『竜の道(ドラマ)』キャスト・相関図・原作ネタバレ!復讐の結末は

ドラマ

強い絆で結ばれた双子の復讐劇を描いたサスペンスドラマ『竜の道 二つの顔の復讐者』。裏社会に生きる兄を玉木宏さん、エリート官僚として活躍する弟を高橋一生さんが演じます。そこで今回は、『竜の道』をもっと楽しむため、キャスト、相関図、原作などをご紹介いたします。

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ドラマ『竜の道』キャスト・相関図

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ドラマ『竜の道』キャスト一覧

吉江運送/吉江家

矢端竜一
(斎藤一成)

演・玉木宏
双子の兄。たぐい稀なる頭脳と、目的を遂行するなら手段を選ばない度胸を持つ。養父母の自殺から7年後に整形をし、斎藤一成という別人に成りすまし霧島源平に復讐するために、裏社会で暗躍する。生きていることは妹・美佐も知らない。
矢端竜二
演・高橋一生
双子の弟。飛びぬけた頭脳と容姿を持つ。国土交通省に入省するエリートで、表舞台から霧島源平を潰しにかかる。血の繋がらない妹・美佐を、異性として意識している。
吉江美佐
演・松本穂香
竜一と竜二の養父母・吉江夫妻の実の娘で、血の繋がらない妹。両親が自殺したことも覚えておらず、竜一は亡くなったと聞かされている。竜二には兄以上の感情を抱く。家族の過去を調べるようになり、竜一と竜二の絆に変化がおこる。優しく芯の強い女性。

キリシマ急便/霧島家

霧島源平
演・遠藤憲一
吉江運送を強引に乗っ取り、竜一と竜二の養父母を自殺に追い込んだキリシマ運送の社長。双子の復讐の標的。政財界や裏社会と太いパイプを持ち、悪質な手法で会社を大きくしてきた。妻には“成金”と軽蔑されていると思っている。
霧島芙有子
(ドラマオリジナル)

演・斉藤由貴
源平の妻で政略結婚で夫婦となったため、夫には愛される資格がないと思っている。傲慢な源平に逆らうことなく言いなりとなっている。
霧島 晃
(ドラマオリジナル)
演・細田善彦
源平の長男でキリシマ運送の社員。ワンマンな源平の経営方法に不満を抱いている。源平に対して反乱を起こそうとするも、母の思いを知り、思い留まる。原作にはないオリジナルキャラクター。
霧島まゆみ
演・松本まりか
源平の娘。お嬢様育ちで愛情を受けずに育ったため、ワガママで横柄な態度をとる。自分の思い通りにいかないと気がすまない性格。フードコーディネーターとして承認欲求を満たす。エリートの竜二が、復讐のため近づいたことも知らず、惚れてしまう。
大友由伸
演・渡辺邦斗
源平の秘書。ドラマオリジナルキャラクター。源平と息子・晃の間で暗躍。源平が危なくなると、竜二に乗り換えようとする。

ヤクザ組織

曽根村 始
演・西郷輝彦
裏社会で圧倒的な力を持つカリスマ的な人物。頭がキレ、肝の据わった竜一を気に入り、目をかける。霧島源平に復讐する竜一を陰で助ける存在。息子が一人いるが現在行方不明。

その他

遠山凛子
(ドラマオリジナル)
演・奈緒
竜一の仕事のサポートをする。ITに精通しており、報酬さえもらえば、ハッキングすることも厭わない割り切った性格。頭脳明晰で冷静なうえ、無表情の女性。竜一とは奇妙な信頼関係を築いている。
砂川 林太郎
(ドラマオリジナル)
演・今野浩喜
キリシマ急便の社員。竜一が復讐の過程で知り合う男。お調子者で人好きな性格。竜一の正体を知り、一緒に働くことに。

沖 和紀
落合モトキ
フリーライター。ひょんなことから和田(玉木宏)に興味を持ち始め、独自で周辺を探り始める。

ドラマ『竜の道』あらすじ

見た目が瓜二つの双子の竜一(玉木宏)と竜二(高橋一生)は、生まれてすぐに運送会社を営む夫婦に引き取られた。その後、夫婦の間に女の子が生まれ美佐(松本穂香)と名付け5人仲良く暮らしていた。
しかし、双子が15歳の時に、霧島源平(遠藤憲一)が社長を務めるキリシマ運送の強引な乗っ取りに合い、吉江夫妻は多額の借金を背負ってしまい自殺してしまう。
美佐から実の両親を奪った霧島源平を恨む双子は、いつか必ず復讐してやると心に誓う。

