『あすなろ白書』キャスト相関図と最終回までのあらすじネタバレ!

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1993年に放送された『あすなろ白書』は、キラキラしたTHE青春ものでありながらも、友人の死、妊娠、LGBTなどを盛り込んだ密度の高い作品です。木村拓哉さん、西島秀俊さんなど今をときめく俳優が脇役として出演したことでも話題となりました。そこで今回は、懐かしのドラマ『あすなろ白書』のキャスト相関図と最終回までのあらすじを振り返ってみます。

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『あすなろ白書』相関図

※無断転載ご遠慮下さい。

とにかく掛居くんはモテモテ。原作の漫画でも、掛居くんはハンサムではないけれど、人を惹きつける魅力的な人物として描かれています。

登場人物は多くなく、基本はあすなろ会の5人がメインで、その中でも掛居、なるみ、取手の三角関係が物語の軸になります。

それに加え、星香と松岡の掛居を巡る複雑な関係性。

掛居のヤンキー彼女やぶっ飛んだ母親が、ストーリーを盛り上げます。

『あすなろ白書』キャスト一覧

園田なるみ石田ひかり

明るい性格で、素直に自分の感情をはっきり表現する。一浪し私立の青教学院大学に入学し、あすなろ会のメンバーに出会う。掛居に恋をし、次第に二人は惹かれあい交際を始めるが、彼の思わせぶりな行動や度重なるすれ違いに悩む。

掛居 保筒井道隆

アルバイトをしながら大学に通う苦学生。母親は金遣いが荒く、父親は誰かわからないような複雑な家庭に育つ。恋人がいても合コンに参加したり、なるみに突然キスをするなど思わせぶりな行動をとり掴みどころがない。男女ともに惹きつける魔力のようなものを持つ。

取手 治 木村拓哉

お調子者でひょうきんな性格。女性に人気のある掛居に嫉妬心を抱く。なるみに一目惚れし告白するがフラれてしまう。掛居に恋をするなるみを陰ながら見守り助ける一途さがある。

東山星香鈴木杏樹

外交官をめざしている才女。実は浪人生時代から掛居のことが好きだったが、なるみに言えずにいる。次第に自分に理解を示してくれる松岡に恋心を抱くが…。

松岡純一郎西島秀俊

松岡財閥の御曹司。容姿端麗でピアノが上手い。掛居と取手の仲裁役で平和主義。女性からモテるが実は…

砂田トキエ黒沢あすか

掛居の恋人。不良少女で、掛居に依存している。掛居と仲良くする なるみに嫉妬し、掛居から遠ざけようとなるみを脅す。

掛居みつ子加賀まりこ

掛居の母。男にだらしなく、金遣いも荒く掛井に金をせびる。母親として失格だが、息子に愛情はある。

町田京子杉山彩子

掛居の社会人になってからの恋人。掛居が大学時代に一度だけ体の関係を持ったことがある。偶然に京都で掛居と再会し交際をスタートさせる。

秋庭宗輔岩城滉一

なるみが勤める出版社の社長。

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『あすなろ白書』あらすじ


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一浪して、私立の青教学院大学の入学試験に挑んでいた園田なるみは、シャープペンシルの芯を紛失して困っていた。

すると、アルバイトをしながら大学に通う苦学生の掛居保(筒井道隆)が、そっとシャープペンシルを貸してくれた。

無事に合格した なるみは、ピアノの音色に誘われて建物に入ると、そこに同じ予備校に通い一浪で合格した取手治(木村拓哉)、東山星香(鈴木杏樹)、松岡純一郎(西島秀俊)、そして掛井保がいたのだった。

なるみは掛居に、入試のときのお礼を言ったが、掛居は覚えていないようだった。

そして、その5人は 「あすなろ会」を結成し、ことあるごとに集まって遊んだ。

そんななか、花火をしていたときに掛居となるみは二人きりになった。すると掛居は突然、 「キスしようか。」と なるみに唇を重ねた。

なるみは「掛居くんにとって千回に一回のキスかもしれないけど、私にとっては、たった一つのキスなんだよ。」と訴えたが、「この一回のキスが?!」と不思議そうにする掛居に腹が立ったなるみは、掛居の頬を張り、そのまま家に帰った。

気まづいまま、掛居と距離を置いたままのなるみだったが、掛居から電話で謝られ許すことにした。その後、掛居に誘われて、掛居が育った町に連れていかれたなるみ。

そこで、父親がいないこと、学費稼ぎにホストクラブで働いていたことを掛居から聞かされた。そして、あの花火のとき、なるみにキスしたかったという掛居に、なるみは、本当の掛居くんのことえをもっと知りたいと答えた。

