『危険なビーナス』ネタバレ!第1話から最終回までのあらすじ結末

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妻夫木聡さん主演のTBSドラマ『危険なビーナス』の第1話から最終回までのあらすじと結末ネタバレをご紹介いたします。

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『危険なビーナス』第1話から最終回までのあらすじ


ドラマ『危険なビーナス』相関図・キャストは⇒コチラ

第1話『異父弟の妻』

ある日、いつものように動物病院で診察をしていた伯朗(妻夫木聡)。そこに「弟の妻」を名乗る謎の美女・楓(吉高由里子)が突然現れ、弟・明人(染谷将太)が失踪したことを聞かされる。さらに楓は、明人の失踪には親族の誰かが関わっているのではないかという。親族とは、伯朗の母が夫を亡くした後に嫁いだ「矢神家」の一族だ。伯朗は矢神の家では連れ子として肩身の狭い思いをしてきており、母の死後は一族と疎遠になっていた。一方、矢神の血を引く明人には総額30億円とも言われる遺産の相続権があり、現当主が危篤状態にある今、その遺産を狙う親族が明人をさらったかもしれないと楓は訴える。もう矢神家とは関わらないと決めていたが、困っている女性を放っておけない伯朗は楓と共に矢神の屋敷へ向かう。そこには昔から伯朗を見下している矢神家の養子・勇磨(ディーン・フジオカ)をはじめとした一族の面々が顔をそろえていた。伯朗と楓が調べを進めていくと、一族の不穏な動きが次々に浮かび上がってくる。そんな中、伯朗は楓と行動を共にするうちに、捉えどころのない不思議な魅力に惹かれていく。その様子を察した動物病院の助手・蔭山元美(中村アン)は、伯朗に忠告するが…。

第2話『叔父の復讐』

伯朗(妻夫木聡)と楓(吉高由里子)が待っていた牧雄(池内万作)は、すぐ近くのエスカレーターの下で倒れていた。救急隊員が応急処置をするなか、伯朗たちは矢神家へと急ぐ。遺産に関する情報を握る牧雄が、矢神家の誰かに口封じのためにエスカレーターの上から突き落とされたと楓は考えたのだ。だとすれば、今屋敷にいない人物か、帰宅したばかりの人物が怪しい。2人が屋敷に到着すると、当主の妹・波恵(戸田恵子)とその異母妹・祥子(安蘭けい)、祥子の夫で医師の隆司(田口浩正)、看護師の杏梨(福田麻貴)は在宅していた。外出中でアリバイがないのは養子の勇磨(ディーン・フジオカ)と佐代(麻生祐未)。さらに、車で戻ったばかりの使用人兼執事の君津(結木滉星)も怪しい…。しかし、転落直前に連絡を取っていた楓の番号が牧雄のスマホに残っていたことから、楓にも疑いの目が向けられてしまう。そんな楓を弁護しつつ、一方で伯朗は、牧雄の転落事故にも動揺を見せることなく冷静に犯人捜しをする楓に違和感を覚える。そんな時、伯朗は勇磨から、楓が本当に明人(染谷将太)の妻なのか確かめるために彼女のスマホを盗んで自分に渡してほしいと頼まれる。

第3話『従妹の殺意』

伯朗(妻夫木聡)は楓(吉高由里子)が救急搬送されたと看護師の元美(中村アン)から聞き、病院に駆けつける。しかし、楓はすでに帰宅した後で、伯朗はそのまま彼女が住む明人(染谷将太)のマンションへ。楓は何者かに階段から突き落とされたと言う。さらに、突き落とした犯人は「いい匂いがした」と伯朗に告げる。翌日、矢神家を訪ねた楓は、当主・康治(栗原英雄)の病状が思わしくないと聞いて、叔母の波恵(戸田恵子)と祥子(安蘭けい)の心中を思いやるふりをしてハグをする。「匂い」を確かめるためだ。そして、康治の看護師・杏梨(福田麻貴)の髪の匂いが犯人と同じであることに気づく。さらに、祥子の娘・百合華(堀田真由)も疑う楓。そのことを動物病院に行って伯朗に伝え、伯朗は百合華と会う約束を取り付ける。一方、勇磨(ディーン・フジオカ)は楓の帰宅を待ち伏せていて…。

