『アンフェア』ネタバレ!犯人と最終回の結末を相関図つきで

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『アンフェア』は、篠原涼子演じるクールで常識破りの刑事が、立て続けに起こる猟奇事件に挑むスリリングなサスペンスドラマです。今回は、2006年にフジテレビで放送された『アンフェア』の最終回までのあらすじとキャストを振り返ってみたいと思います。

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『アンフェア』登場人物&相関図

登場人物

雪平夏見・・・捜査一課の警部補。離婚した和夫との間に娘の美央がいる。男勝りの性格で少年であっても犯罪者を決して許さず、検挙率は捜査一課ナンバーワン。
安藤一之・・・捜査一課の新人刑事。雪平とバディを組む。警察学校ではトップの成績をおさめ、頭脳明晰。
三上 薫・・・捜査一課警部。高い洞察力を持ち雪平にも信頼されている。
小久保祐二・・・捜査一課警部。キャリア志向で何かと雪平とぶつかる。
蓮見杏奈・・・捜査一課の情報解析係。優秀で雪平の数少ない友人でもある。
安本正広・・・定年退職を控える古参の刑事。平の父親とは同期で親しくしていた。雪平を娘のように思い心配する。
山路哲夫・・・捜査一課管理官。雪平の上司。部下への気配りも忘れず警察上層部とも太いパイプを持つ。何よりも警察の面子を重視しているものの、雪平や三上を信頼している。
佐藤和夫・・・雪平の元夫。日報新聞社から独立してフリーのジャーナリストとなる。5年前に雪平が起こした事件により娘が声を失ったことから離婚を決意。
佐藤美央・・・雪平と和夫の娘。雪平が起こした事件でいじめにあい声を失う。母を拒絶し、家政婦の牧村に依存。
牧村紀世子・・・和夫と美央の家に来る家政婦。元々は絵本作家だったが夫と娘を交通事故で亡くし創作活動ができずにいる。
瀬崎一郎・・・岩崎書房の編集者。冷静沈着。捜査に協力していくうちに雪平と肉体関係になる。
久留米隆一郎・・・超一流のミステリー作家。実際はゴーストライターの平井唯人が小説を書いている。5人目の犠牲者。
松本理恵子・・・雪平の幼馴染み。岩崎書房に勤め、平井唯人の元恋人でもある。4人目の犠牲者。
平井唯人・・・久留米隆一郎のゴーストライター。作家志望だが過去に瀬崎に自分の書いた小説を酷評される。
森川静雄・・・岩崎書房編集部長。瀬崎の上司。売上至上主義で手段を選ばない。「Xマーク連続殺人」4人目の犠牲者。

