『イチケイのカラス』相関図・キャストと原作ネタバレ
竹野内豊さん、黒木華さん出演のドラマ『イチケイのカラス』は、連ドラでは初となる刑事裁判官にスポットをあてた作品です。今回は、そんな『イチケイのカラス』のキャスト相関図と原作をご紹介いたします。
原作『イチケイのカラス』あらすじと結末ネタバレは⇒こちら
『イチケイのカラス』相関図
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『イチケイのカラス』キャスト一覧
◆イチケイメンバー
入間みちお 演・竹野内豊 |
元弁護士の経歴を持つ型破りな裁判官。ゆるい空気をまとい、とぼけた発言をするが、実は先入観や偏見に一切とらわれない自由な観察眼と徹底的に調べる探求心を持つ。 |
坂間千鶴 演・黒木華 |
東京地方裁判所第3支部第1刑事部「通称:イチケイ」に異動してきた超堅物の裁判官。東大出身で、男社会の法曹界において若くして特例判事補になった優等生。迅速さと効率性をモットーとしている。同郷の日高を尊敬している。 |
駒沢義男 演・小日向文世 |
イチケイの部総括判事。いつもニコニコと温厚な人柄とは裏腹に、これまで多くの無罪判決に関わり、その全てを確定させてきた強者。“裁判官のための訴訟指揮入門”という本を自費出版している。 |
石倉文太 演・新田真剣佑 |
イチケイの裁判官をサポートする担当書記官。裁判の記録や調書などを作成・保管するほか、裁判所主導の現場検証を行う際にはスケジュールを調整したり、検証に立ち会って記録したりと、縁の下の力持ち的存在。ノリが良く、初対面の坂間を「さかまっち」と呼ぶなど軽い。坂間に好意を抱きアタックする。 |
浜谷澪 演・桜井ユキ |
姉御肌の裁判所書記官。芯が強く、裁判官のみちおや上司の川添に意見するサバサバした性格。 |
川添博司 演・中村梅雀 |
イチケイメンバーから厚い信頼を寄せられている主任書記官 |
一ノ瀬糸子 演・水谷果穂 |
イチケイの新人事務官。おっとりした口調と性格で周囲のペースを乱す。メンバー最年少。 |
◆イチケイメンバーの周囲の人々
日高亜紀 演・草刈民代 |
最高裁判所判事。女性初となる最高裁判所長官のポストに最も近いと言われている超エリート裁判官。同じ長崎県出身の女性裁判官として、何かと坂間のことを気に掛け、最高裁事務総局でキャリアを積んでほしいと期待している。 |
井出伊織 演・山崎育三郎 |
正義感の強いクールな中堅検事。一見、冷たそうだが、意外に優しい一面もある。特捜部に声を掛けられるほど優秀。最初はみちおの型破りなスタイルに戸惑うが、みちおの信念に触れ一目置くようになる。被告人の有罪判決を勝ち取ることと、真実を明らかにしたいという間で葛藤する。元高校球児で、エースで4番、甲子園ベスト4進出という輝かしい経歴を持つ。 |
城島怜治 演・升毅 |
井出の上司で主任検事。井出とは息がピッタリ。自由奔放なみちおの行動を問題視している。駒沢義男とは司法修習時代の同期でライバル。堅物そうにみえるが、実は情に厚く、正義感が強い。 |
そっくり?!ドラマ『HERO』キャスト&あらすじは⇒こちら
ドラマ『イチケイのカラス』あらすじ
ヒゲを生やし、カジュアルな服装に身を包む 型破りな裁判官の 入間みちお(竹野内豊)は、先入観や偏見に一切とらわれない自由な観察眼と徹底的に調べる探求心を持ち合わせている人物。
一方、東大出身で、男社会の法曹界において若くして特例判事補になった優等生の 坂間千鶴(黒木華)は、冗談の通じない 超堅物のみちおとは正反対の性格の持ち主。
そんな入間と坂間は、東京地方裁判所第3支部第1刑事部「通称:イチケイ」で出会う。
イチケイの赤字を立て直しをはかるため異動してきた坂間は、迅速で合理的に多くの裁判を処理しようとするが、みちおの何度も現場検証を行い、じっくり真相を深堀りするやり方にイライラしてしまう。
そんななか、坂間は、入間の「裁判官は判決を出すまでが仕事ではなく、どのように当事者に寄り添えるかが大切だ。」という信念に触れ、徐々に「自分は裁判官として何ができるのか」という考えに変わっていく…。
一人一人の人生がかかった裁判に、入間や坂間たちイチケイは、どのような判決を下すのか?
『イチケイのカラス』原作
『イチケイのカラス』は 浅見理都さんによる同名マンガを原作に制作されています。
マンガの設定では、入間みちおは竹野内さんのようにシュッとしておらず、眼鏡をかけ ふくよかな姿をしており、坂間千鶴に当たる登場人物は、 男性の坂間真平となっています。見た目こそ違うものの、性格はドラマと同じく、入間はゆるい空気をまとい、坂間は冗談の通じない超真面目人間です。
1~4巻まであり、すでに完結していますので、このなかのエピソードを元にドラマの物語も進行していくのでしょう。マンガの内容は、タイトルにもある「イチケイのカラス」の“カラス”の意味や、入間みちおの過去、裁判員裁判制度の問題、万引き主婦の裁判、教師と生徒の暴力事件が描かれています。
裁判官にスポットを当てた作品は珍しく、裁判員制度を始め、日本の司法制度も分かりやすく学べるので、ドラマで興味を持った方はお手に取ってみてはいかがでしょうか。
なお、原作マンガについての結末ネタバレは以下にまとめてありますので、ご覧ください。
原作『イチケイのカラス』第1巻のあらすじとネタバレは⇒こちら
まとめ
型破りな入間みちお と超堅物の坂間千鶴。性格も価値観も正反対の二人が、事件にどのようにアプローチし、どんな判決文を読むのか?坂間は入間や駒沢と出会いどのように変化するのか?そして、イチケイを取り巻く、個性的なキャラクターたちにも注目して楽しみたいと思います。
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