名もなき家事30項目をリストでチェック!やっているのは9割が妻という結果も・・・

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「名もなき家事」という言葉をご存知でしょうか?

最近は、男性の家事参加が増えたと聞きます。確かに昔に比べて男性も家事を分担してくれるようにはなりましたが、私の考えでは、まだ妻の方が家事への負担が大きいように思います。

その原因の1つに、「この仕事は家事なのか?」という夫と妻の認識のギャップがあるようです。

今回は、その「名もなき家事」のことについて調べてみました。

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家事に対する意識調査で夫婦の間にギャップが

大和ハウス工業が、共働き夫婦の「家事」に対する意識調査をしたところによると、妻は「夫1割:妻9割」が最多の37.3%を占めているのに対し、夫は「夫3割:妻7割」が最多の27.0%を占めるなど、妻の認識と比べて、

自分は家事をやっていると感じている夫が多くいることが判明しました。

また、年代別にみると、夫の年代が上がるにつれて妻の負担率が高くなっており、特に40代男性では「夫1割 妻9割」(32.0%)が最も多くなっており、妻に家事のほとんどを依存している傾向が残念ながらみられました。

その結果から分かったことは、妻は家事としてやっている仕事が、夫にとっては家事と思っていないという「名もなき家事」という存在が関係しています。

では、夫が認識していない「名もなき家事」とは具体的にどんな仕事なのでしょうか?

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「名もなき家事」30項目チェックリスト

大和ハウス工業が発表した、一般的にどこの家庭でもやっている家の仕事30項目について、リストにしてみました。

あなたは以下の仕事を家事だと認識しますか?

「名もなき家事」30項目チェックリスト

1.たまったゴミを捨てる
2.アイロンがけをする
3.食事の献立を考える
4.ベッドや布団を整える
5.飲みっぱなしのグラスを片付ける
6.調味料を補充・交換する
7.ゴミを分類する
8.食べ残しの食品を冷蔵庫にしまう
9.食事の前に食卓を拭く
10.トイレットペーパーがなくなったときに、買いに行く
11.手洗い場のタオルを取り換える
12.新聞・雑誌などをまとめて捨てる
13.脱ぎっぱなしの服をクローゼットやタンスにしまう
14.クリーニングに出す、取りに行く
15.玄関の靴をそろえる
16.靴を磨く
17.町内やマンションの会合に出席する
18.郵便物をチェックする
19.子どもの食事を手伝う
20.子どもの送迎
21.子どもの学校準備、勉強を見る
22.ペット、植物の世話
23.使い切ったティッシュの交換
24.古くなった照明の交換
25.ポストに入っていた不要なチラシの処分
26.朝カーテンを開け、夜カーテンを閉める
27.子どもとの会話
28.家電製品の選定・購入・設置
29.朝刊、夕刊を取りに行く
30.使った道具を元に戻す

いかがでしょうか?妻としては、家事としてやっているものが大半を占めますよね。

しかし、夫にとっては家事と認識していないものが存在します。

特に「トイレットペーパーがなくなった時に、買いに行く」「靴を磨く」「町内やマンションの会合に出席する」などが妻が家事だと思っていても、夫が家事だと思っていないというギャップが大きいものとなっているようです。

家事の意識調査を見ての感想

この30項目を見て、妻の立場の方は共感・納得する仕事が多かったのではないでしょうか。

また、毎日の仕事なので、家庭ごとに項目には無い家事があると思います。

私の家庭でいえば、食器洗いは夫がやってくれることがありますが、排水溝のゴミはそのままで、妻の私が最後にチェックして掃除をしたり、季節の変わり目には扇風機の掃除や加湿器のフィルターの掃除など、細かく上げればきりがありません笑

それが積み重なり、本来やる必要のないものを家事と認識して抱え込み、どんどん時間に追われて、不機嫌になってしまっている自分に気づきました。

これを解消する方法は、夫にイライラして指示をして、手伝ってもらうのではなく、「名もなき家事」のリストを見て

まずは夫に「こんな家事もあるんだ」と認識してもらうことから始めたいと思います。

夫としても、妻に任せっぱなしという意識は無いようで、そもそも「名もなき家事」の細かな仕事を把握していないだけかもしれません。

「言われなくても、こんなに忙しく動いているんだから気付いてよ!」という気持ちをグッと堪えて、まずは、夫と妻の家事に対する認識のギャップを埋めていくことが、家事全体の負担が減らす近道かもしれません。

家事の負担が減ると、家族とのコミュニケーションに時間が使えるようになって、暮らしの満足度が上がってくるはずです。

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