『ロングバケーション』キャスト相関図と最終回までのあらすじ

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1990年代の「イケてる」を詰め込んだラブストーリーの金字塔『ロングバケーション』。今回は「ロンバケ現象」と呼ばれ当時の若者を熱狂させたドラマ『ロングバケーション』のキャスト相関図、最終回までのあらすじをご紹介いたします。

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『ロングバケーション』相関図


※無断転載ご遠慮下さい。

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『ロングバケーション』キャスト一覧

瀬名秀俊〈24〉木村拓哉

日本芸術大学を卒業後、大学院入試に失敗したため現在は音楽教室講師で生計を立てているピアニスト。葉山南の元婚約者・朝倉のルームメイトをしていた縁で南と同居することに。シャイな性格。

葉山 南〈31〉山口智子

婚約者の朝倉に捨てられ、朝倉のルームメイトだった瀬名のマンションに転がり込む。モデルで結婚を機に引退する予定が狂い、30歳を超えていることもあってモデルをクビになる。カメラマン杉崎哲也のアシスタントとなる。サバサバした明るい性格。

葉山真二〈24〉竹野内豊

南の弟で氷室ルミ子と付き合っている。根は優しく繊細だが、女グセが悪い。姉の南とは5年間会っていなかったが再会後、雇われオーナー兼バーテンダーとして働く。趣味としてピアノをたしなむ。

小石川桃子稲森いずみ


南の後輩のモデル。南がモデルを辞めてからも仲良し。不思議キャラだが、たまに核心をつく言葉を発する。

奥沢涼子松たか子


日本芸術大学2年で、瀬名の後輩。清楚なお嬢様タイプ。徐々に真二が気になる存在となる。

氷室ルミ子りょう


インテリアデザイナー。真二と同棲中。マイペースな性格。

杉崎 哲也豊原功補

自分の事務所を持つプロカメラマン。アシスタント時代にファンだった南を雇う。誠実でさわやか。バツイチで子どもがいる。南に想いをよせる。

斉藤貴子広末涼子

瀬名の音楽教室の教え子。プライドが高く最初は瀬名に辛辣な言葉を浴びせるが、次第に心を開くように。

佐々木教授森本レオ

日本芸術大学教授。卒業後も瀬名のことを気にかけ、アドバイスをする。

小田島和久津嘉山正種


佐々木教授が瀬名秀俊に紹介した音楽家。

朝倉耕平伊藤芳則

南の婚約者。結婚式の寸前に南の前から姿を消す。瀬名のルームメイトだったがお互いに干渉しない主義で、プライベートのことは、あまり知らない。

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『ロングバケーション』第1話からのあらすじ

第1話「なんだよ! この女」

落ち目のモデル、葉山南は結婚式当日に婚約者が失踪してしまい、そのルームメイトだった冴えないピアニスト、瀬名秀俊とやむを得ず同居することになる。瀬名は、陽気だが時々デリカシーのない発言をする南のペースに生活を乱され、ある日小競り合いを起こす。怒った南が出ていこうとした時、その日が彼女の誕生日だと知った瀬名は、ピアノでハッピーバースデーを弾いて彼女と和解する。

第2話「彼女の涙」

瀬名は自分の才能に自信を持てず、片思い中の後輩の奥沢涼子との恋もなかなか進展せず、ある時酒に酔った南は2人を茶化して彼の機嫌を損ねてしまう。そんな中瀬名宛のハガキで朝倉との婚約破棄が確定したことを知り、彼が戻ってくることにわずかな望みを持っていた南は落ち込んでしまう。そんな南に瀬名は、人生がうまくいかない時は「神様がくれた休暇」だと考えようと提案し励まし、2人はトラブルだらけの同居生活の中で、次第にお互いがかけがえのない存在になっていく。

第3話「彼の純情」

瀬名は涼子から近々行われるコンクールへの参加を勧められるが「今は自分を試す時じゃない気がする」と断り、事務所をクビになった南とそれぞれ焦らず過ごすことに。そんな中上京した南の弟の真二がクラブを開店し、彼女は瀬名に涼子との仲を深めてもらおうとその店に連れて行く。しかし性格的に涼子に積極的にアプローチできない瀬名をよそに真二と彼女が意気投合し、その後真二がタクシーで送っていくと彼女と店を出てしまう。

