木村拓哉(キムタク)出演ドラマランキングトップ10!本当に面白い作品は?

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アイドルとして輝きはじめた90年代から本格的に俳優活動を開始し、令和になった今も“視聴率男”として君臨する“キムタク”こと木村拓哉さんは、これまで、パイロット、検事、シェフ、アイスホッケー選手、総理大臣など多くの役を演じてきました。そこで今回は、木村拓哉さんが出演したドラマの中から、本当に面白い作品をランキング形式でご紹介いたします。

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木村拓哉(キムタク)出演ドラマランキングトップ10

10位「空から降る一憶の星」

放送年 2002年(フジ月9)
最高視聴率 27.0%
主題歌 吉俣良「Resolver」
役どころ コック見習い

木村拓哉さんが珍しく、ダークサイドに堕ちた男を演じたのが2002年に月9で放送された「空から降る一憶の星」。

これまで、明るくて、優しくて、粗野なイケメンのイメージがあった木村さんの新境地ともいえる作品です。

ヒロインは深津絵里さん、その兄に明石家さんまさんがキャスティングされたことでも話題となりました。

ミステリー要素が強く、木村さん演じるコック見習いの男性は、自分に惚れた女性を利用しながらも、邪魔になったら直接手を汚さずに始末する非道な男。

一方で、悲しい過去を背負ったミステリアスな部分もあり、陰のある木村さんの演技が堪能できる作品となっています。

9位「華麗なる一族」

放送年 2007年(TBS系の日曜劇場)
最高視聴率 30.4%
役どころ 財閥の息子

政界にまで影響を及ぼす財閥一族の父子の葛藤と、金融業界の内幕を描いた ドラマ『華麗なる一族』。

「白い巨塔」「大地の子」などで知られる山崎豊子さんの同名小説が原作ということもあり、巨大組織の人間関係、親子の絆、人間の尊厳、などが丁寧いに描かれ、非常に重厚感のある作品となっています。

木村さんは、主人公である財閥の跡取り役で、多くの試練を乗り越えながら夢を全力で追いかける万俵哲平という男を骨太に演じました。

そんな強い意思と哀しみを湛えた鉄平が迎える悲劇的なラストは、涙なしでは見られません。

8位「グランメゾン東京」

放送年 2019年(TBS系の日曜劇場)
最高視聴率 16.4%
主題歌 山下達郎「RECIPE」
役どころ シェフ

40歳後半になった木村さんが、これまでのイケメンキャラを捨て、頑固でウザい感じのオジさんシェフを演じた『グランメゾン東京』。

哀愁漂う渋みのある演技で、令和に突入してもキムタクの存在感は健在。

シェフが仲間たちと力を合わせ三ツ星レストランを目指すというサクセスストーリーは、王道中の王道ですが、唐突なドンデン返しや複雑な伏線などもないので、肩の力を抜いて素直に楽しめる作品です。


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7位「HERO」

放送年 2001年(フジ月9)
最高視聴率 36.8%
主題歌 宇多田ヒカル「Can You Keep A Secret?」
役どころ 検察官

フジテレビの「月9」枠で代表作の一つともいえるのが、木村さんが型破りな検事・久利生公平を演じた『HERO』。

法廷ドラマといえば弁護士を主人公にしたものは多いですが、検事にスポットを当てたというのが新鮮でしたね。

スーツではなくスカジャンやジーンズ姿の久利生は、一見 検事らしくはありませんが、事件に真剣に向き合い真実に迫る姿は、めちゃくちゃカッコよくて痛快です。

何度も共演している松たか子さんとの息もピッタリで、少しだけですが恋愛シーンにも注目です。

6位「若者のすべて」

放送年 1994年(フジ水曜劇場)
最高視聴率 18.3%
主題歌 Mr.Children「Tomorrow never knows」
役どころ 友人を亡くした若者