別れ際に掛居は、「 そのセーターの色やっぱり似合う。入試の時来てただろ?受験番号777番 園田なるみ」と笑った。掛居は、なるみのことを覚えていたのだった。

その夜、晩御飯抜きでバイトをしている掛居のため手作り弁当を届けにいったなるみだったが、そこで砂田トキエ(黒沢あすか)と掛居がキスしているところを目撃してしまう。おまけに、トキエはわざとなるみにぶつかり、弁当を台無しにしたのだった。

そんななか、トキエがなるみのアパートを訪ねてきた。トキエはこれ以上掛居に近づくなと警告し、 「これが、いつも保っちゃんに愛されている体よ。」と一糸まとわぬ体をなるみに見せつけた。

次の日、なるみはトキエが忘れていった下着を、掛居に返し、掛居のことは、もうあきらめることにした。そして松岡の誕生日会でヤケ酒を飲み酔っぱらったなるみは、取手に送ってもらうことになった。

掛居をあきらめたといって涙を拭うなるみに、取手は後ろから抱きしめ(有名なあすなろ抱き) 「俺じゃだめか?好きだ。」と告白した。しかし、なるみは掛居をやっぱり諦めきれず、取手に「付き合えない。」と返事をした。

取手は、ガッカリするも、なるみに掛居にちゃんと自分の気持ちを伝えろとアドバイス。

それを聞いた なるみは、ようやく掛居に「好き」と告白。掛居は自分となるみとの境遇との違いに悩み、返事が出来ないでいたが、なるみを失いたくないと、トキエに別れを告げた

トキエは掛居を奪われたくないと自殺未遂を起こし、あげくに なるみにナイフをチラつかせ「保っちゃんにちょっかい出すな」と脅すが、なるみは「このことは掛居くんに言わないから正々堂々と勝負しよう。」引き下がらなかった。それを見たトキエは、なるみの気持ちの強さを知り、掛居から手を引いた。

そして掛居は改めてなるみに告白し、二人はようやく結ばれた。

掛居と付き合うことになった なるみは嬉しくて仕方がなかった。一方、掛居はなるみのことが大好きだったが、なるみに合わせようと経済的にも精神的にも無理をしてしまう。

さらに、せっかくバイトで貯めた学費も、母親(加賀まりこ)に使い込まれてしまう。それを知ったなるみは松岡に相談し、松岡はこっそり学費を大学に納めた。

しかし、掛居は、なるみや松岡からの好意を素直には受け折れられず、大学を退学した。

松岡は家に帰り、こっそり掛居を隠し撮りした写真を眺めていた。実は、 松岡も同性である掛居のことが好きだった。そして、予備校時代から掛居に片思いしている星香は、松岡の気持ちを知っていた。

お互いに掛居に片思いをしている二人は、心許し合う存在として良き理解者となっていった。

そんななか、なるみは、掛居がなるみとの関係や母親のことでむしゃくしゃして、取手の知り合いの女性と寝たことを知っってしまう。掛居の気持ちが自分から離れてしまうのではないかという不安から、なるみは夜中に「会いたい」といったり無理ばかり言うようになってしまう。

そんな自分に嫌気さすなるみ。そして、苦しくなっていくなるみを見た掛居は「このままじゃ、なるみはダメになってしまう。取手と付き合った方がいいんじゃないか? 別れよう。」と思わず言ってしまう。

その後、なるみは、“もう一度会って話がしたいからクリスマスイヴの日に大学のツリーの下で待っている”という掛居宛ての手紙を松岡に預けた。

松岡は、なるみへの嫉妬心から 掛居には手紙を渡さず、掛居への想いが積り積もって「ずっと好きだった」と告白。しかし、掛居に怯えたような目をされたため自暴自棄になる。星香は、そんな松岡を慰めようと一夜を共にした。

一方、なるみはツリーの前で掛居を待っていたが、手紙を知らない掛居は現れるはずもなく…。そんななか、取手がプレゼントを持って現れる。取手の優し亜に触れたなるみは、取手と交際することにした。

