『DIVER(ダイバー)組対潜入班』原作の犯人ネタバレ!結末は?
福士蒼汰さんが無謀で危うい潜入捜査官・黒沢を演じるドラマ『DIVER-組対潜入班』。
本作は、大沢俊太郎さんによる同名漫画『DIVER-組対潜入班-』を実写化したものであり、生死をかけた潜入捜査は、ドラマでもドキドキ、ハラハラすること間違いなし。
そこで今回は、ドラマ『DIVER-組対潜入班』の結末を早く知りたい人のために、原作の犯人のネタバレをご紹介いたします。
『DIVER-組対潜入班』原作の犯人ネタバレ
『DIVER-潜入捜査官』は、大沢俊太郎さんによる同名マンガが原作です。
現在グランドジャンプで新章が連載中で、単行本では2巻完結で発売されています。
ドラマ『DIVER(ダイバー)組対潜入班』キャスト・相関図は⇒こちら
『DIVER-組対潜入班』あらすじ
国内外のあらゆる犯罪組織に対抗するべく、警視庁は組織犯罪対策部で潜入捜査を開始した。
それが「組織犯罪対策部」通称“組体D班”。
主人公は、最凶で最悪な犯罪者だったが故に見いだされ、「最強の潜入官」となった黒沢兵悟(福士蒼汰)という男。
「鬼手仏心(きしゅぶっしん)」と称される黒沢は、その名の通り、人を救うためなら残忍な手口もいとわない。
そんな凶悪犯と紙一重の黒沢は、国内だけでなく、日本を標的とする海外の犯罪組織に危険をかえりみず潜入し、手段を選ばず、時に暴力的に犯罪者に立ち向かっていく。
そして、組織のささいな違和感を察知し、黒幕の正体を掴み、犯罪グループの全員逮捕・壊滅に追い込んでいくー。
『DIVER(ダイバー)』オレオレ詐欺集団の真犯人ネタバレ
ひと月に5000万円もの被害額を出している最大の詐欺グループ「Aチーム」。
「Aチーム」で働くメンバーは全員、20代後半から30代の就職氷河期であぶれたエリートたち。
「Aチーム」の黒幕は、就活に失敗はしたものの高学歴で優秀な学生を“高収入”をエサにうまく取り込み、知的詐欺集団を作っていた。
そんな誕生してから10年たつ振り込め詐欺集団「Aチーム」に、組体D班が潜入することになった。
黒沢は、手始めに有名大学の大学生を装い、ヤミ金から300万を借金し、執拗な取りたてにあっても返済せずにいた。
その後、ヤミ金業者にわざと捕まり、埋められそうになりながら、自分の指を犠牲にしてヤミ金業者の一員となり、オレオレ詐欺グループを手伝うことになった。
最初は受け子の仕事を任されていたが、ある日、警察に捕まりそうになってしまうが、並外れた運動神経ととっさの判断力で逃げ切った。
そして、持ち前の度胸と頭脳でオレオレ詐欺で成果をあげ、ヤミ金会社の社長である海藤 明に認められ、オレオレ詐欺の精鋭「Aチーム」を紹介される。
「Aチーム」の動向をD班に報告すると、すぐに一課に許可をもらい「Aチーム」の摘発に動こうとして。
しかし、黒沢は 「Aチーム」の黒幕は社長の柏田義之ではなく、他に存在するので いま「Aチーム」を摘発したところでトカゲの尻尾切りになり、すぐに別の「Aチーム」が作られるだけだと言った。
D班のメンバーの一人が、「摘発を遅らせると、その間に騙される老人は増える」と言うと、黒沢は「そんなこと騙される奴が悪い。世の中は騙し合いだ。」と答えた。
係長の伊達(安藤政信)が、「じゃ黒幕は誰だ?」と問うと、黒沢はヤミ金の社長・海藤 明だと言った。
皆の前では、柏田義之がトップの存在で、海藤 明は部下として下手に出ていたが、黒沢がある質問をしたことで、「Aチーム」の黒幕は海藤 明だと気づいたのだった。
それを聞いた班長・伊達は「それはお前の推測でしかない。証拠をあげろ。」と黒沢に2週間の猶予を与えた。
黒沢は残り時間が少ない状況から、黒幕の証拠を暴く作戦を考え、班長にも協力を頼んだ。
2日後ー。
一課が「Aチーム」のアジトに踏み込んだ。
黒沢はD班の協力を経て「Aチーム」のアジトから脱出し、海藤 明の元へ向かった。
警察無線を聞いていた海藤は、「Aチーム」から一人逃げ出した奴がいるという事を知っており、黒沢が到着すると「やはりお前だったか…。」と言った。
黒沢を信用した海藤は、自分が「Aチーム」の黒幕だと明かし、「俺とお前でAチームを復活させよう。」と、オレオレ詐欺で使用していたマニュアルや名簿などのファイルを手渡した。
そこで黒沢は「これで証拠が揃った。俺は警察側の人間で潜入捜査員だ。」と言い、海藤に向けて拳銃を構えた。
驚いた海藤は、黒沢の一瞬の隙をつきハサミで切りつけ、黒沢の拳銃を奪って発砲。
黒沢は机の後ろに隠れていることを知り、海藤が追い詰めるが、黒沢は銃を構えて待ち構えていた。
「銃を2本持っていたのか」と観念したように、加藤は両手を挙げて降伏したが、黒沢は「正当防衛成立。」と言って海藤を撃ち殺した。
黒沢は「愚かな野郎だぜ。だが裁判、拘置、服役にかかる莫大な税金が節約できる。」と笑い、金庫にあった金をすべて持ち逃げした。
「Aグループ」は、悪質な詐欺行為をしていたにもかかわらず、銀行口座を使用していなかったため、被害者は被害者救済法で補償されることはなかった。