第4話「君の噂」

真二が涼子の部屋に深夜までいたことを人づてに聞いた瀬名は不安になるが、彼女に直接話を聞いた南から取り越し苦労だったと聞かされ安心する。後日涼子と会った瀬名はキスしようとするが躊躇したため「いくじなし」と言われてしまい、帰宅して落ち込む彼を励ました南は恋を応援することに。南は明日瀬名が自宅で涼子に会って正式に告白すると知った南は自ら涼子役を買って出て予行演習に付き合うが、当日告白の様子をこっそり見た南はどこか寂しさを感じてしまう。

第5話「愛の告白」

告白が功を奏しデートすることになった瀬名は当日涼子と映画を見た後感想を言い合うがあまり共感してもらえずつい彼女に話を合わせてしまう。南は最近知り合ったカメラマンの杉崎哲也からとあるライヴに誘われたことを瀬名に上機嫌で伝えるが、当日会場で涼子と真二が別々で来ているのを目撃する。深夜涼子からの電話で「今から会えませんか?」と言われた瀬名は、南から悪い予感がすると引き止められるが彼女に会いに行ってしまう。

第6話「KISS」

瀬名は涼子から他に好きな人がいることを打ち明けられ気分が沈むが、帰宅後南から瀬名にはピアノがあるから大丈夫と励まされる。面接に落ち続けていた南は杉崎からカメラアシスタントに誘われ、未経験で自信がないため瀬名に意見を聞くととにかくやってみるべきと言われて働きはじめる。涼子の好きな相手が真二と知った瀬名は彼女のために告白の場を作り、その夜話を聞いて「お人好し」と言いながらも慰めてくれた南とその場の雰囲気でキスをする。

第7話「眠れぬ夜」

瀬名と南は昨夜のキスのことでお互い意識し合うが、彼女が杉崎から現像所に届けるよう預かったフィルムを失くしてしまい一日中街を探し回るが見つからない。責任を取って仕事を辞める覚悟で南が事務所に向かうと、杉崎からフィルムを拾って届けてくれた人の話を聞いて胸を撫で下ろす。南は杉崎と翌日の入稿のため夜通しで作業に当たり何とか間に合わせた後、彼から「いつも精一杯な君を見ると切なくなるけど、切ないのは俺が君を好きだから」と告白される。

第8話「別れの朝」

早朝に帰宅した南は直後に忘れ物を届けに来た杉崎に瀬名を紹介するが、密かにルームシェアを解消する時期が来たと感じ始める。瀬名が「音和堂クラシックコンクール」(以下、コンクール)への参加を決意した頃、南は杉崎からバツイチで元妻との間に子供がいることを打ち明けられるがその後も距離を縮め、自身も写真の技術を教わり始める。南は瀬名と最後の夕食を共にするが小競り合いになり、2人で楽しもうと買っておいた花火もできないまま翌朝さよならを告げて部屋を出ていく。

第9話「瀬名の涙」

コンクールを前に新たな指導者から厳しい評価を受けた瀬名は、自身の才能の限界を感じてピアノを弾かなくなり音楽教室のバイトも辞めてしまう。そのことを真二から聞いた南は、瀬名にピアノを辞めないよう説得するが「奇跡でも起こらない限りこれ以上上手く弾けない」と言われてしまう。納得できない南は電子ピアノを買って以前彼が弾いてくれた思い出の曲を一週間猛練習し、つたないながらも彼のために心を込めて弾いて見せる。南の演奏に奇跡を感じ心を打たれた瀬名は、再び彼女から説得されてピアノへの情熱を取り戻す。

第10話「最後の恋」

コンクール予選会当日を迎え、会場で瀬名のピアノ演奏を聴いた南の脳裏に彼と一緒に暮らした日々が駆け巡る。後日予選を突破した瀬名は南に最優秀になったらボストンに行くことを告げ、彼女からは杉崎からプロポーズされたことを告げてお互いにショックを受ける。杉崎からプロポーズの返事を数日間待つと言われていた南は、その後も彼と食事や遊びに出かけるが心の中で何かもやもやしたものを感じる。瀬名が以前南の残して行った花火をアパートの屋上で一人でしていた所、「瀬名とキスしに来た」と彼女が現れ2人で口づけを交わす。

『ロングバケーション』ここから最終回ネタバレ

最終回「神様のくれた結末」

お互いの気持ちを確かめ合った瀬名と南は、その夜結ばれた。

次の日、南は杉崎に「他に好きな人がいるので、結婚できません。」と謝罪した。

そうして、瀬名と恋人になれた南だったが、年下のピアニストという瀬名と自分は釣り合わないのではないかと悩み始める。

一方、瀬名はレコード会社からピアニストとして売り出したいと打診されるが、自分のルックスを含めての評価であることや、に音和堂音楽コンクールには参加しないという条件に納得がいかなかった。