相関図

※無断転載ご遠慮ください。

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『アンフェア』第1話から最終回までのあらすじ

1話「敏腕女刑事vs予告殺人」

白昼の東京で、人質事件が発生——。犯人は、一昨日の殺人事件により指名手配中の男だ。警察は逃走する男を追い詰め説得するが、男は逆上。人質の女性にも危険が及んでいた。と、そのとき、警視庁捜査一課の警官・小久保祐二(阿部サダヲ)の後ろからロングコート姿の美女が現れ、犯人に向かって歩き出した。捜査一課の検挙率ナンバーワン刑事・雪平夏見(篠原涼子)だ。焦る警官たちに応えず、歩き続ける雪平は、一瞬の隙をつき、犯人に駆け寄り、蹴りを食らわした。人質を救出し、犯人逮捕となったが、捜査一課の管理官・山路哲夫(寺島進)は、逮捕時の行動をスタンドプレーだと雪平を責める。雪平は意に介さないが、単独行動をしないためにと、安藤一之(瑛太)という若い刑事が見習いに付くことになる。同じ日の夜、新宿中央公園で中年男性と女子高校生の刺殺遺体が発見された。山路たちは雪平の携帯電話に連絡を取るが、つながらない。その頃、雪平のマンションを訪ねた安藤は、全裸で寝ている雪平を見つける。遺体発見現場では雪平不在のまま、検視官・三上薫(加藤雅也)や刑事たちによる現場検証が行われていた。遺体はどちらも臓器まで深くナイフで刺されていて、その手口は、三上をして「生き物刺してるって気があんのかな」と言わせるほど残忍なものだった。雪平を迎えにマンションに入った安藤は、不審者と間違われ痛烈なキックをお見舞いされながらも、なんとか雪平を殺人現場へ連れ出す。すでに遺体は片付けられていたが、雪平は三上に、遺体発見時の状況を確認すると、さっきまで遺体が寝ていて鮮血が残る地面に寝転ぶ。「遺体の格好はこんな感じ?」「雪平さん!」驚く安藤に三上は、それが“被害者が最期に見た景色を見るため”の“雪平の儀式”であると告げる。そんな安藤に雪平は、植え込みから紙を拾うように指示。それは、本にはさむ栞(しおり)だった。どこかの出版社が出した既製の物で、「アンフェアなのは誰か?」と文字が印刷されていた。翌日、雪平と安藤は、栞の出所を探すために出版社を回り、それが中堅の岩崎書房のものだと突き止める。早速、岩崎書房を訪れ、瀬崎一郎(西島秀俊)という編集者に話を聞く。捜査本部では、聞き込みの結果、被害者ふたりに何のつながりもないことから、単なる通り魔殺人との見方をしていたが、栞に被害者ふたりの指紋が残っていたことが判明。雪平は、同一犯による別の殺人が起こると予告する。そんな折、新聞、出版などマスコミ各社に『推理小説・上巻』と表題が付けられた原稿が送られてきた。真剣な表情で、“小説”を読む雪平。そこには、先日起きた殺人事件の様子が、事細かに記されていたのだった。出展元:フジテレビ

2話「殺人予告を3千万で落札せよ!」

マスコミ各社に送られてきた『推理小説・上巻』の記述通りに起きた第3の殺人。その現場にいた瀬崎(西島秀俊)のポケットから、「アンフェアなのは誰か?」と書かれた栞が見つかった。それを聞いた雪平(篠原涼子)は、瀬崎を取り調べることに。殺された編集者・野口(入江雅人)とはライバル関係にあり、動機はあるように思われるのだが、雪平の取り調べにまったく動揺を見せない瀬崎。その落ち着き払った様子に、雪平は興味を持つ。編集者殺害事件は、テレビのニュースでも大々的に取り上げられ、犯人が出版社に“小説”の続きを3000万円以上で落札するよう要求していること、次のターゲットが『愛する者』とされていることも報じられた。しかし、要求が高額な上、落札すれば公然と殺人犯に金を払うことにもなるため、出版社はどこも二の足を踏んでいる。その頃、雪平の幼なじみで岩崎書房に勤める理恵子(小林麻央)は、同僚の美樹(有坂来瞳)に相談を持ちかけていた。実は、殺人事件のたび、「T.H.」という者から携帯電話に意味深なメールが届くのだが、それが、自分が交際していた平井唯人(眞島秀和)からなのではないかと。気の弱い平井に人など殺せるわけはないと美樹は言うが、理恵子は、平井の家に行きパソコンの中に“小説”があるかどうかを確かめてみると言う。そしてある夜、理恵子が平井のアパートを訪ねてみるとそこには——。出展元:フジテレビ

