韓国ドラマ『誘拐の日』ネタバレ!最終回の結末と犯人を相関図付きで

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『誘拐の日』は、気弱な男が天才少女を誘拐したことで、思いもよらない陰謀に巻き込まれていくサスペンスです。今回は日本でリメイクもされる韓国ドラマ『誘拐の日』をご紹介します。

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『誘拐の日』あらすじ

1話「誘拐」

娘の病院代を準備するため前妻ヘウンの提案を受け入れ、11歳の少女ロヒを誘拐することにしたミョンジュン。誘拐を実行するべく向かった彼の車に飛び込んできた少女は、まさしくロヒその人だった。気を失ったロヒを家に連れ帰ったミョンジュンは、目覚めたロヒが記憶がないのをいいことにロヒの父親に成りすまして危機を回避し、計画どおりロヒの両親から金を取るために電話をかけるが、連絡がつかない。出展元:Amazon  Prime Video

小児白血病を患う娘・ヒエに骨髄提供者(ドナー)が現れたが、手術を受けるには手術費用と滞納している病院代を支払わなければいけないと知った父・ ミョンジュン

ミョンジュンを父だと思い込んだロヒは、自分がこんなに高度な教育を受けているのに、なぜこんな貧しい家に生まれたのか疑問に思う。

そんななかロヒの両親の腐乱した遺体が自宅で発見され、何者かに命を奪われてたことが分かり、ミョンジュンはパニックになる。

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『誘拐の日』相関図

この物語は、最初はただの身代金目的の誘拐事件だったはずが、被害者の両親が何者かに命を奪われたり、投資家が執拗に少女を狙ったりと、様々な思惑が絡んでいきます。

それにともない登場人物たちの関係も複雑になっていきますので、相関図を参考にあらすじをご覧になって下さい。


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『誘拐の日』最終回までのあらすじと結末

2話「えん罪」

ロヒの両親が殺害され、ミョンジュンは身代金を要求することもロヒを家に帰すこともできなくなる。一方、ミョンジュンが留守の間、1人寝ていたロヒにも脅威の影が忍び寄る。病院長夫妻殺人事件を担当することになった刑事サンユンは、殺害された夫婦の娘ロヒが行方不明になっているという事実を知り、ロヒを連れ去った男のあとを追い始める。出展元:Amazon  Prime Video

警察は事件の前に院長の指示で自宅の防犯カメラがすべて取り外されたことを不可解に思うが、付近の防犯カメラにロヒを連れ去るミョンジュンの姿が映し出されていた。

ロヒを誘拐した男を追う刑事のサンユンは、ミョンジュンが証拠隠滅のために燃やした自家用車と飛ばし携帯を発見。

一方で、院長が娘と二人で国外旅行に行こうとしていたことを知る。

ある夜、屋台で食事をしたロヒはアレルギー反応を起こし、ミョンジュンによって病院に運ばれるが、そこで虐待を疑われ警察に通報されてしまう。

二人はなんとか警察から逃げ出すが、サンユンはロヒを誘拐したのはミョンジュンだと突き止める。

3話「共犯」

ミョンジュンが父親ではなく誘拐犯だと知ったロヒ。ミョンジュンは、家に帰ると言うロヒを警察署に安全に届けてから自首しようと決心する。しかし警察署に入ろうとした瞬間、ロヒの記憶の一部が戻り、ロヒはひどくショックを受ける。一方、行方不明となったロヒを捜すため防犯カメラの映像を見ていたサンユンは、マヌケな誘拐犯にしか見えなかったミョンジュンの隠された過去を知る。出展元:Amazon  Prime Video

ある日ミョンジュンの家に泥棒が入り、ロヒが連れ去られる。

犯人は空き家に忍び込み物を盗んでは売買していた古物商だったが、ミョンジュンは救いだす。

一方で、ファンドマネージャージェイデンの下で働く殺し屋・チェ・ホヨンは、ロヒの行方を追い古物商を拷問する。

その頃、刑事のサンユンはなぜロヒがすすんで誘拐犯と行動を共にするのか不思議に思う。

4話「怪物」

ミョンジュンとロヒは、ミョンジュンの元妻で誘拐をもちかけた張本人であるヘウンの家を訪ねることに。そこでミョンジュンは、誘拐事件は自分が単独で行ったことにして自首する、とヘウンに約束する。そのことを聞いてあきれ返ったロヒがヘウンのあとを追うと、彼女が夫と娘のもとを去るしかなかった秘密を目撃する。一方、ヨンイン市外に逃げた誘拐犯と少女を追ってソウルまで来ることになった刑事サンユンは、粘り強い追跡の果てについにミョンジュンと対峙する。出展元:Amazon  Prime Video