バブル崩壊直後の殺伐とした90年代を舞台に、若者たちの生き辛さと、もがき苦しむ姿を描いたドラマ『若者のすべて』。

友人を事件に巻き込み植物人間にしてまった罪悪感を抱えた青年を演じた木村さん。

陰ある色気のある役どころで、表情や仕草一つ一つを細やかに演じ、決して手を抜かない姿勢が感じられました

また当時は、ダブル主演だった萩原聖人さんとバチバチの演技合戦をしていたというエピソードもあり、ヒリヒリとした若者の危うさが魅力の作品となっています。

5位「あすなろ白書」

放送年 1993年(フジ月9)
最高視聴率 31.9%
主題歌 藤井フミヤ「TRUE LOVE」
役どころ 大学生

大学生5人組の甘酸っぱい青春を描いた『あすなろ白書』では、当時20歳の木村さんは三枚目の恋敵・取手くんを演じました。

メガネ姿の木村さんがヒロインに「俺じゃだめか?」とバックハグした「あすなろ抱き」も社会現象にもなり、主役を食ってしまうほどの威力がありましたね。

爽やかなキャストではありましたが、友情、恋、友人の死、妊娠、LGBT、経済格差…様々な問題を含んだ内容は衝撃的でした。

4位「眠れる森」

放送年 1998年(フジ木曜10時)
最高視聴率 30.8%
主題歌 竹内まりや「カムフラージュ」
役どころ ライティング技術者

一人の女性が、謎の青年との出会いを機に 封印されていた記憶を徐々に思い出していくというミステリアスなストーリーの『眠れる森』。

一家惨殺の犯人は一体誰なのか?最後まで分からない展開はスリリングで、毎話 楽しみに見ていました。

ストーカーまがいの怪しい男を演じた木村拓哉さんの正体が徐々に明かされる過程や、悲しいラストは今でも印象に残っています。

今のドラマにはない、ミステリアスで重厚感のあるストーリー。中山美穂さんと木村拓哉さんの際立った美しさも魅力の作品です。

3位「ラブジェネレーション」

放送年 1997年(フジ月9)
最高視聴率 32.5%
主題歌 大滝詠一「幸せな結末」
役どころ 広告代理店社員

二流半の広告代理店に勤めるスケベな男と、腰かけOLの等身大の恋愛を描いた『ラブジェネレーション(通称:ラブジェネ)』は、平均視聴率が30.8%を越え、フジテレビ月曜9時枠の最高記録を叩き出しました。

松たか子さん演じるヒロインが木村さんのロン毛をハサミでバッサリ切るシーンや、掲示板での告白シーンなど、二人の軽快でキュンキュンするやりとりは、当時の若者を夢中にさせましたね。

木村さんのモノマネ「ちょ、待てよ」の元ネタが登場する作品でもありますwww。

2位「ビューティフルライフ」

放送年 2000年(TBS系日曜劇場)
最高視聴率 41.3%
主題歌 B’z「今夜月の見える丘に」
役どころ 美容師

腕はあるが伸び悩む美容師と明るく活発な車椅子の女性の切ない恋を描いたドラマ『ビューティフルライフ(Beautiful Life )〜ふたりでいた日々〜』。

本作は「ロンバケ」「ラブジェネ」に続いて木村さん単独主演ドラマの第3弾で、2000年に放送されると、最高視聴率41.3%を記録しました。

何の偏見なく、車いすの女性を一途に愛する木村さんの演技は、どのシーンを切り取っても神がかったカッコよさがありました。

最終回での主人公とヒロインの永遠の別れは、今でも語り継がれる名場面です。

1位「ロングバケーション」

放送年 1996年(フジ月9)
最高視聴率 36.7%
主題歌 久保田利伸 withNaomi Campbell 「LA・LA・LA LOVE SONG」
役どころ ピアニスト

木村さんがピアニストを演じたラブストーリーの金字塔『ロングバケーション』が第1位となりました。

1990年代の「イケてる」を詰め込みんだストーリーは、「ロンバケ現象」と呼ばれ若者を熱狂させました。

キャストは、ヒロインの山口智子さん、竹野内豊さん、松たか子さん、稲森いずみさん、りょうさん、広末涼子さんなど、今なら間違いなく主役を演じるような豪華な俳優さんが顔を揃えていることでも有名です。

木村さんと山口智子さんのアドリブのような掛け合いも面白く「2人はリアルに付き合っているのでは?」と勘違いする人も多くいました。

スーパーボール投げたり、屋上でバスケしたりするシーンや、「三波春夫のみなみで〜す」「キスしよっか」などのセリフは、今でも印象に残っています。

木村さんの繊細な演技やカッコ良さが堪能でき、日本のドラマを語る上で外せない名作となっています。

ぜひ、今の若者にもオススメしたいです。

番外編「教場」

放送年 2020/2021年(フジ正月SP)
最高視聴率 15.0%
役どころ 警察学校の教官

警察学校を舞台に木村さんが冷徹な教官を白髪で演じ、2020年と2021年にフジのスペシャルドラマとして放送された『教場』。

本作で、円熟味を出しつつ抑えたお芝居で「イメージを払拭した圧巻の演技」と称された木村さん。

今までとはまったく違う振り幅で「何をやってもキムタク」という決まり文句を、自らの演技で跳ね返してくれました。

若い世代にも、木村さんのカッコ良さが伝わった作品です。

最後に

数々の作品を高視聴率に導いてきた木村拓哉さんは、平成のドラマ史になくてはならない存在ですが、令和になっても「グランメゾン東京」「BG〜身辺警護人〜」などに出演するなど勢いは衰えていません。今後も木村さんが、どんな役をどのように演じるのか期待したいと思います。

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