3話「女刑事と容疑者! 危険な愛の行方」

『推理小説・上巻』にあった通り、『愛する者』がターゲットになった第4の殺人事件。連続予告殺人の容疑者として、雪平(篠原涼子)の幼なじみの理恵子(小林麻央)と交際していた平井唯人(眞島秀和)が指名手配されるが、行方は分からない。そんな折、『推理小説・中巻』がマスコミ各社に届く。3日後に新たな殺人を行うこと、“小説”の続きを落札するための最低入札価格が1億円であることが書かれていた。しかも、次なるターゲットは、『か弱き者』だというのだ。その頃、殺害された理恵子の司法解剖の結果が出た。死亡推定時刻から、犯人は、自らが出版社へ要求した入札の結果を見る前に、理恵子を殺していたことが分かる。検視官・三上(加藤雅也)は、「犯人は、初めから殺害を決めていたか、出版社が入札しないことを事前に知っていたということになる」と分析。犯人は、出版、新聞、メディア関係、あるいは、警察内部にいる可能性も出てきた。犯人からの殺人予告時間が刻々と迫るなか、警察は犯人逮捕のため、瀬崎(西島秀俊)の勤める出版社・岩崎書房と組んで、おとり捜査を実行することに。各出版社が1億円以上で入札をするなか、警察と組んだ岩崎書房が破格の2億5000万円を提示し、“小説”の続きを落札する。“交渉権”を獲得した警察と岩崎書房は、犯人からの連絡を待つが…。『か弱き者』が狙われていると知った雪平は、離婚した夫・和夫(香川照之)と暮らす娘・美央(向井地美音)の様子を見に、ふたりのマンションへ。家政婦の牧村(木村多江)の後ろから顔を出した美央だが、雪平を見ると、部屋へ返ってしまう。ショックを隠せない雪平は、瀬崎を訪ね岩崎書房へと向かった——。出展元:フジテレビ

4話「真犯人現る! すべてのナゾが今…」

『推理小説・中巻』で、次なる殺人のターゲットと予告された「か弱き者」を救うため、警察はおとり捜査を行ったが、あえなく失敗に終わる。犯人は、制裁のため「か弱き者」の命を奪うと宣言。小説にあったとおり、「夕日を背にして東京タワーが見えるビルの屋上で殺害する」という。しかし、その条件に該当するビルは、4000棟以上。警察は、懸命に捜索するが、ビルを特定できずにいた。容疑者とされる平井唯人(眞島秀和)の行方も依然としてつかめないままだ。安藤(瑛太)は、事実をマスコミに公表して、各ビルを一斉に封鎖させてはどうかと提案するが、警察がおとり捜査に失敗したことをばらすことになると、上司の山路(寺島進)に一蹴される。人の命より、警察のメンツのほうが大切だというのだ。安藤は怒りをあらわにするが、情報はすでにマスコミに流出、注意を呼びかけるニュース速報がテレビや街頭で流されていた。捜査本部では、行き詰まる捜査とマスコミへの情報流出の責任問題が取りざたされ、刑事たちはイライラを隠せない。そんなとき、犯人からの電話を分析していた検視官の三上(加藤雅也)が、背後に聞こえる音からエリアを特定する。情報解析係の蓮見(濱田マリ)の音声解析の結果、そこには、条件に一致するビルがあった。連絡を受けた雪平(篠原涼子)はビルへ急行するが、そこには思いもかけない人物が待っていた——。出展元:フジテレビ

5話「愛娘が消えた! 衝撃の募金型誘拐」

 瀬崎(西島秀俊)が、雪平(篠原涼子)に射殺されたことで幕を閉じた“小説型予告殺人事件”。事件は解決したが、犯人を射殺した雪平は、マスコミや人権擁護団体からの批判を受けることになった。そんな中、娘・美央(向井地美音)が、誘拐された。雪平に電話をかけてきた犯人は、『警察に届けたら娘は死ぬ』と告げるが、雪平は上司・安本(志賀廣太郎)に事実を伝え、極秘捜査を始める。一方、雪平の指示で自宅待機をしていた元夫で美央の父親・和夫(香川照之)は、自身が勤める新聞社の編集長に休暇が欲しいと願い出るが、脚下される。理由をたずねられた和夫は、「絶対に口外しない」ということを条件に、誘拐のことを話してしまう。和夫との電話を切った編集長は、約束を破り「うちだけのスクープだ! 他社にばれないように取材しろ!」と、記者に指示を出す。捜査本部に戻った雪平は、管理官・山路(寺島進)に呼ばれ、誘拐の捜査を専門の特殊班に任せるように言われ、10日間の自宅謹慎を言い渡された。一夜明け、自宅待機していた雪平の携帯電話が鳴る。犯人からだ。「美央を出しなさい」という雪平に、「誘拐事件を公表せよ。マスコミを通じて発表せよ」という犯人。しばらく考えた後、携帯電話につないであった逆探知用のケーブル抜き取って立ち上がる。「何すんだ」監視係としてその場にいた三上(加藤雅也)に雪平は、「誘拐を公表しろってことは、警察にも知らせろってこと。公開捜査も同じよ!」というと、部屋を出て行く。さらに犯人は事件の公表後、テレビの電波を通じて、これが募金型の誘拐事件で、美央を助けたければ国民ひとりが10円ずつ、総額で12億円の身代金を払い、雪平の口座に振り込めと要求。そして、「アンフェアなのは誰か?」とつぶやき、電話を切った。犯人の本当の狙いは何なのか? 前代未聞の“募金型身代金要求事件”の幕が開けようとしていた——。出展元:フジテレビ