第4話『実母の形見』

伯朗(妻夫木聡)は百合華(堀田真由)から、母の祥子(安蘭けい)が置手紙をしていなくなったと告げられる。明人(染谷将太)のケースと同じだ。一緒に探してほしいと頼まれるが、かつて母・禎子(斉藤由貴)をいじめた祥子のことを助ける気にはなれない。伯朗が断ると、百合華は「このことは楓さんには言わないで」と口止めして帰って行く。その頃、楓(吉高由里子)は寝たきりの康治(栗原英雄)の看病を手伝うため矢神家にいた。波恵(戸田恵子)が遺産管理の今後について康治に相談すると、康治は文字盤を使い、まばたきで『あきとをまて』と返し、また眠りについてしまった。仕事を終えた伯朗は、さすがに百合華のことが気になり、支倉家へ。祥子の手掛かりを得るため、百合華の案内で家の中を調べて回る。伯朗は、祥子の部屋で差出人不明の不審な手紙をみつける。そこには「あなたは夫に殺される」と書かれてあった。 まさか、夫・隆司(田口浩正)が祥子を……!? 隆司の部屋も調べてみると、思いもよらない物がみつかる。その時、伯朗は背後から何者かに口を塞がられ……!?

第5話『小姑の矜持』

動物病院で勤務中の伯朗(妻夫木聡)のもとに差出人不明の手紙が届く。そこには「今夜、康治が殺される」と書かれていた。楓(吉高由里子)と元美(中村アン)とランチにいくことになった伯朗は、2人にその手紙のことを話す。誰かのイタズラと軽く考えている伯朗に対し、楓と元美は「誰かが康治さんを殺そうとしていて、誰かがそれを止めようとしている」と推理する。一方矢神家では、波恵(戸田恵子)が夜7時に親族を集めて”開かずの間”を開け、遺産を再確認することを決めていた。禎子(斉藤由貴)の遺品もあるため、波恵は伯朗にも来てほしいという。遺産を全て手に入れるため、康治(栗原英雄)の殺害を企てる祥子(安蘭けい)は、今夜一族が”開かずの間”を確認中に計画を実行することを君津(結木滉星)と杏梨(福田麻貴)に宣言する。夕方、矢神家を訪れた伯朗と楓は、康治の無事を確認する。育ての親・康治に対する複雑な思いを吐露した伯朗に対し、楓は康治殺害計画を阻止する作戦を提案する。楓はベッドの下に潜り込み、伯朗は親族が揃う部屋へ。やがて、“開かずの間”を開ける時刻が近づき…

第6話『兄弟の約束』

伯朗(妻夫木聡)は、母・禎子(斉藤由貴)が矢神家の人間に殺されたと聞きショックを受ける。楓(吉高由里子)からも、明人(染谷将太)が母の死の真相を暴こうとしていたことを聞き、兄である自分になぜ相談してくれなかったのかとやりきれない。明人の失踪と禎子の死の真相には何か関係があるのか?と考察する伯朗と楓。気になるのは「30億の遺産よりももっと価値があるもの」という牧雄(池内万作)の言葉だ。しかし、その牧雄が「退院する」とメモを残し、病院からいなくなってしまう。伯朗は矢神家で禎子の遺品を引き取り、そのまま兼岩家へ。叔母の順子(坂井真紀) と憲三(小日向文世)夫婦と共に遺品を見ながら、禎子が亡くなった16年前の話になる。順子がふと、遺品の中に実家のアルバムがないことに気づく。禎子が亡くなった後、そのアルバムは矢神家で処分されてしまったのだろうか?そして、今は更地となった小泉の実家の土地がどうなっているのか、確かめに行った方がいいと順子は伯朗に助言する。一方、伯朗は楓のことが気になっていた。自分が矢神家に行くことを伝えても「今夜は予定があるから」と素っ気なく、メールや電話にも応答がない。
その頃、楓は勇磨(ディーン・フジオカ)と2人で会っていて…。