刑事のサンユンは、韓薬品創立者 パク・ギスンの元を訪れ、ロヒの父親チェ・ジンテに20憶ウォンもの大金を投資した件について尋ねた。

サンユンはジンテ院長がどのような研究をしているのか気になった。

そんななかミョンジュンは元妻・ソ・ヘウンHIVに感染していることを知る。(娘には感染していない)

ヘウンは娘がエイズ患者の子どもだと偏見を持たれないように、離婚する道を選んだのだった。

ヘウンは娘の白血病が判明して全国の病院を回っていた頃に“天才児プロジェクト”という研究を耳にし、ジンテ院長がロヒを実験台することで巨額の投資金を集めていたと明かした。

そして実験がうまくいっていると知ったヘウンは、その金を狙って誘拐を企てたのだった。

あるとき、マリーゴールドの花を見て母親のことを思い出したロヒだったが、直後にジンテ院長に莫大な研究費を支給したジェイデンが雇ったチェ・ホヨンに誘拐されてしまい…。

ミンジュンはバイクで追いかけホヨンに追いつき、ケガをしながらもロヒを取り返すが、力尽きて気を失ってしまう。

5話「天才児」

ロヒの父親チェ・ジンテ所有の別荘で目を覚ましたミョンジュンとロヒ。ミョンジュンはそこで“天才児プロジェクト”という名の脳実験について知ることになる。モ・ウンソン博士は実験台であるロヒを守るため、ロヒをミョンジュンから引き離そうとする。 一方、病院長夫婦殺害事件の犯人を捜すため30年前の事件をひも解くことになった刑事サンユンは、当時の目撃者から予想外の名前を耳にする。出展元:Amazon  Prime Video

30年前、無免許医の執刀が原因で難産のうえに亡くなってしまった妻子がいた。

夫は院長のチェ・ドンオクを恨み斬りつけたが、一緒にいた娘にメスが刺さってしまう。

それからどのような和解が成立したかは分からないが、その出来事を事件にしなかった院長はそのまま診療を再開した。

看護師からその話を聞いた刑事のサンユンは、院長には息子しかいないはずだと話すが、看護師は確かに娘だったと答えた。

そして30年前に院長の子どもを刺した男は、ロヒの父親チェ・ジンテ院長の自宅と病院を管理する警備会社社員・パク・チョルンだと判明する。

そんななか、看護婦がもう一つ伝えたいことがあるとサンユンの元を訪れた。

30年前の事件と同じ時期に、病院ではHIVに感染した妊婦があり、犯人のパク・チョルンはHIV妊婦の血が付いたメスで院長の娘を切りつけたという。

刺された少女の名前は、ミョンジュンの元妻・ソ・ヘウンだった。

ヘウンは元々はチェ・ドンオクの養女だったのだ。

そんななかロヒは両親が亡くなった事件の日に警備会社の車があったことを思い出す。

一方ジェイデンの指示でミョンジュンは密航船に乗せられ、ロヒと引き離されることになり…。

6話「交渉」

モ・ウンソンとジェイデンから逃げたロヒは、葦原で再びジェイデンに捕まり、別荘に連れ戻される。意識を失って倒れたミョンジュンは、海の真ん中に浮かぶ密航船の上で目を覚まし、ロヒのもとに戻るため命懸けの戦いを始める。一方、ミョンジュンからロヒが思い出した記憶の一部を聞いたサンユンは、防犯カメラ技師チョロンを追っていた最中に新たな殺人事件が起きたという衝撃的な知らせを聞く。出展元:Amazon  Prime Video

