厄年に妊娠・出産は厄落としになる?女の子供は「厄がうつる」は本当か
「神頼み」は信じないという人も「厄年」は気になる方が多いのではないでしょうか。
特に女性は、30代に6回も厄年があります。
30代と言えば、妊娠・出産する人も多い時期であります。
実は私も、本厄に(しかも大厄)に出産してしまいまいした。
そんな経験を踏まえて、「出産は厄落としになるのか?」「子供に厄はうつる?」
という疑問を解消するため調べてみました。
女性の厄年は30代に6回もある!
厄年とは、肉体的、精神的に変化が多い年齢のときは特に体に気を付けなければいけないと
昔の人は考えられた、日常の生活から生まれた信仰です。
女性では30代といえば、結婚・妊娠・出産と人生の節目となる出来事が多い時期です。
厄年とは、病気、災いに気をつける時期なので戒めましょうという先人の知恵だったのかもしれません。
厄年の年齢早見表「大厄」とは?
一般的に厄年は、 女性が19歳、33歳、37歳。
男性は25歳、42歳、43歳言われています。
女性は30代に前厄、後厄を含めると6回もあるのです!
厄年の年齢早見表で確認してみましょう。
厄年年齢早見表
女性 | 男性 | ||||
前厄 | 本厄 | 後厄 | 前厄 | 本厄 | 後厄 |
18歳 | 19歳 | 20歳 | 24歳 | 25歳 | 26歳 |
32歳 | 33歳(大厄) | 34歳 | 41歳 | 42歳(大厄) | 43歳 |
36歳 | 37歳 | 38歳 | 60歳 | 61歳 | 44歳 |
通常は厄年の年齢には※数え年を用います。
※数え年とは、生まれた年を一歳として、あと新年のたびに一歳を加えて数える年齢のことです。
厄年の中に最も気をつけなければいけないのが「大厄」です。
女性は33歳、が災難に合う確率が高い時期とされています。
厄年に結婚・妊娠・出産しても大丈夫?
厄年は、人生の中において大きな転換期と考えられています。
▶19歳・・・出産に向けて女性の体が成熟する時期
▶33歳・・・子育てや仕事などで大忙しの時期
▶38歳・・・高齢出産や更年期など体力が衰えてくる時期
この厄年にあたる期間は、女性にとっていろいろと心配な事も多い時期です。
厄年に結婚・妊娠・出産は大丈夫?
厄年の時期は女性の場合は、結婚・妊娠・出産を多くの方が統計的に経験する時期でもあります。
ですので、「いろいろな事が起こりやすいから気をつけてね。」という意味で言い伝えられている
ことなので、「結婚をしてはダメだ」とか「妊娠を避けよう」などと神経質にはならず
厄年は、単に迷信だととらえて、心身ともに健康に過ごしましょう♪
私も、本厄に出産しましたが、安産で子供も元気にスクスク育っています。
出産は男の子なら「厄落とし」になる女の子は?
厄年での出産は、実は縁起が良いことなんです!
「出産によって、厄落としになる(災難から逃れられる)」といわれます。
しかし、まだ安心できない条件が…。 それは産まれる赤ちゃんが男の子の場合のみ厄落としとなるのです。
赤ちゃんが女の子なら、さらに厄がうつるとも言われています。
しかしそんな心配は無用で、ある儀式をすれば、厄年の女の子の出産も大丈夫です。
赤ちゃんが女の子なら捨てる!
「女の子なら捨てる」なんて、過激な言葉ですが、
女の子の場合は、男の子とは違い厄落としにはならないので、
「捨て子の儀式」というものを行います。
【捨て子の儀式】のやり方
①お母さんが赤ちゃんを籠に入れて、四辻や道祖神(道端の神様)の前に置く。
②お母さんは、そのまま振り返らずにその場を去ります。
③前もってお願いしていた「拾い親」役に、ほうきとちりとりで掃き入れる真似をしてもらい赤ちゃんを家に返しにいきます。
豊臣秀吉の子供も、「捨て子の儀式」をしたと言われており
この儀式をすれば「立派に育つ」とも言い伝えられています。
子供を捨てることで、一緒に厄を捨てるという意味があるようです。
それにより、お母さんの厄が赤ちゃんにうつることも無いようです。
まとめ
これらの捨て子の儀式は、地域や寺院、神社によっても違います。
また厄年という考え自体も、迷信の意味合いが強く、考え方は人それぞれです。
妊娠・出産は、ただでさえ心身共にナーバスになる時期なので
厄年の迷信に神経質になりすぎず、リラックスして可愛い赤ちゃんと向き合って下さいね。
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