『警視庁アウトサイダー』ネタバレ!あらすじと結末!犯人は?

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異色刑事コンビが様々な事件に挑みながら、冤罪事件の真相に迫る『警視庁アウトサイダー』がドラマ化されます。そこで今回は、ミステリー作家・加藤実秋による小説『警視庁アウトサイダー』のあらすじから結末までをネタバレ有りでご紹介いたします。

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『警視庁アウトサイダー』登場人物

架川英児・・・52歳。マル暴から所轄の刑事課に配属されたアウトローな警察官。サングラスにダブルのスーツを着こなす。マル暴への返り咲きを目指す。
蓮見光輔・・・27歳。桜町中央署刑事課のエース。兵庫県出身。捜査力、人当たりなど非の打ち所のない刑事。架川の人脈や経験を利用して父の冤罪事件を捜査する。
矢上慶太・・・光輔たちが所属する刑事課の課長。真面目で心配性。退職までの5年を平穏に過ごしたいと願う。
桜町三姉妹・・・桜町署の交通課・米光麻紀、警務課事務職・須藤さつき、倉間綾子の3人組。噂好き。
若井美波・・・警務課の巡査部長。架川の疑惑調査をしているうちに光輔の秘密に迫る。
仁科素子・・・鑑識課所属。
羽村琢巳・・・35歳。若井と同じ課に所属。
野坂愛理・・・架川の娘。両親の離婚により母と暮らす。光輔に想いを寄せる。

『警視庁アウトサイダー』あらすじ

元マル暴架川英児が所轄の刑事課に左遷された。

お目付け役を任されコンビを組むことになったのは、警視庁桜町中央署刑事課のエース蓮見光輔

凸凹コンビの架川と蓮見は、ときにぶつかりながらも、お互いを利用しながら難事件に挑んでいくが、蓮見が追い続けている父親の冤罪事件の証拠も見つかっていく。

果たして、異色バディは真相をつかみ、捻じ曲げられた過去を取り戻すことができるのか。

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『警視庁アウトサイダー』ネタバレ

本作は、蓮見光輔と架川英児という異色コンビの刑事が、セレブ妻の殺人事件、白骨化した男性の射殺体事件、看護師転落事件など難事件を解決しながら、蓮見の父親の冤罪事件の真相を追う物語です。

父の雪辱を晴らすため、自分の過去を伏せて警視庁に入庁した光輔ですが、架川にその秘密を知られてしまいます。

一方の架川は、マル暴への返り咲きを強く望んでおり、光輔の正体を黙っているかわりに点数稼ぎに協力するように取引を持ち掛けます。

手を組んだ二人でしたが、途中で架川の疑惑調査していた本庁ヒトイチの若井美波が光輔の秘密に迫ってきたり、協力者である羽村琢巳の勘違いがあったりとピンチが続きます。

ここからは、光輔の秘密や真犯人についてのネタバレが含まれますので、知りたくない方はご注意下さい。

蓮見光輔の過去とは?

実は蓮見光輔の本名は、「梶間直人」と言い、父親の梶間優人も警察官でした。

しかし 優人は、彼が幼少期の頃に突然やってきた刑事に警察官を亡きものにした罪で逮捕され、そのまま服役しています。

そのため光輔は、父の冤罪を晴らすために、本名を隠して警視庁に入庁したのです。

架川とコンビを組み、様々な事件を捜査しながら父の冤罪事件を調べていた光輔は、父が逮捕された事件の被害者・歌川チカの息子・ 涼牙は行方不明であること、事件の証言者が不審な亡くなり方をしていることを知ります。

しかし光輔は、真相に近づくたびに冤罪事件に前のめりになっていき、我を見失う行動をとるように。

注意深さを怠っていると思った架川が、光輔に注意を促すと、二人の間に溝ができてしまうのです。

羽村琢巳の正体は?

本庁警務部人事第一課に所属する羽村琢巳は、実は光輔の協力者です。

学生時代に、梶間優人に命を救われた羽村は、光輔と同じく優人の冤罪を晴らしたいと思っています。

そのため、羽村は優人が逮捕された事件の被害者の息子探しに奔走しますが、その途中で勘違いをしてしまい…。

光輔の父を冤罪にした黒幕は?

光輔と架川が優人の冤罪事件に絡む汚職事件を調べるなか、なんと黒幕たちの罠により架川に逮捕状が出てしまいます。

そんななか、冤罪事件の裏にあるのは長野県警が所有していた土地での入札談合と贈収賄の不正であることが分かってきます。

さらに最近、奥多摩の機動隊訓練所土地払い下げ計画があることも発覚。

そして、二人が事件の核心に迫っていると知った本庁組対部長・椛島、本庁組対課第4課長・船津、本庁警務部長・ 有働たちは、架川と蓮見の排除を目論み、周辺にスパイを送ります。

ここまでで、二人が追う真の敵はヤクザではなく警視庁の上層部だったということまでは分かるのですが、小説の結末では黒幕がハッキリ誰ということは分からないまま…。

なんとか、光輔の父親は釈放されて、愛犬のムギと平和に暮らしている描写がありホッとしましたが、ラスボスに制裁は下っていません。

この結末は、ドラマで明かされると思いますので、楽しみに待っていましょう。

ドラマ『警視庁アウトサイダー』キャスト

架川英児西島秀俊

桜町中央署刑事課警部補。警視庁組織犯罪対策部、いわゆる“マル暴”の刑事だったが、あるトラブルに巻き込まれ、所轄の刑事課に左遷された。本庁へ戻ることを望み、光輔の秘密を持ち出し手を組む。

蓮見光輔濱田岳

桜町中央署刑事課のエース。非の打ちどころのない優秀な刑事。実は過去に大きな秘密を隠しており、それをカモフラージュするため常に笑顔で穏やかに接する。英児と直央を操る、司令塔的な存在。

水木直央上白石萌歌

桜町中央署刑事課に応援配属された、新人刑事。両親は離婚しており母親と二人暮らし。実父は警視庁副総監だが、直央に独り立ちしてほしいという父の意向でその事実は周囲に伏せられている。裏表のない性格。

藤原 要未発表

架川の元上司。面倒見が良く温厚で娘を溺愛している。

原作の小説には登場しない上白石萌歌さん演じる水木直央というキャラクターに注目したいですね。

彼女は、警視庁副総監の娘ということで、いずれは水木の父と蓮見たちが対決することになるのでしょうか。

また、警察官としては異質な存在となる、西島秀俊さん演じる架川の極道テンプレファッションも楽しみです。

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