そんななか、真二とうまくいかない涼子の相談に乗っていた瀬名。それを見ていた南は「どんな気持ちで私と寝たの?こんなんだったら友達のままが良かった」と瀬名に言ってしまい、瀬名も「杉咲さんと結婚進んでるんでしょ?そっちこそ、どんな気持ちで俺と寝た?」と責めてしまう。

ついに南は 「勝手にボストンでも行っちゃえば」と言ってしまう。そうして、ささいなことから口喧嘩になった二人の気持ちは、またすれ違ってしまう。

そして、瀬名の元を杉崎が訪れた。杉崎は瀬名に「彼女のことを本気じゃないなら、あきらめてほしい。」と言ったが、瀬名は「 本気です。これから証明します!」と南への思いが本物であると宣言した。

その後、瀬名はピアニストとしてのデビューを断り、音和堂音楽コンクールに出場する覚悟を決め、南に 「長い休みはもう終わりだから」と本選のチケットを手渡した。

コンクールの本選会当日。瀬名は南への想いをピアノの音色に乗せて心を込めて演奏した。客席にいた南は、感動し自然と涙が溢れた。

そして、最高のパフォーマンスをした瀬名は、最優秀賞を受賞しボストン行きを決めた。周囲から祝福される瀬名を見て、南は離れたところから「がんばれ」とそっと呟き、会場を去った。

祝賀会で南の姿がないことに気づいた瀬名は、南を探しに街に出た。やっと南を探し出した瀬名。

そして、瀬名は「南!一緒にボストン行こ。今より絶対に楽しいから。“はい”って言わないとチューするよ。」とプロポーズし、南は「はい」と返事する代わりにキスをした。

一年後にボストンで挙式をすることになった二人。式には桃子、真二、ルリ子、涼子、佐々木教授が参列していたが、時間になっても瀬名と南は姿を現さない。

その頃、遅刻している瀬名と南は、タキシードと花嫁衣裳のまま、楽しそうにボストンの街を駆け抜けたーEND-。

『ラブジェネレーション』最終回までのあらすじキャスト相関図は⇒こちら


『ロングバケーション』感想

キャラクター、ストーリー、音楽、ファッション、インテリア…すべてがエネルギッシュで粋なドラマ『ロングバケーション』。

瞬間最高視聴率は、 43.8%!!当時の若者は、ほとんど『ロンバケ』見てたと言ってもいいくらい、「ロンバケ現象」が巻き起こりました。

さらに、キャストに目を向ければ、木村拓哉、山口智子はもちろん、竹野内豊、松たか子、稲森いずみ、りょう、広末涼子など、今なら間違いなく主役を演じるような俳優さんが顔を揃えています。当時、キャスティングした人は見る目ありすぎ。

サバサバした南と繊細な瀬名。正反対の二人の掛け合いも面白く「2人まじでリアルに付き合ってたんじゃね?」と勘違いしそうになるほど自然。

汚い中華料理屋に入れったり、スーパーボール投げたり、バスケしたり、二人の関係性も羨ましい~。

「三波春夫のみなみで〜す」「キスしよっか」「何をやってもうまくいかないときは、神様がくれた長い休暇だと思って」など印象的なセリフもわんさか出てきます。

ちなみに、ラストの「南!」「瀬名!」と呼び合う素敵なシーンは、二人のアドリブだそう。

冒頭シーンの白無垢で一人で爆走する南と、エンディングでウェディングドレスで瀬名と楽しそうに走る南。この対比もニクイ演出。

これから時代を作っていく木村拓哉と、人気絶頂で表舞台から姿を消す山口智子の共演という巡り合わせの奇跡。

「月曜日はOLが街から消えた」と言われる『ロンバケ』は、何回見返しても飽きないし、日本のドラマを語る上で外せない名作です。

木村拓哉の出演ドラマランキングトップ10は⇒こちら

『あすなろ白書』キャスト相関図と最終回までのあらすじは⇒こちら


『ロングバケーション』の動画をフル視聴する方法は?

残念ながら『ロングバケーション』を配信している動画配信サービスはありません。

しかも、レンタルもされていないんですよね。こんな傑作なのに不思議です。

しかし、DVDは販売されていますので、どうしても見たい方はぜひ!

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