ミョンジュンは密航船の船員ったちの内乱に巻き込まれるが、しぶとく生き残り戻ってきたがサンユンたち警察に捕まってしまう。

チェ・ホヨンは、ミョンジュンを警察から引き離し、再びロヒがいる別荘へ連れ帰る。

そんななかチョロンがヘグァン病院 無免許医師ユン・ジョンドを刺し、現行犯逮捕された。

そしてチョロンは取り調べでロヒの両親殺害を認めた。

チュロンは防犯カメラが取り外された夜に窃盗目的でジンテ院長宅に忍び込むが、金庫のなかは良くわかない資料ばかりだった。

チュロンは引き返そうとするが院長と鉢合わせをし揉み合いとなり、ベッド脇に腹を刺された院長の妻を発見する。

チュロンも院長に首を絞められるが、飾られていた日本刀を彼の腹に突き立てたのだった。

ジェイデンは、ミョンジュンがロヒを海に投げ捨て命を奪ったように見せかけ、ロヒの存在を亡きものにした。

それを知ったロヒは、ミョンジュンにチェ・ジンテ院長の大叔父チェ・ドンジュン側の弁護士に電話をかけさせ300憶ウォンの身代金要求を行った。

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7話「スパイ」

チェ・ジンテ所有の別荘に閉じ込められたミョンジュンとロヒは、もう一度別荘から脱出するため新たな協力者に助けを求める。しかし誘拐犯から電話で交渉を持ちかけられた実験の投資責任者ジェイデンは、こじれていく状況に憤り、ミョンジュンとロヒを脅かす。一方、防犯カメラ技師チョロンの殺人事件に関連してヘウンを取り調べていたサンユンは、30年前から続いてきたチェ・ジンテ院長の実験の核心に一歩近づく。出展元:Amazon  Prime Video

サンユンはヘウンへの取り調べで、養父だったチェ・ジンテ院長は自分の持てる能力を発揮して、娘を救おうとしていたことを知る。

しかしヘウンの病気は治らず、院長のジンテはヘウンの代わりにチェ・ジンテを養子に迎えた。

そしてヘウンは父が人生を賭けて行っていた実験の期待に応えられず離縁されたのだった。

ジンテが行っていた実験は、子どもをモルモットにして脳の機能を増幅させるというもので、成果があがらない子は次々と離縁された。

その後チュロンは罪滅ぼしのためにヘウンに金銭的援助を行っていたが、ヘウンはHIVが再発し自暴自棄になった。

そんなときジンテ院長が亡くなりヘウンは葬儀に出席した際にチュロンと再会したのだった。

ミョンジュンとロヒは、サンユンに連絡をとりジェイデンの部下チェ・ホヨンを逮捕した。

8話「始まりの子供」

ミョンジュンは、ロヒを脅す人々から彼女を守り抜き、平凡な11歳の子供として生きられるようにしてやりたいという一心で刑事サンユンに助けを求める。しかし、ロヒを実験台かつ莫大な資金の投資対象として見ているジェイデンもまた、ロヒを追い続ける。一方、ロヒを心から思いやるおかしな誘拐犯ミョンジュンに心が傾き始めたサンユンは、彼を信じて自首しに来るのを待つが、ミョンジュンは一向に現れない。出展元:Amazon  Prime Video

チェ・ホヨンは刑事サンユンらに逮捕されたが、なぜか翌日に上からの命令で釈放される。

そしてホヨンは、弁護士・チェ・テギュンを刺してロヒを連れ去り、ジェイデンは彼女をロシアに送る準備をする。

9話「少女」

サンユンはミョンジュンとヘウンの複雑にもつれた過去を知り、ヘウンへの疑いを捨てられずにいるが、ミョンジュンを逃がしたという理由で懲戒処分となり、停職になったために捜査に関われなくなってしまう。一方ミョンジュンは、身を隠すために訪れたヘウンの家から、彼女が隠し持っていた怪しい物を発見する。ヘウンを信じていたかった彼の心に1つの疑念がわき起こる。出展元:Amazon  Prime Video

ミョンジュンとヘウンはかつて同じ孤児院におり、同じ日にチェ・ドンオク前院長の家にやってきた。

最初に養子に選ばれたのがミョンジュンだったが、彼とテストをすり替えたヘウンが養子に選ばれたという過去が明らかになった。

一方、ロヒが国外に出されようとしていると知ったジェイデン。

そんななかヘウンはジェイデンに会いいき…。

10話「反撃」

ジェイデンは、ヘウンとの取り引きで受け取った研究資料と共にロヒを海外に送ろうとするが、ロヒは優れた頭脳を生かして危機を脱しようとする。ジェイデンからロヒを救うため孤軍奮闘していたミョンジュンは、停職中にも自分を追い続ける刑事サンユンに助けを求めることになる。出展元:Amazon  Prime Video

