『元彼の遺言状』相関図キャスト!真犯人は誰?奇妙な遺言の意味は?
綾瀬はるかさんが、型破りなタカビー弁護士を演じるドラマ『元彼の遺言状』が2022年4月にスタートします。しかし、本作はリーガルミステリーということで、遺産相続に絡んだ登場人物が多く、伏線もたくさんあって、少し複雑です。そこで今回は、ドラマをちゃんと楽しむために、キャスト一覧、相関図、犯人のヒントなどをご紹介します。
『元彼の遺言状』相関図
原作小説『元彼の遺言状』あらすじ~結末と相関図は⇒こちら
『元彼の遺言状』キャスト一覧
◆主要人物
剣持麗子◆綾瀬はるか
敏腕弁護士。国内トップクラスの大手の津々井法律事務所所属。金の亡者。栄治とは大学時代に3か月ほど交際した。容姿端麗でスタイル抜群。優秀ではあるが、歯に衣着せぬ言葉と忖度しない性格から敵も多い。
森川栄治◆生田斗真
麗子の大学のイケメンの先輩で元彼。森川製薬の御曹司で「僕の全財産は、僕を殺した犯人に贈る」という奇妙な遺言状を遺して、風邪をこじらせて亡くなる。死ぬ数年前から重度のうつ病を発症していた。
篠田敬太郎◆大泉洋
栄治の大学時代のサークルの先輩。栄治が暮らす軽井沢の別荘の管理人を務める。病気がちな彼の面倒を見ながら居候していた。優柔不断でヘタレな性格。
◆森川家
森川金治◆佐戸井けん太
栄治の父。森川製薬社長。
森川富治◆生田斗真
栄治の兄。学者。
※生田斗真さんは森川英治と兄の富治を一人二役で演じています。
森川銀治◆未発表
栄治の叔父。金治の弟。ユーチューバー。かつて家政婦を妊娠させ、家から追い出されたことがある。
森川真梨子◆萬田久子
栄治の伯母。金治たちの姉。
森川定之◆未発表
真梨子の夫で婿。森川製薬専務。新規事業や新薬開発に意欲的。
森川紗英◆関水渚
栄治のいとこで、定之の長男。栄治のことが好きだったため、元カノたちに敵視する。傲慢そうに見えるが、実は繊細。
森川拓未◆要潤
栄治のいとこで、定之の長男。森川製薬新規事業課の課長。野心家で栄治のライバルと見られてきた。
森川雪乃◆笛木優子
拓未の妻。栄治の元カノ。病気になった栄治を捨てて拓未と結婚した。
◆堂上家
堂上圭 先生◆野間口徹
獣医。栄治の愛犬バッカスの主治医。
堂上真佐美◆未発表
堂上先生の妻。数年前に病死している。
堂上亮◆未発表
堂上夫妻の息子。
◆麗子の勤める法律事務所
津々井先生◆浅野和之
麗子が勤めていた法律事務所の創設者。麗子の元上司。
◆その他の人々
平井真人◆未発表
森川製薬副社長。大株主の外資系投資会社から経営立て直しのため森川製薬に送りこまれた。切れ者。
原口朝陽◆森カンナ
栄治の担当看護師。信州総合病院勤務。元カノ。
浜田先生◆未発表
栄治の主治医。信州総合病院勤務。
村山権太◆笹野高史
栄治の顧問弁護士。栄治の遺言状を保管している。
◆剣持家
剣持雅俊◆未発表
麗子の兄。厚労省で新薬認可の関連部署で勤務。
優佳◆未発表
雅俊の婚約者。よく気がつく気立ての良い女性。
剣持雅昭◆未発表
麗子たちの父。経産省勤務。麗子に厳しく褒めることはほぼない。
剣持菜々子◆未発表
麗子たちの母。
『元彼の遺言状』あらすじ
国内トップクラスの大手法律事務所で働く 剣持麗子(綾瀬はるか)は、容姿端麗でスタイル抜群。派手な高級スーツを身にまとい、ヒールをカツカツと鳴らしながら風を切って我が道を突き進む敏腕弁護士。彼女は、どんな相手に対しても物おじせず、圧倒的な法律知識とハッタリを効かせた話術を武器に、数々の難局からクライアントを救ってきた。
ある日、とあるクライアントから上長宛に麗子を恐喝罪で訴えると連絡があり、麗子はボーナスカットを言い渡される。その処遇に麗子は憤慨し、「こんな事務所、やめてやる!」と啖呵を切って飛び出し、しばしの間休職することに。
