『エール』佐久本宝の演技が高評価!裕一の弟・浩二役に抜擢された実力は?
朝ドラ『エール』で主人公・古山裕一の弟・浩二を演じている佐久本宝(さくもと たから)さん。
デビュー作の映画『怒り』の演技で注目され、着実にキャリアを積み、とうとう朝ドラに出演するまでになりました。
そんな俳優 佐久本宝さんの身長や出身地などの経歴から、演技力、似ている芸能人まで様々な角度から調査してみました。
『エール』佐久本宝の演技が評価されるまでの経歴
佐久本宝の出身地は?
朝ドラといえば、舞台となる出身県の俳優がキャストに抜擢されることがありますよね。
今回の『エール』では福島県と豊橋が舞台となっていますが、佐久本宝さんの出身地は 沖縄県うるま市。
な~んだ全然関係ないじゃん!と思ってしまいましたが、実は佐久本さんと福島県には縁があるようです。
佐久本宝さんと福島県
佐久本宝さんは1999年から始まった、沖縄県うるま市の中高校生が出演している現代版組踊「肝高の阿麻和利」の七代目・阿麻和利役でした。
現代版組踊「肝高の阿麻和利」とは、伝統芸能「組踊」をベースに、現代音楽とダンスを取り入れた 沖縄版ミュージカル。
佐久本さんは、その勝連城10代目城主「阿麻和利」の半生を描いた「肝高の阿麻和利」で6年間主演を務めてきました。
現在は舞台には立っていませんが、佐久本さんは現代版組踊の福島県公演で演出を手掛けているのです。
福島県と佐久本さんを繋いていたのは、現代版組踊の舞台だったのですね!
そんな活躍もあってか、今回の『エール』の主要キャストに選ばれたのでした。
佐久本宝さんの身長となで肩?
WESTV 2/242部
MC中に濱ちゃんが3年A組見てたら、なで肩の仲間いたって言ってたけど、佐久本宝さんかな?#WESTV pic.twitter.com/zjOt321lXq
— かのみん (@WEST_greenkano) February 24, 2019
佐久本宝さんの 身長は163cmと、日本人の男性平均170cmよりは低めとなっています。
『エール』で共演している窪田正孝さんは175cmですが、佐久間さんと10cm以上も差があるので身長以上に大きく見えますね!
また佐久本さんを検索すると、“なで型”というキーワードが出てきます(笑)。
それは、ジャニーズWESTの濱田さんが、
「3年A組に出てる片寄くんの隣にいる赤い服の子、凄い なで肩で全然セリフが入ってこなかった」
と言ったころが発端になっているようです。
写真を見ると確かにかなりの“なで肩”ですが、古山浩二は呉服屋の跡取り息子の役なので、着物はとっても似合っています!
佐久本宝さんと“おたけ”が似すぎ
なんかおたけに似てんだよなぁ。
#佐久本宝 pic.twitter.com/hLGHSKT6pI— いももは🍠 (@1019_suda) January 27, 2019
佐久本さんの顔は、どこかで見たことがあると思っていたら、お笑いトリオジャングルポケットの“おたけ”さんにソックリなんです(笑)。
佐久本さんが“おたけ”さんに似ているというのは、“おたけ”さん本人の耳にも届いているらしく、
佐久本宝さんに似てると言うコメントが!! 佐久本さんすいません、、、 アカデミー賞おたけと言う事ですね!!!
とコメントを残しています。
いつか二人で並んで、テレビに出て欲しいですね!
『エール』佐久本宝の演技が評価された作品
佐久本宝さんの顔は知っていても、これまでの経歴はあまり知られていません。
ここからは、佐久本さんが俳優になったきっかけや、評価されている演技力について調べてみました。
デビューのきっかけ
甲斐くんの親友役を演じてる佐久本宝くん。映画「怒り」では豪華な俳優陣の中で埋もれず、むしろ一つ抜けた演技の上手さが記憶に残ってる。3年A組をきっかけにもっともっと色々な番組に出て欲しいな。#3年A組#佐久本宝 くん pic.twitter.com/aoUtLsGogm
— ネギトロ (@negitoro_hitotu) January 27, 2019
佐久本さんのデビューは、先程触れた現代版組踊を映画『怒り』の監督・来ていた李相日さんに、
「この子、オーディションに呼んだら?」
と言われたことが、きっかけでした。
佐久本さんは、何のオーディションか分からないまま参加し 1200名の参加者の中から、辰哉役を勝ち取りました。
合格発表は、自宅のポストに監督から手紙が入っていたそうで、
「宝で辰哉をやりたいと思った。」
と書かれていました。
これには、ご両親もとても喜んでくれたそうです。
『怒り』が公開されると、新人ながら、有名俳優とのキャリアの差を感じさせない演技が話題となり、日本アカデミー新人賞を受賞しました。
私も『怒り』を見ましたが、好きな女の子を守れなかった少年の、抑鬱と後悔が痛いほど伝わる素晴らしい演技力でした。
しかし、カメラの前でいきなり演技ができたわけではなかったようで、監督からは「何かちがう…」「もっと辰哉になりきって」「恥を捨てるんだ」などと厳しいことも言われたそうです。
そこから、佐久本さんは「考えるよりは感じよう」と、演技することを捨て、辰哉になりきっていたそうです。
それにしても、舞台をみただけで、佐久本さんの俳優としての才能を見抜いた、李相日監督も凄いですね(笑)。
『エール』古山浩二の役どころ
『エール』が朝ドラ初出演となる佐久本さんが演じるのは、主人公・主人公・古山裕一の弟・浩二 役です。
浩二は、音楽家を志し上京する兄に反発心から福島県に残り、経営が傾いてきた実家の呉服店を盛り立てるために奮闘するという役どころです。
本来ならば、長男である裕一が家業を継ぐのが当たり前の時代。
そんな兄に変わって、両親が守ってきた呉服店「喜多一」を継ぐ決意をした浩二はとても責任感の強い人物です。
真っ直ぐで純粋なイメージのある佐久本さんには、ピッタリな配役ですね。
↓『エール』キャスト一覧・相関図・追加キャスト・子役を総まとめ↓
最後に
『エール』で、主人公の弟・浩二を好演している佐久本宝さんを調べてみると、高校時代から舞台に立ち、映画『怒り』で鮮烈なデビューをしたことが分かりました。
2018年からはドラマ、映画など話題作に次々と出演し、演技力をさらに磨いてきました。
豪華キャストが集結した『エール』で、佐久本さんのお芝居が、どう評価されるのか非常に楽しみです。
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