ヘウンはジェイデンに院長宅に仕掛けた隠しカメラで、ロヒが身に着けていたペンダントに研究資料のデータが入っていることを匂わせた。

ジェイデンがすぐにペンダントを調べると、確かにUSBが埋め込まれており、鍵を使って開けないとデータが破損することが分かる。

一方、捜査から外されたサンユンはロヒを取り戻そうとするミョンジュンに協力することを決める。

そしてミョンジュンはロヒを取り戻すことに成功し、サンユンに自首するまでもう少し時間が欲しいと頼む。

ジェイデンはヘウンに騙されて金を渡してしまっい必死に追うなか、彼女が国外に逃亡しようと計画していることを知る。

そんななかチェ・ホヨンはジェイデンに薬を飲まされうえに撃たれ亡くなってしまう。

11話「動かぬ証拠」

ミョンジュンはヘウンに対する深まる疑念と、それでも彼女を信じたいという気持ちの間で葛藤していた。そんななか、ジェイデンの勢力に立ち向かうため、誘拐犯と誘拐された子供、そして2人を追う刑事が同盟を組むことになる。彼らの助けでついにロヒは自分の家に戻ることになるが、予想外の招かざる客が現れる。出展元:Amazon  Prime Video

ロヒは誘拐の日のことを思い出すため、ミョンジュンとサンユンに付き添われ事件現場の自宅を訪れる。

一方、ヘウンはジェイデンから唯一ペンダントを開くことが院長のパソコンを盗み出せば、これ以上追わないという取引を持ち掛けられる。

サンユンは、パク・チョルンからユ・ジョンドの命を奪ったのは彼がヘウンがチェ院長と不倫関係にあると言いふらしたことが動機であると明かされる。

サンユンは、事件後にチョルンが妻の保険金で得た5000万円を引きだしヒエの入院代金支払ったのではないかと考えた。

そんななかチェ院長の自宅に誘拐された少女と誘拐犯、そして警察がいるという通報が警察に入る。

ロヒは泣いて抵抗するが、ミョンジュンは逃げることを諦め大人しく逮捕される。

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『誘拐の日』最終回の結末

最終回(12話)「誘拐の日」

警察に逮捕されるミョンジュンを目の当たりにしたロヒは、彼が濡れ衣を着せられるのを阻み、病院長夫婦殺人事件の真相を明かすために刑事サンユンと協力して真犯人を捕まえようとプレッシャーをかけていく。一方、ミョンジュンが警察に捕まったことを知ったヘウンは、ジェイデンとの取引を終え、自由を求めて行動に出る。出展元:Amazon  Prime Video

サンユンはジェイデンを逮捕して重要な証拠であるペンダントとチェ院長のパソコンを押収する。

そしてロヒの記憶から、事件の日にチェ院長の家を出入りしていた女性がヘウンだと特定した。

一方、ジェイデンは弁護士に扮して面会にやって来たチェ・ホヨンの弟にを盛られ亡くなった。

そして警察とミョンジュンが監視カメラで見守るなか、ロヒはヘウンに事件の真相を語る。

ヘウンは自分に行われた実験と苦痛、チェ院長に度々自分が相続するはずだったと強請り、口止め料を手にしていた。

それでもヘウンの恨みは消えず何度も病院に訪れる姿をみた病院関係者は、チェ院長が不倫をしていると思っていた。

そんな噂を逆手に取り、チェ院長は邪魔者である妻とヘウンが喧嘩したように見せかけて同時に殺害しようと計画する。

自宅に呼び出されたヘウンはお金以上の価値がある研究資料を金庫から盗み出そうとするが、院長妻の遺体を見つけ驚き、院長と揉み合った際に日本刀で院長を刺し殺してしまう。

そして現場に現われたチュロンがヘウンの罪をかばうことになった。

その話は想像でしかないと笑うヘウンだったが、ロヒがヘウンの罪をかぶって逮捕されたチュロンやミョンジュンの名を出すと、ヘウンは自分の苦痛は本来ミョンジュンが受けるべきだったと言い放った。