6話「衝撃の誘拐犯の正体! ナゾの要求」

誘拐された雪平(篠原涼子)の娘・美央(向井地美音)を助けたければ、国民ひとりが10円ずつ、総額で12億円を身代金として支払えという前代未聞の“募金型身代金要求事件”が発生。犯人が、「アンフェアなのは誰か?」と口にしたことから、連続殺人犯だった瀬崎(西島秀俊)とつながっている人間か、警察関係者という線も浮上していた。雪平と、元夫の和夫(香川照之)はそれぞれの自宅で、特殊班の捜査員とともに、犯人からの電話を待っていた。夜が明けた頃、雪平の携帯電話が鳴る。犯人は「午前7時、東京タワー下にある公衆電話へ行け」と告げる。雪平は家を飛び出すと、現場へ向かう。到着した雪平がそこで鳴っている公衆電話に出ると、別の場所へ行けと犯人からの指示が。そこには、美央が描いた東京タワーの絵が貼られていた。美央が人質になっていることが確実になり、指定された身代金の振込み先である雪平の口座番号の公表を決定。記者を集め会見を開こうとしたそのとき、雪平がやってくる。報道陣に向かい「身代金が無くても娘を救い出し、必ずお前を捕まえてやる!」と告げるが、取り押さえられ、口座番号は公表されてしまう。雪平の行動をテレビで見た和夫は、「何で、あんなバカなこと言ったんだ」と、電話をかけてきた。犯人の感情を逆なでさせ、コンタクトを取らせるための作戦だと雪平。すると、案の定、犯人から連絡があり、謎の指示を残す。娘で世間の同情を買えないのなら、美央と一緒にいる家政婦の牧村(木村多江)で同情を買えばいい。2年前、牧村の夫と娘が犠牲になった事故の加害者を探し出し、事件の真相を探り、その記事を明日の朝刊に載せろというのだ——。出展元:フジテレビ

7話「急転!恐怖の銃弾が刑事を襲う!」

 “募金型身代金要求事件”の犯人の指示通り、家政婦・牧村(木村多江)の夫と娘が犠牲になった事件についての記事を新聞に載せたところ、募金は続々と集まり、要求額の12億円を突破した。すると今度は、集まった金で「広真建設」の株を買えとの指示が。「広真建設」とは、牧村の夫と娘の事件の加害者・広田(伊藤洋三郎)が社長を務める会社だ。事件のもみ消し疑惑が報道されて以来、同社の株は急速に下落していた。しかも、募金が振り込まれたのは、雪平(篠原涼子)の口座だ。警察は、仲間内で一気に株を買い、株価を吊り上げる「仕手戦」ではないかと憶測するが、犯人の真意を測りかねていた。捜査から外されていた雪平は、安藤(瑛太)とともに、検視官・三上(加藤雅也)の協力を得て、閲覧禁止になっていた広田の調書を見る。不審なところはないが、「調書自体が丸ごと書き換えられている可能性がありますよね?」と、安藤が疑問を呈し、警察幹部レベルが関わった不条理なナゾを解き明かそうとする。そんな折、雪平の携帯が鳴り、和夫(香川照之)が倒れたとの連絡が。病院に急行した雪平だが…。出展元:フジテレビ

