おしゃれ着洗剤と普通の洗剤の違いとは?洗浄力と刺激は比例します!
ドラッグストアには、たくさんの種類の洗濯用洗剤が並んでいて、どれを選んでいいのか迷ってしまいますよね?
最近では「おしゃれ着洗剤」のCMも多くみかけるようになりました。
そこで、普通の洗剤とおしゃれ着洗剤の特徴や、女性なら気になるお肌への刺激について調べてみました。
衣料用洗剤の成分の種類と効果は?
まずは衣料用洗剤の主な成分から見てみましょう。
主な衣料用洗剤の成分4つ
主成分:界面活性剤
衣料用洗剤に主成分で、油汚れを包んで剥がす効果のあるのが界面活性剤です。
水と油の仲を取り持ちつ効果もあり、種類も2つに分類され
陰イオン系・・・ 汚れを落とす効果は強いですが、お肌への刺激も強めです。
非イオン系・・・油汚れは得意だが、たんぱく質汚れは苦手。柔軟剤いらず。
臭い対策:酵素
酵素は、たんぱく質や雑菌を分解する成分で、におい対策に効果的。
黄ばみ対策:漂白剤
黄ばみ汚れを取って真っ白さを保つ漂白剤。
塩素漂白剤は、洗浄力が強いがお肌への刺激は強いので注意が必要です。
蛍光増漂白剤は、白物衣料を発光させて青白く見せる化学物質です。
ごわつきを防ぐ:柔軟剤
柔軟剤は繊維に付着して摩擦や静電気を軽減する効果があります。
しかし、 成分が繊維に残りやすく、敏感肌にとっては厄介なものです。
最近は、香りに強いものも販売されていますが、香料は天然・合成を問わず化学物質。
嗅ぐだけで体調を崩す人も増え「香害」として問題になりつつあります。
おしゃれ着洗剤と普通の洗剤の違い
おしゃれ着洗剤 | 普通の洗剤 | |
中性 | アルカリ性が多い | |
衣類へのダメージ | 少ない | 素材によってはある |
洗浄力 | 優しい | 強い |
お肌への刺激 | 優しい | 強い |
おしゃれ着洗剤の特徴
おしゃれ着洗いは、「衣類にやさしい」というのが一番の特徴で、ニットやデニム、浴衣にも使用できます。
普通の洗剤と比べて縮みにくいように“シリコン”が含まれています。
購入するなら、洗いあがりの風合いが良く、静電気も起きにくい、柔軟剤いらずの非イオン系がおすすめ。
普通洗剤の特徴
普通の洗剤は、洗浄力・臭い・ごわつきなどに効果を発揮するように界面活性剤、酵素、漂白剤などから構成されています。
「酵素パワーで繊維の奥までスッキリ!」「部屋干しでも臭わない」とうたう洗剤は、根こそぎ臭いや汚れを落としてくれそうで、
人気が高いですが、 分子量が大きくすすいでも衣料に残りやすいことが多いのです。
残った成分が肌を刺激して、肌荒れをひき起こすことがあります。
おしゃれ着洗剤で日常の汚れは十分落ちる!
敏感肌の方には、普通の洗剤が刺激になっているこがあります。
実は、 “おしゃれ着洗い”でも、皮脂汚れなどの日常の汚れは十分に落ちます。
肌着や靴下、タオルなど直接肌に触れるものこそ“おしゃれ着洗い”の洗剤を使用してみて下さい。
刺激が少ない上に、ふんわり仕上がるので柔軟剤も必要ありません。
おしゃれ着洗いを選ぶ際は、肌ざわりよく低刺激の「非イオン系」を選んでみて下さいね!
敏感肌におすすめのおしゃれ着洗剤
上記をふまえて、お肌への刺激が少ない“おしゃれ着”洗剤のおすすめをご紹介します。
おしゃれ着洗剤「エマールリフレッシュグリーンの香り」
刺激の少ない非イオン系の界面活性剤を使用しており、ごわつきや静電気も起こりにくい。
メイク道具の洗浄にも使用できるほどの、やさしい成分。
おしゃれ着洗剤「ファーファ柔軟剤の香りがひきたつ無香料洗剤」
肌への刺激が少ない非イオン系の界面活性剤使用に上に、
微弱に陽イオンを帯びた成分を配合しているので、柔軟剤作用が高くフワフワになる。
おしゃれ着洗いには珍しく、無香料なのでおすすめです。
おしゃれ着洗剤「エコベールデリケートウォッシュ」
自然由来の植物とミネラルから作られているベルギー産の洗剤です。
低刺激性なので、赤ちゃんにも使えるほどやさしい成分。
動物実験一切せずに、ボトルも再生プラスチックを使用して環境への配慮も◎。
おしゃれ着洗剤「ソネットナチュラルウォッシュリキッド」
有機栽培のオリーブ油石鹸を主成分としたドイツ製の“おしゃれ着”洗剤。
天然成分100%で赤ちゃんの肌着にも使用できます。
まとめ
「洗浄力が高い洗剤」や「香りふんわり柔軟剤」といえば聞こえが良いですが、その成分の中には、肌への刺激となる静電気や、かゆみ、赤みを引き起こすものもあります。
敏感肌の方は、普通の洗剤よりも、刺激の少ない“おしゃれ着”洗剤を選んでみてはいかがでしょうか。
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