そんなヘウンに、ロヒが自分はもっと長い期間モルモットにされた辛さを語ると、ヘウンはあなたには親の存在や財産があるから違うと告げた。

そして、ヘウンはミョンジュンというまた大切なものを奪ったロヒに対して発狂し、「実験を行う父親を殺してやったことに対して礼を言え」と思わず自白してしまう。

発狂したヘウンは自ら指を傷つけ、HIVに感染した血が付いたそのメスでロヒを斬りつけようとしたところ、そこにミョンジュンが現れる。

ミョンジュンは「 一度もヘウンを憎んだことはない。家族は幸せになって欲しいし、今ではロヒは家族だ」とヘウンを抱きしめた。

事件後サンユンは記者会見で、ロヒの未来を考えてヘウンの動機は院長の財産目当てだったとし、研究について触れることはしなかった。

ロヒは法廷で裁判長に、ミョンジュンの罪がどうすれば軽くなるか尋ね、ミョンジュンに誘拐されていた日々は自由で幸せな時間だったと証言した。

裁判後、ロヒはモ博士に院長が行った実験の結果にヒントとなるメモを手渡した。

帰宅したロヒは、ミョンジュンから預かった孫の手をチェ弁護士から受け取り号泣した。

それからしばらく経ち、ロヒとヒエは姉妹のように一緒の学校に通うことになり、そこでロヒはミョンジュンに言われた通り社会性を身に着けようとするのだった。

一方、モ博士はロヒから手渡されたメモと元にシンガポールの国際学校を訪れ、ロヒと同じ顔をしたの少女と対面する。

そしてエレナと呼ばれた少女は複雑な数式を解き、笑みを浮かべるのだった。

ミステリーサスペンス『怪物』あらすじから結末と相関図は⇒こちら

『誘拐の日』感想

身代金誘拐事件のお話かと思って見始めたら、誘拐された少女の両親が命を奪われ、そこから研究投資やら、天才児プロジェクトやら思いもよらぬ展開になっていく『誘拐の日』。

調べてみたら、原作小説がありました。

子どもを養子にして人体実験を行い、その研究に投資家たちが群がり金儲けを目論む。

内容は結構シリアスですが、大人びたロヒと気弱な誘拐犯ミョンジュンのクスッと笑えるやりとりが一種の息抜きになっていてバランスが良かったです。

ロヒが孫の手でミョンジュンを調教?する姿が面白い。最終話でこの孫の手に泣かされるとは…。

病気の娘を救うはずの手段だったロヒを、次第にもう一人の娘のように大切にしていくミョンジュン。

一方のロヒも家族の愛を知らず育ってきたため、次第に自分を守ってくれるミョンジュンに心を許していく。

そんな二人のシーンには、いつも温かい空気が流れています。

私が気になったのは、殺し屋のチェ・ホヨン。

彼は、上に忠実で冷酷無比なロボットのようなキャラクターですが、時折 ミョンジュンの言葉に反応したり、ロヒを擁護するような行動を見せたりと、少しだけ人間性が垣間見えるのが印象に残りました。

その優しさが仇となってジェイデンに消されてしまうのが敵ながら悲しかったです。

反対にミョンジュンの妻・ヘオンは、最初は子どもを思うがゆえに離婚した悲劇の女性という感じだったのに、実は真犯人だったというキャラクター。

終盤で見せる笑顔はヘビのように不気味で怖かったです。(衣装が毎回オシャレ)

演じたのはキム・シンロクさんでドラマ『怪物』でもクールな役を演じており、演技派の俳優さんです。

他にも、ヘオンを献身的に支える防犯カメラ技師のおじさんや、自身も母親で発達障害の娘を持つモ博士など、主人公以外の人間ドラマも丁寧に描かれているのが素晴らしい。

金、名誉、復讐など大人の嫌な部分が明らかになっていくなかで、血縁が関係ない愛、絆、優しさが浮き彫りになっていく展開にも心動かされました。

そしてラストは、ロヒにソックリな少女の微笑で謎を残して終了。

まだ続きが有り得そうな終わり方だったので、ぜひ続編も制作してほしいです。

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なおこの情報は2025年7月時点のものです。配信が変更、終了している場合もありますので詳しくは公式サイトをご覧ください。

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