏やかで小さな島でさえ、戦争に翻弄され、巻き込まれていく…。

軍国主義の下、庶民がどんな生活をしていたのかも、よく分かる作品でした。

『二十四の瞳』は、1952年に発表された作品ですが、貧困、ジェンダー、虐待など、現在にもつながる問題も扱っています。

ある女子生徒は「女じゃなく男に産まれたら良かった」と言い、男子は「軍人志望」と誇らしげに夢を語ります。

また、11歳の女の子が口減らしのため奉公に出されたり、売春させられたりするエピソードには胸が痛みました。

自分の人生なのに選択することもできず、ただ受け入れれるしかない虚しさ。

そんな子どもたちに大石先生は、「命を大切にするのよ」と教えます。

しかし この時代に、こんな発言をすると、要注意人物になるということに恐ろしさを感じました。

貧しさは夢を奪い、戦争が命を奪う…戦争の脅威が再び世界に忍び寄るいま、平和を噛みしめるためにぜひ読んでおきたい一冊です。

ドラマ『二十四の瞳』放送日時

NHK特集ドラマ『二十四の瞳』は、2022年8月にBSプレミアムで放送されます。(2022年3月19日にBS4Kで先行放送)。

地上波で放送されないので残念ですが、再放送や動画配信が発表されましたら追記させて頂きます。

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