8話「女たちの執念! 悲しき犯人の最期」

警察署の地下室で、牧村(木村多江)に腹を撃たれた安藤(瑛太)は、意識不明の重体に陥っている。手術を受ける安藤を待つ間、雪平(篠原涼子)と検視官・三上(加藤雅也)は、犯人が警察内部の者の可能性が高いこと、雪平の娘・美央(向井地美音)と牧村の誘拐事件にも関連していると推測する。捜査本部では、安藤が地下に行った理由について議論されていた。情報解析係・蓮見(濱田マリ)は、「誘拐犯からの電話の逆探知の結果が、警察の地下を示していたから」と分析。これを聞いた管理官・山路(寺島進)も、誘拐犯は、警察内部の人間の可能性があると示唆。しかも、安藤が撃たれたエリアは、係長以上しか入出できない場所だという…。すると、雪平から電話が入った。安藤の容体をたずねる山路に、「…先ほど、息を引き取りました」と雪平。水を打ったように静まり返る刑事たち。が、次の瞬間、安藤の無念を晴らすためと、捜査へ飛び出していく。そんな折、牧村と美央が解放され、警察に保護された。無事を喜び美央を抱きしめる雪平だったが、美央は体をこわばらせたまま笑顔を見せることはなく、和夫(香川照之)を見つけるとその腕に飛び込んで行く。和夫に深々と頭を下げ謝罪する牧村。「ふたりとも無事でよかった」と安堵する和夫。まるで幸せな家族のような3人を、雪平はじっと見つめる。翌朝、和夫は勤務する新聞社で部下から写真週刊誌を見せられる。そこには、雪平と和夫の密会風写真とともに「夫婦狂言誘拐! 12億円の行方!」との見出しが。一方の雪平もこの記事により、再び報道陣に囲まれる。募金で集まった12億円は、今、どこにあるのか、社会的な関心が高まっているのだ。捜査本部でもこの記事が話題にされ、雪平や和夫が犯人なのでは、との声まで上がり…。その後、牧村が事情聴取のためにやって来た。犯人がなぜ、牧村の死亡した夫と娘の事故の再調査を警察に要求したと思うか? 犯人を知っているのか? この要求を聞いてどう思ったか? と迫る雪平に、「たとえ犯人でも、私たち家族を気にかけている人がいるだけで嬉しい」と牧村。そして最後に、「アンフェアなのは誰だと思います?」という雪平の質問に、「…アンフェアなのは、警察だと思います」と言い残し、その場を去っていく牧村だった——。出展元:フジテレビ

9話「新章! 忍びよる黒幕と禁断のキス」

自分の夫と娘をひき殺した「広真建設」の社長・広田(伊藤洋三郎)に、その事実を認めさせた牧村(木村多江)だったが、何者かにより射殺されてしまう。事件が混迷を深める中、雪平(篠原涼子)は撃たれた牧村が息絶える直前、雪平だけに聞こえるよう口にした、「バツ…」という言葉の意味を計りかねていた。警察は、牧村は誘拐事件の口封じのために狙撃され、真犯人は誘拐事件の共犯者だと断定。これにより、警察内部の犯行という可能性がより強く、刑事たちもお互いを疑念の思いで探り始めるようになる。美央(向井地美音)の監禁場所の壁に書かれた文字の筆跡に似ているという理由で、雪平も疑われる。そこへ、広田が殺害されたとの一報が入り、刑事たちは現場へ急行する。広田の遺体発見現場で雪平は、死体の手の甲にバツ印の傷を見る。雪平は、元夫・和夫(香川照之)に、美央に会って誘拐犯のことを聞きたいと電話をし、反対する和夫を説得して、美央が預けられている家政婦紹介所を聞き出す。美央に会った雪平は、「黒いマスクをしていた人のこと、教えてくれる?」と尋ねるが、牧村から他言してはいけないと言われていた美央は、首を横にふるばかり。翌朝、雪平は捜査本部にやってくる。そこで、殺害された広田が事件の夜、「日報新聞」の記者を名乗る男と会っていたことが伝えられる。「お前の元旦那も日報の記者だったな? 夫婦揃って怪しくなってきたわけだ」と、管理官・山路(寺島進)は、雪平に向かい言い放つ。そんなとき、また、バツ印の付いた死体が発見されたとの連絡が入る。場所は、日報新聞社。そこの地下駐車場で殺されていたのは、和夫の上司で編集長の武田(大河内浩)だった。現場に駆けつけた雪平は、死体の第一発見者で和夫の部下・今井(榊英雄)に、和夫の所在を尋ねる。すると、今井は、和夫は既に会社を辞めているという。しかも、武田とは美央の誘拐事件のことでもめていたとも。雪平は、思わず言葉を失う。出展元:フジテレビ

