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シャーロック(月9)は原作をリメイク?BBCのパクリでモリアーティが主役?

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月9ドラマ『シャーロック』が始まりましたが、その原作は世界一有名なミステリー小説『シャーロック・ホームズ』です。

ドラマと原作の共通点が“小ネタ”としてドラマに散りばめられており、考察するファンも増えています。その一方、イギリスBBCの『SHERLOCK』のパクリ疑惑も噂されています。

そこで、この記事では原作の『シャーロック・ホームズ』との共通点や、イギリスBBCのパクリ疑惑に迫ってみたいと思います。

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月9シャーロック原作との共通点は?

登場人物の名前

シャーロックをディーン・フジオカさん、ワトソンを岩田剛典さんが演じている豪華俳優陣も注目されているシャーロック。

実は、登場人物の名前が原作とリンクしていますのでご紹介します。

原作 ドラマ
シャーロック・ホームズ
S.H
誉 獅子雄
S.H
ジョン・ワトソン
J.W
若宮 潤一
J.W
グレッグ・レスレード警部 江藤 礼二
グレッグ・レスレード警部 小暮 クミコ

ディーン・フジオカさん演じる誉獅子雄ほまれししお と、岩田剛典さん演じる若宮潤一わかみやじゅんいちのイニシャルをみると、 シャーロック・ホームズ「S・H」ジョン・ワトソン「J・W」という イニシャルを生かした日本名となっています。

そして誉獅子雄の「獅子」は、シャーロックホームズの短編小説に出てくる『獅子の鬣(たてがみ)』から取っているかもしれませんね。

また、原作でシャーロックに捜査を依頼するグレッグ・レスレード警部がいますが、レスレード=江藤礼二グレッグ=小暮クミコと一人の名前を分けて登場人物の名前にしています。

他にも、第1話に出てきた赤羽栄光と汀子夫妻の「赤羽」は、原作の「アバネティ家の恐ろしい出来事」のアバネティから取ったものだと思います。

この話には、パセリとバターも出てきますしね。

非常に細かいところですが、原作のファンの私はとっても興奮してしまいました(笑)。

↓『シャーロック』キャスト・相関図・あらすじ

アパートの部屋番号

若宮潤一が暮らすアパートの名前と部屋番号は「ベーカーハイツ2-21」、原作のシャーロック・ホームズが暮らす下宿住所は「ベーカー街221B」でした。

こんなところに気付く人すごいですよね~。

原作では、ワトソンが下宿先を探しているところに友人からシャーロックを紹介され、共同生活を始めるというドラマとは逆の設定となっています。

ダーリントン

第2話のゲスト菅野美穂さんの弁護事務所の名前は「ダーリントン法律事務所」。

これは、シャーロックホームズの小説内の「ダーリントンの替え玉事件」からとっているのだと思います。

また菅野美穂さん演じる青木藍子は、アイリーン・アドラーのイニシャルから付けられた名前です。

アイリーン・アドラーはホームズに唯一、勝利した女性です。

青木藍子は、微笑しながらパトカーで連行されていました。

もしかしたら捜査をうまく切り抜け釈放されるのかもしれませんね。

得意のバイオリン

バイオリンの音でパトカーのサイレン音を出せる誉獅子雄ですが、原作のホームズもバイオリンが得意なことが分かっています。

ドラマでいきなりバイオリンが出てきて驚きましたが(笑)そんな意味もあったのですね。

情報屋レオの設定

ドラマでゆうたろうさんが演じる、スケボーを愛用する謎の情報屋の少年で獅子雄よき理解者でもあるレオ。

原作のホームズも、ベイカー街遊撃隊という少年たちの諜報係や、ホームレスのネットワークを利用して情報収集をしています。

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BBCのパクリ?モリアーティの設定が誉獅子雄?

月9『シャーロック』は、小説を原作にしていることが分かりますが、イギリスBBCのドラマ『SHERLOCK』との共通点も指摘されています。

しかし、 ドラマ制作側はイギリスBBCの「SHERLOCK」のリメイクではないことが発表しています。

リメイクではないと言い切っているものの、ドラマでは多くの共通点が見られますので検証してみたいと思います。

誉獅子雄の職業はBBCのモリアーティと同じ

誉獅子雄の職業は、「犯罪コンサルタント」。

(批判され?後に犯罪捜査のコンサルタントと改名)。

そして、BBCの「SHERLOCK」のホームズの宿敵モリアーティの職業が「犯罪コンサルタント」。

獅子雄の設定は、“犯罪衝動”を抱えるため、自身も犯罪者と紙一重の一面を持つという人物でモリアーティと共通しています。

ですので、「犯罪コンサルタント」という職業や役柄は、BBCのジム・モリアーティをモデルにしていると言われても仕方がなさそうです。

タイトルが同じ

そもそもパクリと言われだしたのも、タイトル名が同じということがあると思います。

「シャーロック ドラマ」と検索するとBBCの「SHERLOCK」の結果が出てきますしね。

普通「シャーロック・ホームズ」の名前を呼ぶときは「ホームズ」と呼ぶことがほとんどです。

BBCのドラマ内で「シャーロック」と呼んだときは、違和感があったそうですが、物語を進めるうちにイギリスでは徐々に浸透していったそうだとか。

ですので、日本で『シャーロック』とつけてしまうと、BBC版と混同しちゃうので、いっそ『ホームズ』というタイトルにしとけば、パクリという噂も出なかったかもしれませんね。

また今では、 「アントールドストーリーズ」に変更されていますが、批判される前はフォントは違うものの、BBCと同じようなゴシックの「SHERLOCK」がロゴに入っていました。

削除しちゃったってことは、批判があったから?

衣装の設定が似てる

誉獅子雄の首に巻いたスカーフやマフラー、ロングコート、若宮潤一のミリタリーっぽい服装も、イギリスBBCと設定が似ていると噂されています。

まぁ現代版に置き換えると、似たような服装になるのは仕方ないですが、BBCのリメイクでないと言うなら、もう少しガラッと変えても良かったような気がします。

『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』のキャスト・相関図は⇒こちら

最後に

月9ドラマ『シャーロック』は、原作をリスペクトしているような小ネタが満載でした。

イギリスBBCのパクリなどと厳しい声もありますが、それもドラマへの注目度=期待値なのかもしれませんね。

第1話はかなり見ごたえがあったので、今後の展開はオリジナリティあるストーリーを期待しています。

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