7年後、竜一は顔を整形し斎藤一成という別人になって、持ち前の頭脳と度胸で裏社会に潜入し、大金を手にしていく。
一方、竜二は運輸省に入省し、エリートとなっていた。
正反対の人生を歩む二人だが、目的はただ1つ“霧島源平が率いるキリシマ運送”を潰すこと。
強い絆で結ばれた二人は、コインの裏表のように表社会と裏社会で暗躍し、波乱万丈の復讐劇を繰り広げていく。

『竜の道』全話あらすじ結末ネタバレ!は⇒コチラ


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ドラマ『竜の道』見どころ

竜一と竜二の絆のほころび

竜一と竜二は、もともとは双子のなかでもソックリというほど見た目が似ていました。

コインの裏表のように一心同体の二人の復讐劇は、最初はうまくいくように見えますが、いつしか ほころびが見えてきます。

竜一は目的のためなら殺しもいとわない強い心も持ち主ですが、竜二は反対に繊細で優しい心を持っています。

霧島源平への復讐に燃えていた二人の絆は、少しの性格や考え方の違いから、微妙なズレが生じていき、やがて大きな溝に。

そんな双子のすれ違いや心の揺れが、結末にどんな影響を与えるのか必見です。

妹・美佐という存在

血の繋がらない兄妹として育ってきた美佐と竜二ですが、竜二はいつしか美佐に対して妹以上の感情を持つようになります。

一方、竜一にとっては、美佐は大切な妹であると同時に、竜二の復讐の気持ちを惑わせるのではないか?と、頭を悩ませる存在です。

おまけに、美佐は最初は竜一は亡くなったと信じていましたが、家族の過去を調べていくうちに、疑念を持つようになっていきます。

この美佐の行動が、思いもよらぬ展開を巻き起こすことになるので、物語のキーパーソンとなることは間違いありません。

そして美佐は、竜一が整形しているとは知らずに、経営コンサルタントになった和田に恋心を抱いてしまい、竜一、竜二、美佐、そして まゆみを巻き込んだ四角関係に発展してしまいます。

男と女の愛憎劇

霧島源平は、金と権力だけでなく女性にも強欲な人物で、妻・芙由子がいながら、他の女性と関係を持つことも当たり前。

源平は、資産家の娘だった芙由子から、自分は“成金”として軽蔑されていると思い込み、無関心を装っていますが、実は芙由子を愛しているという歪んだ愛情をもっています。

そんな、妻への源平の揺れる感情を、双子は復讐のために利用します。

また、娘の霧島まゆみ にも双子は目をつけます。

まゆみは、甘やかされて育ったせいか傲慢でワガママな女性。

チヤホヤされて育った まゆみでしたが、仮面夫婦の両親のせいで愛情に飢えていました。

そんなとき、イケメンで運輸省エリートの竜二が偽りの愛で近づくと、やがて心を開き、恋をしてしまうのです。

竜二によって、変化していく まゆみを、憑依型の女優として名高い松本まりかさんが演じます。

双子によって、霧島源平が金、権力、そして女すべてを失う過程や、二転三転する登場人物の感情の変化にも注目です。

『竜の道』原作は未完

ドラマ『竜の道』の原作は、白川道さんによる同名小説です。

しかし、作者の白川道さんが、2015年に急逝されてしまったので未完のまま終わっています。

本来ならば、『竜の道 昇龍編』以降に、もう1部発行され完結する予定でした。

原作では、竜一が恐ろしいアイデアを思いつき、これからそれを実行していこうとする局面で絶筆となっており、結末は分かっていません。

そのため、ドラマの最期は完全なオリジナルとなりそうです。

第1話の冒頭シーンでは、 竜一が竜二を撃つシーンがありましたが、兄弟のすれ違いが原因で二人とも破滅に向かっていく可能性も出てきましたね。

■原作 小説『竜の道』のあらすじ・ネタバレは⇒こちら

主題歌はSEKAI NO OWARIの『umbrella』

『竜の道』の主題歌は、 SEKAI NO OWARIが書き下ろした新曲 『umbrella』

竜一と竜二の切なさや復讐に燃える姿、男と女の愛憎などダークな雰囲気にピッタリな一曲ですね。

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