第7話『養女の秘密』

伯朗(妻夫木聡)と楓(吉高由里子)は小泉の家を探る中で、明人(染谷将太)が数年前に小泉の家に来て母・禎子(斉藤由貴)が亡くなったお風呂場をじっと見つめて佇んでいたこと、そして禎子が亡くなる少し前に、なぜか佐代(麻生祐未)がそこを訪れていたことを知る。禎子と佐代はどんな関係にあったのか? 母を殺した真犯人は佐代なのか? 動物病院へ戻った伯朗と楓は、小泉の家から持ち帰ったアルバムを見て、あれこれと推理する。そんな伯朗と楓の様子を外から伺う黒服の男がいた…。伯朗は矢神家を訪れ、寝たきりの康治(栗原英雄)から母の死の真相を聞き出そうと試みる。しかし康治は、「あきとにうらむな」という謎のメッセージを文字盤に残して、再び眠りに落ちてしまう。康治から禎子と佐代について何も聞き出せなかった伯朗と楓は、直接佐代に話を聞こうと試みる。一方、勇磨(ディーン・フジオカ)は密かに康治の研究室を探っていた。とある幾何学模様の画を見つけた勇磨は、それが牧雄(池内万作)の追い求める、30億の遺産よりも「価値あるもの」につながる重要な資料と考え、それをネタに楓にアプローチをかけてきて…。

第8話『実父の死因』

伯朗(妻夫木聡)は、突然自宅に押しかけてきた牧雄(池内万作)から、脳の研究をしていた康治(栗原英雄)の研究記録を見つけて欲しいと言われる。そこには、伯朗の実父・一清(R-指定)の脳腫瘍に対する研究データがあり、それが人類の未来において画期的な発明に繋がる内容だというのだ。さらにその研究資料は、康治から伯朗の母・禎子(斉藤由貴)が譲り受けているはずだから伯朗こそがそれを探す者として適任だと断言する。牧雄が探していた30億の遺産よりも「価値があるもの」とは、康治の研究記録だった。義父・康治の治療を受けた後に、実父・一清は若くして亡くなった…。康治は、母・禎子を手に入れるために、患者だった一清の死を意図的に早めたのではないか? そんな疑念を拭えない伯朗に対し、楓(吉高由里子)は当時の康治を知るある人物に会いに行こうと伯朗を誘う。一方、勇磨(ディーン・フジオカ)もその研究記録の価値に気づき、母・佐代(麻生祐未)に内緒で単独行動をしていた。そんな勇磨の様子に気づいた佐代は、ある日伯朗に「勇磨と楓さんはつながっている」と忠告し…。

第9話『義兄の意地』

伯朗(妻夫木聡)は混乱していた。母・禎子(斉藤由貴)の死の真相と、明人(染谷将太)の失踪、後天性サヴァン症候群に関する康治(栗原英雄)の研究記録。それらは関係があるのか? そして、楓(吉高由里子)は自分を裏切り、勇磨(ディーン・フジオカ)とつながっていた…。伯朗は苦しい胸の内を元美(中村アン)に吐露する。翌朝、楓が勇磨と共に「誤解を解きたい」と動物病院にやって来る。さらに勇磨は伯朗に「手を組もう」と持ちかける。康治の研究記録を手に入れたい勇磨は、代わりに明人捜しに力を貸すと言う。楓も3人で明人を捜そうと訴えるが、楓への不信感がぬぐえない伯朗は2人を追い返す。康治の死期がいよいよ迫り、矢神家で親族会が開かれた。遺産相続人である明人が戻ってこなければ、遺産は残る親族で均等に分配か…。一族それぞれの思惑が交錯する中、波恵(戸田恵子)が衝撃発言をする!“楓は本当に明人の妻なのか――。” 伯朗は楓の正体を探るため、彼女の実家だという焼き鳥屋を元美と訪ねる…。

第10話『最終回』

矢神家の親族会。当主・康治(栗原英雄)が亡くなり、明人(染谷将太)が戻らない今、矢神家の遺産はいよいよ康之介(栗田芳宏)の子たちに均等に分配されることになった。しかし、楓(吉高由里子)は後天性サヴァン症候群の研究記録さえ見つかれば明人を救い出せると波恵(戸田恵子)に訴え、勇磨(ディーン・フジオカ)も楓に味方する。その時、行方を晦ましていた牧雄(池内万作)が突然現れ、それをきっかけに一族で醜い言い争いが勃発する。見かねた波恵が一同を制し、康之介に関するある重大な事実を語り、「矢神家は康治の代で終わりにします」と言い放つ。そんななか、「母から譲り受けた貴重なものを渡さなければ明人を殺す」という犯人からのメールが届いたと親族の前で告白する伯朗(妻夫木聡)。「明人は必ず僕が救い出します!」と宣言し、矢神家を後にする伯朗―。ついに、犯人との直接対決!!伯朗は「貴重なもの」を探し出し、明人を救うことができるのか?犯人は一体誰なのか?母の死の真相とは?そして、楓は本当に明人の妻なのか?全ての謎が明かされ、ラストには驚愕の結末が待ち受けるー。最後の最後まで目が離せない最終回!!

