ドラマ『セカンドチャンス』最終回までのあらすじとキャスト&相関図

ドラマ『セカンドチャンス』は、パートナー不在の男女が出会い、双方の子どもたちや周囲の反対を乗り越え人生の第二のチャンスをつかむまでを描いたお話です。今回は赤井英和×田中美佐子×堂本剛出演の1995年に放送された『セカンドチャンス』を振り返ります。
『セカンドチャンス』あらすじ
夫を交通事故で亡くし、スーパーマーケットで働きながら女手一つで3人の子供を育てる藤井春子は、夫の職場の好意で住まわせてもらっていた社宅を退去させられることになり路頭に迷ってしまう。
そんななか春子は、勤は妻とは別居して、転職を期に上京大阪から上京して娘の君子と2人暮らしをしている野田勤と出会う。
次第に春子と勤は家族ぐるみの付き合いをしていくなかで互いに好意を抱いていくが…。
『セカンドチャンス』相関図
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『セカンドチャンス』最終回の結末ネタバレ
春子は子どもを育てるために亡き夫の同僚だった山中徹 との結婚を決めるが、式場で勤に連れ去られる。
そして勤への本当の気持ちに気づき、結婚を白紙に戻した。
最初は春子と勤の交際に反対していた子どもたちも、二人の幸せを願い応援する。
そんななか、他の男と駆け落ちした勤の元妻・真知子が現れ、離婚届けを出していなかった勤に、春子は不倫をしていたと感じ憤る。
一方、春子は母親が戻ってきたことを喜び、家族3人で再び生活できることを喜ぶが、ある日 真知子が男と連絡を取っていることに気づく。
春子の三男・昇は、父親代わりだったクマのぬいぐるみを埋め、勤に春子と絶対に結婚して欲しいとお願いする。
そんな昇を見て勤は、春子にもう一度プロポーズをして、春子も受け入れる。
そして勤は上司で仲人を頼んでいた中条から結婚式の代金100万円を借りるが、真知子が持ち逃げをする。
その際に真知子は、君子に大阪で一緒に暮らそうと連れ出すが、東京駅に君子を残して去った。
駆けつけた勤と春子は、2回も母親に捨てられたと泣く君子を抱きしめた。
迎えた結婚式当日。(結婚費用は親友の啓子が貸してくれた)
結婚式には子どもたちはもちろん、春子の亡き夫の母や山中徹も出席し、二人の門出を祝った。
『セカンドチャンス』感想
1990年代は過激なドラマが多かったのですが、そのなかで『セカンドチャンス』は家族愛を描いたハートフルな作品。
パートナーがいない子持ちの中年男女が出会い、双方の子どもたちに反対にあいながらも人生の第二のチャンスをつかむまでを描いたお話です。
このドラマの面白さをアップさせてるのは、やはり田中美佐子さんと赤井英和さんの演技力。
赤井さんは滑舌が悪くタドタドシイ演技なのですが、その素朴さが魅力。
一方の田中美佐子さんは派手さがなく抑制されている演技が上手いので、庶民の日常を演じても違和感がありません。
また赤井英和さんと堂本剛さんは「人間失格」「to Heart」でも共演している安定の配役で、今回は黒田勇樹さんも一緒です。
君子を演じた子役の女の子も上手いですし、主題歌は大ヒットした岡本真夜「Tomorrow」。
現実的にはあり得ない設定ではあるものの、多様化する家族を先取りした作品で面白さは折り紙付きですので、ぜひ見返してみてくださいね。
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