10話「絶望の涙! 黒幕と運命の対決へ…」

誘拐事件の共犯者が蓮見(濱田マリ)だと知った雪平(篠原涼子)は、やってきた蓮見のマンションで、手の甲にバツ印の傷を付けられ倒れている蓮見を見つける。荒らされた室内には、牧村(木村多江)を狙撃したと思われるライフルと、そして、和夫(香川照之)の名刺が残されていた。首を絞められ重体となっている蓮見は、病院へ搬送される。捜査本部では、広真建設社長・広田(伊藤洋三郎)、日報新聞編集長・武田(大河内浩)、蓮見と続いた「バツマーク連続殺人事件」の犯人が同一犯であることなどが、検視官・三上(加藤雅也)から報告された。蓮見の部屋に和夫の名刺があったこと、遺留品のコーヒーカップから和夫の指紋が検出されたことから、和夫の犯行でほぼ間違いないとの見解も示される。雪平は、和夫を擁護するが、刑事たちを納得させる証拠は無い。蓮見のいる病院を訪ねた雪平は、眠る蓮見に「どうしてあんなことをしたの? 私たち友達じゃなかった?…どうして?」と語りかける。しかし、蓮見が答えることはない…。そこへやってきた安藤(瑛太)に雪平は、「お前のときと逆の罠を張る」と告げる。雪平は、すでに病院内に、医療スタッフに変装させた捜査員を、配備していたのだ。そんな折、雪平の携帯が鳴り、新たにバツマークの殺人が起こったと連絡が。被害者は、雪平が瀬崎(西島秀俊)を撃ったとき、人質に取られていた岩崎書房の編集者・森川(大高洋夫)だ。広田、武田、蓮見の3人は、和夫との接点があったが、森川は面識さえないはずだ…。その夜、蓮見のいる病院に、白衣を着た男が入ってくる。男は歩きながら発炎筒を転がすと、非常ベルを叩く。激しく鳴るベルの方に、変装した捜査員たちは急行する。そこへやってきた雪平は、思い立ったように捜査員たちとは別方向へ走る。蓮見の病室にやってきた雪平は、そこで白衣の男を見つけ「誰だ!」と、男に迫る。翌日、再びバツマーク殺人が起こった。今度の被害者は、作家・久留米隆一郎(井上順)だ。小久保(阿部サダヲ)ら刑事たちは、和夫が正義の名の下に、不正を行った者を次々に殺しているのではないかと雪平を責める。犯人に一番近いのが和夫であることは間違いないが、雪平は確証をつかむまで、和夫を信じようとするのだった…。さらに、接点を持たなかった事件が、とあるサイトの存在により、いよいよその全貌を現そうとしていた——。出展元:フジテレビ