時間ができた麗子は、手当たり次第知り合いにメールを送るが、返信があったのはただ一人、元彼の森川栄治だけ。しかし、そこのメールに書かれていたのは、「森川栄治は永眠しました」という驚がくの訃報だった。メールの差出人は 篠田敬太郎(大泉洋)という謎の人物で、全く面識がないはずだが「久しぶりだね」と電話が……。さらに驚くべきことに、栄治には巨額の遺産があり、「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言状を残していた。
元彼が死んだ事実より、巨額の遺産に心が揺れ動いた麗子は、篠田を“殺人犯”に仕立て上げ、共謀して遺産を山分けする計画を立てるが…。
『元彼の遺言状』の謎を解くカギ?犯人のヒント
『元彼の遺言状』は、御曹司・森川栄治が「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」奇妙な遺言状を遺して亡くなり、彼の元カノの剣持麗子が、犯人候補に名乗り出た栄治の友人の代理人として犯人選考会に参加し、莫大な遺産を頂くために奮闘するストーリーです。
途中、新たな殺人事件も発生し、ジェットコースターのような展開が魅力の作品です。
ここからは、そんな『元彼の遺言状』の謎や犯人の正体を知るヒントをご紹介します。
◆遺言状が無くなり得をするのは?
麗子は犯人選考会に参加するなか、遺言状の原本、元カノリストなどが入った金庫が盗まれます。
遺言状が無くなって一番得をするのは、 栄治の両親(金治夫妻)。
栄治には子どもがいないので、順当な手続きを踏めば法定相続人の親に遺産が渡ります。
しかし 金治は、麗子の師匠ともいえる津々井弁護士に依頼して、遺言状の有効性を裁判で争おうとしていたので、行動に矛盾があります。
なぜ犯人は、金庫を盗む必要があったのでしょうか?
◆左きき
栄治は本来は左ききなのですが、両親に厳しくしつけられたため、家の外では右手を使うようにしていました。
生前 栄治は元カノたちに「自分の家では左手を使うんだ」と打ち明けてもいました。
栄治が左ききだと知っているのは、両親、兄の富治、元カノたち だけです。
これが、事件解決の重要なポイントになっていくので、注意深く見ておいて下さい。
◆元カノリスト
栄治はイケメンで、お金持ちなのに嫌味のない性格で女性にはモテモテでした。
遺言状には、僕を支えてくれた元カノたちにもお礼がしたいと、軽井沢の土地と別荘を用意し、元カノリストを弁護士に託していました。
リストには、麗子をはじめ十数人の女性の名前が記されており、そのなかには拓未の妻・森川雪乃、看護師の朝陽の名もありました。
あまり言うと、完全なネタバレになるので言えませんが、元カノリストも犯人につながる重大な秘密が隠されています。
◆ポトラッチ
麗子は、大学で文化人類学を教える栄治の兄・富治から「ポトラッチ」という文化について説明を受けます。
ポトラッチとは、もともとアメリカインディアンの社会にみられる儀礼的な贈答競争のことで、大きな贈り物(を送った際に、相手がそれより大きな贈り物を返さなければいけない恐怖に苛まれるというものです。
富治は、生前の栄治に、このポトラッチの概念について話をしており、栄治も興味深く聞いていたと言います。
富治は麗子に、
恩をきせた人間が生きていれば、そのうち恩返しができるチャンスがあるかもしれない。しかし、今回のように死んだ人間が恩をきせた場合、それは返しようがないから、受け取った側は、勝ち目のない戦に負けることになるだろう。そう考えると、遺言というのは、ポトラッチを仕掛けるのに最適な形なんだ。
と話します。
栄治は、このポトラッチを利用して、犯人へ最大の復讐を果たそうとしているのでしょうか?
それとも、奇妙な遺言には他に目的が?
なお、完全なネタバレと結末を知りたい方は以下の記事をご覧ください。
原作小説『元彼の遺言状』あらすじ~結末と相関図は⇒こちら
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