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『危険なビーナス』ここから結末ネタバレ

親族会で醜い言い争いが勃発するなか、見かねた波恵が一同を制止して話し始めた。

波恵はかつて君津シュウヘイという男と駆け落ち同然に矢神家を出て生活をしていたが、シュウヘイはある日突然、違う女と一緒になるから別れてくれと波恵に言ってきた。仕方なく矢神家に戻った波恵は、シュウヘイと結婚したのは康之介の愛人で、自分とシュウヘイを引き裂くために康之介が仕向けた罠だと知った。使用人の君津は、康之介の愛人と君津シュウヘイとの間に産まれた子どもだった。それを恨んだ波恵は、毎日少しづつ毒を康之介のお茶に混ぜた。それが原因かは不明だが、ある日、康之介は息絶えた。

そして、今度は康之介の血を引く子どもを根絶やしにするために、相続者たちの紅茶に致死量の毒を入れようと思っていたが、取りやめた。伯朗が明人を連れて来る可能性が出てきたからだ。康治と禎子の間に産まれ、まともに育てられた明人なら、矢神家を任せられると思ったのだ。

そんななか、「あなたのお母さんから、から譲り受けた貴重なものを渡さなければ明人を殺す」という犯人からのメールを受け取った伯朗は、「必ず研究資料を見つけだし、明人を連れ戻します。」と宣言して、楓、勇磨と共に小泉家に向かった。

三人は小泉家の庭をはじめ、すべての場所を丁寧に探し始めた。すると、勇磨が、天井裏から木箱に入った『後天性サヴァン症候群の研究』と書かれたレポート用紙の束を見つけた。伯朗は、この間、小泉の家に来たとき天井裏は見ていた。自分があんな大きい木箱を見落としたのを不思議に思ったが、目当ての物が見つかった。伯朗は犯人に研究レポートが見つかったことをメールし、“動物病院のポストに次の指示を入れました”と返信があったので、一旦戻ることにした。しかし、伯朗は「小泉の家が現存することを、勇磨く以外にる人物がいるのでは?」と思い、すぐに小泉家に引き返した。すると、誰もいないはずの小泉の家に電気がついていた。恐る恐る中に入ると、そこには叔父の 憲三がいた。

憲三は、さきほど伯朗が順子の話していた会話を聞き、小泉の家がまだ存在すること、研究レポートを探していることを知り、先回りして小泉家の天井裏に研究レポートを天井裏に隠した。そして、伯朗たちに、わざとそれを見つけさせ帰宅させたところで、自分が本当に大切なものをゆっくり探そうと考えていた。

憲三の目的は、一清が最後に描いた 『寛怒(かんじょ)の網』の絵を見つけることだった。

憲三は、10年前に明人から禎子のアルバムから剥がしてきたという『寛怒の網』の絵の写真を見せられ驚いた。『寛怒の網』は、素数を配列した 「ウラムの螺旋」で描かれており、数学者の憲三は、『寛怒の網』の絵が見つかれば人類の宝になると考えたという。その時、伯朗は、康治が言っていた「明人、恨むな」という言葉は、「ウラムの絵を処分してくれ」だったことに気づいた。

さらに憲三は、その写真は、日付から一清が亡くなってからずっと後に撮られてることにも気づいた。まだあの絵が存在していると確信した憲三は、小泉の家にこっそり忍びこんだ。しかし、絵は見つからず代わりに研究レポートが見つかった。それから何度か、小泉の家で絵を探していた憲三だったが、ある日、禎子に見つかってしまう。禎子は、『寛怒の網』を盗もうとしたことを順子に話し、あの絵には素数の配列が描かれており、犯罪に使われると危険なので絵は始末すると言い出した。妻に失望され、絵も処分されることを恐れた憲三は、禎子ともみ合いになった。その際に、禎子は転倒し脳震盪を起こした。憲三は、意識を失った禎子を風呂へ連れていき溺死させたと言うのだ。