『アンフェア』最終回の結末と犯人ネタバレ

11話(最終回)「今夜すべての真相が!?」

「バツマーク連続殺人事件」の容疑者として、指名手配される佐藤和夫(香川照之)。雪平(篠原涼子)は、和夫が管理人を務める復讐サイトにアクセスして和夫を呼び出すが、和夫は自分がそんなことをするわけがないと、否定。そして、突然、雪平に向かい銃を構える。その瞬間、雪平は銃を抜き、和夫の心臓をめがけて引き金を引く。銃弾に倒れた和夫は起き上がらない…。連続殺人事件の容疑者として和夫が指名手配されたことが、マスコミでも大きく取り上げられると、管理官・山路(寺島進)は、「もし、佐藤が犯人じゃなかったら、どうするつもりだ?」と小久保(阿部サダヲ)に尋ねる。小久保は、「ご心配なく。間違いなく、佐藤が犯人ですから」と自信をのぞかせる。その頃、図書館で調べ物をしていた安藤(瑛太)は、和夫の元部下・今井(榊英雄)に声をかけられる。「佐藤デスクのこと、何かつかんでいるんでしょ?」という今井に、安藤は「こっちが知りたいくらいですよ」とそれを否定する。雪平は、これまでの“小説型予告殺人”“募金型身代金要求事件”“バツマーク連続殺人事件”の3つの事件の犯行動機が、雪平への個人的な恨みを晴らすための復讐ではないかと聞かされ衝撃を受ける。犯人は用意周到に雪平を陥れ、雪平から愛するものを奪うことを目的にしていたというのだ。その本当の黒幕とは誰なのか? 雪平をそこまで恨む犯人の秘められた過去とは?雪平は真犯人と対峙するため、最後の危険な賭けに臨むことを決意する。自分の父親が亡くなった場所に未だ見ぬ犯人を呼び出した雪平が、拳銃を向けた相手とは?つながりの見えなかったすべての事件の驚くべき結びつきと、決して解かれることのなかった謎、そして「アンフェアなのは誰か?」という不条理をかみしめ続けていた犯人の言葉の本当の意味が、今、明らかになる——。出展元:フジテレビ

結末ネタバレ

「推理小説予告殺人事件」、「募金型誘拐事件」、「Xマーク殺人事件」3つの事件の犯人は、新人刑事・ 安藤(瑛太)でした。

動機の発端は、雪平(篠原涼子)が5年前に射殺した未成年の斉藤ユタカ(三浦春馬)の一件にありました。

安藤とユタカは、共に施設で兄弟同然として育ちました。

雪平が起こした未成年射殺事件で親友を失った安藤は、これまで復讐のために生きてきました。

Xサイトを立ち上げ、瀬崎、牧村、蓮見を操って事件を起こしていた安藤。

しかし雪平と行動を共にするうちに、彼女に対して恋愛感情が芽生えていき…自分の最後を雪平に委ねることを決意。

そして安藤は、復讐の集大成としてユタカが射殺されたパチンコ店を訪れ、店長を殺そうとしますが、待ち伏せした雪平に射殺されるのでした。ーEND-

『アンフェア』感想

推理小説を原作としているだけあり、緻密なストーリーと予測不能な展開が魅力のドラマ『アンフェア』。

一見 別々に見える事件が一つの復讐劇に繋がり、細かな伏線も回収されていく脚本はお見事でした。

最終回で、安藤が犯人として出てきたときは本当にびっくり!

バンバン人が亡くなったりとスリリングで毎回楽しんで見ていましたが、雪平の汚部屋と謎の全裸シーンはそこまで必要性を感じませんでした。

かっこいい女子像?を表現したかったのかもしれませんが、すぐに男と寝るし、気だるい感じとか…違和感ありました。

キャストに目を向けると、香川照之さん、西島秀俊さん、濱田マリさんなど実力派の演技はもちろん、生前の小林麻央さん、若かりし三浦春馬くんや、AKB48の向井地美音が子役時代などのお宝的な映像も楽しめます。

ドラマが好評だったため、このあと続編や映画も制作されましたが、スケールが大きくなりすぎて物語として矛盾や無理が生じていたので、やっぱり最初の連ドラが一番出来が良かったです。

伊藤由奈さんが歌うバラード曲「Faith」が流れると、雪平の過酷な過去を体現しているようで切なさが増しました。

佐粧妙子-最後の事件-」「ケイゾク」「ストロベリーナイト」などの刑事サスペンス好きには、ドンピシャの作品ですので未視聴の方はぜひ見てみてくださいね!

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