『ブラックジャック』歴代俳優一覧!実写の一番のハマリ役は?

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無免許ながら天才的な外科技術を持ち、法外な治療費を請求する孤高の医師の姿を描いた『ブラックジャック』。今回は、漫画の神様・手塚治虫が生み出した人気漫画『ブラックジャック』を演じた歴代俳優をご紹介いたします。

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『ブラックジャック』歴代俳優一覧

宍戸錠1977年/映画

初代ブラックジャック宍戸錠さん。

とはいっても、ブラックジャックは脇役で、患者のテニス選手(片平なぎさ)が主人公でした。

さらにタイトルは「瞳の中の訪問者」というもので、大林宣彦監督がメガホンをとった1977年の作品です。

試写を見た手塚治虫さんは、宍戸錠さんのメイクを見て「 こんな人間がいるはずがない!」と激怒。

その後の漫画のなかで「イジワユ!先生キヤイ!先生の宍戸錠!」とピノコに言わせているほど ご立腹だったそうですwww。

やはり漫画の実写化は難しいと痛感させられる初代・ブラックジャックでした。

加山雄三1981年/連続ドラマ


2代目ブラックジャックは、加山雄三さんです。

こちらも設定は原作と違い、普段は医者であることを隠した実業家が、必要なときのみマントを羽織った無免許医師となるというものです。

とにかくこの黒いマントが印象的で、衣装デザインがコシノジュンコさんというのも納得です。

脚本家ジェームス三木さんが、「ブラックジャックを演じさせるなら加山雄三しかいない」と熱烈オファーをして実現した本作。

爽やかな若大将のイメージが強い加山さんと陰キャ・ブラックジャックのギャップが凄いですね。

個人的に濃い青髭にばかり目がいって集中できませんでしたwww。

本木雅弘2000年/単発ドラマ


ビジュアル的をかなり寄せてきたのは本木雅弘さんのブラックジャックです。

アラフォー世代には、この本木ブラックジャックが一番しっくりくるのではないでしょうか。

ピノコは双子であったり、森本レオさんがDr.キリコ役というのは賛否が別れそうですが…。

基本設定には忠実でありながら、メカに弱かったり、ピノコにノリツッコミをするなど本木さんらしい飄々としたお茶目なブラックジャックとなっています。

演出は『ケイゾク』『TRICK』で知られる堤幸彦さん。

小ネタや効果音など漫画的な演出もしっくりきていました。

岡田将生2011年/単発ドラマ


幼い頃に植物状態となった母を助けるため医師を志す、若かりし頃のブラックジャックを演じたのは岡田将生さんです。

不発弾の爆発で顔に傷を負ったエピソードや、ドクター・キリコが生まれた背景が盛り込まれた作品となっています。

まだ闇を背負っていないということで、偏屈さや狂気性はなくマイルドなブラックジャックとなっています。

岡田将生さんは良い俳優さんなんですが、他の俳優さんに比べて毒気がないので、少し物足りない印象。

ブラック・ジャックがその名を名乗る前日譚として見る価値はあると思いますので、気になった方はDVDでお楽しみください。

【番外】板尾創路2007年/バラエティ番組内

2007年に「ガキの使いやあらへんで 絶対に笑ってはいけない病院24時」で板尾創路さんがブラックジャックを演じました。

バラエティとはいえビジュアル的には、なかなかイケてる板尾さん。

ぜひ次は、ちゃんとしたドラマで演じてもらいたいです。

高橋一生2024年?/単発ドラマ

連載開始50周年作品として高橋一生さんがブラックジャックを演じることが分かってきました。

当初は菅田将暉さんにオファーしたものの断られたため、高橋一生さんに白羽の矢が立ったようです。

高橋さんといえば実写化が難しいとされていた岸辺露伴を見事に自分のモノにして、原作ファンを納得させていたので、今回のブラックジャックにも期待が高まります。

最後に

歴代『ブラックジャック』俳優を振り返ってみましたが、あなたはどの俳優さんが良かったでしょうか?

個人的には、やはり本木雅弘さんが一番ハマっていたかなぁと感じました。

まだ放送されていませんが、高橋一生さんのブラックジャックも、彼の演技力なら違和感なく演じてくれそうで楽しみですね。

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