その後『寛怒の網』が矢神家にあると思っていた憲三は、大人になった明人なら『寛怒の網』の価値に気づくかもしれないと考えた。そのため明人を監禁し、一清の絵を伯朗に相続させ、自分の家で保管しようと考えていた。さらに、康治と一緒に研究していた牧雄も『寛怒の網』を探しているのではと疑い、エスカレーターから突き落とした。

すべて聞いていた伯朗は、「明人を今すぐ解放してください。これ以上僕の家族を壊さないでくれ」と言うと、憲三は「素数の秘密を解くことは、数学者、いや、人類の夢なんだ!禎子さんに愛されていた伯朗くんなら見つけられる。探してくれ!」と灯油をまいて火を放った。楓は憲三を背負い逃げ出すが、伯朗は、子どもの頃の記憶から、ふすまの中に『寛怒の網』の絵があることに気づいた。襖を剥がし絵を持ち出そうとするが、すでに火がそこまで迫ってきた。すると、背後から伯朗の腕を掴み「絵なんか、どうでもいい。逃げろ!」制止した人物がいた。明人だった。

事情を話すため警察に到着した伯朗は、明人から全てを打ち明けられた。父の容態が悪化したと連絡を受けた明人は、シアトルから成田空港に到着したが、そこに警察が待ち受けていて、自分を拉致しようとしている人物がいることを知らされた。そして警察は、その犯人を逮捕するために、 明人の拉致監禁を偽装したいと提案。明人は拉致監禁の狂言に参加する代わりに、母・禎子の事件を再捜査を警察に依頼した。

警察は16年前で物証もない事件を捜査するには、家族の中に深く入り込むことが出来る潜入捜査しかないと考え、女性警察官を明人の婚約者に見立て送り込むことにした。その 女性潜入捜査官というのが楓だったのだ。勇磨は、現地調査で明人が独身であることを知り、盗聴器で明人と楓の会話も聞いていたため、いち早く仲間になった。楓の実家である焼き鳥屋も、楓の先輩の実家で頼み込んで協力してもらっていた。明人は、楓と定期的に捜査会議を開き、経過を把握していたという。明人が小泉の家を残したのは、やはり母の殺人の立証に役立つと考えたからで、康治もそのことに賛成していたが、それは『寛怒の網』の絵があの家に隠されているのではと思っていたからだった。それを聞いた伯朗は、弟の婚約者というキャラクターを任務として演じた楓に恋をしていた自分のマヌケさに呆れた。

伯朗が「一番聞きたいことを尋ねます。僕を引っぱたいたのも、明人のために流した涙もすべて嘘だったんですか?」と質問すると、楓は「はい。私は明人さんの妻だと思い込むようにしていました。自分でもよく分からない本能のような感情で動いていたのも確かです。手島さんを傷つけてしまって申し訳ございません。」と言った。それを聞いた伯朗は「お勤めご苦労さまです。」と寂しそうに言言い残し警察署を後にした。

しばらくたったある日、蔭山は、楓と会っていた。蔭山は「今度、副院長とデートすることになりました!でも、あなたが演じた矢神楓が、すべて演技だったとは思えません。」と言った。

伯朗は、憲三の証言から禎子の最後の言葉を知らされた。父・一清は、あの『寛怒の網』を伯朗のために描いていたといい、それだけは伯朗に渡したいと言っていたという。

康治の葬儀にの日ー。伯朗は明人から、百合華と結婚を前提に付き合うことになったと聞かされた。そして、勇雄からは、「欲しいものがあるなら、自分で手に入れろ!負け犬」と背中を押された。

それから間もなく、伯朗は蔭山とのデートの約束を断りに行くことにした。するとそこには、楓の姿があった。楓から「もう一度、伯朗さんに会いたい」と蔭山に頼んでいたのだった。伯朗はすぐに楓を抱きしめ、二人は改めて笑顔で自己紹介をした。-END-。

原作『危険なビーナス』あらすじ・犯人ネタバレは⇒コチラ

最後に

『危険なビーナス』の結末をまとめると、

君津は康之介と愛人の子
母を殺した犯人は叔父の憲三
特別なもの=一清が描いた『寛怒の網』
明人の拉致監禁は偽装
楓は女性潜入捜査官だった

ということになりました。大筋で原作と同じでしたが、登場人物一人一人の背景をよく掘り下げたいたのはドラマオリジナルでした。

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