スカーレット深野心仙の実在モデルは?イッセー尾形の演技力がすごい!

朝ドラ『スカーレット』で、信楽焼きの絵付師であり、喜美子の師匠にもなる深野心仙。演じているのは、“日本における一人芝居の第一人者”と呼ばれるイッセー尾形さんです。イッセー尾形さんは、これまでに多くのドラマに出演していますが、短い出演時間でも、強い存在感を残す役者さんです。この記事では、深野心仙の役どころ、演じるイッセー尾形さんの経歴や出演作をご紹介したいと思います。
イッセー尾形が演じる深野心仙の役どころ、実在モデルは?
朝の連続テレビ小説【スカーレット】に内田Pが‼️
そして イッセー尾形さんが出演‼️
ね~ねぇ これって まさかアシガールの出演者も チラッと出たりしないかしら⁉️ pic.twitter.com/K23Zyjy9tC— ✡️は~こ (@haatankawa) May 23, 2019
『スカーレット』深野心仙の役どころ
深野心仙という初老の男性は、ユーモラスでつかみどころのない 信楽焼の火鉢の絵付師です。
かつては日本画家をしており、丸熊陶業社長の秀男が会社に招かれやってきました。
主力商品である火鉢の絵付けをしながら会社を支えてきた人物です。
絵付師になりたい喜美子に「無給の仕事を何年もしなければならない」と告げ、申し出を断ります。
しかし、丸熊陶業で三年修行を終えた喜美子は、絵付師の一人になっていくのです。
一方、 深野心仙は日本画家としての創作の強い夢がありました。
社長・秀男の急逝や、火鉢の生産が縮小されることなどにより、ある日、丸熊陶業を去っていく・・・という役となっています。
最初は、すぐに音をあげるだろうと踏んでいた喜美子の根性や絵の才能を認め、物作りの楽しさ、素晴らしさを教えてくれる師匠です。
演じる イッセー尾形さん本人も絵は得意で、旅先で風景画などを描いたりするそうですよ。
もしかしたら、イッセーさんの本物の絵も登場するかもしれませんね!
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イッセー尾形の5分間独白がすごい
第41回目の放送で、深野心仙役のイッセー尾形さんが、貧しかった子供の頃や、戦争画家の時代を思い出し5分間“独り語り”するシーンがありました。
5分間カット割なしに、泣き笑いを交えながら表情豊かに、しゃべり続けたイッセー尾形さんの力量に、ただただ驚くばかりです。
日本の一人芝居の第一人者と称されているのも納得のお芝居でした。
肩の力を抜いたイッセー尾形さんが演じる深野心仙というキャラは人気が出そうですね。
深野心仙の実在モデルは?
信楽その②
宗陶苑ののぼり窯も見学させてもらいました。以前来たときは全然窯元めぐりしなかったのだけど、ゆっくり回るとおもしろい☺️#スカーレット #信楽 pic.twitter.com/AXiWIsGuvP— とも (@kimagure_march) October 6, 2019
深野心仙の実在モデルの確かな情報はありませんでしたが、 丸熊陶業の実在モデルは、滋賀県にある「宗陶苑」さんです。
三笠宮妃殿下、スペインのホアンミロ、スウェーデンのリリアン王妃などが、訪れるほど有名な会社です。
宗陶苑さんは、現在までに9名の伝統工芸士を生み出した大きな窯元なので、かつての絵付師に深野心仙のモデルがいるかもしれません。
しかし、今のところ公表されていませんのでオリジナルキャラクターの可能性もあります。
イッセー尾形さんのプロフィール 演技力がすごい!
■名前:イッセー尾形(イッセーおがた)
■本名:尾形一成(おがたかずしげ)
■生年月日:1952年2月22日
■出身地:福岡県
■身長:171cm
イッセー尾形さんがデビューしたきっかけは?
イッセー尾形さんは美術大学受験に失敗し、浪人している頃に劇団に入り演劇活動を始めました。
1981年に、 こ日本テレビの「お笑いスター誕生」で金賞を受賞し知名度を広げます。
この番組で一人芝居の原点ともいえる、色々な職業の人を演じ分けるネタを披露し、みごと8週勝ち抜きました。
俳優としては、1985年に森田芳光監督『それから』で映画デビュー。
現在は、国内外のドラマ・映画に出演しながら、日本の一人芝居の第一人者としてニューヨーク、ベルリン、ミュンヘンなど年間100本以上の舞台に出演しています。
現在(2019.10)イッセー尾形さんは67歳ですが、世界を飛び回る精力的な活動はすごいの一言です。
イッセー尾形さんの出演作
イッセー尾形さんは、多くの作品に出演していますが、その中でも代表作をご紹介します。
『沈黙-サイレンス-』2017
2月22日は『沈黙-サイレンス-』井上筑後守役のイッセー尾形さん誕生日。おめでとうございます。 pic.twitter.com/DqFLgROy5H
— 映画『沈黙ーサイレンスー』公式 (@chinmoku2017) February 21, 2017
マーティン・スコセッシ監督が構想28年をかけて実現した映画『沈黙-サイレンス-』に出演。
イッセーさんが演じたのは、キリシタン弾圧を推し進める人物・井上筑後守。
この作品で、主役を食うほどの存在感を示し第42回ロサンゼルス映画批評家協会賞にて助演男優賞の次点に選出されました。
NHK朝ドラ『まんぷく』2018
剛田さん最高!
ますます、イッセーさんの芸に磨きがかかってる。#まんぷく #イッセー尾形 pic.twitter.com/ESWzHIiEIr— blues安兵衛 (@1968Wizard) December 20, 2018
朝の連続テレビ小説2018後期の『まんぷく』で、 剛田一隆という受刑者役で出演。
占いもできる怪しげな人物で、萬平演じる長谷川博己さんとのアドリブ合戦がとてもおもしろかったですね。
魅力的なキャラクターでしたが、登場シーンがわずかだったため、イッセーさんの演技がもっと見たいという声が多くよせられました。
NHK『アシガール』2017
娘と私が何回も巻き戻して観ちゃう場面。アシガール5話。じい「若君の馬とじゃ!」の後、若君が、じいの変幻自在のお馬さん風のお顔に笑いを堪えて、、というか、素で笑っちゃってる🤣#アシガール #5話 #健太郎 #イッセー尾形 pic.twitter.com/yqTzhJ6i0X
— ゆうのすけ (@maboheikun) February 27, 2018
女子高校生が戦国時代にタイムスリップするをラブコメディ『アシガール』で、若君を支える可愛らしい“じぃ”を演じたイッセーさん。
共演された伊藤健太郎さんも、イッセー尾形さんの演技やアドリブに大いに刺激を受けたようです。
また『アシガール』制作統括の内田ゆきさん、チーフプロデューサーの中島由貴さん、音楽の冬野ユミさんは、『スカーレット』のスタッフでもあります。
イッセーさん始め、『アシガール』チームが関わる『スカーレット』は、おもしろくないハズがないですよ!
まとめ
『スカーレット』で信楽焼の絵付師・深野心仙を演じるイッセー尾形さん。
とらえどころがなく、心に創作の意欲を秘めた人物。
イッセーさんが演じると、素敵なキャラクターになりそうで、今からとても楽しみです。
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