『アーヤと魔女』ネタバレ!原作本の登場人物・あらすじから結末まで

ジブリ

2020年NHKで放送される、スタジオジブリ最新作品は『アーヤと魔女』。

人を操ることが得意なアーヤが、孤児院から魔女の家に引き取られ、奇想天外な騒動を巻き起こすファンタジー作品で、『ハウルの動く城』の原作者で知られるダイアナ・ウィン・ジョーンズが手掛けた同名本を原作に、ジブリがアニメ化します。

そこで今回は、『アーヤと魔女』の世界観をもっと楽しむために、登場人物・あらすじ・結末ネタバレをご紹介いたします。

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『アーヤと魔女』キャラクター

アーヤ
(アーヤ・ツール)
母親に、ショールのくるまれ「聖モ―ウォード子どもの家」に置き去りにされた。人を操ることが得意な、たくましい少女。見た目は、痩せており、前歯が出ていて髪の毛を二つに分けピンと立てている。
ベラ・ヤーガ ライム通り13番地に住む魔女。髪を青く染め、紫色の唇、片方の目が茶色でもう片方の目は青色をしている。なぜかマンドレークを恐れている。
トーマス ベラが飼っている猫。言葉が話せる。ベラにミミズを食べさせれることを恐れている。
マンドレーク ベラ・ヤーガと一緒に住む謎の男。黒い影のように体が大きくなったり小さくなったりし、頭に角のようなものが付いている。デーモンを操っている。
カスタード
(ジョン・カスター)
「聖モ―ウォード子どもの家」にいるアーヤの親友。両親を火事で亡くしている。
ブリッグズ園長 「聖モ―ウォード子どもの家」の園長。アーヤの出生届を出した。優しい人物。

『アーヤと魔女』原作あらすじ


アーヤと魔女 [ ダイアナ・ウィン・ジョーンズ ]

アーヤの生い立ち

アーヤはある朝、「聖モ―ウォード子どもの家」の前にショールにくるまれ置き去りにされていた。

ショールには手紙がついており、

なかまの12人の魔女に追われています。逃げ切ったら、この子を返しにもらいに来ます。何年かかるかもしれませんけど。この子の名前は、アヤツルです。出展元「アーヤと魔女」より

と書かれてあった。

魔女団が十三人からなると知っていた副園長は、アーヤの母親もアーヤも魔女なのかもしれないと疑っていたが、ブリッグズ園長先生は「バカバカしい。」と言い、そんな話を信じなかった。

園長は、出生届けを出すときも、「アヤツル」なんて、人を「操る」みたいで、まともではないと判断し、 「アーヤ・ツール」という名前とした。

そして、アーヤには母親からの手紙をずっと秘密にしてきた。

魔女に引き取られたアーヤ

母親に「聖モ―ウォード子どもの家」に置き去りにされたアーヤは、ここで何不自由ない生活を送っていた。

ブリッグズ園長先生は優しく、コックさんの料理も美味しいし、親友のカスタードをはじめ、友達はみんなアーヤの言う通りに動いてくれるからだ。

そんなある日、「聖モ―ウォード子どもの家」の子どもを引き取るため不気味な夫婦がやってきた。

なぜか二人は、「これにするよ。」と言って、愛想がなく、人気がないアーヤを選び、引き取とることにしたのだった。

魔女の家で暮らし始めたアーヤ

不気味な夫婦に引き取られたアーヤは、ライム通りの13番地の家に連れていかれた。

女の人は、ベラ・ヤーガという魔女で、いつも機嫌の悪そうな男の人はマンドレークといい、二人は夫婦ではなかった。

ベラは、アーヤを引き取ったのは手伝いが欲しかったからで、いい子のしていれば痛い目には合わせない。そしてマンドレークを怒らせるな。と言った。

それを聞いたアーヤは、ベラが私に魔法を教えてくれるかわりに、助手になってあげると生意気に答えた。

ライム通りの13番地の家は、見た目以上に広く、マンドレークの書庫や、シトロエンの車が停まっている教会のような部屋などがあった。

ベラ・ヤーガの作業部屋に入ると、汚い瓶や鍋がおかれた棚があり、床はベトベトで、ヒドイ臭いがしていた。

そして、アーヤは、骨をすりつぶしたり、毒のある実や葉っぱを庭から取ってくるなどの手伝いをさせられた。

そんな時、ベラが油でシミだらけの本を見ながら作業していることに気づいたアーヤは、こっそり本を覗いてみた。

そこには「ドッグショーで優勝する呪文」「となりに住む男の子に使う惚れ久薬」など呪文や魔法を作る方法が書かれていた。

しかし、アーヤに役に立ちそうなものは、一つもなくガッカリした。

マンドレーク

魔女のベラもが恐れるマンドレークという男は、いつも不機嫌そうで、黒い底なし穴みたいな目をした人物だった。

アーヤの隣の部屋で暮らし、目には見えないデーモンというものを操り、食事を手配したり、アーヤが逃げ出さないか見張っていた。

そして、ベラやアーヤが少しでも気に食わないことをすると、真っ黒な穴のような目に真っ赤な火花を散らし怒った。

マンドレークをみていると、アーヤは自分が王様のように生活していた「聖モ―ウォード子どもの家」が懐かしくなり、帰りたくなった。

そんなある日、ベラが飼っている黒猫のトーマスがアーヤの部屋に入ってきて、「あらゆる魔法から身をまもる方法」という呪文を使えば、ベラは自分たちに手を出せなくなるよ。と教えてくれた。

