【北野武の生い立ち】両親や兄・姉のなどの家族構成や現在

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ペンキ屋の息子に生まれながら、コメディアンとして映画監督として大成功をおさめた北野武さん。

今回は、北野武さんの生い立ちや両親・兄弟の経歴や現在の様子をご紹介します。

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北野武の生い立ち

人気者だった幼少期

昭和22年に北野家の四男として生まれた武は、“竹のように困難にも負けずに育ってほしい”という両親から名付けられました。

野球がうまく、愛嬌があり、 「遊びの天才」と言われ、いつも友達の中心にいる人気者でした。

勉強は嫌いだったものの母・さきに尻を叩かれ、明治大学工学部機械科に入学。

しかし大学3年生のとき、授業がつまらくなった武は、大学を辞めてしまいます。

それを知った さきは 「お前なんか、うちの子じゃない!絶対に帰ってくるな」と激怒。

しかし、さきは武が家を出ていったあとも、大学に戻れるように学費を払い続けていたのでした。

浅草で漫才師に

昭和41年に武は、浅草のストリップ劇場で住み込みで、エレベーターボーイの職につきます。

2年の下積みを経て、先輩のきよし(兼子二郎)と ツービートを結成し正統派漫才師としてデビューします。

しかし、簡単にはウケない日々。

しばらす食えない生活が続きます。

それから、先輩芸人の背中をみて「普通に正統派漫才をしていては成功しない。」と悟った武は、母への意地もあり、徹底的に漫才の勉強をはじめます。

あらゆるジャンルの本を読み漁り、舞台作家家に何度も質問し、ネタを作り上げていきました。

そして生まれたのが「赤信号 みんなで渡れば怖くない」「注意一秒 ケガ一生 車に飛び込め元気な子」「気にするな どうせばぁさん 先はない」など偽善や建前を笑い飛ばすギャグ。

こうして、 自分流の漫才を確立させ、徐々にお笑い界で頭角を現していきました。

テレビへ進出

正統派漫才を覆す、新しい笑いで注目された武は、「たけしの元気が出るテレビ」「俺たち ひょうきん族」などの番組に出演し大活躍。

タモリや明石家さんまと共に、日本の お笑いBIG3と呼ばれました。

1990年代にはコメディアンの枠を飛び越え映画監督デビューし、“マエストロ”“巨匠”と呼ばれ、世界的にも活躍しているのはご存知の通りですね。

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北野武の両親や兄・姉の経歴と現在

北野武の家系図と家族構成


※無断転載ご遠慮下さい。

祖母・うし

菊次郎の母ではなく叔母(養母)にあたる うし。

徳島出身の義太夫の師範で、武の実家で同居し、生徒に義太夫を教えていました。

まだ子どもだった兄・大や武は、義太夫の稽古を「うるせぇな」と、思っていたそうです(笑)。

父・菊次郎

明治32年の浅草生まれ、幼少期から奉公に出され漆職人として生計を立てていました。

叔母・うしの紹介でさきと出会い、寡黙で優しそうな人柄から、さきも気に入り結婚。

しかし、人が良すぎるため、飲み屋で誰かれ構わず奢ってしまい 家計はひっ迫。

結婚から5年で、さきが営んでいた洋装店をつぶしてしまう始末でした(笑)。

その後、足立区の借家でペンキ屋を始めた菊次郎でしたが、道楽者な性格は変わらず借金生活は続きました。

そして、武が漫才師として活躍を始めた矢先の、昭和54年に80歳でこの世を去りました。

母・さき

貧困のため幼少期に苦労した経験から、 「貧乏は教育で絶つ」と、教育熱心な母親でした。

菊次郎の収入が期待できないため、和服の仕立て、おもちゃの組み立てなど内職をして家計をやりくり。

子どもを立派に育てあげた後は、三男・大と同居し、平成11年に95歳で旅立ちました。

武さんは「マザコン」を公言するなど、母・さきさんへの思いは人一倍のようですね。

長男・重一

母・さきの熱心な教育のおかげで、東京工業専門学校(現・国立千葉大学工学部)を卒業

都内の高校で機械工学の教師として働き、その後もエンジニアとして働きました。

次男・

次男・勝は10歳の頃に病死したため、武とは接点がありません。

そのため、大は次男、武は三男として育てられましたが、武の著書には、「うちは本当は兄妹は5人で」と明かされています。

長女・安子

昭和11年足立区生まれ。

都立の進学校を卒業し結婚を期に、軽井沢でペンション経営をしています。

英語を習得するためカナダ留学の経験も。

EXILEファンで武に「チケット欲しいんだけどコネはないか」と電話してくることもあるそうです(笑)。

三男・大

昭和17年足立区生まれ。

明治大学工学部工業化学科に入学し、その後は大学教授に。

環境科学のスペシャリストとして活躍されています。

兄弟の中では、一番テレビに出演することも多いですね。

最期に

武さんの生い立ちを見ると、母・さきさんが居てこその、今の活躍だと思える人生でした。

さきさんの熱心な教育のおかげで、他の兄弟も立派な職についていることも分かりましたね。

現在の年齢になっても、新事務所を設立したり、再婚されたりと、アグレッシブな武さんから目が離せません。

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