『日本沈没』ネタバレ!1973年映画のあらすじから結末まで

邦画

ドラマ『日本沈没ー希望のひとー』が2021年に小栗旬さん主演で放送されますが、今回は、小松左京さんによる同名小説を原作に、より近く制作された1973年の映画『日本沈没』のあらすじと結末をご紹介いたします。

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『日本沈没』あらすじ


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1970年代、小笠原諸島の無名の小島が一夜にして沈没した。ただちに、地球物理学者・田所雄介と博士海洋地質学者の幸長助教授は海底調査にのりだし、深海調査艇「わだつみ」号の操艇者・小野寺俊夫と共に日本海溝に潜った。そこで三人は海底を走る奇妙な亀裂、乱泥流を発見し愕然とする。

一方、総理大臣の山本は、運輸大臣から耳にした日本海溝の異変が気になっていた。

そんななか、伊豆半島付近で地震とそれに誘発されて天城山の噴火が発生したため、内閣では地震学者との懇談会を開いて意見を聞くことになった。小野寺は、その席で、小笠原の小島が一晩で沈んだことや、日本海溝の底で密度の高い乱泥流を見たことを話し、山本に今後、日本で 想定外の事が起こる可能性を示唆した。他の学者たちは「大袈裟だ。」と相手にしなかったが、山本だけは田所の意見に興味を持った。

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『日本沈没』結末ネタバレ

その後、 政官財で暗躍する黒幕である渡老人の資金援助を受け、田所、幸長、小野寺、情報科学者の中田一成たちは、総理極秘のD計画のために集まった。そして調査の結果、太平洋側のマントルに急激な異変が起きており、日本列島は、最悪の場合 2年以内に縮むか割れるかする地殻変動で、陸地の大部分が海面下に沈没すると結論付けた。

その間にも、京都、ついで東京にも地震の魔の手が迫り、富士火山帯の噴火、河川の決壊、津波に見舞われ大混乱となった。政府はすぐに非常災害対策本部を立ち上げ、ヘリなどで消火や救助活動を行うが、その甲斐虚しく360万人もの犠牲者を出してしまう。その中には、総理大臣の山本の妻もいた。

それから、悪夢のような日から3か月が過ぎた東京は、民衆のパニック状態も落ち着き、ようやく平穏を取り戻した。しかし、田所は、さらに東京地震の何千倍もの変動が起こると予測し、総理にD2作戦を提案しに行き、他のメンバーは葉山にいる渡老人に日本が沈没することを知らせにいった。それを聞いた渡老人は、東京に出向き、比較文明史学者の福原教授らに依頼して、日本人の国外脱出とその後に関する計画を策定させる。政府はすぐにD2計画として、外交官が各国に交渉を試みるが、100万から500万の日本人を受け入れてくれる国はなかなか見つからなかった。

そんななか、田所は週刊誌に「日本が沈没する」というデータや情報ををテレビや週刊誌に流し、国民に危機が迫っていることを伝えた。すでに、D2計画(日本人移住計画)は、諸外国に伝わっており、極秘にしたところで、いずれは海外からニュースが入って国民にバレてしまう。そうした国内のパニックを避けるために、政府はわざと田所に情報を流させ、国民の反応を見たのだ。その後、田所は辞表を出しD計画から去っていった。

一方、渡老人は、僧侶、社会学者、心理学者を集め、D2計画をまとめさせた。そして日本人の今後の行く末を総理に提案した。

①日本民族がどこかで新しい国を作る計画
②日本人が世界各国に分散し、その国に帰化する計画
③このまま何もせずに日本もろとも海に沈む

田所は、③の提案に涙を浮か 「日本人を一人でも生き残らせる」と決意する。

その後、地震学者から日本はあと10カ月で沈没すると聞かされた日本政府は、すぐに日本国民に発表することを決め、全国土に緊急事態宣言を発表することを決定した。

「日本沈没」発表の日ー。総理は、近い将来に日本列島を中心にした大きな地殻変動が起こり日本国土は壊滅的な被害を受けると国民に呼びかけた。一方、国連では日本人1憶1000万人以上の行き先が話し合われたが、住民の反感やスラム化などが危惧され840万人分の受け入れ先しか決まらなかった。

その間にも、富士山が噴火し、休火山までが活動を始めた。総理を始め、精鋭スタッフたちは死に物狂いで各国に救援を求め、全国民の国外脱出計画「D-2」を遂行した。アメリカは巨大艦隊を派遣し、中国は高速小型船を用意して日本人を続々と海外避難させてくれた。しかし、日本海側から漁船などで韓国、北朝鮮へ向かった人々は津波で船が転覆し、亡くなってしまった。

「わだつみ」号の操艇者小野寺は、婚約者の大手財閥の令嬢・阿部玲子との結婚を決め、一緒にスイスへ移住することにしていた。しかし、玲子は噴火に巻き込まれ、東京に行く手段がなくなり、歩いて小野寺の元に向かっていた。一方、小野寺も玲子を探し出すまでは、日本を脱出しないと決め、一人でも多くの人を救出しようと奮闘した。

そしてついに、四国と紀伊半島が分断されたことを皮切りに、次々と列島は海中に没した。総理は、幸長や情報科学者の中田たちが率いるD計画を中止と自衛隊の救助活動終了を宣言。渡老人は、身の回りの世話をする少女・花枝と総理に見守られながら息を引き取った。

そんななか、田所が総理の前に現われた。総理は「一緒に逃げよう。」と言うが、田所は「自分は日本と心中する。日本人をお願いします。」と言った。総理や花枝は仕方なく田所を置いて、ヘリで日本を脱出した。そして、最後まで残っていた北関東が、大爆発を起こして日本列島は完全に消滅した。

それから数日後、噴火を生き延びた玲子は異国の列車にいた。一方の小野寺も負傷しながらも、どこかの国の列車から外を眺めていた。-END-

最後に

『日本沈没』の結末は、

急速な地殻変動により日本は地震、噴火、津波に襲われる
日本列島の沈没は止められない
日本人たちは各国に分散して脱出

となりました。日本人は結果的に国を失い、ハッピーエンドにはならなかったけれども、他国で揉まれながら、逞しく生きていくのだろう という少し希望のあるラストでした。

これまで何度も映像化されてきた不朽の名作『日本沈没』が、2021年のドラマで、蘇るのか楽しみにしたいと思います。

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