取手となるみがクリスマスイヴに結ばれたことを知った掛居は「そうか…」と微笑み なるみの元から去っていった。

自分が手紙を渡さなかったせいで、掛居となるみの別れが決定的になったことを知った松岡は、そのことに気を取られトラックと衝突事故を起こし亡くなってしまう。

掛居は、学費の東大の受験の日だったが、松岡の危篤を知り試験を途中放棄してしまい不合格になった。

悲しみに暮れる「あすなろ会」のメンバーたち。

そんななか、なるみの気持ちが自分にないこと、なるみが今でも掛居を想っていることを知った取手は、自分からなるみに別れを告げた。そして、松岡の死がキッカケで青年海外協力隊に興味を持った取手は、ケニアへ行くことを決めた。

松岡を愛していた星香は、クリスマスイヴに松岡と寝たことで、松岡の子供を身ごもり、出産のため神戸の実家に戻った。

掛居は、後期試験で京都大学を受験し合格して東京を離れ京都に行くことになった。

そして、なるみは、ずっと大切に持っていたシャープペンシルを掛居に返し、きちんと「さよなら」も言えないまま別れた。

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ここから『あすなろ白書』最終回ネタバレ

大学を卒業して、出版社に入社し社会人になったなるみは、東京に戻り大学教授の助手をしている星香と、その息子の空良と一緒に暮らしていた。

そんななか、京都から就職のため東京に戻った掛居と再会したなるみは、まだ自分が掛居のことが好きだと気づいてしまう。

一方、掛居は大学時代に一度だけ関係を持った手首に傷のある女性・京子と同棲していた。

なるみは、京子から掛居の子供を身ごもっていると聞き、もう掛居とは合わないと約束する。実は、京子は、掛居がなるみに奪われてしまうことを恐れ、妊娠したと嘘をついていたのだった。

それを知った掛居は、自分の中でなるみの存在が大きくなり、京子とは結婚せずに別れを決意。

その後、なるみは、勤めている出版社の社長の秋庭(岩城滉一)にプロポーズをされるが、辞表と別れの手紙を書いて会社を去った。

松岡の命日の日、あすなろ会のメンバーは大学で再会し、掛居はなるみにプロポーズをし、二人は時を経て、再び結ばれた。-END-

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『あすなろ白書』感想

携帯電話がなかったり、服装もやぼったく、時代的な古さはありますが、柴門ふみさん原作で北川悦吏子さん脚本だけあって、ストーリーは今見ても最高におもしろい。

なるみと掛居の仲が、うまくいきそうなところで邪魔者が入り、毎回、やきもきして胸が締め付けられるような展開でした。

それにしても、最初は、野暮ったい掛居くんがなんでこんなに男女からモテるのか不思議でならなかったですが、物語が進むにつれて納得。

そっけない態度をとった後に、急にドキッとする言葉を言ったり、言葉選びや会話の間に、人を惹きつける魅力があるんですよね~。

筒井道隆さんの自然な演技も、掛居くんの朴訥さを良く引き出しています。

それから、めちゃくちゃ優しくて、浮気もしない健気な取手くんの報われなさときたら…。

木村拓哉さんが3枚目を演じたことも新鮮でした。当時は「俺じゃだめか?」からの“あすなろ抱き”が社会現象にもなり、主役を食ってしまうほどの威力がありました。

今ではドラマでLGBTを描くことは珍しくなくなりましたが、当時、西島秀隆さん演じる松岡が掛居の服の匂いを嗅いだり、告白するシーンは衝撃的。

そして、掛居の不良な恋人を演じた黒沢あすかさん。最近でも映画『冷たい熱帯魚』で強烈な女性を演じていますが、本作の演技も素晴らしい。

掛居を純粋に愛すが故に、なるみに牙を向けるトキエでしたが、「フェアに勝負しようと」言うなるみの根性に感服し、自分から身を引く潔さは、切なくもカッコ良い。その後のトキエの幸せを願わずにはいられませんでした。

藤井フミヤさんの歌う「TRUELOVE」も、登場人物たちの恋をドラマチックに盛り上げ、ドラマと共に大ヒットしましたね。

『あすなろ白書』は、友情、恋、友人の死、妊娠、LGBT、経済格差…様々な問題を含んだ内容でしたが、青春時代の危うさや儚さを描いた1990年代ドラマの傑作。定期的に見返すという人が多いのも納得の作品でした。

『あすなろ白書』の動画配信は?

残念ながら『あすなろ白書』の動画配信はされていません。

しかも、レンタルもされていないんですよね。こんな傑作なのに不思議です。

しかし、DVDは販売されていますので、どうしても見たい方はぜひ!


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