『澪つくし(沢口靖子)』のあらすじネタバレ・キャスト・相関図

朝ドラ

真っ直ぐで純真な心を持つ醤油屋の令嬢と、網元の青年との純愛を描き、最高視聴率55.3%を叩き出した朝ドラ『澪つくし』。「東宝シンデレラ」でグランプリを獲得し、デビュー間もない沢口靖子さんが初々しくヒロインを演じたことでも話題となりました。そんな『澪つくし』が、BSプレミアムにて2020年9月21日再放送が決定しましたので、キャスト・相関図・あらすじネタバレをまとめてみました。また 後半では、見逃した方のために、第1話から最終回までの動画を視聴する方法もご紹介いたします。

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『澪つくし』相関図

次回放送の『あぐり』あらすじ&最終回ネタバレ・キャスト・相関図は⇒こちら

『澪つくし』キャスト一覧

古川家

古川(吉武)かをる
演・沢口靖子
銚子屈指の醤油醸造元「入兆」当主・久兵衛の妾の子。芯の強い性格で、戦前、戦中、戦後をたくましく生き抜く。

古川るい
演・加賀まりこ
かをるの実母。もともとは「入兆」の小間使いとして働いていたが、久兵衛の妾となり かをるを産み育てた。
古川清次
演・寺田農
るいの兄でかおるの伯父。
馬場ツエ
演・鷲尾真知子
古川家に住み込む小間使い。おっちょこちょいで「すみません」が口グセ。

坂東家

坂東律子
演・桜田淳子
かをるの異母姉で坂東家の長女。先進的な考えをもっている。きまぐれで大胆な行動をとるため、九兵衛も頭を悩ます存在。恋多き女性。活動家・水橋信吾と恋人関係だが…。
坂東英一郎
演・鷲生功
かをるの異母弟で坂東家の長男。母・千代に似て優しく、かをるの良き理解者。惣吉たちとは友人関係。

坂東千代

演・岩本多代
久兵衛の本妻で律子と英一郎の母。穏やかな性格で、妾のるいにも優しく接する。肺の病を患っていたが、亡くなる。
坂東久兵衛
演・津川雅彦
「入兆」の11代目当主で、かをるや律子、英一郎の父。ワンマンで頑固だが、面倒見がよく愛情深い。かをると惣吉の結婚を反対していたが、熱意に負け勘当する形で嫁に出した。

吉武家


吉武惣吉
演・川野太郎
外川の網元・吉武家の長男。浜辺で かをる指に刺さったトゲを抜いてあげたことで知り会い、恋に落ちる。しかし、周囲からは反対されてしまうが、愛を貫き結婚。

吉武善吉
演・安藤一夫
吉武家の次男。優しく、純情な性格で、兄・惣吉とかをるのキューピッドとなる。
吉武とね
演・草笛光子
惣吉と善吉の母。病弱な夫に変わり、「利根川丸」の女親方を務める。気が強いがサバサバした性格をしている。嫁いできたかおるを実の娘のようにかわいがる。

魚住
演・斎藤洋介
吉武家の事務員。

入兆の人々

梅木健作
演・柴田恭兵
手代。幼少期に久兵衛に拾われ助けられて以来、忠誠心を誓う。仕事ができ物腰も柔らかいが、内に野心を秘めている。かをるを密かに想っている。
若林ハマ
演・根岸季衣
板東家の女中頭。坂東家の家を守ることには献身的だが、奥様の世話を奪った るいに腹を立て、当てつけのように、かをるに冷たい態度をとる。息子が一人いる。梅木に密かに想いをよせていたが。真鍋金融の社長と再婚。

水橋信吾
演・寺泉憲
大学時代からの律子の恋人。革新運動家として活動家をしており、「入兆」の従業員として潜入する。
小浜敬助
演・村田雄浩
「入兆」従業員。農家の三男坊。律子の「軍人に向いている」と言われた言葉を真に受け、無事軍人となり、律子に求婚する。
ラッパの弥太郎
演・明石家さんま
関西からやってきた流れ者で縁あって「入兆」で働きはじめる。お調子者で、よく騒動を起こす。