一課の課長は「被害者は、高い授業料を払ったと思うことだな。」と吐き捨てるように言い、「Aチーム」が無事に摘発できたことに満足していた。
そんなある日、 オレオレ詐欺被害者宛てに匿名で寄付金が贈られ、被害者の元には全額のお金が戻ってきたのだった。
恐らく、一課の課長は「物好きな奴もいるもんだ。」と呆れるように言ったが、班長は、黒沢の仕業だと気づいたが、何も言わなかった。
仕事が終わる頃、佐根村 将は、「事件解決のお祝いだ。」と黒沢を呑みに誘うも、黒沢は「金がない。」と断るのだった。
『DIVER(ダイバー)』宗教団体「御再臨の印」真犯人ネタバレ
公安の刑事が新興宗教団体「御再臨の印」を調べていたのだが連絡が途絶えてしまっていた。
そこで、公安から依頼されD班の黒沢兵悟(福士蒼汰)と佐根村 将(野村周平)が救出に向かうことになった。
二人は、公民館で行われている「御再臨の印」の「無添加パンを食べて体内の毒素(添加物)を排除する」セミナーに潜入。
参加者は次々と無添加パンを食べて嘔吐していくが、黒沢はそれが 毒物や薬物を誤飲したときに急速に吐気を催させ胃の中のものを排除させる 「催吐剤」であることを見抜いていた。
そして、「吐く」という苦痛を伴う行為最中に、突如 教祖が現れ「あなたの悩みは何ですか?悩みを一緒に吐き出して、私と共に頑張りましょう」と優しい言葉を囁いた。
これは、詐欺グループがよく使用する手法で、苦痛と苦痛の間に誘導し、洗脳させるもので、その「催吐剤」のせいで佐根村は、体質から教祖に悩みを打ち明けはじめ意識朦朧の状態になっていた。
佐根村に参加させることは危険と判断し、この案件から降ろさせようと思っていた黒沢も、薬で頭が回らず教祖に本当の悩みを打ちあけてしまうのだった。
そうして、黒沢と佐根村は「御再臨の印」施設に潜入し、信者たちと共同生活を送るようになるが、佐根村は「こんな生活もいい。」と洗脳されかけていた。
ある日、教団の集会が行われることとなり教祖は「罪を告白すれば浄化できる」と言い、次々に信者たちに懺悔させていた。
黒沢は、このままでは 次の日に佐根村が「俺は潜入捜査班員だ」と告白するのではと危機を感じていた。
時間がないと判断した黒沢は、教団の内部を調べようと、深夜にこっそり部屋を抜け出して、大量の武器を保管している部屋を発見した。
警察に報告しようにも、「御再臨の印」を抜け出していくには時間がないうえ、黒沢が居なくなったことが分かれば佐根村の命も危ないと思い、次のチャンスを伺うことにした。
次の日ー。
何も解決しないまま、とうとう佐根村が集会で告白する順番がまわってきた。
黒沢は、佐根村がすべて話してしまうことを覚悟したが、佐根村は嘘の告白を話した。
実は、佐根村は 洗脳されているフリをしていただけだったのだ。
佐根村の件で安堵した黒沢は、その日の夜に二人で教団から脱出しようとしたが、佐根村が教団幹部に連行されていく様子を目撃し計画を変更。
武器を隠している部屋に火を放ち、教祖の目を自分に向けさせることにした。
案の定、教祖は先に黒沢の「破邪」を振り払おうと、佐根村を解放し黒沢を監禁した。
そして、その部屋には救出対象たった公安の人間がいた。
翌朝、教祖は黒沢の「破邪の儀式」を執り行うことにした。
「御再臨の印」は“汚れて生きるよりも、死んで清い心となる”という考えを持っているため、黒沢は槍のようなもので、身体を突かれ「邪」を払われることになった。
いつもなら2mmの槍先で突くので痛みはあるが、死ぬことはないのだが、黒沢に疑念を抱いている教祖は、槍先を5mmにして儀式を実行することにした。
「5mmにすれば死んでしまう」と幹部だちはザワつくも、教祖は柱に縛り付けられている黒沢を槍で何度も突いた。
黒沢は、口から血を吐きながらも、自分の罪は告白せず「お清め ありがとうございます。」と言い、その様子はさながら磔にされたイエス・キリストのように見えた。
すると、そこに佐根村が現れ「教祖さまの部屋から、邪悪な拳銃が発見された。」「今日の教祖さまは、様子がおかしい。しかし教祖さまも心を病むときがある。みなで邪を払い清めてあげましょう。」と言った。
教祖がいつもと違う様子だったこと、元々 洗脳されやすい人物が集められていたこともあり、幹部たちは槍を持って教祖を取り囲んだのだった。
黒沢は、自分を犠牲にし、信者たちの信仰心を逆手にとって教団の悪事を暴いたのだった。
この一件で、「御再臨の印」は、国内初の内乱罪の適用が話し合われ、警察の強制捜査をうけることになった。
ドラマ『DIVER』第1話から最終回までのあらすじ結末は⇒こちら
最後に
ヤバイ組織に潜入し、生死をかけたギリギリの展開が魅力の『DIVER(ダイバー)組対潜入班』。
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なお、この配信情報は2020年9月時点のものです。
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