以下からネタバレを含みますので、まだ作品を見ていない方や結末を知りたくない方はご注意下さい。

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『アーヤと魔女』結末のネタバレ

あらゆる魔法から身をまもる方法

魔女の作業部屋に入った、アーヤは呪文の本を読み、トーマスの手伝いを受けながら、「あらゆる魔法から身をまもる方法」に使う薬を完成させた。

そして軟膏のように、アーヤとトーマスは身体に擦り込んだ。

夜も寝ずに薬を作ったアーヤは、次の日の朝に寝坊してしまい、ベラが「この、ぐうたら!」とアーヤを叱った。

アーヤは、「魔法も教えてくれないのにコキ使って、私のお母さんになりたいって、園長さんを騙してずるい!」と言い返した。

するとベラは、アーヤの頭をひっぱたき、出掛けていった。

次の日には、“あげ焼きパン”を失敗しマンドレークを怒らせてしまったアーヤは、またもやベラに「お前は、私の手が足りないから、働くためにここに来たんだ。ちゃんと働け!」と叱られた。

「じゃ、手をもっとあげるわよ!」と怒ったアーヤは、ベラに仕返しをしようと「誰かに手が生えるようにする(よぶん成長の)呪文」を本から探した。

そして、ベラにソックリな人形を作り、ベラの髪を人形にくくりつけた。

その途端、お尻と額から手が生えたベラは、凄まじい叫び声をあげながら騒ぎ、「なにをした!ミミズを食べさせてやる!」とアーヤを部屋に閉じ込めた。

ミミズの罰

しばらくすると、ベラ・ヤーガは「誰かに手が生えるようにする(よぶん成長の)呪文」を破ってしまった。

すると、アーヤとトーマスがいる部屋に、青色と紫色をした100匹を超えるミミズが現れた。

以前、身体に塗り込んだ「あらゆる魔法から身をまもる方法」の薬が効いているのか、ミミズは、アーヤとトーマスには近づいてこない。

しかし、いつまでも部屋にミミズがいると、アーヤがミミズを食べていないことがバレてしまう。

すると、またベラは魔法に気づき破ってしまうだろう。とアーヤは考えた。

ミミズを隠そうと思ったアーヤは、覗き見するために開けておいた、マンドレークの部屋に通じる穴にミミズをすべて入れた。

すると、アーヤの部屋の壁が熱く、赤くなり、壁は消えてなくなり、マンドレークがずかずかと入ってきた。

マンドレークは、黒い炎に包まれ、背がいつも以上に高くなり、目は真っ赤に燃えたぎっていた。

アーヤは急いでベッドに下に隠れると、マンドレークは奇妙で恐ろしい生き物を引き連れ、アーヤの部屋を突っ切り、ベラがいる作業部屋の壁を突き破った。

すると、「あたしじゃない!」というベラの金切り声が聞こえ、緑と黒の光がチラついた。

恐る恐るベッドから出たアーヤに、マンドレークは「ベラが、お前にミミズをよこしたんだな。」と言った。

アーヤは、ミミズを隠そうとした経緯を全部話した。

マンドレークは、「ベラはもうお前に、あんなことはしない。お前も二度と同じことをするな。ベラには、お前を助手にして魔法を教えるように言っておいた。もう私の手をわずらわせるな。」と言った。

アーヤは、「ありがとう。それと、明日から学校に行きたい。親友のカスタードに会いたいの。」とお願いすると、マンドレークは「ふむ…考えておこう。」と返事をし、部屋に戻っていった。

ベラは、苦しそうな顔をしながら作業部屋を片付け「あんたの勝ちだ。これから魔法を教えてやる。しかし、どんな方法をつかったのか教えてほしいよ。」と悔しそうに言った。

アーヤは、これまでの出来事を振り返り、「私がうまくやれば、ベラもマンドレークもあやつれるようになる。」と笑った。

結末

一年後ー。

マンドレークは「アーヤちゃん」と優しく呼ぶようになり、デーモンたちに朝食を用意させてくれるようになった。

デーモンたちは、マンドレークを通さなくてもアーヤの言うことを聞くこともある。

アーヤは、町で一番の高級ホテルの朝食を食べながら、アーヤは幸せな気持ちになったが、一つだけ思い通りにいかないことがあった。

親友のカスタードが、気味悪がって家に遊びにきてくれないことだ。

でも「大丈夫。この家でうまくやったみたいに、カスタードも操れるようになる。」とアーヤは思うのだった。-END-。

最後に

怖いものしらずで、人を操ることが得意なアーヤは、ちょっと生意気ですが、どんな状況になってもメソメソせず、失敗してもヘコたれずに、「もっといい方法はないかな?」と、行動にうつす たくましい女の子。

孤児院から、家政婦のような仕事をするために魔女に引き取られたのに、悲壮感は全くなく、むしろ楽しんでいる感じが読後も爽快感たっぷり。

「アーヤの母親は何者?」、「アーヤはなぜ、ベラやマンドレークを手なづけた?」など、伏線が回収されないまま作者のダイアナ・ウィン・ジョーンズさんの遺作になってしまった『アーヤと魔女』。

ジブリではどの様に物語を膨らませて料理していくのか楽しみですね。

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