その他

河原畑
演・石丸謙二郎
律子と恋人になるが、水橋を奪われ、律子を道連れに崖から飛び降り亡くなる。

鯉沼アミ
演・高師美雪
善吉の幼なじみで、一家離散のため遊郭で働いている。善吉に想いをよせる。

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沢口靖子主演『澪つくし』あらすじ

女学生の古川かをるは、千葉・銚子のしょう油醸造元、入兆の当主・板東久兵衛の娘として生まれますが、母のるいが正妻ではないため、母とお手伝いの3人暮らしです。ある日、かをるは地元の網元の跡継ぎ・吉武惣吉に浜で偶然出会い、淡い恋心を抱きます。

かをるは佐原のしょう油醸造元の長男との結婚が決まりますが、惣吉への思いは募る一方です。姉の律子は、結納の日、かをるが職人とつきあっているとうその密告をして結婚を破談にし、惣吉との愛を貫くよう応援します。

かをるは漁師のしきたりに戸惑いながらも、網元の女房として懸命に働きます。一方、東京で河原畑と同居していた律子が入兆に戻ると、元恋人の水橋が現れて、河原畑と決闘になります。河原畑は水橋を断崖から突き落とし、律子を道連れに海に身投げします。

漁に出た惣吉は大しけで海に投げ出されます。捜索は打ち切られ惣吉の葬儀が行われます。かをるは実家に戻り、仕事に打ち込むため番頭の梅木と再婚します。2人の子どもに恵まれて幸せに暮らします。数年たったある日、律子が惣吉を銀座で見かけたと話します。

惣吉は4年ぶりに銚子に戻ります。戦争が始まると、梅木は軍属、惣吉は民間工作員として出発します。空襲で久兵衛とるいが犠牲になり…、終戦を迎えた薫の運命は…。出展元:NHKより

『澪つくし』ここからネタバレ

太平洋戦争も末期。かをるの夫・梅木は、アミ元の弟・栄二と共に、フィリピンにある軍の醤油工場に召集される。

惣吉、善吉、英一郎も招集され戦地へ。惣吉はフィリピンから4年ぶりに、銚子に帰ってくるが、吉武の船で再びサイパンと日本を往復することに。

昭和20年、銚子大空襲のさなか偶然にも、かをるは惣吉と出会うが、惣吉は沖縄の戦地へ。

その銚子空襲で、工場が心配になり防空壕を飛び出した九兵衛とるいは亡くなってしまい、工場も全焼してしまう。そんななか、若林ハマの息子が特攻隊で戦死したという知らせが届く。

終戦後ー。

律子はやっとの思いで、満州から引き上げるも重い肺結核にかかっており、亡くなってしまう。

英一郎と赤川も帰還するが、英一郎は脚を負傷し不自由な身体になってしまった。アミの弟栄二は、ゲリラにより殺された梅木の遺骨と遺書を持って帰還。

続いて、惣吉もなんとか沖縄から帰還。大切な人を亡くした薫は、一時 悲しみに暮れるが、足の不自由な弟を支えながら懸命に働き、双子の息子たちも健やかに育っていた。

そして、皆で協力し「入兆」を立て直し、入兆300周年記念式典を行うことになった。入兆の職人・赤川とツエも結婚し、入江では小浜敬助も帰還し皆から胴上げをされていた。

かをるは、梅木の墓の前でかをるは入兆の再建について報告していた。そこに惣吉がやって来て、かをるに再びプロポーズ。

しかし、かをるは「入兆の醤油を世界に通用する醤油にしたい。」といってプロポーズを断り、惣吉は、「絶対にあきらめない。」と答えた。

最後のシーン ー。

かをる は海を見ながら、「いつか入兆の醤油が世界に広まったとき、その時に もう一度、惣吉からプロポーズしてもらいたい…。」と願うのだった。

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